2008年05月25日

今年も守備は健在!

残り1秒、トライトンズQB、渾身の一投は、
レシーバーに届くことはなかった。


5月11日、アミノバイタルフィールドで行なわれた、
日本大学フェニックス対東海大学トライトンズの一戦は、
日大が危なげなく勝利した。
攻守両方で主力が抜け、また一からチーム作りが始まる。
昨シーズン、甲子園ボウルで先発を果たしたQB平本を中心に、
「強い日大」を継続していく。


20-0での完封劇にも、会場には溜息がこだました。
観客の脳裏には、まだ作シーズンの強さが残っている。
関東を制した、他を圧倒する存在感は、
この試合では見せることができなかった。


雨のせいか、寒さのせいか、両チームの動きが重い。
ミスをしないよう、丁寧にボールを運んだ。
ラン主体の戦術で、時間はあっという間に経過した。


この試合のMVPは、日大RB水谷だ。
2TDランの活躍。
159cmの小柄な体のどこに、DFラインを突破する走力が隠れているのか。
タックルされても、つかまらない。
どんな体勢であっても前に倒れる意識は、厳しい練習のたまものだ。
予備動作の少ないカットバックに、東海大守備陣は為すすべない。
オフェンスラインの開けた走路を、的確に前進する姿に、観客はおおいに沸いた。


練習と実戦は違う。
WRの走るコースは、CBの対応により変わっていく。
第3Q序盤、平本が投げたショートパスがインターセプトされた。
選手は、雨に濡れたピッチを全速力で走ることは難しい。
QBの意図するパスコースにWRはいなかった。


春季のオープン戦初戦、日大は無難に勝利した。
QBだけでも4人が出場、実戦経験を積んだ。
今シーズンも守備は健在。
第1Q終盤、LB小泉がみせた判断の速さと、鋭いタックルが、
東海大オフェンスに反撃の猶予を与えなかった。
6月1日、横浜ボウルに向け、ここからチームの熟成度を上げていく。

posted by jjc_keitaohtaka |07:01 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2008年01月02日

ラスト3の戦い

頼れる相棒を見つけた彼を、止めるチームは現れるのか?


NFL第17週、ニューイングランド・ペイトリオッツ対ニューヨークジャイアンツ。
全米注目の試合は、38-35でペイトリオッツが勝利した。
これで、レギュラーシーズン16戦全勝を達成。
1972年のマイアミ・ドルフィンズ以来のパーフェクト・シーズンが見えてきた。


ランディ・モスの身体能力は、計り知れない。
どんな軌道のボールであっても、天性のセンスでキャッチ。
長身を活かし、スピードでも相手を翻弄する。


トム・ブレイディとモスは、この試合で新記録を達成。
ブレイディは50TDパス、モスは23TDレシーブ。
この2人のホットラインが、NFLでナンバー1であることを証明した。


モスがすごいのは、ハドル中も足を動かしていることだ。
細かいダッシュを繰り返し、体を温める。
CBを振り切るための細かい努力が、
瞬間的なスピードを生む。


モスにとって、ブレイディは最良の話し相手となっている。
2人の一流プレーヤーが共有する、最高のパスコース。
それは、DFには防ぎきれない。


スーパーボウルまで、あと3勝。
相手が本気で向かってくるプレーオフは、本当の実力が試される。
ペイトリオッツは、プレーオフの戦いを熟知している。
勝負どころのしつこいDF。
相手の裏をかくプレー選択。
試合終了まで、顔を緩めない。
ビル・ベリチックの勝ちに対する執念が、チームを勝利に導く。


モスが欲しいものは、ただ1つ。
それは、個人タイトルや新記録の栄誉ではない。

posted by jjc_keitaohtaka |13:50 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月13日

新人王へ向けた快走?

良いランニングバックの条件とは?
・切れ味のあるカットバック
・タックルに当たり負けしない強さ
・味方のブロックを上手く使う
・スクリメージラインを突破するときの加速力
こんなところだろう。


ミネソタ・バイキングスのRB、エイドリアン・ピーターソン。
まだ22歳のルーキーである。
第14週を終え、ラッシングで1200ヤード、10TD。
第11、12週をケガで欠場したものの、1試合平均でラン109ヤードを稼いでいる。


第9週、対サンディエゴ・チャージャーズ戦。
ピーターソンは、NFL記録を樹立した。
ラン30回で296ヤード、1プレー平均9.9ヤードも獲得。
2003年に、ジャマール・ルイスが記録した295ヤードを更新した。
DFラインを突破されたら、誰も追いつけない。
一瞬で相手を置き去りにするスピードは圧巻だ。


