2007年10月29日
ロンドンはウェンブリー・スタジアム。
10月28日、NFLの公式戦が、北米大陸以外で初めて開催された。
NFL第8週、ニューヨーク・ジャイアンツ対マイアミドルフィンズ。
ジャイアンツは5連勝、ドルフィンズは7連敗と対照的な2チーム。
9万枚のチケットは売り切れ。
待ちに待った試合は、大歓声とカメラのフラッシュに包まれた。
「氷上の戦い」
アナウンサーのコメントは的を得ていた。
小雨が降るなか、グラウンド上では足をとられ転ぶ選手。
RBやWRは、ボールを保持しても全速力で走れない。
タックルされてもファンブルしないように、ボールを両手で抱え走っていた。
雨の中の試合では、両チームともランに頼るしかない。
ユニフォームは泥にまみれ、スパイクに芝が絡みつく。
試合経過とともに、グラウンドの状態は、ますます悪化。
単純なミスが続出し、試合の流れは、たびたび途切れた。
ドルフィンズが第4Q終盤、3点差に迫った直後のオンサイド・キック。
ジェイ・フィーリーの蹴ったボールは、高く跳ねることなくタッチラインを割った。
「どうしようもない」
氷上と表現されたグラウンドでは、思ったプレーが出来ない。
頭を抱えたキッカーの気持ちを代弁すると、かわいそうでならない。
13-10でジャイアンツが勝利。
しかし、第4Qのラストプレー。
ジャイアンツがニーダウンをしたところで、ブーイングが聞こえてきた。
イギリスのNFLファンは、ラグビーのように最後まで攻めることを望んだ。
NFL普及のため、今後も北米大陸以外での開催が続いていく。
もし、普及が第1の目的であるなら、もっと魅力的な試合を見せなければ……。
「思い切ってプレーできるスタジアム」
NFLを迎える側にも、それなりの準備が必要だ。
posted by jjc_keitaohtaka |08:15 |
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2007年10月28日
05/06シーズンのサンティアゴ・ベルナベウで行なわれたエル・クラシコを覚えているだろうか?
レアル・マドリード対FCバルセロナ。
試合は3-0でバルセロナが勝利。
3点目のロナウジーニョのゴール後、レアルのサポーターから拍手が起こった。
10月28日、Jリーグ第30節。川崎フロンターレ対FC東京。
フロンターレは、去年の味の素スタジアムで悔しい敗戦をした。
試合途中で4-1と3点差をつけながら、逆転負け。
退場者を出し、後半サッカーが止まってしまった。
4-5、乱打戦の末に優勝争いからも後退。
今年にかける意気込みは、選手サポーターともに強い。
「多摩川クラシコ」
多摩川近郊の2チーム。
その対戦を盛り上げるために、今年から名がついた。
アドトレインと題し、南武線を多摩川クラシコの広告でジャック。
現在、両チームが調子良いこともあり、盛り上がりを期待できる試合だ。
前回の対戦は、フロンターレが5-2で圧倒。
大勝はしたけど、去年の悔しさは晴れない。
やはり、味の素スタジアムで勝たないことには……。
前半で4-0。
テセがハットトリック。
しかし、去年の悪夢がよみがえる。
何点とっても安心は出来ない。
後半、カウンター狙いのサッカーを展開。
ナビスコ杯に向け、テセを早めに交代したあたりからボールが納まらない。
守勢にまわり何度もピンチをむかえた。
5点目のマギヌンのゴール。
後半最初のゴールをフロンターレが奪ったことで、勝負は決まった。
7-0の完勝。
7点目のジュニーニョのゴールには、FC東京サポーターからも拍手が起こった。
多摩川クラシコ2連勝。
順位は一気に5位まで上がった。
10月は負けなしの5連勝。
この勢いは、そう簡単には止まらない。
ナビスコ杯決勝へ向け、チームとサポーターの勢いは、さらに加速する。
posted by jjc_keitaohtaka |00:06 |
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2007年10月27日
全幅の信頼を得たキッカーを擁するチームは接戦に強い。
NFLでは要所でキッカーが活躍する。
