2008年06月30日

したたかなチームへの変貌

 北信越リーグ第9節、AC長野パルセイロはホームにサウルコス福井を迎えた。前節アウェイながらグランセナ新潟に11-1と大勝した長野だが、サッカーの世界において大勝した後のゲームほど難しいものはない。福井とは2節で戦っているが、その時は一時2点のリードを奪われた(最終的に4-3で逆転勝ち)。今シーズンから昇格してきたチームとはいえ、簡単な試合にはならないと思われた。そして、前日から降り続いた雨、試合前に雨は上がったが、強風が吹き荒れる中キックオフを迎えた。

 だが、試合は予想を裏切る展開になる。序盤こそ福井に攻め込まれるシーンが続いたが、徐々に本来の調子を見せていくと前半だけで4得点を奪う。後半も攻撃の手を緩めず、最終的に7-0と2試合続けて大勝を収めた。そして、もう1つの“ミッション”も無事遂行することができた。
 もう1つの“ミッション”、それは今後のリーグ戦を見据えたカードの消費だ。この試合を前に4人の選手が累積2枚という状態だった。北信越リーグは3枚で1試合の出場停止になる。ラスト3節での上位対決を視野に入れ、早めに消化したいという思惑があった。そしてこの試合で3人の選手が警告を受け、次節出場停止となった。
 正直なところ“あからさま”な遅延行為や、主審への抗議は褒められるものではない。実際、サポーターの中にも、「余計なカードもらうなよ」という声も聞こえた。だが本気でJFLを目指している長野にとってこのような“マリーシア”も必要であり、本気度を窺うことができた。また、今シーズン毎試合のようにスタメンを変え、選手層の厚さが出てきたことから、あえてこのようなことができるのではないか。仮に選手層が薄ければこのような作戦はできない。何度も言うが、決して褒められたことではない。しかし、勝つためには仕方ないこともあるのではないか。

 この日の勝利で得失点差もリーグで抜きんでた。残すは勝点を積み重ねていくのみ。今シーズンの長野のサッカーを見ていると優勝が視界にはいってきたと言っても過言ではない。試合運び、選手層、どこをとっても他チームに劣っている点は見えない。秋の石垣島行きの切符はもう目の前だ。

posted by jjc_nobuyuki |00:42 | 地域リーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年06月08日

信州ダービー2008 inアルウィン

  サッカー北信越リーグ第7節、この日でリーグ戦は折り返しを迎える。
 
 松本山雅FC対AC長野パルセイロ。長野県に本拠地を構えるこの2チームの一戦は“信州ダービー”と呼ばれ、全国の地域リーグの中でもっとも注目を集める一戦といっても過言ではない。だが、この一戦を迎えるにあたり、両チームのここまでの成績は対照的なものになっている。昨シーズン王者の松本山雅はスタートダッシュに失敗し、ここまで勝点8の4位。対する長野パルセイロは5勝1分の勝点16で首位に立っている。しかし、この日はダービー。今シーズンの成績云々で結果が予想できるものではない。

 敵地に乗り込んだ長野は前半から積極的に攻撃に出る。中盤からサイドへの展開、最終ラインから前線へのロングボール。多彩な攻撃で松本ゴールを襲うも、最後のフィニッシュが枠に飛ばない。松本も今シーズンから新加入の柿本倫明(前・湘南ベルマーレ)にロングボールを当てていくが、このボールは長野ディフェンス陣にことごとく跳ね返される。長野の多彩な攻撃とは対照的に、単調な攻撃に終始する松本。前半、スコアが動くことはなかったが、今シーズンの両チームの調子の差をまじまじと感じた。
 後半に入ると、両チームともプレーの激しさを増していく。そして、加熱する両チームサポーター。ここで試合をコントロールしなければいけない審判が、残念ながら試合を壊してしまう。選手がエキサイトした時こそ、確実なレフェリングを見せて欲しいのだが、日本サッカー界全体の問題でもある“審判のレベル”が地域リーグにまで波及してきたと感じた。
 試合は後半中盤までは長野がいつゴールを奪うのかという展開を見せ、終盤は長野の足が止まったこともあり、松本もチャンスを多く作ったがゴールを奪えず、今シーズン最初の“信州ダービー”はスコアレスドローに終わった。