バイキングスには、もう1人の優秀なRBチェスター・テイラーがいる。
スピードに長けたピーターソンに対して、
テイラーは、DFのタイミングをずらし着実にゲイン。
2人のRBが、バイキングスの攻撃を担っている。


ピーターソンの魅力は、鋭いカットバックだ。
相手を抜こうとする瞬間、姿勢を低くした深いフェイントをみせる。
他のRBよりもフェイントを多くし、相手の体勢が傾いたところを逆方向にカットバック。
これをされると、相手は一歩も動けない。


ピーターソンにも欠点がある。
それは、試合によって好不調の波が大きい点だ。
第13週、ランで116ヤード稼いだと思ったら、翌週は3ヤードしかゲインできない。
プレーオフでは、その波がチームの勝敗を左右する。


今、ピーターソンは新人王に一番近い。
まだ、勢いにまかせた強引な突破が目立つ。
もっと味方を活かして走路を切り開けたら、他チームにとってさらに恐ろしい存在となる。
ラッシング・ヤードは、ピッツバーグ・スティーラーズのウィリー・パーカーに次ぐ2位。
新人王とともに、ラッシング・リーダーの座も狙っている。


バイキングスは、NFC北部地区で、7勝6敗の2位につけている。
同地区のグリーンベイ・パッカーズが地区優勝したので、狙うはワイルドカードのみ。
粗削りで若いチームが、プレーオフで旋風を巻き起こす日は、そうは遠くない。
ピーターソンの新人王への快走は、やがてスーパーボウルへの歩みとなる。

posted by jjc_keitaohtaka |23:36 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月07日

苦しいときの本当の実力!

攻撃的な守備は、得点をうむ。
QBにプレッシャーをかけ、プレーの選択を狭める。


NFL第13週、ニューイングランド・ペイトリオッツ対ボルチモア・レイブンズ。
全国中継のマンデーナイトに、両チームが気合いを見せた。


「先にTDをとり、リズムに乗る」
どのチームも、理想的な展開を思い描く。
第1Q最初の、ペイトリオッツの攻撃シリーズ。
敵陣深くまで攻めるがTDがとれない。
3ダウン3、残り3ヤード。
トム・ブレイディが、DFのプレッシャーをかいくぐりパスを送る。
無理にスクランブルにいかず、ねばって探したレシーバーはベン・ワトソン。
ワトソンはフリーだったが、パスが低い。
絶好の得点機会を逃した。
この影響は、すぐに表れる。
第1Q、残り5分26秒。
サックミスとタックルミスが重なりロングゲインを許した。
相手QBカイル・ボーラーの調子が良く、
また、ウィリス・マゲイヒーの突破がペイトリオッツ守備陣を苦しめた。


DFラインの強力なプレッシャー。
ペイトリオッツは、オフェンスラインのパスプロテクションがもたず、余裕がない。
ブレイディは、サックされないために早めにパスを投げた。
エド・リード、クリス・マカリスター、サマリー・ロール。
レイブンズの強力DFバック陣は、しつこいマークでパスをカット。
ショートパスに的を絞り、リズムを作らせなかった。


ペイトリオッツは、攻守でレイブンズに手を焼く。
連勝記録を続けるプレッシャーからか、キャッチミスも多い。
守備陣は一歩目が遅く、サック寸前のところでパスを通された。


普通のチームなら、試合を通しリズムが変わらないまま負けるだろう。
しかし、2000年代最強のチームは、勝負のかかった第4Qに本当の実力を見せた。


第4Q序盤、17-24と7点差をつけられた。
限られた時間と危機的状況。
ここで、ペイトリオッツ守備陣が踏ん張りをみせる。
FGで4点差に迫った直後の守備を3&アウト。
さらに、残り5分21秒からの守備でも3&アウト。
簡単には1ダウン更新を許さない。
勝負際で自由にさせないのが、ペイトリオッツの強さだ。


試合の内容はともかく、終了のホイッスルが鳴ったとき、勝っているのが強い証拠。
ラストドライブ、残り55秒でジャバー・ギャフニーにTDパス。
この試合でギャフニーのキャッチは、ラストプレーの1回のみだった。
レイブンズのバート・スコットは、イエローフラッグを拾い上げると客席に向かって投げ捨てた。
「あと1分持ちこたえれば……」
レイブンズは思い通りに試合を進めたが、それでも勝てない。
点差だけでは見えてこない実力差が、そこにはあった。

posted by jjc_keitaohtaka |02:38 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月04日