NFL第7週、テネシー・タイタンズ対ヒューストン・テキサンズ。
終盤まで、どちらが勝つか分からない。
同地区対決ということもあり白熱した試合となった。
38-36。
タイタンズが残り時間2秒に逆転FG。
迫り来るテキサンズDFのタックルをギリギリでかいくぐり、
敵地の歓声を一瞬のうちに沈めた。
タイタンズはビンス・ヤングがケガのため、ケリー・コリンズが先発。
コリンズで思い出すのは、2000年のシーズン。
ニューヨーク・ジャイアンツの先発QBとして、スーパーボールに導いた。
タイタンズは第3Q終了時で、32-7と25点差をつけていたが、
第4Qに29点をとられ一時逆転を許した。
テキサンズに2ポイント・コンバージョン、オンサイド・キックを決められ、
自ら苦境に追い込んだ。
6つのターン・オーバーを奪いながら、TDに結びつけることが出来なかった結果が、
接戦を生むことになった。
この試合で生まれたNFL記録。
タイタンズのキッカー、ロブ・ビロナスがFG8本を決めた。
「ある程度の距離をゲインすれば、3点は確実にとれる」
たとえTDの7点がとれなくても、3点を積み重ねることで、
攻撃のリズムを切らさずに済んだのかもしれない。
しかし、敵陣深くに攻めてもTDがとれない。
FGの数が攻撃の質を現していた。
結果的に勝ちはしたが、ヤングの復帰が待ち遠しい。
ヤングが居ればレッドゾーンで攻撃が失敗しても、急発進のスクランブルで得点する。
今後もビロナスに頼る試合が増えるだろう。
今年のAFC南地区は、テキサンズの奮闘もあり2位以下が拮抗している。
インディアナポリス・コルツが6勝0敗。
ジャクソンビル・ジャガーズとタイタンズが4勝2敗で並び、
テキサンズが3勝4敗で続く。
同地区対決をいかに制するかが、プレイオフ進出の鍵となる。
posted by jjc_keitaohtaka |22:27 |
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2007年10月22日
ダブルカバーでも止められない。
NFL第7週、ニューイングランド・ペイトリオッツ対マイアミ・ドルフィンズ。
49-28で、ペイトリオッツが圧勝した。
トム・ブレイディは自己記録の6TDパス。
パス成功率は84%で、QBレイティング158.3を記録。
ほぼ完璧な出来だった。
ペイトリオッツは、第2、第3QBに試合経験を積ませる余裕も見せ、
同地区チームに力の差を示した。
ブレイディとランディ・モスのホットラインに、ますます磨きがかかっている。
特に第2Qで見せた2本のTDは素晴らしかった。
1本目は35ヤードTDレシーブ。
ブレイディのパスが若干短く、CBの方が落下点を予測できていたのに、
いち早くジャンプして相手の上からボールをキャッチした。
跳躍力、タイミング、キャッチング能力に秀でたモスだからこそ取れたボールだ。
2本目は50ヤードTDレシーブ。
その前のプレーでブレイディがサックを受け、サード・ダウンで18ヤード。
ロングゲインが必要な場面だった。
ドルフィンズはパスを警戒し、QBにプレッシャーをかけない。
ブレイディに時間を与えると完璧なパスを投げる。
高く上がったボールはダブルカバーの間をすり抜け、モスの腕の中にすっぽり納まった。
この試合ウェス・ウェルカーも2本のTDレシーブ。
セーフティーがモスをマークすることで出来たスペースに、
うまく入り込んだプレーだった。
モスの存在が、他のレシーバーへのプレッシャーも軽減している。
7勝0敗。
チーム史上初の開幕7連勝となった。
このままいくと、第9週でインディアナ・コルツとの全勝対決が実現する。
パス・オフェンスが絶好調。
攻撃力はリーグ1位といって良いだろう。
あとは、ラン・ディフェンスの改善。
それさえ出来れば、もう……。
posted by jjc_keitaohtaka |05:31 |
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2007年10月21日
可能性ある限りあきらめない。
与えられた時間を精一杯、がむしゃらにプレーする。