 この日4126人の観客を集めた“信州ダービー”。地元ケーブルテレビでは生放送され、プレスの数も普段のリーグ戦の3~5倍の数が集まり、注目度は年々上がってきている。この日の結果、北信越リーグは今シーズンも混戦の様子を呈してきた。しかし、4強の一角である昨シーズン王者松本のリーグ優勝は限りなく難しくなった。しかし、上位3チームの勝点差はわずか2。ここ数年、“日本一アツい地域リーグ”と呼ばれながら、JFL昇格を果たせない現状。今シーズンこそ昇格を決めるチームが現れるのか。それが長野であることを期待したい。

posted by jjc_nobuyuki |22:44 | 地域リーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年05月25日

本当の勝負の始まり

 “4強4弱”。サッカー北信越リーグにおいて常識となりつつあるこの言葉。今節より上位対決が始まる。

 AC長野パルセイロの初戦はJAPANサッカーカレッジ(以下JSC)。北信越リーグの一昨年王者であり、Jリーグ所属の新潟アルビレックスの実質下部チームの強豪との一戦。開幕から4連勝を飾ったが、ここから本当のリーグ戦が始まるといっても過言ではない。
 

 試合は開始早々に動く。公式記録では1分だが、1分も経過する前にカウンターからJSCに先制ゴールを決められる。長野のキックオフから始まったが、すぐさまボールを奪われると昨年まで長野でプレーしていた蒲谷広樹にミドルシュートを決められる。長野にとってはあまりにも痛い開始早々の失点となった。
 JSCの武器、それは硬い守備力だ。前線から積極的に当たってくるプレスに毎年手を焼いていたが、この試合も先制ゴール後このプレスに苦しめられる。同点ゴールを狙うもシュートはおろか、攻撃の形さえ作れない。そしてカウンターであわやのシーンを作られる。特に前半終了間際には丸山良明の好プレーがなければ試合が決まるゴールを決められるところだった。

 後半始めから長野は中盤の大塚靖治に代え、フォワードの藤田信を投入する。今シーズンよく見られるこの采配。格下相手には通用したこの采配も上位チームには大きな効果は与えられなかった。その後、運動量が落ちてきたボランチ塚本翔平に代え、攻撃的な中盤のプレーヤー栗原明洋を入れるも同点ゴールは決まらない。JSCの運動量も落ち、攻撃の形を作りつつもゴールが奪えない長野。昨シーズンから言われ続けた監督の采配力。この試合負けを覚悟しかけた時、バドゥ監督は最後のカードをきった。フォワードの佐藤大典に代え、ディフェンダーの土屋慎を投入したのだ。最初は采配の意味がわからなかった。1点負けている状況でなぜ前線を1枚減らし、ディフェンスを増やしたのか。その答えはすぐにピッチ上に表れた。土屋が最終ラインに入り、それまでディフェンスをしていた籾谷真弘を前線に上げたのだ。籾谷は闘志をむき出しにするファイタータイプの選手であり、ディフェンダーでありながら今シーズンもすでに2ゴールを挙げており、攻撃意識が高い。その籾谷を前線に上げる采配が結果を出す。84分、左サイドからエース要田勇一がドリブルで切れ込み、中央にパス。そこで待ち構えていたのが籾谷。同点ゴールが生まれ、ホーム南長野のボルテージはこの日最高潮に達した。

 試合はそのまま1-1のドロー。決して褒められる結果ではない。もう1つの上位対決になった昨シーズン王者の松本山雅対ツエーゲン金沢は3-0で金沢が勝利し、唯一の開幕5連勝を飾った。この結果、1位金沢とは勝ち点差が2に開いた。
 しかし、悪い内容ながらもドローに持ち込んだことは評価できる。チーム全体が勝利を、JFL昇格を欲していることが、今年はスタンドにいながらも伝わってくる。次節いよいよ前半戦最初の山場、アウェイでの金沢戦を迎える。勝利し、首位で“信州ダービー”を迎えることができるのか。長野の戦いは続いていく。

posted by jjc_nobuyuki |22:09 | 地域リーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年05月11日

多くの収穫と少しの不安

サッカー北信越リーグ第3節、AC長野パルセイロ対フェルヴォローザ石川・白山。
長野にとってこの試合は2つのテーマがあった。

1つ目は勝利。
今年こそリーグを制し、JFLを目指す長野にとって序盤の負けは許されない。

2つ目は大量得点。
昨シーズン得失点差で2位に終わった事をふまえ、この試合は大量得点を狙いたいところ。
開幕から2試合で14失点の石川から大量得点を奪うことは、至上命題だ。



