創造のLIBERO

BVBへの誓い もう諦めない

このエントリーをはてなブックマークに追加

 “健やかなる時も 病める時も 喜びの時も 悲しみの時も 富める時も 貧しい時も これを愛し これを敬い これを慰め これを助け その命ある限り 真心を尽くすことを誓いますか?”

────今後、もしかしたらドルトムントは長い暗闇のトンネルから抜け出せないかもしれない。

ひょっとするとリーグ中位のクラブへと戻ってしまって、二度と這い上がれないかもしれない。

それでもボルシア・ドルトムントを応援し続けられるだろうか?

香川真司が去った後もクラブを好きでいられるだろうか?

そう自問自答して、辿り着いた私なりの決意。

落胆と失望を隠せないこんな時でさえ、毎日のようにドルトムントの事を気にしている自分自身に気づかされる。

振り返れば決して良い思い出ばかりではない。

輝かしいリーグ2連覇の後に訪れた多くの別れと少しばかりの再会、低迷と再生。

ここまで来るのに、決して平坦な道のりを歩んだわけではないことを知っている。

 正直なところ、サポーターと呼ばれるクラブを支える特別なファンの存在を私はとても奇異に思っていた。

なぜなら彼らは特定の選手や指揮官だけを応援しているわけではなく、クラブそのものを優先するからだ。

長い間、私にはそれが理解出来なかった。

地元のクラブが好きで応援しているのなら理解も出来る。しかし、世界中に存在するファンやサポーターにとって、そのクラブは“地元”ではない。

私にとってクラブというものはただの入れ物でしかないように感じていたのだ。

そこにいる人間が重要なのであって、クラブというものは組織として、集団として識別する為の物に過ぎないのだと。

クラブのブランドイメージというものは、要するにただの商売道具でしかないのだと。

実際そうだと思えるし、多くの選手や指揮官にとっても特定のクラブに殊更思い入れを持っていない限り、より待遇面の良いクラブへ移籍しようとする。

ではクラブとは一体何だろうか?

なぜ私はボルシア・ドルトムントという名のクラブを気にかけ、応援したいと感じているのだろうか。

もし特定の選手や指揮官だけが重要なら、私は香川真司を応援していれば良いのだし、ユルゲン・クロップを応援していれば良いのではないだろうか。

それがいつの間にか、ドルトムントそのものを応援していることに気づかされる。

これまでの私の考え方から言えば、それはただの入れ物でしかなかったはずなのに。

────ただ、今ならサポーターと呼ばれる特別なファンの気持ちが少しは分かる気がする。

その入れ物には、きっと沢山の思い出が詰まっているのではないか。

クラブに訪れた選手や指揮官、スタッフ。そして輝かしい栄光と挫折。様々な思いを抱きながら批判と応援を繰り返し、たとえ異なる場所であっても同じ時を共有した思い出にこそ、クラブという存在の確かさがあるのではないか。

もしそうなのだとしたら、それはまるで人生における伴侶のようだ。

その時々で強いクラブを応援し、素晴らしい選手を応援しているだけでは分からない世界があるのかもしれない。

────そう思えた時、私もドルトムントを通してその世界を見てみたくなった。

サッカーにおいて、どんな時もクラブを応援し続けることは茨の道に違いない。

こうしてブログを書いているだけでも心が痛まない時はない。上手く行かない時は本当にしんどい思いをさせられる。

2ページ中1ページ目を表示中

記事カテゴリ:
ブンデスリーガ
タグ:

このブログの最近の記事記事一覧

この記事へのコメントコメント一覧

この記事にはまだコメントがありません

こんな記事も読みたい

バレンシア戦で誤審の審判が4日後の国王杯でも誤審でPKを献上【ジョルディのバルセロナ通信】

メッシの契約更改の発表とこれまでの年俸の推移【ジョルディのバルセロナ通信】

メッシが欧州最多ゴール賞をセルタ戦でお披露目へ【ジョルディのバルセロナ通信】

ブロガープロフィール

profile-iconjiyuu

にわかサッカーファンのブログ。
  • 昨日のページビュー:14
  • 累計のページビュー:2014123

(01月18日現在)

ブログトップへ

このブログの記事ランキング

  1. マタと香川は共存できない
  2. 絶望と期待 ユナイテッドと香川真司
  3. ドルトムント完全崩壊 再生の鍵は“Shinji”とFW
  4. 揺れ動く香川真司の立ち位置 ロビンへの思いとモイーズ監督の言葉が意味するもの
  5. チームは香川を頼りたい その思いに応えられるか、香川
  6. モイーズ株上昇 香川、出番なくチームも敗戦
  7. マタとの補完関係 ユナイテッドで見せた香川真司の可能性
  8. ユナイテッドの落日
  9. ドルトムントがアドナン・ヤヌザイを獲得した理由
  10. 真司はドルトムントのタリスマン

月別アーカイブ

2017
12
11
10
2016
09
08
04
03
02
01
2015
11
10
09
08
03
2014
12
11
09
08
06
04
03
02
01

このブログを検索

スポーツナビ+

アクセスランキング2018年01月18日更新

アクセスランキング一覧を見る

お知らせ

rss