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錦織の攻撃的テニスを封印 勝つためのテニスに徹しろ! ロジャーズカップ2016 

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「 Young Guns 」2012年2月にATP Tourが近い将来テニス界の星となる選手7名を発表しました。 その7名の最新ランキングは、6位:錦織(26年)、7位:ラオニッチ(25歳)、19位:トミック(23歳)、37位:ドルゴポロフ(27歳)、40位:ディミトロフ(25歳)、57位:ヤング(26歳)、158位:ハリソン(24歳) この時、錦織は17位、ラオニッチは35位でした。この二人は今や正にスターへと駆け上り、トップ10をキープし、トップ5に入る実力をも備えるまでに成長、ビッグ4に次ぐ勢力である事は誰もが認めるところとなりました。先にトップ10入りしたのはラオニッチ。2013年8月に開催されたカナダMSで初となるMS決勝に進出し、ナダルにストレート負を喫するも準優勝を果たしたのでした。錦織がトップ10入りしたのは2014年5月。あのマドリードMS決勝でナダルとの対戦後でした。トップ5入りを先に果たしたのは錦織。2015年3月アカプリコ決勝に進出しましたがフフェレールに敗れましたが自己最高位の4位に達しました。ラオニッチも2015年5月に最高位の4位に達しています。 このラオニッチがウインブルドンで準優勝を飾りました。今シーズンGS・MSの主要大会で2度目の決勝進出です。初戦のブリスベンでフェデラーを破っての優勝、全豪ではSF、IWではジョコビッチと決勝で対戦、マイアミではQF、モンテカルロではQF、マドリードではQFと素晴らしい活躍をみせレースランキングにおいても3位となりました。ラオニッチは新チームを結成し進化しました。ラオニッチの長所を活かしたサーブ&ボレーであったり、ネットダッシュであったり、2ndサーブの強化であったりと進化を遂げています。これは2014年の錦織と重なります。マイケル・チャンをコーチに招き錦織の持ち味であるフォアの強化等、正に長所を活かすことにより覚醒したのと同様にです。互いにライバル意識を抱きつつビッグ4の後を虎視眈々とトップの座を狙っているのです。

錦織は1989年12月29日生まれの26歳、ラオニッチは1990年12月27日生まれの25歳です。この二人は既にトップ5に入いる実力を兼ね備えいるものと思います。しかし、これから先が茨の道。研究されトップ選手より洗礼を浴びます。今シーズン錦織はジョコビッチと4回対戦し全敗、同じくラオニッチはマレーと4回対戦して全敗しています。この2トップは牙城を譲りません。 この構図はあの一時期と似ているように思えます。ジョコビッチは1987年5月22日生まれの29歳、マレーは1987年5月5月15日生まれの29歳。ジョコビッチとマレーは同い年、錦織とラオニッチは1歳違いではありますが、共にライバル関係を保ちつつ上位を目指してきました。ジョコビッチとマレーには2強であるフェデラーとナダルがいました。GS・MSの主要大会をこの二人がほとんど取っていました。ここに2007年にジョコビッチがMS2勝をげ、2008年にマレーがMS2勝をあげビッグ4時代に突入しました。今、錦織とラオニッチの前にはジョコビッチとマレーの2強がそびえ立っています。しかし、違う点があります。フェデラーとナダルの強さは共に攻撃的テニスであったということ、この攻撃的な二人に対してジョコビッチとマレーは鉄壁な防御を身につけてきたものと考えられます。逆に錦織とラオニッチにとってはこの守備力のある二人に立ち向かわければならないということです。錦織とラオニッチは共に攻撃的なテニスを見せます。この攻撃的テニスに対して2トップは鉄壁な防御とウイークポイントをついてミスを誘発するテニスで対応してきます。この壁を打ち破るのはそう簡単にいかないのは当然とも思えるのです。この壁を打破するにはどのようテニスが求められるのか、その試錬に直面しているのです。

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錦織の攻撃的テニスを封印 勝つためのテニスに徹しろ! ロジャーズカップ2016 

A子さん

大丈夫です。錦織のテニスがなくなるわけではありません。攻撃的なテニスだけではトップを目指せないことを錦織は気づいています。その中で勝つためにはどうしたらよいか、錦織は戦っているのだと思います。時に怪我もしますが、錦織応援団は全てを包み込みましょう。飛び上がって喜ぶ姿は、そんなに遠くない将来に観れると思います。それだけ錦織は近づいていると思います。
コメント、ありがとうございます。

錦織の攻撃的テニスを封印 勝つためのテニスに徹しろ! ロジャーズカップ2016 

ロジャーズカップ2016あと2日、待ち遠しいです。我慢のテニスですね。私もそう思います。ちょっとさびしいですが、ただ 脇腹の痛みがなければよいがと祈る気持ちでいっぱいです。そして オリンピックへと頑張ってほしいです。自分が戦うようにドキドキしています。飛び上がって喜ぶ姿を観たいです。

錦織の攻撃的テニスを封印 勝つためのテニスに徹しろ! ロジャーズカップ2016 

ravegoodさん

コメント、ありがとうございます。
災い転じて福となす、的なところは確かにあると思います。WBグロス戦ではビッグサーバーであることもありますが、錦織の怪我により早い攻めをしたいがため3打目等のミスが目立ちました。それを修正するために2・3回戦にて得たものがあると思っています。この怪我で万全でない為に勝つためのテニスをとは思ってはなくて、イメージ的には2015年の錦織包囲網の錦織のリターンエース封じ策としてボディサーブやスピンサーブに対しネットに掛けるなどのミスをしました。今ではセンターに返すなどして無理にリターンエースを取りにいかずミスが減りました。これと同様に無理にウイナーを狙わないという感じでしょうか。また、ウイナーをとる事によるポイントよりも、ミスを誘発することによるポイントが試合展開では得策であることもあると思うのです。

錦織の攻撃的テニスを封印 勝つためのテニスに徹しろ! ロジャーズカップ2016 

そうですね。幸か不幸かですけどカナダMSはウィンブルドン同様錦織の脇腹が万全でないが為に勝つためのテニスは出来るというかやらざるを得ないのではないでしょうか。

問題は万全な体調になったときに引くところは引くメリハリのあるテニスが出来るかどうか。やっぱりウィナーって気持ちいいからミス上等って考えに陥りやすいんですかね。

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