2009年07月29日
28日(火)、神宮球場でプロ野球を観戦してきた。カードはヤクルトvs広島(18時プレイボール)。
ちなみにスタメンはこんな感じ。
[先攻・広島]
(4)東出
(8)赤松
(9)天谷
(3)栗原
(5)マクレーン
(7)フィリップス
(6)梵
(2)石原
(1)前田健
いかにも広島らしい、東出系と新井系が半々の打線。正統派の中距離打者はいない。東出系は守備走塁、新井系は長打力で貢献といきたいところだが、マクレーンもフィリップスもたいして打たない。特にフィリップスは、守備面でのマイナスをチャラにするだけの打棒を発揮できておらず、これなら廣瀬と末永の両中距離打者をプラトーンで使う方がおもしろい。梵や石原の打率もひどいが、センターラインは簡単にはいじりたくはないだろう。
[後攻・ヤクルト]
(8)青木
(4)田中浩
(7)福地
(3)デントナ
(9)ガイエル
(5)宮本
(2)相川
(6)川島慶
(1)石川
非常にいい打線だと思う。メンバーはとりたてて素晴らしいと思わないが、並びがいい。
1番は俊足好打、2番は自己犠牲の権化、クリーンナップはスラッガー、6・7番は一発長打、下位は安パイ…そんな分かりやすい打線のほうが見ていてスカッとはするかもしれないが、その手の打線でシーズンを勝ち抜くのは難しい。打線というのは文字通り線であるから、誰が監督でどう並べても勝てるようなメンツでない限りは、どこから始まっても攻撃が形になる――つまり、「出る→つなぐ→返す」形ができる――のが好ましいわけで、この打線はそれができる。
1番に3番も打てる青木、3番に1・2番タイプの福地、5番に一発屋のようで選球眼と走力があるガイエル、6番に2番も打てる宮本、7番に捕手にしては打撃のいい相川、8番に1番も打てる川島が配置されており、「出る→つなぐ→返す」形が1~4番以外に、2~4(5)番、5~7番、8~1番にもある“循環する打線”だ。どこからでも点がとれるし、誰か1人にとんでもない負担がかかったりもしない。青木が4タコ、5タコでも、隠れ1番があと2、3人いるわけだから。このあたりが強さの秘訣だと思う。
さて、スタメンについてここまだクドクドと語ったのは、諸事情により5回までしか試合を観戦できなかったからである。それにしても、平日のビジターにこれだけのファンが集まるとは、広島は熱い。夢熱く燃やせ心弾ませて~緑の芝生を走れ!東出♪
佐賀に7年住んだ者にとって、緒方や末永が在籍しており、かつては河野や兵動や若林もいた広島は、なんとなく応援したくなるチームである。石原の手当に実松、フィリップスのところに迎、代走の切り札に野中信吾、左の代打に佐藤吉宏なんていかがだろうか。そうそうそうそう、そういえば確か、この人も佐賀で、元広島だ。
それでは、いつになるか分からない第3回をお楽しみに。
posted by Kentaro Suzuki |00:54 |
プロ野球・野球日本代表 |
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2009年07月20日
18日(土)、生まれて初めてJ1の試合を観戦してきた。カードは横浜F・マリノスvsアルビレックス新潟(日産スタジアム、19:04キックオフ)。
ちなみにスタメンはこんな感じ。
[マリノス↓]
飯倉
天野 栗原 中澤 田中
小椋 松田
水沼 山瀬 兵藤
渡辺
坂田と狩野が外れ、水沼と小椋が入った。以前にテレビで見たときは4-3-3に近かったと思うが、この日は4-2-3-1だった。2列目の3人の並びはあくまでも初期設定で、流れの中でポジションは激しく入れ替わる。田中の出場停止で前節先発した天野が、この試合も引き続き右サイドバックで先発。春先は丁東浩がこのポジションによく入っていたが、現在の評価は天野が上らしい。出停明けの田中は、入れ替わるように出停となった小宮山のところに入った。
