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香川真司とシュテーガー 困難に怯まず、前を向いて挑み続ける者たち

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 ブンデスリーガではマインツを相手に香川真司が気を吐き、12.5km以上の走行距離を記録して堅実にチームの攻撃を組み立てる役割を果たした。

アディショナルタイム前には、ピエール・エメリク・オーバメヤンから託されたボールをフィニッシュへと導いてチームの勝利を確実なものとした。

実に公式戦十試合ぶりの白星の喜びをチームメイトと共に分かち合い、ファンやサポーターの声援に応えていたのが印象的だった。

試合後、彼のTwitterから送信されたインスタグラムやプロフィールの画像には、久々にロッカールームでチームメイトと笑顔で写る素敵な写真と、ゴールを決めた直後にピッチ上で一つになる姿が収められており、特に後者は、決して喜びだけではないこれまでの様々な気持ちが伝わるようで、見る人の感情を揺さぶって来る。

そこには間違いなく、一人の戦う男の姿が写し出されている。

……カメラマン、グッジョブ。

 ペーター・シュテーガー新指揮官は前任監督の労をねぎらい、今回の勝利をペーター・ボシュへ贈ると語った。

誰もが知る通り、シュテーガー監督もまた今シーズンのブンデスリーガでもがき、歯を食いしばって戦ってきた指揮官の一人である。

そんな彼だからこそ、前任者の気持ちをよく理解出来るのではないだろうか。

母親と夕食を摂っている時に、思いがけずドルトムントからオファーの連絡を受けて驚いたことを明かしている。

“たとえ2週間でも受けただろう”と言い、助けを必要とされている状況で監督を引き受けることは誰であれ悩むものだとしつつ、この状況を乗り越えてタスクを全うしたいという強い願いを抱いたと語った。

”可能性と才能を持つ選手が揃うクラブで、このような責任を負うということはとてつもないチャンスなんだ”

”素晴らしいスタジアムで試合をすることを楽しみにしているし、今の状況に大きな喜びを持って戦う”

 就任会見から間もなく、チームと指揮官はささやかな、そして重要な勝利を手にしてリスタートの第一歩を踏み出し、荒れ狂う大海原で転覆しそうになっていた船を安定させ始めた。

 これからどのような結果が待っているにせよ、このような危機的な状況で就任した指揮官を批難する気にはなれない。

たとえ敗れようと、今シーズン最後まで応援あるのみだ。

そして今年もあと二戦。

来年に繋がる良い試合になるように強く願っている。

※スポーツナビ+ブログ終了に伴い、創造のLIBEROブログのお引越し先をお知らせします。 興味がありましたら当ブログ終了後も引き続きよろしくお願いします。 創造のLIBERO http://fanblogs.jp/libero/



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