2008年04月26日
急な辞任
「関塚フロンターレ 関塚フロンターレ……」 監督がベンチに居なくても、サポーターは繰り返しコールした。 4月24日、川崎フロンターレの関塚隆が辞任を発表。 後任には高畠勉コーチが昇格した。 いつも、一人で責任を背負い、選手を擁護。 また、サポーターを愛し、サポーターから愛された監督だ。 ピッチ上では、激しい口調で選手を鼓舞。 時々、熱くなりすぎるときもあるが、そこが人間らしい。 「家族の温かさ」 それが、フロンターレを取り巻く環境を言い表している。 チーム、サポーター、地域が一体となり、Jリーグを戦ってきた。 その中心にいたのが、関塚隆である。 今回の辞任は、監督自身悔しいだろう。 しかし、選手は、それ以上に無念さを噛みしめている。 去年からの目標、「タイトルをとる」 この言葉には、「監督を胴上げしたい」 そんな思いが詰まっていた。 2004年の監督就任以来、J1ではリーグ戦、 ナビスコ杯での2位が最高位である。 あと一歩が遠い。 「まだ、タイトル獲得にははやい」 そう告げられているようだった。 今年のフロンターレは、波がある。 リズムが一定しない。 辞任発表は、監督の促した最後の檄だ。 「今の状況を打破しろ!」 選手の心に届かないはずはない。
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2008年01月03日
タイトルに届かない歯がゆさ
負けるときは、いつも同じパターンだ。 先に点をとられ、うまく時間を使われる。 天皇杯準決勝、川崎フロンターレ対鹿島アントラーズ。 0-1の最小得点差。 その1点の差は、経験でしか縮まらない。 フロンターレは、前半から互角以上の戦いを展開。 しかし、曽ヶ端の攻守もあり、得点は奪えない。 テセが競り勝ち、ジュニーニョが積極的にシュートを打った。 ただ、久しぶりに先発したマギヌンにミスパスが目立ち、 波に乗り切れない。 前半序盤、村上の攻め上がりと、 ハーフタイム直前の箕輪が放ったミドルシュート。 攻撃の枚数を増やすことが有効なのに、 後半に入るとDFの攻め上がりが見られない。 後半27分、本山のボレーシュートが鮮やかに決まる。 この瞬間、9月1日のリーグ戦第24節で、小笠原に決められたシュートを思い出す。 そのときも、川島の守備位置が前に出過ぎていた。 確かに、前に出ればシュートコースは狭まる。 しかし、その分、シュートに反応するタイミングは難しい。 鹿島は1点をとり、無理に攻めてこない。 リーグ・チャンピオンのしたたかな戦い方を前にすると、なすすべが無い。 フロンターレは、強引なドリブル突破から状況を打開しようとした。 初タイトルへ向けた厳しい戦い。 またもや、あと1歩が届かなかった。 “タイトルを1つはとりたい” その思いで臨んだ1年が、終わりを告げた。 サポーターとして、チームの良い面、悪い面を肌で感じてきた。 だからこそ、来シーズンはタイトルが欲しい。
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2007年12月02日
ここからまた、再スタート!
