2009年03月25日

主観まる出しで考えてみた。

09年バレーボール全日本女子メンバー。
大学や高校の選手はほとんど生で見たことがないので、
Vリーガーの中で考えてみました。

≪セッター≫

○横山雅美(よこやま・まさみ) デンソー 今年28歳
170cm・57kg 最高到達点285cm
日本人セッターとしては高さがあり、落ち着きもある。
年齢的に伸びシロは大きくないが、これからが円熟期とも。

○橋本直子(はしもと・なおこ) 久光製薬 今年24歳
172cm・64kg 最高到達点288cm
多士済済のアタッカー陣を操る若きセッター。
左利きを生かしたツーアタックは強烈。

○秋山美幸(あきやま・みゆき) NEC 今年25歳
163cm・60kg 最高到達点290cm
ハンドリングのいい、新生NECの司令塔。
小柄だが最高到達点は3m近い。

△船崎恵視(ふなさき・めぐみ) トヨタ車体 今年32歳
164cm・53kg 最高到達点283cm
すでにベテランの域だが、プレーは若い。
チームではアタッカーをうまく操縦しており、サーブもいい。

△中道瞳(なかみち・ひとみ) 東レ 今年24歳
159cm・53kg 最高到達点264cm
ベテランのような渋いトス回しを見せる職人セッター。
もうすこし身長があればいいのだが。

≪センター≫

◎荒木絵里香(あらき・えりか) 東レ/ベルガモ 今年24歳
186cm・75kg 最高到達点301cm
押しも押されもせぬ日本の大黒柱。
イタリアでさらにたくましくなっていることを期待。

○井上香織(いのうえ・かおり) デンソー 今年27歳
182cm・60kg 最高到達点296cm
柳本政権時は招集がかからなかったが
ブロックが魅力の痩身ミドル。

○杉山祥子(すぎやま・さちこ) NEC 今年30歳
184cm・66kg 最高到達点310cm
ベテランの域にさしかかるも、ブロードは健在。
豊富な国際経験も若返るチームの中で貴重。

○山本愛(やまもと・あい) 久光製薬 今年27歳
184cm・68kg 最高到達点310cm
まだ完全ではないが、センターの層を考えるといずれ呼びそう。
ならば早めにメンバーに加えておきたい。

○庄司夕起(しょうじ・ゆき) パイオニア 今年28歳
182cm・66kg 最高到達点311cm
今季は不調だったが、最高到達点311cmと高さがあり、
トスアップも可能な万能センター。

○高橋翠(たかはし・みどり) トヨタ車体 今年29歳
172cm・66kg 最高到達点293cm
抜群のバレーセンスは輝く場所を選ばず。
センターでもライトでもツーセッターの一角でも。

○卜部里菜(うらべ・りな) 岡山 今年18歳
170cm・60kg 最高到達点295cm
昨年の春高を沸かせた技巧派センター。
センターでもいいが、ライトで見たい。

△山口舞(やまぐち・まい) 岡山 今年26歳
176cm・68kg 最高到達点298cm
高さの不足をスピードで補うセンター。
守備力が高く、後衛でも存在感を発揮する。


≪サイド≫

◎栗原恵(くりはら・めぐみ) パイオニア 今年24歳
186cm・68kg 最高到達点310cm
2段トスを打ち切れる数少ない選手。
パフォーマンスのムラがなくなれば真のエースに。

◎木村沙織(きむら・さおり) 東レ 今年23歳
184cm・68kg 最高到達点298cm
守ってよし、攻めてよしの万能型。
鉄人のイメージはないが、大きなケガをしないのも魅力。

◎有田沙織(ありた・さおり) NEC 今年25歳
180cm・70kg 最高到達点305cm
元祖サオリ。パワフルなアタックときれいなブロック、
丁寧なトスも装備する高性能サウスポー。

◎都築有美子(つづき・ゆみこ) トヨタ車体 今年26歳
175cm・62kg 最高到達点293cm
躍進・車体の大エース。華奢だがパワフルでサーブは強烈。
守備力も高く一気に全日本のレギュラーになる可能性も。

◎狩野舞子(かのう・まいこ) 久光製薬 今年21歳
186cm・68kg 最高到達点304cm
サーブレシーブもこなす器用な大型選手。
故障グセがあるのが玉にキズ。

○小山修加(おやま・しゅうか) 久光製薬 今年29歳
182cm・65kg 最高到達点315cm
大山加奈が万全でないなら、この人の出番。
守備力や安定感に不安はあるが、破壊力は国内随一。

○谷口雅美(たにぐち・まさみ) JT 今年33歳
177cm・62kg 最高到達点302cm
今さら呼ぶ選手でもない気がするが、30歳をすぎてから
進化する向上心や土壇場での勝負強さは若手のいい見本。