スタメンを2節から変えてきた長野。
GKに今期FC岐阜から新加入した海野。
左サイドバックに国士舘大学から新加入の高田。
中盤に大塚を起用した。

試合は予想通りにゴールラッシュをみせ、8-0の圧勝。
特に途中出場の藤田が2ゴール、兼子が1ゴールと結果を出した。
共に北信越リーグで得点王を取ったことがあり、計算できるフォワードがベンチにいるというのは、昨シーズンとは違い大きな武器だ。
また、新加入組みの海野、高田も結果を出した。
海野は守備機会が少ない中、集中力を切らさず、好セーブをみせた。
高田もリーグ戦初出場ながら左サイドで積極的に攻撃姿勢をみせ、初ゴールを決めるなど攻撃面において、高いポテンシャルがあることを証明した。


しかし、不安も垣間見られた。
絶対的なエース要田がこの日もゴールを挙げられなかったことだ。
決定機をことごとく外し、リーグ戦3節が終り、未だノーゴール。
エースが決めきれていれば、もっと大差のゲームになったのだが……。


だが、この日の試合は収穫が多かった。
課題であった選手層も昨シーズンに比べれば飛躍的に向上した。
また、課題の守備陣も今季初の完封。
チームの調子は徐々に上がってきている。
今年こそ悲願のJFL昇格に向け、戦いはまだ続いていく。

posted by jjc_nobuyuki |20:38 | 地域リーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年04月14日

シーズン開幕

“日本一熱い地域リーグ”ことサッカー北信越リーグが開幕した。


“4強4弱”と言われる今年の北信越リーグ。
しかし、開幕節から波乱があった。

昨シーズンリーグ王者の松本山雅が昇格チームのサウルコス福井にホームで引き分けたのだ。
試合を見たわけではないが、この試合は“ボーナスゲーム”のはず。
上位陣の力が拮抗していることから得失点差を意識しながら戦っていかなければならない。
昨シーズンも得失点差で優勝が決まった。
しかし、山雅は大勝するどころか、勝利すらあげることができなかった。
もっともサウルコスに実力があるのかもしれないが……。



私が観戦した長野パルセイロ対グランセナ新潟戦も内容がよくなかった。
試合自体は3-1で長野が勝利したもののエース要田が2本PKを失敗。
また、新潟は退場者を出したにもかかわらず3点しか取れなかった長野。
昨シーズン得失点差で優勝を逃したにも関わらず、開幕戦は3点どまり。

昨シーズンからシステムを変えたことが影響したのか。
それとも他に要因があるのか。
個人的には要田の調子が悪かったように思えた。



その他の試合はJAPANサッカーカレッジは5-1で勝利。
ツエーゲン金沢も10-1と大勝した。
上位4強はスタートの4連戦全勝が最低ラインのはず。
むしろここで得失点差をどこまで稼げるかが焦点だと思ったのだが……。

まだ山雅の優勝がなくなったわけではない。
当然、金沢の優勝が決まったわけでもない。
今年こそJFL昇格チームが誕生するのか。
“日本一熱い地域リーグ”はまだ始まったばかりだ。

posted by jjc_nobuyuki |00:11 | 地域リーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2008年03月08日

それぞれの開幕戦

今日Jリーグが開幕した。
キックオフの時間、私は横浜でもなく、テレビの前でもなく、三鷹にいた。
それはあるプレマッチを観るためだ。

横河武蔵野FC対AC長野パルセイロ
JFL開幕まで一週間を切り、仕上げの段階であろう横河武蔵野。
北信越リーグ開幕まで一ヶ月の長野パルセイロ。
長野パルセイロのサポーターであり、JFLや地域リーグに興味のある私にとってJリーグ開幕よりもそそられたのは事実だ。


残念ながら横河武蔵野は昨シーズン一試合しか観ていなく、出場メンバーがベストメンバーか控えかが分からなかったので、長野パルセイロ中心に書かせていただく。


長野パルセイロは今オフの補強はいいスタートを切った。
北信越リーグ得点王を取ったことのある藤田信。
アルビレックス新潟やベガルタ仙台で実績のある丸山良明。
ライバルである松本山雅の前キャプテンで、2007年シーズンのリーグMVP土橋宏由樹などだ。
しかし、他のチームも良い補強をし、気がつけば飛びぬけた補強とはならなかった。

