2008年02月25日
「CL決勝トーナメント。イタリア勢の悲喜こもごも。その1、リバプールVSインテル」
非常に残念な結果になってしまった。 一人少ないながらも、堅牢な守備でアウェーでの引き分けにあと一歩と迫りながら、後半終了間際のディルク・カイトのゴールと、スティーブン・ジェラードの貫禄のミドルシュートによって、インテルは二点のビハインドを背負って、ホーム・ジュゼッペ・メアッツァでのセカンドレグを迎えることになった。 試合を見た限りマンチーニ監督は当初から、アウェーでのこの一戦は引き分けで乗り切り、ホームでの二戦目に勝負をかけるつもりだったようだ。 だが、マテラッツィの早過ぎる退場という不運に、交代出場したヴィエラの不調が重なり、プランが頓挫してしまったように見受けられた。 マテラッツィの二枚目のイエローの場面は、フェルナンド・トーレスのシミュレーションかどうかまでは分からないが、イエローの判定は厳しすぎると感じた。 これには、インテル側は然るべき場所に抗議を申し入れるべきだろう。もし主審のマテラッツィへの先入観のようなものが強く働いたものであるならば、覆る可能性がないわけではない。 ホームでのマテラッツィの存在は、セットプレー時の攻撃参加やチームの士気を高める意味でも非常に重要だ。 ヴィエラについては彼の不調が失点の直接の原因ではないかもしれないが、彼がピッチに入った後、インテルの守備のメカニズムに若干の狂いが生じた感は否めない。 FWのクルスがサイドのスペースを埋めていた時の方が、守備は上手く機能していたように思う。 勝利の可能性を残すためにクルスを後半もピッチに立たせたのかもしれない。だが、あのタイミングで交代(クルスOUT→ヴィエラIN)させるのであれば、後半頭からヴィエラを出場させた方が良かったのではないか。 それにしても非常に残念だ。アンフィールドでのリバプールは脅威に違いないが、今のインテルであれば勝利することも可能だったのではないだろうか。 本気で優勝を狙うのであれば、アウェーでのこの一戦こそ勝利を狙い、最悪でもアウェーゴールを奪って帰ってくる姿勢で臨むべきだったのではないか。 これで、3月11日のセカンドレグは非常に厳しい状況に追い込まれてしまった。コルドバは負傷、マテラッツィも出場停止となるとセンターバックに入るのはブルディッソと、キヴだろうか。ポリバレント性が高い選手を多く抱えていたことが幸いしたわけだが、厳しい状況は変わらない。イブラヒモビッチを含めた攻撃陣の奮起に期待したい。 最後に結果はともかく、不意のアクシデントにも動じず、ラスト五分まで高い集中力を保ち、リバプールの攻撃をシャットアウトしたインテル・イレブン全員に労いの言葉をかけてあげたい。 そして後半、クラウチ、ペナントを矢継ぎ早に投入し、一点をもぎ取る見事な采配を振るったベニテス監督。超満員のアンフィールド、通常の試合よりプレッシャーのかかるCLの試合のあの局面で、ここしかないというコースを見事に射抜き、勝負を決めたスティーブン・ジェラード。この2人にも賛辞の言葉を贈りたい。
posted by jjc_shunyasutake |15:10 |
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「CL決勝トーナメント。イタリア勢の悲喜こもごも。その1、リバプールVSインテル」
本当はインテルに勝ってほしかったのですが、さすがCLではリバプールは強いですねぇ。次のホームに期待したいです。
posted by インテリニスタ | 2008-02-25 17:34


