2009年09月26日
「JR東日本カップ2009 第83回 関東大学サッカーリーグ戦」の第15節が、きょう26日(土)・あす27日(日)の2日間にわたって行われる。
1部の対戦カードは、
26日(土)埼スタ第2 11:30 明 大(現在 2位)vs中 大(現在 3位)
26日(土)埼スタ第2 13:50 流経大(現在 1位)vs駒 大(現在 4位)
26日(土)古 河 11:30 法 大(現在10位)vs東海大(現在12位)
26日(土)古 河 13:50 慶 大(現在 5位)vs神 大(現在 9位)
27日(日)古 河 11:30 国士大(現在 7位)vs専 大(現在11位)
27日(日)古 河 13:50 早 大(現在 6位)vs筑波大(現在 8位) である。
注目カードのマッチプレビューは前回の投稿を見ていただくとして、今回は注目プレイヤー「負けない男たち」を紹介しようかと思う。
負けない男たち
空中戦にも試合にもなかなか負けない男たちが、26日(土)に埼スタ第2に集結する。第1試合に出場する中大・新井辰也(4年)は身長188cmの高さを誇り、空中戦の強さでは関東随一。かつ、強さや安定感も兼ね備え、今年のリーグ戦に入って新井が出場した試合で中大は1敗しかしていない。
第2試合に出場する駒大の中山友規(4年)は、今夏のユニバーシアードで日本代表のレギュラーを張った185cmのストッパー。駒大では主将を任されており、不器用だが泥臭く戦い抜くチームの象徴的存在だ。チームは後期開幕から3連勝を飾っており、前期途中から8戦連続で負けなし。試合に負けないチームの中心に、空中戦に負けない中山がいる。
その駒大と対戦する流経大のDF及川準(4年)は正真正銘の負けない男だ。流経大は今年のリーグ戦で1敗しかしていないのだが、その負けを喫した試合に及川は出場しておらず、14節を消化してなお“出場時勝率”は10割。178cmと大柄ではないが滅法ヘディングが強く、エアバトルに関しては、隣にいるU-20日本代表DF山村和也(2年)より上だ。
参考までに、その他のエアバトラー一覧(管理人チョイス)
◇慶大・黄大城(2年、185cm)
ストッパーにも対応する大型左SB。ただし今節は出場停止
◇早大・岡根直哉(3年、188cm)
J1清水強化指定選手。夏場に少し故障したらしく、後期は出場なし
◇駒大・伊藤龍(4年、183cm)…
スピード勝負には弱いがエアバトルには強いストッパー。左足のフィードが意外といい
◇駒大・金正也(3年、183cm)
前期は故障離脱した伊藤の穴を埋める働き。伊藤が復調した秋はMFで出場中
◇神大・佐藤貴則(3年、187cm)
今春、出場した試合でチームはわずか1敗。駒大のド迫力FW三島康平(4年)も抑え込んだ
◇筑波大・作田裕次(4年、182cm)
もともと空中戦に強かったが、今年に入り読みの鋭さや1対1の対応が格段にレベルアップ
◇専大・渡部博文(4年、185cm)
J1柏入り内定選手。空中戦だけでなく、出足の鋭いインターセプトでも魅せる
※どの選手も体を張ることがお仕事なので、負傷も多ければイエローもよくもらいます。たまたま観戦した試合にいない、ということもよくありますので、その際は他の選手に注目してください。
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2009年09月20日
「JR東日本カップ2009 第83回 関東大学サッカーリーグ戦」の第15節が、来週末の26日(土)・27日(日)に行われる。
1部の対戦カードは、
26日(土)埼スタ第2 11:30 明 大(現在 2位)vs中 大(現在 3位)
26日(土)埼スタ第2 13:50 流経大(現在 1位)vs駒 大(現在 4位)
26日(土)古 河 11:30 法 大(現在10位)vs東海大(現在12位)
26日(土)古 河 13:50 慶 大(現在 5位)vs神 大(現在 9位)
27日(日)古 河 11:30 国士大(現在 7位)vs専 大(現在11位)