川崎フロンターレは、アルビレックス新潟戦に勝ち公式戦4連勝。
ACL準々決勝敗退後、徐々に本来の攻撃力が戻ってきた。
チームの目標が1つに絞られ、生き生きと動いている。
フロンターレの関塚監督は、最近スタメンで久木野聡を使っている。
久木野は入団当初はFWだったが、今年に入ってからは層の薄いサイドで起用されている。
Jリーグ第29節、新潟戦。
この試合も久木野は左サイドで先発した。
与えられた時間は60分。
スタミナに問題があるため、後半15分を目安に井川と交代するのが、最近の傾向となっている。
前半38分、久木野のあきらめない姿勢が得点をうむ。
DFのバックパスに足を投げ出し、ボールは転々とゴールに吸い込まれた。
久木野にとってJ1初ゴール。
DFの背後へのボールに対する嗅覚は、FWの経験が活きている。
「最後まで、あきらめない」
今までの試合でも、同じ気持ちで戦っていたが、
結果にはなかなか反映されなかった。
ロスタイムの中村憲剛のゴール。
どんな位置でも、前が空いたらシュートを打つ。
パスをつないでチャンスを作るよりも、シンプルにシュートへと結びつける。
時間帯を考えたプレー選択が劇的なゴールになった。
1勝も出来なかった9月が過ぎ、10月はここまで負けなし。
この勢いのまま、ナビスコ杯決勝まで突き進んでほしい。
posted by jjc_keitaohtaka |11:26 |
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2007年10月20日
あらゆる状況に応じたプレーの経験の数。
QBは年齢を重ね、味わいのあるプレーを見せる。
NFL第5週、カロライナ・パンサーズ対アリゾナ・カージナルス。
この試合、パンサーズの先発QBはビニー・テスタバディ。
エースQBジェイク・デロームと、控えQBデヴィッド・カーの負傷により、
QBの駒がいなくなったパンサーズが急きょ契約を結んだ。
年齢は43歳、過去にパンサーズを含め7チームを渡り歩いてきた。
試合は、25-10でパンサーズが快勝。
テスタバディも206ヤード、1TDパスで勝利に貢献。
チームに合流して間もないが、すでに戦術を理解していた。
第4Qに飛び出した65ヤードTDパス。
テスタバディは、このプレーにより21年連続TDパスを達成した。
去年、ペイトリオッツに在籍していたとき。
シーズン最終戦の第4Q最後のプレーでチャンスをもらい、6ヤードTDパスを通した。
入団当初からの記録は途切れることなく続いていた。
今年歴代最多TDパスを記録したブレット・ファーブでさえ、
ルーキー・イヤーは0TDパス。
ファーブの持つ記録ほどニュースにはならないが、立派な記録である。
テスタバディが43歳まで現役を続けられたのは、もちろん努力あってのことだろう。
「少ないチャンスで結果を出してきた実績」
彼を必要とするチームがある限り、記録は続いていくはすだ。
posted by jjc_keitaohtaka |23:35 |
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2007年10月19日
今年のスーパーボウルの前哨戦?
NFL 第6週、全米が注目する大一番。
ニューイングランド・ペイトリオッツ対ダラス・カウボーイズの全勝対決。
結果は48-27でペイトリオッツが勝利した。
ペイトリオッツは、第3Qに今シーズン初めて勝ち越しを許した。
しかし、その後の攻撃を全て得点に結びつけ、結果的には21点の大差。
アウェイのクラウド・ノイズやカウボーイズDFのプレッシャーを跳ねのけ、
経験の差を見せつけた。
改めて今シーズンのトム・ブレイディの実力が嘘でないことが、証明された試合だった。
6勝0敗。
しかも、全ての試合で20点以上の点差をつけている。
また、新戦力が予想以上に活躍。
特にレシーバー陣の存在が日に日に増している。
ランディ・モスに注目しがちだが、
ウェス・ウェルカーとダンテ・ストールワースのラン・アフター・キャッチが、
オフェンスにリズムを与えている。
ペイトリオッツを止められるチームは現れるのか?
