2007年07月31日
憲剛の孤立
川崎フロンターレの中村憲剛。 今シーズン、プロ入り5年目をむかえている。 去年、初めて日本代表に選ばれ、 アジア杯では、全試合に先発した。 この1年、日本のサッカー選手で、 ここまで知名度が上がった選手がいるだろうか? 雑誌の取材、テレビの取材と フィールド外でも忙しい。 名実ともにフロンターレの顔だ。 私はつい最近まで「憲剛」を「ケンゴウ」と読んでいた。 その理由は、フロンターレの応援歌にある。 「オーナカムラー ケンゴーナカムラー↓ オーナカムラー ケンゴーナカムラー↑」 となっているので、 「ケンゴー=ケンゴウ」だと思っていた。 正しくは「憲剛=ケンゴ」 間違えている人は、この機会に直してください。 今シーズン、ケンゴは厳しい日程で戦っている。 Jリーグ、日本代表、 さらにACLでは移動距離も過酷だ。 最近、少し気がかりなことがある。 それは、周りの人間がどんなときでもケンゴを主役に しようとしていることだ。 ケンゴは、結果が伴わないのにもてはやされる現状に、 とまどっている。 何かフワフワとした異質な空間に放り込まれ、 地に足が着いていない。 ホームでの試合後、 選手がサポーターの前にあいさつをしにくる。 その後、選手が去っていくときに、 Gゾーンは「オーナカムラー……」と 歌いだす。 試合で活躍していない選手に対して、 応援歌を歌うことはどうなのか? ACLのアレマ・マラン戦でのこと。 この試合、ふがいない内容で1-1で引き分ける。 試合後、観客席に深々と頭を下げるケンゴの姿。 一人だけ5メートル歩くごとに、おじぎをした。 周りのサポーターは感動していたが、 私は「何か違う」と思った。 メディアを意識していると感じたからだ。 “名実” この意味は、名声と功績だ。 ケンゴの場合、名声が突出している。 今シーズンのケンゴは、一瞬たりとも 輝きを放っていない。 フロンターレは、個の力よりチーム力で勝つチームだ。 パズルの1ピースの役割。 それは、無くてはならないもの。 ケンゴにはJリーグの中断期間で、本来の自分の姿を 思い出してほしい。
posted by jjc_keitaohtaka |23:39 |
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