○細川麻美(ほそかわ・まみ) パイオニア 今年24歳
176cm・60kg 最高到達点305cm
ジャンプ力を生かしたライト側からのアタックと
いかにもとりにくそうなサーブが魅力。守備力がほしい。

△今西郁瑠(いまにし・かおる) トヨタ車体 今年25歳
179cm・75kg 最高到達点290cm
坂下麻衣子(JT)、若浦貴子(岡山)との比較で優勢。
パワー型だが守備力もまずまず。

△石田瑞穂(いしだ・みずほ) 武富士 今年21歳
174cm・67kg 最高到達点301cm
外国人不在のチームの中でアタックを打ち続け成長。
174cmだが最高到達点は3mを超える。

△位田愛(いんでん・あい) JT 今年22歳
173cm・63kg 最高到達点292cm
一瞬で流れをかえる爽やかなアタッカー。
守備力はあるが、高さやパワーがもう少しほしいところ。

△芝田安希(しばた・あき) 東レ・今年28歳
177cm・67kg 最高到達点298cm
ヤングアローズの新主将。ライトからの
パワフルなアタックが売りで、つなぎもまずまず。

△細田絵理(ほそだ・えり) デンソー 今年25歳
175cm・66kg 最高到達点287cm
昨季は出色の出来だったが、今季はやや伸び悩み。
守備力とインナーへのスパイクがセールスポイント。

≪リベロ≫

◎佐野優子(さの・ゆうこ) 久光製薬 今年30歳
158cm・54kg 最高到達点260cm
今季のサーブレシーブランクは断トツ1位。
拾うことに関してはやはり国内トップ。

◎成田郁久美(なりた・いくみ) NEC 今年33歳
173cm・68kg 最高到達点299cm
リベロとして以上に、コート内の監督としての働きが光る。
ピンチサーバー兼レシーバーで使ってもおもしろい。

◎濱口華菜里(はまぐち・かなり) 東レ 今年24歳
167cm・59kg 最高到達点280cm
ブロックフォローや声かけなど、数字に表れにくい部分での
貢献が光るリベロ。笑顔も魅力。

△井上琴絵(いのうえ・ことえ) JT 今年18歳
161cm・53kg 最高到達点285cm
1年目からレギュラーを獲得したヤングリベロ。
アタックライン付近からのジャンプトスは必見。


ここまでで30人。ちょっと多いですね。
◎と○の選手が合わせて21人ですから、
ここに△から数人を加えましょう。


サイドの○の選手が小山、谷口、細川と攻撃型ばかりなので
位田と細田を加えましょうか。これで23人ですね。
期待の都築が車体から1人になってしまうので
セッターの船崎も呼びましょう。
将来性に期待の井上琴絵も加えて、25人。


ご意見お待ちしております。

posted by Pooh |01:38 | バレーボール | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年03月19日

キューバに勝つしかないのだが

 原辰徳監督率いる侍JAPANは18日の韓国戦に敗れ、19日のキューバ戦に準決勝進出を懸けることとなった。先日のキューバ戦の直後に松坂大輔が、再びキューバと対戦する可能性が十分にあるなかで、逆球は意図的であったと正直にバラしてしまったのはあまりに痛いが、たとえキューバを撃破しても、その先にさらなる難敵が待ち受ける。


 連覇への最大の難敵となるのは、準決勝進出を一番乗りで決めたベネズエラであろう。世界ランキングは15位と、米国やプエルトリコ、ドミニカ共和国に比べると前評判は高くなかったが、プエルトリコに次ぐメジャーリーガー産出国であるだけに個人能力は高い。とりわけ打線の破壊力はすさまじく、ここまで6試合で10本塁打を記録。ボビー・アブレイユ(昨季のヤンキースの3番打者。20本塁打100打点に22盗塁をマーク)、ミゲル・カブレラ(昨季のア・リーグ本塁打王)、マグリオ・オルドネス(07年、イチローに競り勝って首位打者獲得)のクリーンアップは強力だ。


 投手陣もフェリック・ヘルナンデス(2年前、松坂とイチローの米初対決が注目されたレッドソックス-マリナーズ戦で見事なピッチングを見せ、2人を脇役においやってしまった、あの投手)がエースとして君臨し、クローザーにはK-ロッドことフランシスコ・ロドリゲス(昨季はメッツでなんと62セーブをマーク)が控える。米ナンバー1左腕と称されるヨハン・サンタナの出場辞退は痛いが、2試合でK-ロッドを8回から投入するなど必死の継投でカバー。守備面での衰えが目立っていた捕手のラモン・ヘルナンデスもホームベースを一人で死守している。