凶弾に倒れたセーフティー

銃社会がもたらす悲劇とは?
1人のNFL選手の死が、アメリカの闇を表している。


11月27日、アメリカの首都ワシントンD.C.に本拠地を置く、
レッドスキンズのFSが、強盗に襲われ命を落とした。
ショーン・テイラー、24歳。
2004年、アメフトの名門マイアミ大学から、ドラフト1巡目5位指名でプロの世界へ。
レッドスキンズのパスDFを支えてきた。
去年は、プロボウルに初出場。
今季も、第11週時点でリーグ全体で2位の5INTをあげていた。


今シーズン、テイラーが一番活躍した試合は、第6週のグリーンベイ・パッカーズ戦だ。
14-17で負けはしたが、ブレット・ファーブから2INT。
ファーブの目を見て、パスの方向を正確に察知。
パス平均獲得で288ヤードあげているファーブが、この試合では188ヤードしか稼げなかった。


強盗殺人容疑で逮捕されたのは、いずれも20歳以下の4人。
テイラーは、ケガの治療でマイアミの自宅に戻ったところ、犯人たちと鉢合わせした。
もし、テイラーが家にいなかったら、婚約者と1歳半の娘はどうなっていただろう。
そう考えると、結果的に家族を身をていして守ることになった。
強烈なハードヒットで知られる選手も、銃口を向けられたら太刀打ちできない。


先月の7日、フィンランドの高校で銃乱射事件が起きた。
犯人は18歳。またしても繰り返された銃乱射の悲劇。
フィンランドは狩猟の文化が根強いため、銃の所持まで踏み込んだ規制はされない。
しかし、政府は、銃販売の対象年齢を引き上げる方針を打ち出した。


一方、アメリカでの銃規制はどうか?
いっこうに議論は進まない。
「いつ同じ立場になるか分からない」
銃社会アメリカが抱える闇は、簡単には拭い去れない。
せめて、今回の事件がきっかけで、銃規制に対して国民が関心を持ってくれることを願うばかりだ。

posted by jjc_keitaohtaka |05:16 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年12月01日

プレイオフへの不安

3点差の辛勝。
大差のついた試合の中で見えてこなかった、守備の頑張りが際立った。


NFL第12週、ニューイングランド・ペイトリオッツ対フィラデルフィア・イーグルス。
2004年シーズン、第39回スーパーボウルの再現。
このときは、24-21でペイトリオッツが勝利した。
残り時間17秒で、ロドニー・ハリソンがインターセプトし、死闘に決着がついた。


イーグルスはドノバン・マクナブが欠場し、A.J.フィーリーが先発。
守備にタレントがそろっているだけに、敵陣に進んだ攻撃機会を確実にものにしたい。
ペイトリオッツは、直前にバッファロー・ビルズが負け、
AFC東部地区の優勝が決まっていた。
これで、5年連続の地区優勝。
混戦の地区が多いなか、東部地区ではペイトリオッツが飛びぬけている。


試合は、第2Q、イーグルスが14-14と同点に追いついた直後にオンサイドキック。
ペイトリオッツを倒すために、他チームはいろいろ工夫して攻めてくる。
「リスクを冒してでも点数をとる」
それが、挑戦者としての積極性なのかもしれない。


ペイトリオッツの第3Q最初の攻撃。
敵陣近くまで攻め込みながら、無得点に終わった。
ランディ・モスがパス・インターフェアをとられ、その悪い流れからFGを外した。
トム・ブレイディが、モスに対して投げたパスは12回。
そのうち、7回がミスパスとなった。
ディープパスを抑えられた結果、ウェス・ウェルカーにパスを集めるしかなかった。


第4Q、31-28と逆転した直後の守備。
アサンテ・サミュエルがエンドゾーンでインターセプト。
「早く逆転したい」
ここでは、イーグルスの積極性があだとなった。
残り時間18秒、ジェームス・サンダースが、チーム3つ目のインターセプト。
31-28、接戦であったが、最後は集中力の差が勝敗を分けた。


プレーオフでは、僅差の試合が予想される。
そんな中、ペイトリオッツのキッカー、ステファン・ゴストコウスキに不安を覚えた。
後半最初の得点機会、32ヤードFGを外した。
接戦に持ち込まれたとき、信頼できるキッカーがチームの勝敗を握る。
ペイトリオッツに所属していたアダム・ビナティエリの存在感。
ゴストコウスキのキックには、まだ安心できない。

posted by jjc_keitaohtaka |04:43 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年11月23日

至福、歓喜!

