2008年02月11日

「大予想!CL決勝トーナメント1回戦、その2」

さてさて、残りの4試合っす。

 日本人としては、どうしても気になってしまうセルティック。中村俊輔も10日のスコットランド・プレミアリーグ、アバディーン戦で今季4点目になるゴールを挙げた(チームも5-1で快勝)。怪我の影響で若干出場が危ぶまれたが、どうやら、バルセロナ戦も出場してくれそう。
 昨シーズン、ミランを苦しめた展開を見ているだけに、バルサとてそうそう簡単に勝てる相手とは思えない。しかも、今期、バルセロナはグループリーグで同じスコットランドのレンジャーズと対戦し、ホームでは2-0と勝利したものの、アウェーではあわやの場面も多く見られた(結果は0-0の引き分け)。
 
 スコットランドのチームのホームゲームでの強さは脅威である。ホームでは地元サポーターの熱烈な後押しを受け、例え相手が誰であれ、自分たちが普段、リーグ戦で行っているサッカー、スコットランド仕込みのハードでタフなサッカーを貫くことが出来る。
 だが、往々にしてアウェーでは内弁慶さが覗く。ひとたび地元を離れると、普段のサッカーは鳴りを潜め、ただただ相手のサッカーに飲み込まれてしまうからだ。相手が強ければ尚更である。
 今回もこの例に漏れず、ホームでは引き分けに持ち込めるかも知れないが、カンプ・ノウではおそらく大敗が予想される。
 
 それでも、俊輔の左足が何かを見せてくれるのではないかと期待してしまう。 例え勝利は収められずとも、得意のFKでカンプ・ノウのクレを、一瞬だけでも凍りつかせて欲しいものだ。

 さて、バルセロナだがここを抜けたとしても今期の優勝はないと私は思う。今一つ、チームから覇気が感じられないからだ。そこに、ロナウジーニョの不振が関係しているのか、していないのか、真相は定かではないが、チーム状態がとても良いようには見えない。
 CL制覇にはチームの強い結束と高いモチベーションが間違いなく必要になる。今の状態ではこの先の厳しいプレッシャーには耐えられないのではないだろうか。

 好調、マンチェスターUの敗戦を予想するとは何事かとお叱りを受けるか、馬鹿扱いされそうだが、CLに番狂わせは付きものである。今シーズンのグループリーグでバレンシアが敗退するなど誰が予想しただろう。この決勝トーナメント1回戦でも何かが起きるのではないか。それが、このマンU対リヨンではないかと読んだのだ。(何を大げさな

 さてリヨンが勝つとするならば、ベンゼマの活躍が不可欠だ。彼以外には同じ新星ベン・アルファ以外に強く期待を持つことの出来る者はいない。
 苦しい状況ではあるが、未来のフランスを背負って立つであろうベンゼマのゴールが、リヨンを勝利に導く展開を期待したい(そのようなことにでもなれば、世界最高峰のストライカーの仲間入りも果たせるかも)。

 ただ、実際にユナイテッドを破るのは至難の業だ。
 ここのところ、プレミアシップではトッテナムに引き分け、10日のシティ戦では敗北を喫したものの、どのセクションを見ても現在のリヨンを上回っている。
 ルーニー、C・ロナウドに加え今年はテベスも加わった。昨季、ウェスト・ハムを残留に導き、今季は開幕直後のルーニーの怪我、C・ロナウドの出場停止が重なった苦しい時には、何とか勝利を手繰り寄せようと、必死にピッチを駆け回った。その時から私はテベスのユナイテッドでの成功を確信していた。
 このテベスとルーニー、C・ロナウドのスカッドならば、どんな堅守も突き破ることが出来るだろう。
 そして、リヨンを一蹴するようなことがあれば、いよいよ98~99シーズン以来のCL制覇も見えてくるはずだ。(でも、予想はリヨンで…

 フェネルバフチェVSセビージャはグループリーグのインパクト(インテル戦の勝利ね)からフェネルバフチェの勝利を予想した。
 決勝トーナメントには初出場同士(セビージャは本大会も初出場)のこの対決。他のゲームに比べると、シャルケVSポルトに並び注目度が低そうだが、内容はかなり期待できるのではないだろうか。
 セビージャは序盤の苦難を乗り越え、昨シーズン以上の飛躍を狙っている。そして、フェネルバフチェも高い技術を持つブラジル人選手を中心に、質の高いサッカーを展開している。
 勝ち上がった方のチームが、ダークホースとして大会を盛り上げることを期待したい。