27日(日)古 河 13:50 早 大(現在 6位)vs筑波大(現在 8位) である。
ここ最近の慣例で、管理人の独断と偏見で注目カードを挙げるとすれば、埼スタ第2の「明大vs中大」と古河の「早大vs筑波大」か。
《明大vs中大》
目下2位の明大と、目下3位の中大の対決は、まさに“流経大追撃権獲得戦”だ。明大は7差、中大は8差をすでに流経大につけられており、この一番に敗れたチームは事実上、優勝の可能性が消えるだろう。
明大は前節、「ボールが前に運べない」(神川明彦監督)というここ最近の課題を解消すべく、エースのMF山田大記(3年)をボランチで起用した。中盤の構成力が高い筑波大に1-0で勝利したこともあり、試合後の神川監督は「山田と小林(裕紀・3年)とのペアは大学最高級」と“ボランチ山田”に手応えを感じていたが、山田のいない前線は迫力に欠けた。
今節の相手である中大は、チーム全員でのハードワークをベースにするチームだが、柴橋浩太(4年)という守備をしないサイドアタッカーが“異分子”として存在する。柴橋と対面するサイドでは2対1の数的優位の局面が頻繁に訪れるため、ここに山田を配せばビッグチャンスが数本は作れると思うのだが……。一方で、質量兼備の高性能センターハーフ永木亮太(3年)を山田で止めたいとの考えもあるはず。試合が始まったとき、山田がどこにいるかがひとつポイントになるかもしれない。
また、実力拮抗の両者だけに、セットプレーが試合を分ける可能性も高い。中大にはリーグ屈指の右足を持つMF村田翔(4年)がおり、彼のCK、FKに長身のDF新井辰也(4年)やFW安柄俊(1年)、ポジショニングのいいFW鈴木寛一(4年)らが合わせるパターンは強力な武器となっている。一方の明大も、ここ3試合中2試合で小林の左CKから貴重な得点をもぎとっており、中大は厳重に警戒せねばならない。
《早大vs筑波大》
現在6位とインカレを狙える位置につける早大だが、チームの状態は右肩下がりだ。後期開幕節は2-0で神大に勝利したが、1点目はPK(それもパスコースがなくてキープしていたら相手DFの足がかかってもらった)、2点目は終了間際、神大がリスクを負って同点を狙いにきたところでのカウンターと「先制点も追加点も完全にラッキー」(中川裕平主将・4年)な勝利。翌節は国士大に0-3で敗れ、前節では降格圏に位置する法大に2失点し引き分けた。
前期は前線に富山貴光(1年)という大型のセンターFWを置いていたが、後期のここまでの3試合は、本来はともにサイドMFの中川翔平、松本怜(ともに4年)をトップに並べている。しかし、ベタ引きしてロングカウンターで彼らの速さを生かすわけでもなく、前からプレスをかけてショートカウンターを発動するでもない。選手からは「つなぎながら相手にスキができたところでトップの速さを生かしたい」との声が出ているが、慶大や専大ほど技術は高くなく、相手がスキを見せる前にボールを失うシーンが目立つ。仕方なく安全なところ、安全なところへ回していると、行きつく先は右DFの野田明弘(3年)なのだが、時間をかけてしまったうえに2トップが軽量級では彼の右足も生きない――と攻撃の手詰まり感は深刻だ。
一方の筑波大は順位こそ下位だが、上位校の慶大、中大からそれぞれ3得点を奪うなど内容は悪くない。「ウチの学生はサッカーじゃなくて頭で入ってくるから、最初からうまい子の数は少ないの。それで、誰が本当に伸びる選手なのかを見極めるのに半年かかるのね。だから、昨年も今年も前期はひどいでしょ。でも、夏場に見極めがついて、そこからは人数を絞るから、秋は連動性もあるし質も高いよね」と風間八宏監督が語れば、主将の大塚翔太(4年)は「昨年はたくさん点が入ってましたけど、最後のところは西川(優大・現岐阜)さん、木島(悠・現清水)さんの力が大きかったですから。質は間違いなく今年が上です」と自信アリのご様子。コンダクターの森谷賢太郎(3年)も「このサッカーを続けていれば間違いない」と語っており、やや迷走気味の早大を倒して反攻モードに入りたいところだ。
