2007年12月27日

「今年のセリエAも見納め!トッティからのクリスマスプレゼント」

 セリエAも第17節が終了し、つかの間の休息、ウィンターブレイクに突入しましたね。12月もいろいろとありましたので、この機会に軽く振りかえっておきましょうか。
 
「マルディーニ感激!欧州王者ミラン、世界王者へ」

 まず、ミランのクラブワールドカップ制覇。決勝のボカ戦はバイトのため、生で見られなかったのですが、情報をシャットアウトして、じっくり録画したものを見させて頂きました。感想としては、両チームの地力の差が良くも悪くもでたなぁと、率直に思いました。
 今回、ボカはがっぷりよつに戦い過ぎたんじゃないですかね。毎年、南米勢はタレント差を埋めるべく、かなり勝負にこだわった戦術(がっちり守ってカウンター。1-0で勝ちみたいな。PK戦も辞さないぜ、俺たちはみたいな)を取っていたのに比べ、今回のボカは積極的に前に出てきて、点の取り合いを望んでいるように見えました。(確かに、持ち味のサイド攻撃は機能していたように感じましたが)
 
 だが、こうなるとミランとしてはかなりやり易い。チャンピオンズリーグの結果が証明している通り、積極的に前に出てくるチームをねじ伏せるのはお手のものですからね。
 カカ、セードルフ、インザーギの持ち味が生かされ、局面、局面でのタレントの差も強く結果に反映された気がします。(ちなみに、1失点目の場面もミランらしいなと筆者は感じました。油断しすぎ+セットプレー時の守備のおそまつさなんかが…)
 結果、4-2でミランの勝利となったわけですが、内容よりタイトルをしっかりと獲得したことにまず大きな意味がある思いますね。このタイトル獲得に標準を合わせて、前半戦かなり無理をしてきたことが、しっかりと報われたわけですから。
 これで、年明けの後半戦、カンピオナート、CLを戦う上でのモチベーションも間違いなくいい方向に向かうと、筆者は確信しております。(って、ミラノダービーは…。)
 一部では、クラブワールドカップ取ったから、今シーズンはもういいや的な気分に陥るとかいう論評もありますが、否、断じて否!前人未踏のCL2連覇と、カンピオナート4位以内フィニッシュじゃ!

 「CL決勝トーナメント組み合わせ決定!おいおいすげぇ組み合わせだぞこりゃ」

 去る、12月21日。CL決勝トーナメント1回戦のドローが厳かな雰囲気の中、行われたわけですが、うーむ凄い組み合わせになりましたね。

シャルケ    VS ポルト
ローマ     VS レアル・マドリー
オリンピアコス VS チェルシー
リバプール   VS インテル
セルティック  VS バルセロナ
リヨン     VS マンチェスターU
フェネルバフチェVS セビージャ
アーセナル   VS ミラン

 イタリア勢はどこも決勝で見たいような夢のカードですね。イタリア一美しいと云われるローマの攻撃サッカーが、白い巨人に通じるのかどうか(トッティさんもこの組み合わせには非常に満足しているそうです)。
 カップ戦大好きのラファエル・ベニテス率いるリバプールに、現イタリア王者たるインテルがどう挑むのか。(ベニテスはインテルの持ち味を徹底的に封じる策を、今頃、思案しているんだろうなぁ。)
 そして、ミランは目下、プレミアリーグ首位のアーセナルと激突するわけで、これも、プレミアとセリエAの頂上対決みたいで、本当に楽しみなカードですよね。(若手の勢いが勝るか、ベテランの老獪さが勝るのか…)

 ミラン、インテル、ローマどのチームも、この初戦を突破することが出来ればビックイヤーに手が届くんじゃないかな。それだけ、この初戦には価値があると思います。(逆に全滅の危険性も十分ありますがね…ははは)

 とにかく、2月19、20日が今から楽しみでしょうがありません。(絶対、生で見るぞ!)