ペドロ 大島 矢野
松下 酒井
本間
中野 永田 千葉 内田
北野
[アルビ↑]
試合開始5分、マイ観戦ノートに「4-4-3」と書き、ひとりで勝手に驚く。よくよく数え直すと、どうやら矢野を中盤とトップで2回数えていたらしい、というのは冗談、ではない。マルシオ・リシャルデスと千代反田が累積警告で出場停止も、布陣はいつも通りの4-3-3。酒井と千葉がそれぞれマルシオと千代反田のところにそのまま入った。マルシオがケガか何かで不在だった4月の京都戦では松尾がバックに入って内田が中盤に入ったが、この日の内田は本来の右にいた。
ここまでスタメンについて詳しく書いたのはわけがある。その後はアウェーとは思えぬ新潟サポーターの応援に目と心を奪われて、ほとんど試合を見ていないのである。
アウェーでこれだけの質と量なのだから、ホームでは……と考えると、夏休み中にでもビッグスワンに行きたくなる。俺たちのオオシ~オーオーゲットゴール♪
一応、試合について書いておくと、新潟が前半に矢野のゴールで先制するも、後半開始直後に投入されたばかりの坂田が同点弾をあげる。その後は両者決め手を欠き、1-1のドローに終わった。
新潟は後半、完全に足が止まった。マルシオ不在に加えて松下が不調のため中盤でボールを失うことが多く、失ったボールを取り返すのに時間と労力を使ってしまった格好だ。自慢の3トップも、ペドロ・ジュニオールは独善的なプレーで小椋や天野の粘り強い対応の前にボール逸を繰り返し、大島はポストプレーこそ秀逸も中澤や栗原の上からヘディングをすることはできなかった。
いっそ右から田中、矢野、川又(ジウトン)の走力系3トップにして、引いてカウンターに徹すればおもしろかったと思うが、独力で決定的な仕事をし得るペドロは、不調とはいえ替えるのが難しかったか。せめてペドロをトップに残してもよかったが、どちらにしても、自陣でのセットプレーの際にマリノスの長身選手と競り合ってくれる大島を変えるのは難しい。中盤に長身の純マーカスを入れて、そのぶんトップの高さを削る2枚替えなら平均身長は落ちなかったが。
マリノスは後半、足が止まった新潟を自陣に押し込んだが、決勝点が奪えなかった。うまい選手がいて、高い選手がいて、ハードワークもできていて、交代選手(坂田、金根煥、長谷川アーリアジャスール)も効いていて、単品で見るとどれもしっかりしているのに、単品と単品の良さをかけ合わせるコンダクターがいなかった印象。これはこの試合に限った話ではなく、近年のマリノスが未解決にしてきた部分だけに、仕方ないといえば仕方なく、深刻と言えば深刻か。狩野を1列下げるのは難しいし……俊輔ボランチはありだったかもしれない。
それでは、いつになるか分からない第2回をお楽しみに。
posted by Pooh |23:59 |
代表サッカー・J |
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2009年07月13日
*以下の文章は、日本ジャーナリスト専門学校WEBスポーツ紙「ジャナスポ」に掲載された管理人の文章を、加筆・修正したものです。ジャナスポは関東大学サッカーを応援しています。
2008年10月、関東大学サッカーリーグ第16節・専修大学-中央大学の試合後、専大・源平貴久監督はケガで戦線離脱中のMF佐伯大成(当時2年)の穴の大きさを記者に尋ねられ、こう答えた。「佐伯と関根(雄太・当時2年)のボランチコンビは、個人としてもペアとしても大学のトップクラス。穴はかなり大きい」。