ちなみに管理人は.、日曜日に古河に飛ぶ予定です(諸事情により1試合で退散の可能性あり)。土曜日も、どちらかの会場の観客席にいるかもしれません。
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2009年09月14日
「JR東日本カップ2009 第83回 関東大学サッカーリーグ戦」の第14節が、明後日16日(水)に行われる。
今節の1部の対戦カードは、
埼スタ第2 15:30 早 大(現在 6位)vs法 大(現在11位)
埼スタ第2 17:50 流経大(現在 1位)vs国士大(現在 7位)
平 塚 15:30 慶 大(現在 5位)vs東海大(現在12位)
平 塚 17:50 明 大(現在 2位)vs筑波大(現在 8位)
三ツ沢陸上 15:30 駒 大(現在 4位)vs専 大(現在10位)
三ツ沢陸上 17:50 中 大(現在 3位)vs神 大(現在 9位) である。
注目カードを挙げるとすれば、平塚の「明大vs筑波大」と三ツ沢の「駒大vs専大」か。
《明大vs筑波大》
明大は先週末の専大戦、ラスト1プレーでFW山本紘之(3年)が劇的な決勝ゴール。後期開幕節の東海大戦では気迫の感じられないプレーで格下相手に引き分けたが、若いチームだけにひとつの勝利で波に乗る可能性は十分。今節、実力校の筑波大をたたけば、前期序盤から中盤のような快進撃に入るかもしれない。
筑波大は前期を10位で折り返したが、後期はここまで1勝1分と好スタートを切った。前節の中大戦で、1人少ない相手に3-0から追いつかれたように防御力は相変わらず低いが、慶大、中大という上位校から3点ずつ奪った攻撃力は魅力だ。前期は裏抜けばかりだった1年生のセンターFW瀬沼優司が夏場にぐっと成長し、ポストプレーありスペースメイキングありドリブル突破ありの万能型FWに成長中。故障が癒えた大塚翔太主将(4年)がセカンドトップとしてその後方でつかまえづらい動きをしている。
大塚の完全復調を受け、前期は1ップ下での起用が多かった小澤司(3年)は昨季に務めた右サイドに再コンバート。「真ん中も楽しいけど、サイドには中を向いて自由に仕掛けられる楽しさがある」と語る小さなナンバー10は、2試合で3得点と出色のパフォーマンスを見せている。
どちらも中盤をすっ飛ばすようなサッカーはしないため、この試合のキーマンは、両チームの司令塔か。明大は小林裕紀(3年)、筑波大は森谷賢太郎(3年)。この2人のゲームメイクに注目だ。
《駒大vs専大》
駒大は後期開幕節で国士大を4-1で粉砕すると、前節も堅守の神大を1-0で打破した。本来はボールを奪った瞬間、前線に蹴りこむようなチームだが、ド迫力2トップの三島康平(4年)、棗佑喜(3年)を故障で欠いたことで普段より若干つなぎの意識が増しており、それが吉と出ている感じだ。また、前期を全休した10番の山崎健太(4年)がこの後期は2戦連続で先発を飾り、2得点2アシストと絶好調だ。守備面も、180cm超の中山友規、伊藤龍(ともに4年)のセンターバックの前に、これまた180cm超の笠井雄太と金正也(ともに3年)がそびえており、この2つの山を越すのは攻撃力のあるチームでも難しいだろう。
専大は前期を最下位で折り返したが、後期開幕節で前期無敗の流経大を3-1で倒した。MF関根雄太、FW神村奨(ともに3年)ら主力の復調とMF町田也真人、FW石井佑季(ともに2年)ら若手の成長で華麗な攻撃サッカーがよみがえり、後半はシュート練習のように王者を一方的に攻め続けた。
ただ、経験の少なさと選手層の薄さにより、いい試合を続けることができないのがこのチーム弱さ。中3日で挑んだ翌明大戦では、流経大戦でヒザを痛めた関根を強行出場させたが、やはり踏ん張りが利かす45分でベンチに下がる羽目に。圧倒的に攻めた時間帯に得点が奪えず、次第に運動量が落ちた後半は明大の波状攻撃にさらされ、最後はラスト1プレーで決勝ゴールを奪われた。このあたりの勝負弱さを改善しない限り、降格圏脱出はできても大逆転のインカレ出場はないだろう。