“頂上対決”
“11月のスーパーボウル”
NFLファンでなくても十分楽しめたはずだ。


NFL第9週、ニューイングランド・ペイトリオッツ対インディアナポリス・コルツ。
一つ一つのプレーに気迫を感じる好ゲームだった。
RCAドームに集まった両チームのファンは、お互いの強さを自覚できただろう。


ペイトリオッツは、ここぞというときに集中力を発揮する。
3ダウン・コンバージョンでの堅いDFで、相手にリズムを作らせない。
特に、パス・インターフェアでレッドゾーンに進入した相手の攻撃を、
2本ともFGに抑えたのが大きかった。


2Qの終盤に決められた、ジョセフ・アダイの73ヤードTD。
このプレーでは、タックルミスが重なりTDを許した。
しかし、他の場面ではアダイ以外をしっかりカバーし、
アダイにボールが納まりしだい囲んで止めるという意思が、はっきりしていた。
ただ、9連戦の最後ということで、体がついていけない。
その結果、アダイにランで112ヤード、パスで114ヤードを許した。


24-20でペイトリオッツが勝利。
「9連勝でバイウィーク」
ホームコート・アドバンテージに手がかかった。
この1戦で勝利した価値は、2月に現実になる。



バイウィーク明けの試合。
連勝中のチームにとっては、リズムを継続するのが難しい。
しかし、今のペイトリオッツに、この問題は通用しない。


NFL第11週、ペイトリオッツ対バッファロー・ビルズの同地区対決。
56-10の大差で、ペイトリオッツが完勝。
ランディ・モスは、直前にダラス・カウボーイズのテレル・オーウェンスが達成した
4TDパス・レシーブを、後を追うようにやってのけた。


ディープ・パス、ショート・パス。
自分に与えられたスペースを、縦横無尽に走ってみせた。
DFが全てのプレーで集中を切らさないことは困難。
気が緩んだ瞬間、トム・ブレイディから針の穴を通すパスがとんでくる。


AFC東部地区で調子を上げていたビルズを、完全に黙らせた勝利。
地区優勝は間違いない。
後は、いかにケガ人をなくし、着実に勝ちを積み重ねていけるかにかかっている。

posted by jjc_keitaohtaka |23:43 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年11月01日

ケガを恐れず!

攻撃の核はQB。
ジョー・モンタナ、ジョン・エルウェイ……。
かつての名QBも、そうだった。
QBが闘志を見せれば、チームに勢いがつく。


NFL第8週。
ニューイングランド・ペイトリオッツ対ワシントン・レッドスキンズ。
試合の構図は、トム・ブレイディ対パスDF、クリントン・ポーティス対ランDFだった。


ペイトリオッツは、この日も絶好調。
マイク・ブレイベルが13タックル、3サック、3ファンブルフォース。
1人で3ターンオーバーを奪った。
ベテランらしい間で、パス・プロテクションを外し、的確なタックル。
さらに、攻撃でもTDレシーブ。
残り1ヤード、ブロック・フェイクからのパスキャッチ。
攻守で存在感を示した。


この試合、ブレイディが珍しくレッドゾーンで走った。
DFラインの裏に出来たスペース。
パスを警戒し、LBの反応が遅れた。
エンドゾーンに入るまで、タックルは間に合わない。
ブレイディは、ボールを地面に叩きつけ歓喜。
3ダウン3ヤードの場面。
レッドスキンズは、ショットガン隊形を見てランは無いと判断した。


QBが走ることにはリスクがある。
DFのタックルをまともに受け、ケガや脳震盪になる可能性が高い。
特にペイトリオッツは、ブレイディ中心のチーム。
彼が欠場すると、勝てなくなることは明白だ。
しかし、QBがTDをあげることで、チームの士気は高まる。
これまでも、3ダウン残り1ヤード、4ダウン残り1ヤードの場面では、
ブレイディ自ら走り、1ダウンを獲得してきた。


インディアナポリス・コルツのペイトン・マニング。
去年、スーパーボウルを制し、長年の夢を叶えた。
マニングは、この年4TDラン。
QBが走る姿勢を見せることで、攻撃陣を鼓舞。
マニングが成長を見せたシーズンだった。


52-7でペイトリオッツが勝利。
ブレイディは3TDパス、2TDラン。
課題の守備も、ポーティスをラン27ヤードに抑えた。
ローレンス・マローニーが復帰。
ボールを支配し、時間は有効に経過。
レッドスキンズ守備陣は、長時間の集中を強いられ、
確実に疲弊していった。


ブレイディのTDラン。
この1つのプレーが、今後戦うチームの頭に残れば、
さらなる守備の混乱が起こるだろう。
ただ、無理なスクランブルだけは避けてほしい。

posted by jjc_keitaohtaka |17:53 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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2007年10月29日

サッカーの聖地!