事実、心臓部が万全ではないチームは苦しい戦いを強いられていた。前期を6位と好位置で折り返しながら、下位に沈む早稲田大学と東京学芸大学に黒星を喫するなど、後期はこの日を終えて2勝3敗。佐伯の代役にはテクニシャンの沼田俊輔(当時3年)、ロングパスを操る庄司悦大(当時1年)らが抜擢され、攻撃面ではまずまずの働きを見せたが、全知全能の佐伯と比べると守備力が物足りない。結果、ダイナミズムが持ち味の関根が中盤の底に張り付く形となり、トップ下の小幡純平(当時2年)が孤立するシーンが目立っていた。
佐伯は結局、翌週の順天堂大学戦で復帰を果たすのだが、今度は関根が負傷でこの試合を欠場し、自慢のコンビの再結成は先延ばしになる。ケガが幸いにも軽症だった関根は翌節の流通経済大学戦でピッチに戻るが、順大戦で守備的MFへの適性を見せたDF飯島康允(当時3年)が引き続き好調のため、送り込まれた場所は2列目の左サイド。ここで低調な出来に終われば、本来の居場所である中央へ戻るのは早かったかもしれない。
だが、関根は非凡だった。ボランチ仕込みの守備力で流経大の右サイドアタックを止め、運動量を生かした走り込みと正確なサイドチェンジで攻撃の活性化にも貢献。関根に捕まえられ、関根を捕まえられない流経大は、彼と対面する右DF比嘉祐介(当時1年)、右MF宇佐美潤(当時4年、現SAGAWA SHIGA)、ボランチ千明聖典(当時3年)の3選手をすべてベンチに下げるなど手を打ったが、流れは変わらず、専大が6-2で快勝を収める。大番狂わせの立役者となった背番号8はその後、チームの泣き所である右サイドにポジションを移し、そのままシーズン終了までの時間の大半をアウトサイドで過ごす。飯島が累積警告で出場停止となった最終節で久々に佐伯とコンビを組んだが、本格的な再結成は今季に持ち越しとなった。
そして今季の開幕戦、専大の中盤センターには3年生となった佐伯と関根が並んだ。関根のポリバレンスでカバーしていたアウトサイドには町田也真人(2年)、飯田裕之(1年)が台頭し、飯島は石井俊輔の卒業で手薄になったストッパーに戻った。「個人としてもペアとしても大学のトップクラス」のダブルボランチが満を持して再結成した、はずだった。
ところが、この自慢のコンビが機能しない。らしからぬパスミスやトラップミスが目立つうえに、一緒に攻め上がってしまってカウンターを食らうなど連係も合わず、0-2となった後半途中には関根がピッチを退く。翌2節も2人の調子は上がらず、今度は佐伯が下げられた。3、4節は関根が途中交代、5節になると関根はスタメン落ち、6節は佐伯の方がスタメン落ち……。前期の終盤にきて関根はやや復調したが、岩淵弘幹コーチが「なぜだか分からない」と首をかしげる佐伯の不振は続き、2人揃って90分間ピッチに立つことがないまま前期を終えた。チームの成績は、2勝1分け8敗の最下位。2節の試合後の「ウチのウリはあの2人。代わりもいないし、あの子たちの調子が悪いとどうしようもない部分がある」との源平監督の言葉の通りになってしまった。
「どうしようもない」で済む話でもないが、両者に匹敵する力を持つボランチがチームにいないのも事実である。2人が不調にあえぐ中で、彼らの他にこの前期にボランチのポジションで起用されたのは飯島と庄司のみ。このうち庄司は先発起用が一度もなく、飯島は先述の通り、本来はストッパーのレギュラークラスだ。ウイングやトップ下などと違い、システムをいじることで選手を置かないことにできるポジションでもない。
他にいないとなれば、やはり、再結成を待つしかないのだろう。守備力、展開力、運動量を高いレベルで兼ね備える万能型同士であり、かつ、左寄りの佐伯/右寄りの関根、グラウンダーのパスが得意な佐伯/フワリとしたボールを蹴る関根、スペースを埋めることに長けた佐伯/セカンドボールを拾える関根と決してかぶることのない2人は、本来であれば間違いなく「個人としてもペアとしても大学のトップクラス」のコンビだ。インカレ争いに絡んだ昨年のリーグ戦経験者を多く抱え、今リーグ戦のダークホースと目されていた専大。その反攻は、彼らが万全の状態で「再結成」したときに始まる。