プレースタイルが対照的な両校だけに、攻める専大vsはね返す駒大の構図で進むだろう。専大の2列目に並ぶ体重50㌔台のファンタジスタ、MF小幡純平(3年)と町田が、駒大のダブルボランチにつぶされてしまうのか、あるいはかいくぐれるかが勝負の分かれ目になりそうだ。
また、セットプレーもキーになるだろう。専大はフィールドプレーヤーに180cm超が2人しかいないのに対し、駒大は中山、伊藤、笠井、金、右DF酒井隆介、FW佐藤佳成と6人が180cm超。三島や棗がこの試合に間に合うようだと、さらにその人数は増える。専大はCKやゴール近くでのFKを極力与えたくないところだ。駒大はファウルも辞さない厳しいディフェンスを敢行するが、専大には左の藤本修司(3年)、右の小幡となかなかのキッカーがいる。直接狙えるような位置でのFKは与えないほうが賢明だ。
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2009年09月14日
【NECレッドロケッツ】
杉山祥子、内藤香菜子、井野亜季子といったベテラン勢や移籍組がベンチ入りしなかった点は他チームも同じだが、このチームが徹底しているのは、ベンチ入りした選手の中でも経験の少ない選手から試合に出したこと。秋山美幸、内田暁子らレギュラークラスが時間限定だった一方で、新人の八幡美樹、松浦寛子はほぼフル出場だ。
おかげで昨日はチャレンジリーグ(2部)のKUROBEに1セットを先取され、きょうは久光製薬にストレート負けを喫した。リーグの開幕が近づいてきているだけに、いつまでもオープン戦モードなのはいかがなものか、と思わぬでもないが、ここで思い出されるのは昨年の年末の皇后杯からの流れ。高橋みゆき、成田郁久美といった大御所級は“お休み”させ、杉山祥子、秋山らレギュラー級もスタメンから外して(要するにきょうのようなメンバーで)皇后杯に挑んだチームは、ファイナルラウンド1回戦で嘉悦大学にアップセットを食らい、敗退する。シーズンの途中(皇后杯は1レグと2レグの間に行われる)にこんなメンバーでこんな試合をしなくとも、とそのときは思ったが、なぜかチームは2レグで快走したのだ。
リーグ戦にはガッツリとメンバーをかためて挑むが、それ以外のトーナメント等は若手の成長の機会――。このチームはこういうスタンスなのかもしれない。
試合内容についての言及がJTに比べて少ないのは……
貼っても貼っても落ちてくる横断幕にWサオリ(有田沙織と高崎紗緒梨)が苦戦しており、有田沙織の大ファンでもある私は、試合そっちのけでこちらを見ていた(しまいには手伝った)のである。
大人の男の人でも届かないところに手が届いていたWサオリ。どちらもケガが多いが、その高さを今度は試合で見せてほしい。
同じ頃、逆サイドではJTの西山慶樹が苦戦中。
【久光製薬スプリングス】
狩野舞子、石田瑞穂、佐野優子が全日本でおらず、ベテランの先野久美子、大村加奈子、狩野美雪、小山修加が不出場だったが、完成度の高さを他チームに見せつけた。
大卒3年目の平井香菜子は、この大会の主将も任され、この日のNEC戦ではスパイク決定率が66%を記録。観客席からは「“サマーレベル”じゃない」等の声も聞こえており、先野と大村が加わってもセンターの一角を占めそうだ。高卒2年目のリベロ座安琴希は、脚力を生かしてボールを次々と拾い、大会のMVPに選出された。同級生で同ポジションの井上琴絵(JT)が全日本入りを果たしたが、この大会を見る限り、この座安が井上に劣っている感じはしない。
座安と同期の石井美樹も好パフォーマンスを見せた。レシーブがいい選手なのだが、単に落とさないだけでなく、一定のリズムでセッターにボールを返せる。サーブレシーブの安定感はすでに国内屈指であり。ブロックフォローやつなぎのプレーも堅実だ。筒井視穂子の守備とサーブも好印象を受けた。
このままのメンバーでも、戦力低下のパイオニアや穴の大きいJTには勝てるだろう。さらに先述の狩野舞、佐野らが戻ってくるのだから、これは打倒東レの一番手になりそうだ。