 イバン・ロドリゲスとヤディア・モリーナ、さらにはナ・リーグ新人王のジオバニー・ソトのポジションがかぶってしまったプエルトリコのようなポジション別戦力不均衡もなく(捕手王国プエルトリコとしては、その戦力均衡こそが自慢なのかもしれないが)、強打の二塁手ホゼ・ロペスや変化球への対応がうまいメルヴィン・モーラら脇役陣もなかなかの顔ぶれ。日本のトップクラスの投手をカモにするアレックス・カブレラ(オリックス)やアレックス・ラミレス(巨人)が代表のダの字にもかからない野球大国を叩かないことには金メダルはない。もちろん、キューバを倒すことが先決だが。

posted by Pooh |00:56 | プロ野球・野球日本代表 | コメント(3) | トラックバック(1)
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2009年03月15日

大熱戦

 3月12日(木)から15日(日)にかけて、新横浜スケートセンターで第28回全日本女子アイスホッケー選手権大会が行われた。


 まず、第1日(12日)に順位決定予備選として以下の4試合が行われた。
 ●SEIBUプリンセスラビッツ-アイスバックス神戸レディース
 ●加森観光ベアーズ-レディースラビッツ
 ●Daishin-トヨタシグナス
 ●岩倉ペリグリン-札幌バッカーズ

 
 これに勝利したSEIBU、加森観光、Daishin、岩倉が「勝者リーグ」にまわり、第2日(13日)から最終日(15日)にかけて、1日1試合・総当たり制でチャンピオンを争ったわけだが、なんと、第3日(14日)を終えたところで4チームとも1勝1敗。全チームに優勝の可能性が残されたまま、最終日を迎えた。


                
 【最終日第3試合(第1・第2試合は「敗者リーグ」戦)】Daishin-岩倉

 ゲームが動いたのは第1P終盤、残り6分をすぎてから。岩倉は#18坂上智子(D)、#22山中千亜貴(F)が相次いでペナルティをとられ2分間の退場となり、相手より2人少ない状態になる。やむを得ずウイング2枚を削り自陣ゴール前を固めたが、Daishin#22熊野華奈主将(D)のミドルレンジからのシュートがゴールに突き刺さり、Daishinが1点を先制する。

 第2Pに入ると、試合からテクニカルなプレーが消える。一刻も早く同点に追いつきたい岩倉、試合を決める追加点がほしいDaishinともにボールを奪うとすぐにパックを前へ弾き出し、そのパックめがけて選手が走り込んだ。“氷上の格闘技”と呼ぶにふさわしい身体のぶつけあいがリンクのいたるところで起こり、スティックでパックを弾く乾いた音ではなく、選手が壁にぶつかる鈍い音が館内に響いた。

 そして勝負の第3P、攻守の入れ替わりは一層激しさを増す。プレーが切れないため両チームとも選手交代をユニットごとに行う余裕がなく、流れの中でベンチの近くにきた選手から代わっていくような状態になる。形にこだわらず攻め続ける岩倉にとっては、ユニットが不慣れな組み合わせであることは大した問題ではなかったが、1点を守りに入ったDaishinにとっては、連係ミスから相手のマークを外すシーンが多発するなど大問題。なんとかベストなユニットに戻そうとしている間に岩倉#18坂上、#6大澤ちほに連続得点を許してしまう。残り1分、タイムをとったDaishinはキーパーを下げ6人攻撃を仕掛けるが、ゴールは生まれずジ・エンド。勝ち点を5(勝利1、延長勝利1)とした岩倉が優勝への望みをつないだ。

 
Daishin
                   残り1分、最後の攻撃を前にタイムをとるDaishin
岩倉
                        最終Pでの大逆転に歓喜の岩倉 【最終日第4試合】SEIBU-加森観光  試合序盤から主導権を握ったのは、この新横浜スケートセンターを準本拠地とするSEIBUだった。100人を超える応援団の声援を追い風に攻勢をかけ、14分33秒、#20久保英恵(F)の得点で先制する。  
seibu
                    試合開始前、円陣を組んで気合を入れるSEIBU  数分後、再び試合が動く。ユニットによるローテーションでの交代を徹底していたSEIBUベンチが、加森観光の守りの要である#4野中絵美(D)がペナルティを受けた瞬間、ローテーションを破ってエースの#11足立友里恵を投入する。指揮官が発した“1人多い間に点をとるぞ”とのメッセージは見事に選手に伝わり、その数十秒後、#10近藤陽子(D)のシュート性のクロスに足立とともに飛び込んだ#14川島八重主将の得点で2点をリードする。  2点を追う加森観光は第3P15分46秒、SEIBUのパスミスを拾った#71岡崎祐美(F)のゴールで1点差に迫る。だが、ラスト5分の必死の波状攻撃はSEIBUの守護神#39藤本知子にことごとくセーブされ、タイムアップを迎える。この結果、勝ち点を6(勝利2)に伸ばしたSEIBUが岩倉をかわして1位となり、優勝を決めた。
優勝
                         優勝を決め歓喜のSEIBUのメンバー  第4試合のタイムアップの瞬間まで、優勝チームが決まらなかった大熱戦(といっても、氷は融けなかったが)。同時期に行われているアジアリーグのプレーオフが“表”であるならこちらは“裏”かもしれない(なんといっても、入場料が無料なのだから)が、日本一を決めるにふさわしい戦いであった。


