2007年08月19日
過度な期待は禁物!
8月18日 日本平にて、川崎フロンターレは清水エスパルスと対戦。 スタジアムに着いたのは2時間半前。 上空には雨雲がただよっていた。 試合前にフランシスマールのベンチ入りが発表されていた。 どんなパフォーマンスを見せるだろう。 そんな期待感を抱き、選手の登場を待つ。 フランシスマールは今シーズン加入したブラジル人。 2月に行なわれたキャンプ中の練習試合で、 左ひざ 前十字靭帯断裂 内側側副靭帯断裂の大ケガを負う。 診断は全治5~6ヶ月。 ブラジルでのリハビリを終え、6月に再来日していた。 左サイドの攻撃的なMF。 172cmと小柄で足が速い。 足元も器用に使う。 今日を迎えるまでのこれらの情報で、 サポーターの期待は勝手に膨らんでいた。 試合開始30分前、ウォーミングアップ開始。 さっそくサポーターは、作りたての応援歌を フランシスマールに歌い続ける。 スタジアムには、すでに大粒の雨が降っていた。 午後7時3分、試合が始まる。 序盤の戦いかたは、前節の悪いイメージを微塵も感じさせない。 テセのポストプレーからサイドに開きセンタリング。 中盤の選手も押し上げ、こぼれ球を積極的にシュートに持っていく。 雨にぬれたピッチだからかミドルシュートが多かった。 フロンターレは先行逃げ切りのチームだ。 先取点をとれば、得意のカウンターも威力を発揮する。 しかし、最近のフロンターレは押しているときに点がとれない。 この試合も開始15分までに点がとれていれば……。 徐々にエスパルスに押される時間帯。 フロンターレは前半だけで3回もサイドチェンジをカットされる。 足の振りが大きいのも原因だが、周りの動き出しが少ないので パスコースが限定されている。 1点目と2点目、どちらも中盤とDFラインの間にフリーのスペースを つくられ、おもしろいようにDFが置いていかれる。 フェルナンジーニョのドリブルはファールでしか止めるすべがなく、 また、ズルズルとDFラインが下がっていった。 後半になるとフロンターレの選手の足が止まりだす。 中盤から先のパスの出しどころがなく、DFに下げるしかない。 サイドが縦にドリブルしないので、センタリングを上げても すぐにクリアされる。 後半20分、フランシスマールが投入される。 “後半戦の秘密兵器”は、どんな活躍をするのか。 今日の試合の出来が全てなら、 「期待は儚い夢と散った」という他ない。 ボールが足につかず、ドリブルで仕掛けることよりパスを選択する。 フリーで打ったシュートの場面も、ボールはゴールとは逆の方向に飛ぶ。 以前からDF能力に欠けると言われていたが、実際その通りだった。 相手のフェイントに一発で体勢を崩し、容易に突破を許す。 1-3の敗戦。 形の見えない攻撃陣と、相手のスピードに置いていかれるDF陣。 さらには、期待の新外国人が期待のままで終わってしまう。 これが本来の姿でないことを祈る。 鬼門の日本平で勝つことの難しさを思い知らされた夜だった。
posted by jjc_keitaohtaka |23:16 |
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