“選手としては今日で終わりだが、またここから新たなスタート” Jリーグ第34節、今シーズンの最終戦。 川崎フロンターレは、NACK5スタジアムで大宮アルディージャと対戦した。 フロンターレは、前節5位に浮上。 今節勝って、この順位をキープしたい。 フロンターレは、前線からプレスをかけミスパスを誘う。 前半21分、コーナーキックからテセがヘディング・シュートを決めた。 今シーズン、リーグ戦12点目。 自分の役割を確立した1年だった。 「フロンターレの先制点で、大宮の闘志に火がつく」 ここから、フロンターレの両サイドが押し込まれ、攻め手を失う。 DF陣のミスパスも重なり、リズムが悪いまま前半を終えた。 セットプレー以外で、レアンドロを越えることができない。 レアンドロは、ストヤノフのようにボールキープに長けているし、 積極的なドリブルから攻撃の起点となった。 ジュニーニョのドリブルにも、スピードではなく、経験からくる間で勝負。 無理に足を出さず、体を入れドリブルのコースを断っていた。 フロンターレは、攻撃の核、ジュニーニョを止められると厳しい。 ドリブルしても周りのフォローが遅く、次第に孤立していった。 チームで放ったシュートが5本と少ない。 終盤、中村がノールックでのダイレクトパスを、ジュニーニョに通そうとした場面。 ミスパスになり、自らに怒りをぶつけた中村の姿が、 この試合の嫌な流れを表していた。 1-1で引き分け。 ホームでの対戦同様に、ロスタイムに同点を許した。 大宮の2番、奥野誠一郎の引退試合。 「15年の選手生活を勝って送り出したい」 最後まで諦めない攻撃的な姿勢は素晴らしい。 フロンターレは、大宮の気迫に終始押されていた。 フロンターレは、リーグ戦を5位で終えた。 苦しい9月を耐え、ひとやま越えたシーズン。 「ここからまた、新たなスタート」 サポーターとして、来シーズンもフロンターレと共に成長していきたい。
posted by jjc_keitaohtaka |10:58 |
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2007年11月25日
ホーム勝ち締め
珍しい? 選手紹介で、他チームの選手に拍手を送る。 盛田剛平。 2001年に川崎フロンターレに所属したFW。 188cmの長身を活かしたヘディングが武器だった。 Jリーグ第33節、川崎フロンターレ対サンフレッチェ広島。 今シーズン、等々力競技場最終戦となった。 色々あった2007年も、あとわずか。 ホーム最終戦は、終始ペースを握った。 先制点をとると負けない。 開始15分、養父の折り返しからテセがヘディングを決めた。 右から左、左から右へ。 養父からダイレクトで送られたクロスが、テセをフリーにした。 柏レイソル、浦和レッズ。 養父にとって、広島戦はリーグ戦3試合目の先発出場。 あらゆる場面に顔を出し、チャンスを演出した。 マギヌンのように積極的にシュートし、大橋のようにパスをちらす。 ルーキーらしからぬ落ち着きは、見ていて頼もしい。 後半に入り、フロンターレは久木野と森を入れ換えのぞむ。 前半、何度か久木野の裏のスペースに、駒野が走り込む場面があり、 そこをケアする必要があった。 ジュニーニョ、中村がシュートを決め、 後半3分までにスコアは3-0となった。 24分、ストヤノフが退場。 これで、完全に広島の攻撃は断たれた。 交代で出場した盛田を、FWではなく、いつも通りのDF起用。 フロンターレにとっては、いっそう守りやすかった。 ACL敗退後、リーグ戦は5勝2分。 養父は、主力がケガで抜けたチャンスを、確実にものにしている。 “ナンバー20” 今度は、どんなプレーを見せてくれるだろう。
posted by jjc_keitaohtaka |16:34 |
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2007年11月07日
懐かしい
1993年、Jリーグ開幕戦。 ヴェルディ川崎対横浜マリノス。 この試合で流れていた曲は、今でも脳裏に残っている。 「ウォー ウォー ウォー ウォー……」 先日のナビスコ杯決勝の試合後、国立競技場に流れてきた。 この曲は「J’S THEME」で、 TUBEのギタリスト、春畑道哉が作った。 インストルメンタルが持つ説得力、哀愁のあるメロディ。 試合後に聴くと、ぴったりはまる。 川崎フロンターレが勝った試合後流れる曲は「HERO-Main title-」。 やはり、インストゥルメンタル。 楽器のみの演奏に、それぞれの想いをはせる。 曲を聴いただけで、目頭が熱くなる。 そんな曲が、最近聴かれなくなったのは残念である。 国立で聴いた「J’S THEME」。 改めて名曲だと感じた。