試合後の記念撮影。監督が代わり、選手が大幅に入れ替わったため、もう少しギクシャクしていると予想していたが、仲のよさそうなチームだ。おそらく、先野、大村、原桂子ら百戦錬磨のベテランたちが明るいキャラクターであるのが大きいだろう。
手前の①が石井。まだ19歳だが、ベテランのような落ち着いたプレーをする。右の②古藤千鶴も、はやくもチームになじんでいた。
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2009年09月13日
バレーボールの「2009V・サマーリーグ〈決勝リーグ〉」を観戦しに、藤沢まで行ってきた。
最近は学校のサークル「ジャナスポ」での関東大学サッカーの取材活動が多く、きょうは観戦を楽しもうと思って行ったため、特にメモ等は取っていないのだが、チーム別にちょこちょこと気付いたことを書いておこうと思う。チーム別といっても、この決勝に進出したチームのうち、選手の名前等をきちんと把握しているのは女子のJT、NEC、久光製薬の3チームであるから、その3チームぶんしか書けないのであるが。
【JTマーヴェラス】
この日はチャレンジリーグ(2部)のKUBOBEアクアフェアリーズとの対決であり、ストレートで勝つには勝ったのだが、内容が悪すぎる。とにかくミスが多く、サーブミスが西山由樹の5本を筆頭にチームで10本を数えるなど、自らのミスで1セットぶんに相当する26点をKUBOBEに与えてしまった。
ここまでミスが多いとなると、これは意識の問題ではなくスキルの問題である。“しっかりやらなきゃ(=しっかりやればできるんだ)”と当人たちは思っているかもしれないが、しっかりできなくなってしまっているのではないか。サーブレシーブにしても、2段トスにしても、JTの中堅選手より2試合目の久光の若い選手(石井美樹、座安琴希あたり)のほうが丁寧で、上手だった。
特に気になるのは、レシーブの際にボールに対して身体がクッションになっていない点だ。もう一歩、足が動けば――あるいは、もう少し腰を落とせば――身体でボールの勢いを受け止めることができ、優しく易しいボールをセッターに返すことができるのだが、最後のところを手だけで行ってしまう。だから、ちょっと強かったりちょっと不規則だったりするボールには簡単にはじかれるし、偶然セッターに返ってもリズムが優しくない。久光の石井あたりは、つねに同じリズムでセッターに返すことができるのだが。
あと、相手が格下チームだったからかもしれないが、このチームは相手を見てバレーボールをやっていない。夏場に練習してきたことを実戦の中で出したいのか、どこに上げるか決めていたようなトスアップが遠藤りつこも河合由貴も多いし、どこに打つか決めていたようなアタックが位田愛も川原麻実も多い。プレーの判断基準が、「この状況で何がベストか」ではなく、「自分が何を出したいか」になっているのだ。竹下佳江やキム・ヨンギョンといった全日本組・移籍組が合流すればタレント力は上がるが、きょうのような“決め打ちバレー”では、戦力拮抗のリーグ戦で白星を重ねるのは難しいだろう。
竹下、ヨンギョン、谷口雅美、山本愛、坂下麻衣子を欠いてはいるが、同様に全日本組とベテランが不在だった久光は上質のプレーを見せていた。このメンバーであの内容はさびしい。
小酒翔子(手前)と遠藤(奥)。小酒は井上琴絵を差し置いてリベロで出場したが、これといったアピールはできなかった。遠藤は大会の敢闘賞を獲得。昨日のプレーを見ていないためなんとも言えないが、昨年に比べるとフィジカルコンディションもよさそうで、気持ちも吹っ切れている感がある。
高木理江(⑧)と位田(⑮)。きょうは対角を組んだが、ヨンギョンと谷口が加われば、アウトサイドの残り1枠を2人で競う格好になるだろう。JTは、センターやオポジットの選手のレシーブの能力や意識が東レのようには高くないため、守備的なアウトサイドの選手が崩れると致命傷になる。この2人の頑張りが大切だ。
かなり長くなってしまったので、ここで一度投稿して、NECと久光については次の記事で書こうと思う。
posted by Pooh |22:00 |