今回新戦力を観てみたく試合会場に足を運んだ。
前半は丸山、FC岐阜から加入した海野の二人が出場。
後半は土橋、大卒新人の高田が出場。

丸山に関しては、守備に安定感をもたらしていた。
GKの海野もキックの精度が高く、昨シーズンのレギュラー棗と遜色のない出来だった。
土橋も攻撃にアクセントをもたらし、前半よりも土橋の出場した後半のほうが決定機が多かった。

それ以上に驚いたのがシステムが変わったことだ。
昨シーズンは3-4-3だったのに対し、今日の試合は前後半通して4-4-2で戦った。
攻撃サッカーを掲げるバドゥ監督が2トップを採用したことが意外だった。
要田、兼子、佐藤、そして新加入の藤田。
フォワードにタレントが多い中での2トップ採用。
攻撃サッカーはどこにいったのか。

しかし、4-4-2にしたことで安定感が出てきたことも事実だ。
常にサイドの二人がディフェンスし、中盤のセンターに守備意識の高い塚本、そして、丸山、籾谷のセンターバックコンビ。
守備に関しては大幅に向上したように見えた。

あとは攻撃をどうするかだろう。
要田のスタメンは決定として、もう一枚を誰にするか。
サイド攻撃に重点を置くなら高さのある兼子。
しかし、スピードのある佐藤も十分計算できる選手だ。
この点に関しては中盤の構成によって変えていくのだろう。
個人的には、中盤のセンターに塚本、貞富を置き、両サイドに今日の後半の二人土橋、栗原が理想だと思う。
そして要田、佐藤の2トップがいいのではないか。
土橋、栗原は中に入っていくプレーをするため、佐藤の裏への飛び出しのスピードを活かせるはずだ。
もっとも、中盤には大塚、飯田、今日は右サイドバックだった小田などタレントはいる。
調子と対戦対手を考えた布陣がベストだろう。

3バックから4バックへの変更はチームを変えた。
そして、選手層も厚くなってきた。
なにより試合中に声が出るようになってきた。
あとは大卒選手が残り一ヶ月でどこまでチームにフィットできるか。

“日本一アツイ地域リーグ”と呼ばれる北信越リーグ。
開幕まで残り一ヶ月。
今シーズンどのチームが優勝するのか。
そして、北信越リーグからJFL昇格チームは生まれるのか。
個人的には今年こそ長野パルセイロの昇格を期待したいのだが。

posted by jjc_nobuyuki |22:10 | 地域リーグ | コメント(0) | トラックバック(2)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年11月01日

熾烈な“イス取りゲーム”

来期JFL昇格をかけた『地域リーグ決勝大会 1次ラウンド』の組み合わせが決まった。
まったく見てないチームが多いが今期の成績などから勝手に予想させていただきます。
※本当に見てないリーグばかりですので個人的な意見です。


Aグループ
グルージャ盛岡(東北1位)
ファジアーノ岡山(中国1位)
ホンダロック(九州2位)

このグループはファジアーノとホンダロックの戦いになるだろう。
一年でのJFL復帰を目指すホンダロック。
地域リーグ所属ながらすでに準加盟申請を済ませているファジアーノ。
去年のこの大会で爆発したファジアーノのジェフェルソン。
彼がいる分ファジアーノが有利か。


Bグループ
矢崎バレンテ(東海2位)
ニューウェーブ北九州(九州1位)
NECキートン(東北2位)

このグループはニューウェーブが大本命だろう。
V.ファーレン長崎、ホンダロックと激戦の九州リーグを1位で通過したことは、やはり実力があると思うからだ。
しかし矢崎も先日の全国社会人サッカー選手権大会で準優勝と勢いはある。
だがニューウェーブの優位は変わらないか。


Cグループ
FC町田ゼルビア(関東1位)
バンディオンセ神戸(関西1位)
静岡FC(東海1位)
ノルブリッツ北海道FC(北海道1位)

各地域1位が集まったこのグループが最激戦区だろう。
ここまで順調に上がってきた町田。
3年連続でこの大会に出場となるバンディオンセ、静岡FC。
北海道リーグの雄ノルブリッツ。
おそらく町田、バンディオンセ、静岡FCの三つ巴が予想される。
予想が難しいがバンディオンセにはそろそろ上がらせてあげたい気持ちがあるのでバンディオンセと予想したい。
ただ、このグループはどこが上がってきても最終ラウンドで結果を出せるはずだ。