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2007年11月05日
完敗
コーナーキック。 寺田周平、渾身のヘディングシュート。 無常にもクロスバーを越えた。 ナビスコ杯決勝、川崎フロンターレ対ガンバ大阪。 国立競技場は快晴。 試合開始時には、スタンドが観客でほとんど埋まった。 序盤は、いつも通りリズムが良い。 攻撃をシュートで終わらせ、守備も集中。 テセが競り勝ち、こぼれ球をジュニーニョがシュート。 中盤がオーバーラップし、チャンスを作った。 右コーナーキック。 大橋の蹴ったボールは、フリーの寺田へ。 地面に叩いたヘディングは、大きくバウンドしゴールラインを割った。 フロンターレの勝利のパターンは、先行逃げ切り。 前半15分までの早い時間帯に点数をとる。 そうすれば、相手はカウンターに屈するはず……。 しかし、ガンバの攻勢。 ロングボールを前線にあずけ、前が開いたら積極的にミドルシュート。 フロンターレは両サイドが押し込まれ、クロスを何とか跳ね返す展開。 ガンバがボールを支配し、フロンターレ守備陣は消耗していった。 ガンバの徹底した攻めの形。 森の背後を常に狙う。 後半10分の安田のゴールによって、ガンバとフロンターレの力の差が明確になった。 プレスをかけてもボールをとれない。 自分たちがパスを回しているのに、相手に回させられていた。 ジュニーニョがボール欲しさにポジションを下げると、 相手の守備にとっては守りやすい。 2人で囲み、強引なドリブルを阻止すれば良い。 大舞台の経験の差。 ガンバの戦い方から学ぶことは多い。 リーグ戦とは違う一発勝負。 0-1、たった1点が遠い。 メダルを首から外し、悔しさをにじませた選手。 タイトルは逃したが、決勝の舞台を経験できたことは貴重だった。
posted by jjc_keitaohtaka |16:14 |
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2007年11月04日
待ちわびた時間の中で
11月3日、ナビスコ杯決勝。 10月13日に横浜Fマリノスを下してから、3週間あまり。 川崎フロンターレ・サポーターは、この日を待っていた。 スタジアムに着いたのは、夜も明けたばかりの午前6時。 すでに、開場を待ちわびるサポーターであふれていた。 前日から、競技場前にテントを張っている人、 徹夜で飲んでそのまま始発に乗り込んだ人。 サポーターの期待感。 それは、“ワクワク”から、徐々に“ドキドキ”へと変わった。 午前8時、パネル設置。 選手入場時に掲げられる青パネル約2万枚。 有志のサポーターが1枚1枚丁寧に丸め、座席の下にさしていく。 誰もいないグラウンド。 ここで、5時間後、満員の歓声が包み込む。 そう思うと、急に身震いした。 メインスタンドでは、表彰式のリハーサルが坦々と行なわれた。 モニターに映し出された、ガンバ大阪優勝、フロンターレ準優勝のテロップ。 サポーターは、軽いブーイングを返した。 午前10時、ついに開場。 決勝の舞台を良い位置で観戦するために……。 サポーターは小走りにスタジアムを駆けた。 2000年以来、2度目の決勝。 「もう、悔し涙はいらない」 試合開始まで、あっという間に時は過ぎた。
posted by jjc_keitaohtaka |12:56 |
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2007年10月28日
クラシコ
