2007年12月13日
新人王へ向けた快走?
良いランニングバックの条件とは? ・切れ味のあるカットバック ・タックルに当たり負けしない強さ ・味方のブロックを上手く使う ・スクリメージラインを突破するときの加速力 こんなところだろう。 ミネソタ・バイキングスのRB、エイドリアン・ピーターソン。 まだ22歳のルーキーである。 第14週を終え、ラッシングで1200ヤード、10TD。 第11、12週をケガで欠場したものの、1試合平均でラン109ヤードを稼いでいる。 第9週、対サンディエゴ・チャージャーズ戦。 ピーターソンは、NFL記録を樹立した。 ラン30回で296ヤード、1プレー平均9.9ヤードも獲得。 2003年に、ジャマール・ルイスが記録した295ヤードを更新した。 DFラインを突破されたら、誰も追いつけない。 一瞬で相手を置き去りにするスピードは圧巻だ。 バイキングスには、もう1人の優秀なRBチェスター・テイラーがいる。 スピードに長けたピーターソンに対して、 テイラーは、DFのタイミングをずらし着実にゲイン。 2人のRBが、バイキングスの攻撃を担っている。 ピーターソンの魅力は、鋭いカットバックだ。 相手を抜こうとする瞬間、姿勢を低くした深いフェイントをみせる。 他のRBよりもフェイントを多くし、相手の体勢が傾いたところを逆方向にカットバック。 これをされると、相手は一歩も動けない。 ピーターソンにも欠点がある。 それは、試合によって好不調の波が大きい点だ。 第13週、ランで116ヤード稼いだと思ったら、翌週は3ヤードしかゲインできない。 プレーオフでは、その波がチームの勝敗を左右する。 今、ピーターソンは新人王に一番近い。 まだ、勢いにまかせた強引な突破が目立つ。 もっと味方を活かして走路を切り開けたら、他チームにとってさらに恐ろしい存在となる。 ラッシング・ヤードは、ピッツバーグ・スティーラーズのウィリー・パーカーに次ぐ2位。 新人王とともに、ラッシング・リーダーの座も狙っている。 バイキングスは、NFC北部地区で、7勝6敗の2位につけている。 同地区のグリーンベイ・パッカーズが地区優勝したので、狙うはワイルドカードのみ。 粗削りで若いチームが、プレーオフで旋風を巻き起こす日は、そうは遠くない。 ピーターソンの新人王への快走は、やがてスーパーボウルへの歩みとなる。
posted by jjc_keitaohtaka |23:36 |
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