posted by Pooh |23:47 | アイスホッケー | コメント(0) | トラックバック(0)
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2009年03月02日

4人のガード

 2月24日(火)から26日(木)にかけて、代々木第2体育館でバスケットボール女子・Wリーグの入れ替え戦が行われた。三菱電機(2部1位)が4人のガードをうまく使い分け日立ハイテク(1部8位)を相手に2勝を先取、歓喜の1部復帰を決めた。
 
 
 1勝1敗で迎えた最終戦を制し、1部復帰を決めた三菱電機。#0丸山美樹主将(F)、#6横山愛(C)らインサイド陣の活躍も光ったが、タイプの違う4人のガードが持ち味を発揮したことも昇格の決め手だ。


■#54橋本和子
 中へのカットインを見せたかと思えば、外から3Pを放ち、163㎝の身長でリバウンドやポストプレーもこなす万能ガード。得点源で主将の丸山とならぶ絶対的存在である。技術的にも一見の価値があるが、さらに特筆すべきは集中力。相手にビッグプレーが出た直後や味方にミスが出た直後には必ず、悪い流れを切るようなスティールや得点、アシストを決める。第3戦では足がつって自力で歩けなくなるまで、コートに立っていた。

■#14関根麻衣子
 高校から大学にかけて、ウインターカップやインカレ、ユニバ―シアードで活躍してきた新人ガード。最大の武器は鮮やかな放物線を描く3Pシュートで、スイッチが入るとおもしろいようにボールがリングに吸い込まれていく。愚直なまでにしつこいディフェンスと苦しい時間帯に長い距離を走れる精神面も魅力である。弾けるような笑顔の持ち主であり、彼女が笑顔のとき、このチームは強い。

■#3宮元美智子
 175㎝と日本人女子選手としては恵まれたサイズを持つガード。典型的なガードというよりは所謂スゥイングマンで、1番よりも2番、3番に入ったときに機能する。試合の流れにのるのが上手く、短い時間でも持ち味を出せるのが強み。身体能力を生かして、リバウンドやルーズボールの競り合いで力を発揮する、

■#33松島有梨江
 高卒3年目の21歳と4人の中ではもっとも若いが、プレーはもっとも手堅いポイントガード。守備では相手のパスコースを確実に切り、攻撃では正確なチェストパスでリズムを作る。攻撃が手詰まりになると自ら3Pを放つこともあるが、無謀なチャレンジは基本的にしない。関根が入社するまでは不動のレギュラーだった実力者。


 この4人を試合展開に応じてうまく使い分けるのだ。

 先発は1番に橋本、2番に関根がお決まりの形。2人の関係はbjリーグ・東京アパッチにおける青木康平-城宝匡史の関係と同じで、橋本がゲームメイクをしながらインサイドに切り込み、関根は外からシュートを狙う。補完性があるうえに両者とも守備での貢献度が高く、第2Qあたりまではこのペアで押すことが多い。


 試合終盤、ゲームのテンションを落とす必要があるときは松島の出番だ。関根の3Pの精度が落ち始めると、松島を1番に入れ、橋本を2番にスライド。関根の脚力と3Pを捨てる代わりに、守備力とパス回しの確実性をアップさせる。再び東京アパッチを例に出すのであれば、牧ダレン聡-青木康平のセットに似た形になる。


 逆にゲームのテンションを上げるときは、宮元の出番だ。橋本や関根との交代でそのままガードに入ることもあれば、#10松尾香奈をアウトし3番に入れることもある。短い出場時間でもサイズを生かしたプレーでチームを盛り上げることができ、また、持ち前のダイナミズムでチームに流動性をもたらす。


 万能型の橋本を軸に、シューターの関根、動の宮元、静の松島という4人を使い分け、つかみとった昇格。1部の舞台でも、その“使い分け”に注目が集まる。

posted by Pooh |23:22 | バスケットボール | コメント(0) | トラックバック(0)
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