ロンドンはウェンブリー・スタジアム。
10月28日、NFLの公式戦が、北米大陸以外で初めて開催された。


NFL第8週、ニューヨーク・ジャイアンツ対マイアミドルフィンズ。
ジャイアンツは5連勝、ドルフィンズは7連敗と対照的な2チーム。
9万枚のチケットは売り切れ。
待ちに待った試合は、大歓声とカメラのフラッシュに包まれた。


「氷上の戦い」
アナウンサーのコメントは的を得ていた。
小雨が降るなか、グラウンド上では足をとられ転ぶ選手。
RBやWRは、ボールを保持しても全速力で走れない。
タックルされてもファンブルしないように、ボールを両手で抱え走っていた。


雨の中の試合では、両チームともランに頼るしかない。
ユニフォームは泥にまみれ、スパイクに芝が絡みつく。
試合経過とともに、グラウンドの状態は、ますます悪化。
単純なミスが続出し、試合の流れは、たびたび途切れた。


ドルフィンズが第4Q終盤、3点差に迫った直後のオンサイド・キック。
ジェイ・フィーリーの蹴ったボールは、高く跳ねることなくタッチラインを割った。
「どうしようもない」
氷上と表現されたグラウンドでは、思ったプレーが出来ない。
頭を抱えたキッカーの気持ちを代弁すると、かわいそうでならない。


13-10でジャイアンツが勝利。
しかし、第4Qのラストプレー。
ジャイアンツがニーダウンをしたところで、ブーイングが聞こえてきた。
イギリスのNFLファンは、ラグビーのように最後まで攻めることを望んだ。


NFL普及のため、今後も北米大陸以外での開催が続いていく。
もし、普及が第1の目的であるなら、もっと魅力的な試合を見せなければ……。
「思い切ってプレーできるスタジアム」
NFLを迎える側にも、それなりの準備が必要だ。

posted by jjc_keitaohtaka |08:15 | アメフト | コメント(1) | トラックバック(0)
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2007年10月27日

チームとして誇れない記録?

全幅の信頼を得たキッカーを擁するチームは接戦に強い。
NFLでは要所でキッカーが活躍する。


NFL第7週、テネシー・タイタンズ対ヒューストン・テキサンズ。
終盤まで、どちらが勝つか分からない。
同地区対決ということもあり白熱した試合となった。


38-36。
タイタンズが残り時間2秒に逆転FG。
迫り来るテキサンズDFのタックルをギリギリでかいくぐり、
敵地の歓声を一瞬のうちに沈めた。
タイタンズはビンス・ヤングがケガのため、ケリー・コリンズが先発。
コリンズで思い出すのは、2000年のシーズン。
ニューヨーク・ジャイアンツの先発QBとして、スーパーボールに導いた。


タイタンズは第3Q終了時で、32-7と25点差をつけていたが、
第4Qに29点をとられ一時逆転を許した。
テキサンズに2ポイント・コンバージョン、オンサイド・キックを決められ、
自ら苦境に追い込んだ。
6つのターン・オーバーを奪いながら、TDに結びつけることが出来なかった結果が、
接戦を生むことになった。


この試合で生まれたNFL記録。
タイタンズのキッカー、ロブ・ビロナスがFG8本を決めた。
「ある程度の距離をゲインすれば、3点は確実にとれる」
たとえTDの7点がとれなくても、3点を積み重ねることで、
攻撃のリズムを切らさずに済んだのかもしれない。
しかし、敵陣深くに攻めてもTDがとれない。
FGの数が攻撃の質を現していた。


結果的に勝ちはしたが、ヤングの復帰が待ち遠しい。
ヤングが居ればレッドゾーンで攻撃が失敗しても、急発進のスクランブルで得点する。
今後もビロナスに頼る試合が増えるだろう。


今年のAFC南地区は、テキサンズの奮闘もあり2位以下が拮抗している。
インディアナポリス・コルツが6勝0敗。
ジャクソンビル・ジャガーズとタイタンズが4勝2敗で並び、
テキサンズが3勝4敗で続く。
同地区対決をいかに制するかが、プレイオフ進出の鍵となる。

posted by jjc_keitaohtaka |22:27 | アメフト | コメント(0) | トラックバック(0)
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