 さて最後にミランであるが、パトの負傷(1回戦までには戻ってきて欲しい)や、トヨタ杯での達成感からのモチベーションの低下、CL二連覇は相当難しい(CL二連覇を達成したチームはまだ存在していない)など、ネガティブな要素が挙げられ、突破は難しいとの意見も多く聞かれる。そして、若さ溢れるアーセナルが相手ゆえにクローズアップされる、主力の高齢化問題などなど。
 
 今のアーセナルは私も非常に魅力的なチームであると思う。前々から期待していたアデバヨールが遂にブレイクし、セスクも更なる成長を遂げた。美しいパス回しと、質の高いオフ・ザ・ボールの動きから繰り出される魅惑の攻撃サッカーは、今一つピリッとしないバルサの存在もあって、攻撃的なサッカーを愛する人々の間では、一種の象徴のようになっている。
 だが、それゆえにミランとしては勝利の方程式にはめ易い相手ではないか。アーセナルは積極的に前へ前へと出てくるに違いない。そうなれば、ミランが幾度となく見せてきた必殺のカウンターが火を噴く。
 
 ただ、いい加減にこのスタイルも研究されているはず。知将ベンゲルがこれに対してなんの手も打って来ないとは思えない。
 もし、なんの対策もせず、ただ己の信望するサッカーを押し通すだけでCLを制覇出来ると思っているとしたら、この試合の結果は知れている。
 
 最後に、よく聞かれる高齢化問題に対して私見を述べさせて貰う。中長期的な視点に立てば主力の高齢化は由々しき問題ではある。クラブはただ1シーズンや1つのコンペティションで良い成果を出せば良いわけではない。先を見据え少しずつ、新陳代謝を促していくことは間違いなく重要だ。
 だが、期間の短いコンペティションや、唯一絶対の一試合に限れば、高齢化はさほど問題にはならないのではないか。それどころか、コンディションさえ整っていれば、技術レベルが互角の若手と、ベテランでは経験に勝る後者が勝利を掴む可能性の方が高いはずだ。 

 ただ、CLはリーグ戦と並行して行なわれる。ベテランが十分なコンディション調整に時間を割くのは難しく、年齢が回復力の遅さに拍車をかける。

 アーセナル有利と見る向きも当然肯ける。CLの決勝トーナメントに進出するチーム同士だ、方向性は違えど両者の力は拮抗している。過密日程はお互い様、ベテランの多いミランの方が、コンディション調整が難しく、不利と見るのもある意味当然かも知れない。
 
 

 
  

posted by jjc_shunyasutake |18:39 | コメント(6) | トラックバック(0)
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この記事に対するコメント一覧
「大予想!CL決勝トーナメント1回戦、その2」


リヨンはベンゼマだけなんていうつまらないチームではないです。シェルストレムやジュニーニョなど技術の高い魅力あるチームです。

posted by ちょっと | 2008-02-11 20:00

「大予想!CL決勝トーナメント1回戦、その2」

アーセナルが優勝するに木間ってんだろこのきんろうメ!

posted by ジャイジャイ | 2008-02-11 20:18

「大予想!CL決勝トーナメント1回戦、その2」

アーセナルは経験が足りませんね」

posted by バルサ最強 | 2008-02-11 20:44

「大予想!CL決勝トーナメント1回戦、その2」

セルテイック戦はテレビ放送するんですか      誰か教えてくれませんか  

posted by ッッッッ | 2008-02-11 20:46

「大予想!CL決勝トーナメント1回戦、その2」

ミランとアーセナルを比較すると「己の信望するサッカーを押し通す」タイプなのはアーセナルのほうではないでしょうか?
個人的にはミランのほうが相手に合わせた戦術的選択はうまい気がしますし、アーセナルの良さを消すことは十分可能。なのでミランのほうが抜けるかと(ミラニスタなのでひいき目プラス)
まあ、アーセナルに戦術を凌駕するサッカーされれば負けるわけですが…

posted by kohaku | 2008-02-11 22:42

「大予想!CL決勝トーナメント1回戦、その2」

バルサ戦だけどレンジャースみたいな戦いをするのなら俊介出番ないかも。

posted by 俊介ベンチかも | 2008-02-12 21:03

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