Dグループ
セントラル中国(中国2位)
FC Mi-Oびわこ Kusatsu(全社枠)
松本山雅(北信越1位)
徳島ヴォルティス・アマチュア(四国1位)

すべり込みで参加が決まったMi-o。
激戦の北信越リーグを勝ち抜いた山雅。
今期躍進を遂げたヴォルティス・アマ。
この3チームの戦いになるだろう。
全社優勝で勢いと自信を得たMi-oを本命にしたいところだが、このグループの試合が行われる会場は松本平広域公園総合球技場、通称『アルウィン』、そう山雅のホームなのだ。
“Jクラス”のサポーターを誇る山雅が声援を背にグループを勝ち抜いてもおかしくはない。
Cグループ同様混戦が予想される。
個人的には北信越リーグの実力を示すためにも山雅には決勝ラウンドに進出してほしいが。



この1次ラウンドをを首位で通過した4チームで決勝ラウンドを行う。
そこでまたリーグ戦を行い、上位2チームがJFLへ自動昇格、3位はJFL16位のチームと入れ替え戦を行う。(JFLの結果次第では3チームが自動昇格、4位が入れ替え戦にまわる可能性も。)

JFLからJ2への昇格が今シーズンは起こるだろう。
そうなるとJ2の枠がどんどん減っていく。
今回の大会に参加しているチームは当然JFL昇格を狙うチームが多いが、この大会に出場できなかったチームはもっと焦るだろう。

“J2”というイスは確実に減っていく。
地域リーグとJ2の間にあるJFL。
イス取りゲームへの参加権を争う今大会はやはり注目だ。
個人的にも決勝ラウンドは見に行きたい。

技術ではなく“上がりたい”という“気持ち”の戦いはもうそこまで来ている。

posted by jjc_nobuyuki |21:23 | 地域リーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年09月12日

来シーズンに向けて

9月9日、南長野運動公園球技場。
試合終了のホイッスルが鳴った瞬間喜びを表す選手はいなかった。


サッカー北信越リーグ。
地震の影響で延期になった最終節が行われた。
優勝の可能性があるのは上位3チーム。
引き分け以上で優勝の首位松本山雅FC。
勝てば優勝の2位JAPAN サッカーカレッジ(以下JSC)。
そして、わずかに優勝の可能性を残していたのが3位AC長野パルセイロだ。

パルセイロの優勝条件。
それは3つの条件があった。
1つ目は勝利。
2つ目は1位松本山雅対2位JSCの直接対決でJSCが勝つ。(引き分けでも可能性はあるのだが・・・・・・)
そして3つ目。それはJSCが松本山雅につけた点差+10点差である。
つまり、JSCが1-0で松本山雅に勝った場合、パルセイロは11点差をつけて勝たなければいけないということだ。
しかし対戦相手は4位のツエーゲン金沢。
可能性は限りなく無いに等しいものだった。


結果は4-1でパルセイロが勝利を収めた。
最終順位は松本山雅と勝ち点で並んだものの得失点差で2位に終わった。
5節のJSC戦で2-0から追いつかれ引き分けた試合。
昇格チームのヴァリエンテ富山に敗れた試合。
最終戦で大量得点を取れなかったこと以前に問題はあった。
何はともあれ、今シーズンのパルセイロの公式戦は全て終了した。


初のプロ契約選手が加入した今シーズン、スタートは順調かに見えた。
しかし、5節のJSC戦。
2点目を取った瞬間、「今シーズンは全勝できるのでは」と淡い期待を持った。
しかし、そこから2点を返され引き分けに終わる。
ここからチームの状態がおかしくなった気がする。

その後は落ち着いて見れる試合が無かった。
昨シーズンより戦力が上がっているはずなのに、昨シーズンよりハラハラさせられる。
最終戦こそ良いサッカーを見せたが、金沢はあくまで消化試合。
全力で向かってくる相手に、最終戦のサッカーを見せることができれば・・・・・・。


しかし、ポジティブなことも今シーズンはあった。
まずは観客の動員数だろう。
昨シーズン途中から有料化したのだが、今シーズン南長野で行われた試合は常に1000人以上の観客が入った。
最終戦もほぼ消化試合にもかかわらず1000人を超える観客。
確実に地域に浸透してきたということだろう。