ラン攻撃が出なくても、パスだけで点がとれる。
今のチームには、去年居なかった核となるレシーバーが3人もいるのだから、
他のチームにとっては厄介だろう。
posted by jjc_keitaohtaka |23:39 |
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2007年10月09日
「同じ相手に3連敗は絶対にあってはならない」
10月10日、ナビスコ杯準決勝。
川崎フロンターレは横浜Fマリノスと対戦する。
今年3度目の神奈川ダービー。
リーグ戦では、いずれも1-2の敗戦。
相手のプレッシングに押され、点差以上の実力差を感じた内容だった。
マリノスは、現在公式戦3連敗中。
流れを変えるために、この大会に期す思いは強い。
ルーキー乾のFWでの先発起用。
トリッキーなドリブルは脅威である。
フロンターレは、リーグ戦で久しぶりの勝利。
この流れをナビスコにもつなげたい。
DFの要、寺田が出場停止。
セットプレーでの大島のマークに注意を払いつつ、
アウェーでの1点を狙う。
冒頭に書いた中村の言葉。
マリノスに苦手意識を残さないためにも、
相手の胸を借りるつもりで、思い切ってプレーする。
初タイトルに向けた厳しい戦い。
「2000年の決勝戦で忘れてきた物を国立まで取りに行きましょう」
サポーターも同じ気持ちで臨む。
posted by jjc_keitaohtaka |18:13 |
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2007年10月08日
昨シーズン、リーグ1位タイの10INT。
この実力は本物か、偽物か?
アサンテ・サミュエル。
ニューイングランド・ペイトリオッツのCB。
今オフにFAとなり、長期契約をもとめホールド・アウトを続け、
8月28日にようやくキャンプに合流した。
開幕して2試合は、コンディション不足から途中出場。
チームが絶好調の中、1人リズムがずれていた。
しかし、第3週のバッファロー・ビルズ戦からスタメンに復帰。
ここまで、3試合連続INTと活躍している。
特に第4週のシンシナティー・ベンガルズ戦では、レッドゾーンに入られてからのINT。
第5週のクリーブランド・ブラウンズ戦でもINTで34-17の勝利に貢献した。
チームの勢いそのままに、好調さを維持している。
基本的にはチームの戦術通り動くが、時に自分の直感で動くときがある。
去年のプレーオフ、ニューヨーク・ジェッツ戦。
第4Qに飛び出したインターセプト・リターン・タッチダウン。
勝負を決めたこのプレーは、まさに本能の動き。
自分のマークを捨て、ショートパスを読んだ。
かつてペイトリオッツに在籍したタイ・ロー。
彼を超えられるのは、サミュエルだけである。
posted by jjc_keitaohtaka |14:02 |
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2007年10月07日
流れの悪い中で必要なもの。
それは、勝つこと。
Jリーグ第28節の川崎フロンターレ対横浜FC。
フロンターレにとって、今年国立競技場での試合は2試合目。
前回はナビスコ杯準々決勝で、ヴァンフォーレ甲府と延長戦まで戦う死闘を繰り広げた。
横浜FCとの前回の対戦は、ホームで6-0の快勝。
後半途中、1人退場者を出したが、その後も2点を追加した。
現在最下位の相手に取りこぼしは許されない。
1-0。
前半ジュニーニョが決めた1点を何とか守りぬく。
攻撃的なチームが後半放ったシュートは2本。
パスミスが目立ち、DFは数的優位であってもドリブルで抜かれた。
ロスタイムの内田のFK。
川島が一歩も動けない完璧な軌道。
しかし、ポストにはじかれた。
良いサッカーができていても、結果につながらない横浜FCの現状……。
内容が悪い中、勝ち点3。
1度も勝てなかった9月の悔しさ。
8月25日のガンバ大阪戦以来、久しぶりに勝利した。
リーグ戦は残り6試合。
勝つイメージを思い出した選手たちは、
1つでも順位を上げ存在感を示してくれるはずだ。
posted by jjc_keitaohtaka |08:52 |
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