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2009年09月05日
きょう5日(土)のリーグ戦開幕にむけて、関東大学サッカー連盟オフィシャルサイトの「チームデータ」コーナーが、秋への移行を終えた。「秋の準備①」で紹介した流通経済大学、明治大学、慶應義塾大学以外の9校を駆け足で紹介しようと思う。
国士舘大学では、春に背番号34でレギュラーを張った1年生司令塔・佐藤優平が12番になった。春は故障等で出場時間が多くなかったMF伊東俊、小島暢明(ともに4年)が復調してもレギュラーの座を守れるか、注目である。気になるのは、春に適任者不在の右サイドバックに起用され見事に適応したMF大竹隆人(3年)が30番までにいないことである。どのポジションで起用するかはともかく、チームの中心選手のひとりなので、長期欠場となれば痛い。
筑波大学は、春に追加登録でそこそこ活躍した選手の背番号を20番台にした程度で、大きく変化なし。レギュラーナンバーをもらいながら故障等で前期をほぼ全休したDF原田圭輔(3年)、MF古山賢人(4年)らの復調が何よりの戦力アップだ。中央大学、専修大学、早稲田大学も大きな変化はない。
法政大学は、前期の終盤に2トップを張った深町伸太朗(2年)、阿部拓馬(4年)の背番号がそれぞれ9、10になった。春に故障で不振だった永露大輔(4年)は10から11に。この深町、阿部、永露の3人が揃って健康体ならば、前線はかなり迫力が出るはず。春に1年生ながら主力として起用されたDF松永亮平、MF米田賢生ら1年生の背番号も若くなった。それにしても、下位に沈んでいるとはいえ、春にそこそこ使われたFW永村知哉(3年)あたりが30番にも入らないあたりはさすがの選手層だ。
駒沢大学は春に中盤の核となった笠井雄太(3年)が13から8へ、故障で春を棒に振った山崎健太(4年)が10をつける。技巧派の山崎は、デカいFWと小さいドリブラーが大半の前線にあって、攻めに変化をつけられる貴重な選手(と聞いている)。つねにスタメンで使うのか、金久保彩(3年)あたりとのターンオーバーになるのかは分からないが、ラストシーズンのプレーが楽しみだ。
神奈川大学は、鉄板DF伊池翔吾(4年)の背番号が4になった。この春、伊池とDF佐藤貴則(3年)、MF内村淳、吉田一樹(4年)の4人でセンターラインを固めた試合は、7戦負けなし、うち6試合が無失点と鉄壁だった。後期もその堅守で上位校を苦しめることだろう。
東海大学は前期開幕戦で負傷したエース井上和馬(2年)が30番までにいない。春は決定力不足に泣いただけに、後期も井上不在となれば降格が現実味を帯びてくる。以上、駆け足ながら終了。
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2009年09月04日
東都大学野球の秋季リーグ戦が、あす5日(土)に開幕する。今春に戦前の専修大学以来の5連覇を達成した東洋大学の黄金時代は続くのか、はたまだどこかが止めるのか。各大学の注目ポイントを挙げたい。
【東洋大学】“ヨンフレッチェ”にルーキーが食い込むか
主将で捕手の大野奨太(現日本ハム)、エースの上野大樹(現ロッテ)、4番の十九浦拓哉(現セガサミー)ら黄金世代が卒業し戦力ダウンが懸念された今春も、終わってみれば優勝。流れが悪くても勝ちきる勝負強さは健在であり、今秋も優勝争いの中心的存在になるだろう。
注目は、大型ルーキーの佐藤翔太(東洋大姫路)が、乾真大(3年・東洋大姫路)、鹿沼圭佑(3年・桐生一)、内山拓哉(2年・浦和学院)、藤岡貴大(2年・桐生一)の4本柱に食い込めるかどうか。乾が1回戦に先発、藤岡が2回戦に先発、鹿沼と内山がリリーフにスタンバイという形は非常に強固で、この春は4人で11試合103イニングをカバーしてしまった。
戦力拮抗の戦国東都では、大差のついた試合での“お試しデビュー”も可能性は低く、実力で割って入るしかない。亜細亜大学・東浜巨(沖縄尚学)、青山学院大学・福島由登(大阪桐蔭)と昨年の甲子園を沸かせた右腕がはやくも活躍しているだけに、佐藤の姿も神宮で見たいものだ。