posted by Pooh |23:18 |
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2009年07月07日
7月1日、バレーボールのV・プレミアリーグに所属するJTマーヴェラスが、公式HPにて石原昭久新監督(元武富士バンブー)の就任と山本愛(元久光製薬スプリングス)の加入、位田愛の新主将就任を発表した。不況の余波から活動を休止・縮小させるチームがあることも影響し、リーグ全体的に選手や監督の出入りが非常に激しい今オフだが、その中でもJTの動きの激しさは目立っている。
公式HPでの発表はまだだが、5月中旬には韓国で「100年に1人の逸材」と称されるキム・ヨンギョンの加入が報じられ、その一方で、5月末日をもって寺廻太監督、坂本将康コーチが退任。セカンドセッターとして活躍してきた河村聖子、全日本でもお馴染みの長身センター・宝来麻紀子らの退団も同時に発表された。そして今回の、新監督・新戦力・新主将の発表である。チームの顔である竹下佳江と谷口雅美は健在だが、チームは大きく生まれ変わることになる。
◇ ◇ ◇
山本の加入は戦力面において大きなプラスとなる。JTは06-07シーズンのリーグ準V以降、07-08シーズンは8位、08-09シーズンは9位と低迷しているが、その要因のひとつに、全日本の主将も務めた江藤直美の勇退でセンターが弱体化したことが挙げられる。センターの打数が少ないため、守備がファーストタスクである位田らに攻撃面でも大きな負担が掛かり、また勝負所では決して大砲ではない谷口に2枚、3枚とブロックがついてしまっていた。センターの打数と決定力がアップすればアウトサイドの負担は目に見えて減るだけに、アウトサイド偏重のアンバランス改善に向けて実力派ミドルの加入は頼もしい。宝来の退団により、センターはレギュラーとして1シーズンを戦い抜いた経験のない選手ばかりとなっていただけに、否が応でも山本への期待は増す。
また、位田の主将就任はチームのメンタルの面で大きな意味を持つ。06-07シーズンの準Vは、他チームからJTに加入してきた江藤、宝来、谷口、竹下、菅山かおるらが揃って選手としての円熟期を迎えたところでつかみとったものだった。そのチームから江藤が抜け、菅山が抜け、宝来が抜け、竹下と谷口も三十代に突入した。その一方で、位田をはじめ西山由樹、井上琴絵、河合由貴、川原麻美ら20歳前後の新しい芽が、“期待の若手”から“チームの命運を握る選手”への階段を少しずつ上っている。その百戦錬磨のベテラン集団から若きタレント集団への世代交代まっただ中での主将交代は、“若い選手がチームを引っ張るべき”とのメッセージ。位田個人の現在地だけを考えるとやや時期尚早な感もあるが、チームの新陳代謝を考えると適切なタイミングだったとも言える。
その過渡期にあるチームの新監督となった石原は、昨季まで指揮をとった武富士で、石川友紀、石田瑞穂、服部安佑香ら才能ある若手一本立ちさせては中堅・ベテランを融合した好チームをつくりあげた実績がある。才能ある若手を豊富に抱えるJTの監督にはうってつけの人材であり、その手腕に期待がかかる。
◇ ◇ ◇
新戦力・山本愛、新主将・位田愛、そして新監督もAkihisa IshiharaでAI。やや無理があるうえに毛利元就とも直江兼続ともつかぬが、3本の矢ならぬ3つのアイを軸に、新シーズンへ向かう。
posted by Pooh |03:23 |
バレーボール |
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