「トッティさんありがとう。ドッピエッタでクリスマスプレゼントじゃ!」

 ローマの年内、最終戦はホームでのサンプドリア戦。試合前、トッティは「ファンにとって、自分のプレーを見せることがクリスマスプレゼントになる」と語ったそうですが、本当、いいもん見せてくれましたね。

 前半16分、センターサークル付近から、デ・ロッシのFK。PE内で合わせようとした、フェラーリが倒されPKを獲得。蹴るのはもちろん、トッティ。
 強烈なシュートを見舞うのかと思いきや、ここで必殺の「クッキアイオ(ループシュート)」。横に飛び倒れ込んだ、GKカステラッツィの頭上をふんわりと通過して、ゴールに吸い込まれるボール。
 ここ一番の度胸とファンへのサービス精神なくしては生まれない素晴らしいゴールに、筆者は大いに感激致しました。(トッティといえば、クッキアイオですよね。やっぱり)

 その後、なかなか、追加点が奪えないローマ。これには、サンプドリアの頑張りが大きかった(序盤の積極的なプレスといい、攻撃面でもこの日のローマと大差ない決定機を創出していた)のと、ローマのサイドに若干いつもの元気が無かったのが原因かな。
 
 試合は勝ち点1を奪うために、執拗に食い下がるサンプドリア(1人退場しやした)と、逃げ切りを狙うローマの間で、主導権の奪い合いになるも、最後はやはりこの男が決めてくれました。
 
 後半44分、パヌッチがヘッドで流したボールを受けた、カッセッティがドリブルでPE左に侵入。その動きにつられたDFの隙を突いて、フリーになったトッティが、カッセッティのクロスをゴールに流し込み、ドッピエッタ。この試合に決着をつけました。(やったね!)

 試合前に語っていたように、ファンにしっかりとクリスマスプレゼントをくれたトッティ(ありがとう)。ウィンターブレイクで英気を養い、後半戦も良いプレーを見せてくれることを期待しております。

「白熱のミラノダービー!その勝者は?」

 今年もやって来ましたセリエAの風物詩、ミラノダービー。いつもクールなマンチーニ監督は、さほど重視してないよ的な発言をしていたそうですが、おいおい、順位に関係なく重要な試合っすよ、ミラノダービーは。
 昨年のダービーなんて、筆者の印象に残る試合の十指に間違い入る、スペクタクル溢れる試合だったんすから。(マテラッツィ、ヘディングでゴール決めた後、退場しましたからね、ふはは)
 
 さて、今回はどうだったかというと、前半はピルロのFKでのゴールや、クルスの3人のDFに囲まれつつも、カラーゼの股間を通してネットを揺する素晴らしいシュートなど見せ場がまずありました。そして、後半はミランの限界というか、苦しい台所事情や過密日程からの疲労が垣間見えるものとなりました。(結果はカンビアッソの後半のゴールで、2-1インテル勝利!)
 
 後半頭にガットゥーゾとインザーギを、エメルソンとジラルディーノに変えたのは、勝ち越しを狙ったというより、前者の疲労具合を見てというのが大きかったように思えました。(彼ら二人がそれだけ疲労しているということは、他の選手も当然疲れていたはず)
 今更ですが、ジラルディーノというカードを切ってしまうと、もうミランにはFWがいないわけで(ロニー、やーい)、中盤の選手に目を移しても局面を大幅に変化させられる選手はおらずと、主力メンバーのコンディションが整わない時は手詰まり状態になってしまうのは、控えに十全な戦力を持つインテルとは雲泥の差。

 勝ちを狙い(カンピオナートでの勝ち点差を考えても、プライドにかけても)に行きつつも、その態勢が十分に整っていなかったミランにとっては、難しい試合になってしまったと思いました。
 
 この結果を見るにつけ、カンピオナートでのインテルの三連覇はかたいかなぁと、気が早いのですが感じてしまいましたね。

posted by jjc_shunyasutake |07:44 | コメント(0) | トラックバック(0)
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