【青山学院大学】“日替わり固定打線”でどこまで点を取れるか
青学大の打線はいわば、“日替わり固定打線”だ。前日は4番を打っていた選手が下位に回るなど打順は流動的だが、打順が動くだけで顔ぶれは変わらない。よほどのことがない限り、先発の可能性があるのは10人(加守田隆介=4年・青森山田、小池翔大=3年・常総学院、長島一成=4年・修徳、木野学=2年・PL学園、丸山貴司=2年・大阪桐蔭、篠塚宜政=2年・桐蔭学園、政野寛明=2年・桐光学園、下水流昴=3年・横浜、広滝航=3年・清峰、奥平聡一郎=3年・PL学園)だけだ。
面白いのは、この10人の中には一塁と三塁を守る長島、内野ならどこでもございの丸山、内外野に対応可能な広滝、DHだが捕手もできる加守田などマルチロールが多く、広滝や下水流などは何番でも打てるため、誰を外すことも可能な点だ。また、昨春あたりから同じメンバーでやってきているため、誰をどう並べても打者と走者の間で連係が効く。日替わり打線の競争意識や流動性と、固定打線の連係の良さを持ち合わせている“日替わり固定打線”で、東都の好投手に立ち向かう。
【亜細亜大学】 ツートップに誰を据えるか
春は3番の中田亮二(4年・明徳義塾)が打率.357、4番の中原恵司(4年、武蔵工大二)が3本塁打、5番の加嶋健志郎(3年、新田)が打率.375と中軸は揃って結果を出したが、1、2番の石井大輔(4年、成立学園)、小野紘明(3年、中京)がともに打率2割前後と精彩を欠いた。石井、小野ともに実力者だけに、この2人が本調子なら何も変える必要はないが、春のような状態のときに誰を据えるかがカギになる。
候補としては、春は下位を打った左打ちの捕手、下舘大輔(2年、一関学院)を推す。打率は決して高くないが、セーフティバントを試みたり、球数を投げさせてみたり、凡打の内容に捕手らしい嫌らしさがある。脚力もそこそこあり、2番にハマれば面白いかもしれない。週ベ増刊号の2009秋季リーグ展望号では「1番・中田案」があると紹介されているが、それをすると3番に加嶋を上げ、さらに「1番・中田」を生かすべく8番あたりに石井を置かざるを得ず、5~6番あたりが非常に手薄になる。田中一徳(3年・日大三)、本間篤史(3年・駒大苫小牧)、酒井嵩裕(1年・常葉菊川)あたりが覚醒しないと難しいだろう。
【中央大学】鮫島の出来次第
このチームは、基本的に打てない。2部で優勝した08年春も勝ちゲームの大半は守り勝ちで、さほど打てていなかった。そこからレベルの高い1部に上がってきて、ポイントゲッターの堀太樹(現三菱重工長崎)が卒業し、チャンスメイカーの土居慎司(3年・今治西)がケガで長期離脱したのだから、なおさら打てない。勝ちパターンはロースコアに限られる。
幸いにも、投手陣には他大学がうらやむような本格派が揃う。大学野球界の顔の一人でもある澤村拓一(3年・佐野日大)、キレでは澤村を上回り二枚看板を形成する山崎雄飛(3年・芝浦工大)、昨春の入れ替え戦でルーキーながら無安打無得点を達成した渡邊洋平(2年、日大東北)、195cmの長身から投げおろす中村尚史(4年、武蔵工大付)、春に救援で10イニング無失点の上松英一郎(3年・酒田南)、さらに鍵谷陽平(1年・北海)も台頭してきた。
となれば、キーマンは捕手の鮫島哲新(3年・鹿児島工)だ。この投手陣を操り、失点を0にできるか。東洋大・佐藤貴穂(3年・春日部共栄)、青学大・小池という2人の同級生捕手に大学ジャパンの正妻の座争いで負けた悔しさを晴らす活躍を期待したいところだ。まだ、5番打者としても、4番の井上晴哉(2年、崇徳)が他大学に勝負してもらえるために奮起が必要だ。
【国学院大学】とことん、相手の嫌がる野球を
春は打率も得点数もリーグ最下位であり、中大以上に打てない。ここも投手陣はそこそこ失点が計算が立つため、スモールボールを展開するのがベストだろう。春も渡邉貴美男(3年・文星芸大付)、澤田昇吾(3年・金沢)、辻寛人(4年・駒大苫小牧)ら“うるさ型”の選手を並べてスモールボールをしたが、中軸には一発長打の選手を置いてしまうなど徹底度がまだ足りない。坂井貴大(1年、日大鶴ヶ丘)のように脚があって小回りの利く選手は少々力不足でも積極的に使い、とにかく相手の嫌がることをしていく必要がある。
