創造のLIBERO

多くの負傷者を抱えたドルトムント 交代出場の香川真司が攻撃のタクトを振るう

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 勝ち点1差で6位につけるバイヤー・レヴァークーゼンとの対戦は、序盤から押し込まれる形でドルトムントが劣勢に立たされた。 開始早々にマキシミリアン・フィリップが負傷。前半30分にはケビン・フォランドのゴールでレヴァークーゼンが先制し、44分にドルトムントはゴンサロ・カストロまでも怪我で失ってしまう。

イエローカードを提示されたウェンデル・ナシメントはVARの判定によりレッドカードが改めて提示され退場処分となり、レヴァークーゼンは残りの時間を10人で戦うことになった。

カストロの代わりにピッチに入った香川真司は、数の利を活かしながらさっそく攻撃を組み立て始めるとチームは息を吹き返したようにボールを回し始め、何度も好機を演出してレヴァークーゼンゴールに襲い掛かる。

後半に入っても優位は変わらず攻撃を繰り返した後半28分、遂にアンドリー・ヤルモレンコのゴールが生まれた。

しかし、1-1となったことで10人のレヴァークーゼンがより攻撃的に出たことで、ドルトムントは守備面の不安定さを露呈させ、数で勝っていながら危険な場面を何度か作られてしまう。

優位にボールを回しながらドルトムントは逆転となる決定機を決めきれず、最終的に1-1のドローで試合が終了した。

 困ったことに、今のドルトムントはチームとしてバラバラだ。

攻守ともに連携が希薄で、相手が10人になって香川真司が投入されるまで攻撃らしい攻撃も出来なかった。

そして常にカウンターのリスクと隣り合わせの最終ラインは相変わらず隙だらけで、ほとんどの選手があからさまに手を使って守備をする。

走るドルトムントは一体どこへ?

チームの走行距離はトーマス・トゥヘルの時から10km程減っているが、ペーター・ボシュはそれを有効活用出来ていない。

各ポジションでボールが来るのを待っているだけの序盤のボール回しは、まるでサッカーの試合そのものを、勝負を放棄しているかのようで本当に酷いの一言だった。

戦術もさることながら、選手も入れ替わりが激しくドルトムントらしさを失ってしまったのだろうか。

とにかくボールを失った後にことごとくピンチに陥る様子は、ゲーゲン・プレッシングなどどこにも存在しないかのようだ。

選手も指揮官も入れ替わりがあった今シーズンは、これ以上を期待するのは酷なのだろうか。

 少しばかりの希望があるとすれば、香川真司とゲレイロ、そしてヤルモレンコのコンビネーションか。

シャヒンやヴァイグル、或いはダフードが縦にボールを供給した時に、真司がそこから良い攻撃を組み立て続けていれば、ボールは自然と集まって来ると信じたい。

まずは一つ、チーム一丸となって勝利を挙げれば活路が見出せるかもしれない。

そんな淡い期待を持って次も応援していきたい。



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