また、松本山雅との“信州ダービー”は2戦合計で1万人を超える注目度。
そして、盛り上がり方も普段のリーグ戦とは違う“アツさ”があった。
しかし、来シーズンも“信州ダービー”ができるかは分からないが。


今シーズンも“J”への道が進む事はなかった。
J2の残りの枠は7枠と言われている。
現在準加盟申請をしているチームが5チーム。
そして、来シーズンから“北陸の勇”アローズ北陸、YKKが合併して“J”を目指す動きがある。
単純に計算しても確実に枠は狭くなっていっている。
ましてや、長野県がパルセイロ、松本山雅両チームを支援するという保障は無い。
来シーズンは背水の陣でパルセイロには臨んでもらいたい。

ただ、新シーズンはもう始まっている。
なるべくトレーニングマッチにも顔を出したいと思う。

posted by jjc_nobuyuki |22:54 | 地域リーグ | コメント(1) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年08月06日

地域リーグにおける“個”の必要性

JFL昇格に向けた各地域リーグの出場チームが出揃いづつある。
激戦が繰り広げられた北信越リーグも地震の影響で最終節が延期になったが各チーム最終戦に向け動いている。

その中でAC長野パルセイロがおかしい。
最終戦で11点差以上が優勝への最終条件。
当然、攻撃力アップに力を入れるところなのだが。

8月5日に行われた天皇杯県予選で失態を犯した。
決勝で松本山雅FCとの戦いをファン、サポーターは期待していた。
そして、リベンジすることを・・・
しかし、準々決勝で敗退した。
試合を見に行ったわけではないので、内容には触れることはできないが、負けてもいい相手ではなかった。
“J”を目指す上で、県内で負けてはいけないのだ。
そして、最終戦に向けてしっかり勝たなければいけないのに・・・



昨シーズン途中から指揮をとるバドゥ監督に疑問を持たざるを得ない。
攻撃サッカーを掲げる監督の下、今シーズンは3トップを採用している。
しかし、予想に反して守備が崩壊している。
そして得点も思いのほかの取れていない。
その結果が今のチームの得失点差という形で現れている。
昨シーズン最多得点、最小失点を記録したチームが今シーズンは勝てる試合、勝たなければいけない試合で結果がでていない。
そして皮肉にも2トップを採用した試合のほうがいい結果を出している。
ちなみに、5日の試合はスタッツを見る限りでは3トップのようだった。


バドゥ監督のサッカーは個人技優先主義と言われている。
前日本代表監督ジーコと同じだ。
しかし、地域リーグに個人技優先サッカーは通用するのか。
確かに、ずば抜けた“個”の必要性はある。
だが、それはチームとしてある程度の基盤がある上での“個”なら意味がある。
しかし、今シーズンのAC長野パルセイロにチームとしての基盤があまり見えない。
基盤が無いのに、“個”を優先するバドゥ監督。
シーズンが終わっていないので来シーズンの去就はわからない。
仮に来シーズン指揮をとるならば、目指すサッカーを変えないことには昇格は見えてこないのではないだろうか。

posted by jjc_nobuyuki |23:14 | 地域リーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

2007年07月13日

最終節プレビュー

アジアカップの試合中ですが・・・


今週末北信越リーグが最終節を迎える。
優勝の可能性があるのが3チーム。
ただ、長野は11点差つけて勝つことが最低条件であり、相手が優勝の可能性が無いとはいえ、4位金沢戦ということを考えると、限りなく難しい。

そうなると、1位松本対2位JSCの結果次第になる。
松本は引き分けでも優勝という条件。
対するJSCは勝ちが条件になる。

JSCは現在2連敗中。
しかし、ホームで戦えるという点は大きなアドバンテージになる。
前節長野にホームでの無敗記録を止められたとはいえ、ホームでの強さは際立っている。

松本はアウェイとはいえ、JFL昇格に向け負けるわけにはいかない。
また、多くのウルトラスも新潟に乗り込むことだろう。
ただ、引き分けを狙うサッカーをすると昨シーズンの長野に二の舞になりかねない。


今週末は天気が悪そうだが、負けるわけにはいかない両チーム。
長野もわずかな可能性にかけるだろう。

アツイ、アツイ北信越リーグの最終節にはどんなドラマが待ちうけているのだろうか。

posted by jjc_nobuyuki |23:55 | 地域リーグ | コメント(3) | トラックバック(0)
みんトピに投稿 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

« 前