05/06シーズンのサンティアゴ・ベルナベウで行なわれたエル・クラシコを覚えているだろうか? レアル・マドリード対FCバルセロナ。 試合は3-0でバルセロナが勝利。 3点目のロナウジーニョのゴール後、レアルのサポーターから拍手が起こった。 10月28日、Jリーグ第30節。川崎フロンターレ対FC東京。 フロンターレは、去年の味の素スタジアムで悔しい敗戦をした。 試合途中で4-1と3点差をつけながら、逆転負け。 退場者を出し、後半サッカーが止まってしまった。 4-5、乱打戦の末に優勝争いからも後退。 今年にかける意気込みは、選手サポーターともに強い。 「多摩川クラシコ」 多摩川近郊の2チーム。 その対戦を盛り上げるために、今年から名がついた。 アドトレインと題し、南武線を多摩川クラシコの広告でジャック。 現在、両チームが調子良いこともあり、盛り上がりを期待できる試合だ。 前回の対戦は、フロンターレが5-2で圧倒。 大勝はしたけど、去年の悔しさは晴れない。 やはり、味の素スタジアムで勝たないことには……。 前半で4-0。 テセがハットトリック。 しかし、去年の悪夢がよみがえる。 何点とっても安心は出来ない。 後半、カウンター狙いのサッカーを展開。 ナビスコ杯に向け、テセを早めに交代したあたりからボールが納まらない。 守勢にまわり何度もピンチをむかえた。 5点目のマギヌンのゴール。 後半最初のゴールをフロンターレが奪ったことで、勝負は決まった。 7-0の完勝。 7点目のジュニーニョのゴールには、FC東京サポーターからも拍手が起こった。 多摩川クラシコ2連勝。 順位は一気に5位まで上がった。 10月は負けなしの5連勝。 この勢いは、そう簡単には止まらない。 ナビスコ杯決勝へ向け、チームとサポーターの勢いは、さらに加速する。
posted by jjc_keitaohtaka |00:06 |
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2007年10月21日
シンプルに、あきらめない
可能性ある限りあきらめない。 与えられた時間を精一杯、がむしゃらにプレーする。 川崎フロンターレは、アルビレックス新潟戦に勝ち公式戦4連勝。 ACL準々決勝敗退後、徐々に本来の攻撃力が戻ってきた。 チームの目標が1つに絞られ、生き生きと動いている。 フロンターレの関塚監督は、最近スタメンで久木野聡を使っている。 久木野は入団当初はFWだったが、今年に入ってからは層の薄いサイドで起用されている。 Jリーグ第29節、新潟戦。 この試合も久木野は左サイドで先発した。 与えられた時間は60分。 スタミナに問題があるため、後半15分を目安に井川と交代するのが、最近の傾向となっている。 前半38分、久木野のあきらめない姿勢が得点をうむ。 DFのバックパスに足を投げ出し、ボールは転々とゴールに吸い込まれた。 久木野にとってJ1初ゴール。 DFの背後へのボールに対する嗅覚は、FWの経験が活きている。 「最後まで、あきらめない」 今までの試合でも、同じ気持ちで戦っていたが、 結果にはなかなか反映されなかった。 ロスタイムの中村憲剛のゴール。 どんな位置でも、前が空いたらシュートを打つ。 パスをつないでチャンスを作るよりも、シンプルにシュートへと結びつける。 時間帯を考えたプレー選択が劇的なゴールになった。 1勝も出来なかった9月が過ぎ、10月はここまで負けなし。 この勢いのまま、ナビスコ杯決勝まで突き進んでほしい。
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2007年10月09日
挑戦者の気持ち
「同じ相手に3連敗は絶対にあってはならない」 10月10日、ナビスコ杯準決勝。 川崎フロンターレは横浜Fマリノスと対戦する。 今年3度目の神奈川ダービー。 リーグ戦では、いずれも1-2の敗戦。 相手のプレッシングに押され、点差以上の実力差を感じた内容だった。 マリノスは、現在公式戦3連敗中。 流れを変えるために、この大会に期す思いは強い。 ルーキー乾のFWでの先発起用。 トリッキーなドリブルは脅威である。 フロンターレは、リーグ戦で久しぶりの勝利。 この流れをナビスコにもつなげたい。 DFの要、寺田が出場停止。 セットプレーでの大島のマークに注意を払いつつ、 アウェーでの1点を狙う。 冒頭に書いた中村の言葉。 マリノスに苦手意識を残さないためにも、 相手の胸を借りるつもりで、思い切ってプレーする。 初タイトルに向けた厳しい戦い。 「2000年の決勝戦で忘れてきた物を国立まで取りに行きましょう」 サポーターも同じ気持ちで臨む。
posted by jjc_keitaohtaka |18:13 |
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