2007年07月13日
助っ人と若手の活躍が際立ったトナミ運輸
少し遅くなりましたが、今週の日曜、バドミントンの全日本実業団が閉幕しました。 今年は札幌での開催。会場となった北海道立体育センターは、東京体育館と同じくらいの広さで、コートも12面張れる巨大な体育館です。私も同会場で試合をしたことがありますが、風の影響を大きく受けた記憶があります。空調が利いた体育館の宿命でしょう。 戦前、男女ともに前年度の優勝チーム連覇を予想していました。結果、女子の三洋の優勝は的中しましたが、男子の日本ユニシスは準決勝でトナミ運輸に敗退。トナミは決勝でもNTT東日本を破り、3年ぶりの優勝を成し遂げました。 今回のトナミの優勝には、外国人選手と若手の活躍を感じました。 元ダブルス世界王者のチャンドラを擁したダブルス、パートナーは平田でした。このペアの活躍が、大きく光りました。決勝も含め、今大会は全勝。チャンドラは以前からトナミの練習には参加をしていたとのことで、適応力はあったのでしょう。いくら世界チャンプと言え、初めて組む相手と勝ちあがれるほどダブルスは簡単ではありません。パートナーとの相性は、大きく勝敗に響きます。ダブルスでは、よく「1+1は2でなく、その10倍も100倍もなる」という話を聞きます。今回のチャンドラ・平田ペアは、まさしくその言葉通りの力を発揮しました。 もちろん、同様に全勝を収めた舛田・大束の安定感も特筆すべきものがあります。日本リーグを含め、団体戦でのこのペアの強さは群を抜いていますね。 シングルスも大きく若手が活躍しました。 昨年、日本リーグ最終戦で、当時ランキング3位の竹村(JR北海道)を破った菊田健一は、この大会でも銭谷公浩(日立情報通信エンジニアリング)、鈕 佳平(北都銀行)といった実力者を相手に、危なげなく勝利を収めました。準決勝のユニシス戦では、中西に敗れましたが、それでも1セットを奪うなど、拮抗した試合内容でした。大半の試合がダブルスで決まっていたので出番は少なかったですが、劉志遠も決勝で当たった新開裕介を10本、13本と、圧倒的な強さで押さえ込んでいます。 今回の結果で、トナミは頭一つ抜き出た感があります。日本リーグでの活躍も、大いに期待できるでしょう。
posted by jjc_100shiki |04:41 |
コメント(2) |
トラックバック(0)
2007年07月10日
田村VS秋山戦は実現させるべきか?
HERO'Sに田村の参戦が決まりました。秋山との一戦が頭をよぎりましたが、まずは金泰泳とのこと(しかし、これも秋山戦の布石なのか?)。今後については、「秋山戦は見てみたい」と谷川Pも話しているようなので、実現の可能性は高いのではないでしょうか。
以前、Kamipuro誌上にて大晦日の秋山を酷評していた田村。後輩の桜庭への仇という気持ちもあるでしょうが、それ以上に自分のバックボーンを汚されという憤りを強く感じました。
吉田へ再三にわたりリベンジ戦を訴えるなど、田村は柔道家に過剰な対抗意識を持っているような気がします。おそらく根底にあるのは、自分の格闘スタイルへの揺るぎない自信でしょう。吉田戦に向けて出した、「柔道は柔道なんで、総合で柔道の技術が通用するかと言えば、また別なので」という言葉が、それをよく物語っています。
もし秋山戦が実現すれば、これほど分かりやすい構図の試合もありません。テレビ的にも煽りやすいでしょう。その一方で、感情的なものが爆発した凄惨な試合内容になることも予想されます。
しかし改めて言うまでもなく、体にクリームを塗って試合するなどとは言語道断。にもかかわらず、「自分は汗っかき」「桜庭さんとはまた試合ががしたい」などとよく言えたもの。未だに、復帰は時期尚早と考える人が多いのも肯けます。
今後、田村から秋山戦の可能性についてのコメントも出されると思います。ここはあえて、
「やる気はありません」
という言葉を期待したい。問題を起こした選手だけに注目が集まるようでは、競技の発展は望めません。
posted by jjc_100shiki |20:33 |
コメント(31) |
トラックバック(1)
2007年07月02日
日本ユニシスが新たに女子バドミントン部を創設
通称オグ・シオこと、小椋久美子・潮田玲子の登場で、徐々に注目を集めるようになったバドミントン。 今や雑誌やテレビなどで、日常的に彼女達の姿を目にするようになった。 テレビで試合を取り上げるまでには至ってはいないが、 世間に名前が知られるような選手の存在は、今後の競技発展に繋がるはずである。 さて、先日国内のバドミントン界に大きなニュースが走った。 昨年の全日本実業団を制し、日本リーグでも2連覇を果たした 男子実業団のトップチーム、日本ユニシスが女子部を創設するという。 選手には早稲田大学4年の平山優が内定している。 4年前、高校生ながら国内の最大個人タイトルの全日本総合選手権で単準優勝に輝き、大学でもインカレ2連覇を達成。 来年実業団に進む選手の中で、最も注目を集めていた選手である。 もちろん平山一人では団体戦に出場することはできない。 他の内定選手は未定だが、5~6名ほどの採用する予定だという。 チームの当面の目標は、日本リーグ1部参入だろう。 チームとしてのデビュー戦は、来年2月に行われるチャレンジリーグが予想される。 勝ち上がれば再来年は日本リーグ2部に出場。 1部への昇格は早くて2年後である。だが、昇格への道程はそう容易ではない。 現在2部リーグに加盟する女子チーム数は7。 2ヶ月に渡り行われる1部と違い、2部は3日間の短期決戦で行われる。 さらに昇格できるチーム数は1つだけ。まさに狭き門だ。 実力のある選手を集めたチームが優勝できるほど、甘いものでない。 実力はもちろんだが、制するためには、チームの総合力、 そして団体戦特有の雰囲気に飲まれない強い心が必要だ。 ユニシス男子チームでさえ、創部から日本リーグを制するまでに16年の月日を要した。 華々しい実績を携えた選手を集めることも必要だが、 一番大切なことは地道な選手の育成である。 オグ・シオの二人も、実力が開花したのは三洋に入社してからだった。 現在、企業スポーツを取り巻く環境はとても厳しい。 それはバドミントンも例外ではない。 昨年、NTT北海道チームが男女ともに日本リーグから撤退した。 日本リーグが発足して間もないころから参加を果たしてきたチームだっただけに、 その衝撃はとても大きいものであった。 そのような中、今回は久々の明るいニュース。 ユニシスの参入が業界の活性化に繋がるか、その推移を見守りたい。
posted by |22:29 |
コメント(0) |
トラックバック(0)


