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まだまだという感じでした。西岡はティエムに対し2−6、2−6の完敗という結果に終わりました。 私のイメージした戦略とは違いました。無利な攻め、ハードヒットする場面があり攻撃的に行こうという気持ちは理解できますが、コートカバーリングが広いティエムに対しては効果は薄いと感じました。また、ミスが多くUEではティエムが18に対して西岡は20。大差はないものの粘り強いラリー戦でミスを誘発する戦略でないと勝目はなかったのではないでしょうか。もう一つはショットが浅いということ、徐々にネットを取られたり、叩かれたりとトッププレイヤーに対してはこれでは通用しません。後半は深くコントロールしようとしていましたがミスもでていました。フェレールのような粘り強さと深い精度の高いステイトメント力を付ける必要性を感じました。しかし、F・ロペス、ティエムとトップ選手との対戦が今後の糧となることは間違いないと思います。

西岡はマスターズでR32まで勝ち上がりポイントは45+12(予選通過ポイント)=57。8ポイントの失効があるため、472+57ー8=521ポイントとなります。 メンフィス250でのQF進出も57ポイントになります。メンフィスの対戦相手は1回戦はマイアミ同様ドナルド、2回戦は68位のマルチェンコ、QFはサムクエリーでした。マイアミは2回戦は23位のF・ロペス、3回戦は14位のティエムと当然ながらマスターズは強豪との対戦となります。主戦場をチャレンジャーからATPツアーに移すことにより対戦相手のレベルが一気に上がってしまいます。かつ、ランキング下位選手は初戦から上位シード選手との対戦確率が高くなるので更に厳しい戦いとなってしまうという大きな壁があるのです。 ここで、マスターズのR32が45ポイントであり、ATP250のQFも45ポイントになります。ポイント獲得効率でいうとやはりATP250、ATP500で獲得することが有利となりATPツアーの主戦場はここにあるものと思われます。

現在ランキング100位が570ポイント、50位が903ポイントとなっています。 現在のポイント構成は18大会中11大会はチェレンジャーのポイントです。45ポイントX18大会=810ポイントですので、これでも50位には食い込めないことになります。改めて50位の壁はなかなか高いものと感じさせられます。それでも西岡の現在の目標はこの辺りにおいているのではないでしょうか。ツアー初制覇も当然に目標としていることでしょう。

錦織も同様なことが言えます。錦織の2015年度ポイント構成はGS:775、MS:1350、ATP250・500:1910とGS・MSのポイントウエイトが低いです。トップ選手を目指すのであればGS・MSでSF平均となる必要があるでしょう。720X4+360X8=5760ポイントですね。2016年度の錦織はこれまで、全豪、IWはQFです。QFの相手はトップ4シードが相手となりこれを打破しなければならないということを意味します。全豪ではジョコビッチに、IWではナダルに敗退となりました。ここに大きな壁があるのです。今シーズンは未だ上位ランキング相手との勝利はありません。如何にしてこの壁を打ち破るか、錦織の戦いがここにあります。全仏終了時点で第4シードとすることが目指すところではないでしょうか。

さて、マスターズ第2戦のマイアミ・オープン。まずはSFまで勝ち上がること。そこまでたどり着き、改めてギヤを上げてもらいたいと思います。



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