投手陣も、彗星のように現れた高木京介(2年・星稜)、春に安定感のある粘り強い投球を見せた奥村和久(3年・旭川大)と埜口卓哉(3年・つくば秀英)、エース格の村松伸哉(3年・光星学院)と左右2枚ずつ揃えるが、2試合に分けるのではなく一戦必勝で4枚を総スタンバイしていくことになるだろう。
【立正大学】2番ショートは誰
黒葛原祥(4年・横浜)、神野達哉(4年・埼玉栄)、近藤亮介(4年・大宮西)、赤堀大智(4年・掛川西)、越前一樹(3年・横浜)……と経験のある選手を並べていくと、2番・ショートが最後に空く。春は早見龍成(3年・平塚学園)でスタートし、中盤は長谷川秀樹(1年・青森山田)、終盤は高橋翔也(1年・日大三)がショートを務め、このうち高橋は3割代後半の打率を残したが、どの選手も守備の安定感に欠いた。
この秋は上地俊樹(1年・浦添商)が背番号をゲットしており、彼があの広い守備範囲を生かしてショートに収まれば、黒葛原との1・2番コンビ、二遊間コンビはチームのひとつのウリになる。先に実績を残した長谷川、高橋を差し置いてスタメンに定着できるか注目だ。
posted by Pooh |23:02 |
大学野球2009 |
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2009年09月03日
「JR東日本カップ2009 第83回 関東大学サッカーリーグ戦」の後期リーグが、今週末に開幕する。
' 第1節の日程は、
5日(土) 駒沢陸上 11:30 慶 大(前期 4位)vs筑波大(前期 9位)
5日(土) 駒沢陸上 13:50 明 大(前期 2位)vs東海大(前期11位)
5日(土) 埼スタ第2 11:30 駒 大(前期 6位)vs国士大(前期 7位)
5日(土) 埼スタ第2 13:50 中 大(前期 3位)vs法 大(前期10位)
7日(月) 熊谷陸上 11:30 早 大(前期 5位)vs神 大(前期 8位)
7日(月) 熊谷陸上 13:50 流経大(前期 1位)vs専 大(前期12位)'
どのカードも興味深いが、特に注目すべきカードを挙げるとするなら、「慶大vs筑波大」と「駒大vs国士大」か。
慶大と筑波大は、細かな違いはあるが、パスをつなぐ攻撃サッカーを標榜する点で似ている。フォーメーションもともに中盤を厚くした4-5-1(慶大は4-2-3-1、筑波大は4-1-4-1)だ。
サッカーのスタイルが似ており、布陣もガチンコになるだけに、パフォーマンスが高いほうが勝利をつかみそうだ。双方のストロングポイントである中盤センター(慶大は中町公祐=4年、織茂敦=4年、河井陽介=2年で決まりだろう。筑波大は森谷賢太郎=3年、小澤司=3年はほぼ確定、残る1人は須藤壮史=3年もしくは古山賢人=4年が有力だ)で主導権争いに注目だ。
駒大と国士大は、両チームの左サイドハーフのパフォーマンスがポイントになる。駒大は、崩しの切り札でありながら故障で前期を棒に振ったMF山崎健太(4年)が夏に戦線復帰し、総理大臣杯でも先発に名を連ねた。前期を6位と好位置につけて終えたチームの“プラスα”となれるか。
国士大は、春に戦線復帰と離脱を繰り返した関東屈指のテクニシャン伊東俊(4年)がここに入るだろう。優勝候補でありながら前期は低迷したが、インカレ出場権を得られる4位との勝ち点差はわずか3。伊東をはじめ主力選手が本来のプレーをつねに見せることができれば、十分に追い上げ可能だ。
ちなみに管理人は、5日に駒沢、7日に熊谷に行く予定です。関東大学サッカーの情報は、日本ジャーナリスト専門学校WEBスポーツ紙「ジャナスポ」でどうぞ。
posted by Pooh |14:51 |
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