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ナダルに負けた錦織は、マスターズ初制覇できるか。

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錦織は今シーズン6大会を終えています。( )は敗戦相手。 ブリスベン:QF(トミック) 全豪オープン:QF(ジョコビッチ) メンフィス:W アカプルコ:R16(クエリー) デビス杯:RR1−1(マレー) インディアンウェルズ:QF(ナダル)

ここまで14勝5敗。トップ10とは4戦、ツッンガ、ジョコビッチ、マレー、ナダルと対戦し1勝3敗。 2015年度シーズンは21大会(ツアー19大会)に出場しており、TOP10とは4勝9敗。 2016年度スタッツです。(SPW:Serve Points Won) 1st確率:59%、1stSPW:75%、2ndSPW:55%。(2015年度:60%、75%、55%) レースランキングでは8位。880ポイント、ジョコビッチは3340ポイントで2460ポイント差。

ビッグ4との対戦では2015年度シーズンはジョコビッチと2戦、マレーと2戦、フェデラーと1戦の計5戦(全敗)、今シーズンは既に3戦(全敗)しています。ビッグ4とのキャリア通算対戦成績です。( )は最後に勝利した大会。 ジョコビッチ:2勝6敗。(2014年、全米) マレー   :1勝6敗。(2014年、ツアーファイナル) フェデラー :2勝4敗。(2014年、マイアミ) ナダル   :1勝8敗。(2015年、カナダ)

参考までですがビッグ4同士の対戦成績をみてみます。 ジョコビッチVSマレー  :22勝 9敗。 ジョコビッチVSフェデラー:23勝22敗。 ジョコビッチVSナダル  :25勝23敗。 マレー   VSフェデラー:11勝14敗。 マレー   VSナダル  : 6勝16敗。 フェデラー VSナダル  :11勝23敗。

このビッグ4との対戦内容が錦織の実力を示す一つ指標にできると思います。 ジョコビッチとの最後の勝利はあの全米の2014年全米SFです。その後5連敗です。2015年ツアーファイナルでは完敗。2016年全豪においては敗退したもののペースの奪い合という観点においては一定の手応えを感じるものでした。マレーとの勝利は2014年のツアーファイナルですが、あの時点のマレーは怪我から復帰しつつある状況でのものであり、その後3連敗。2015年マドリードは2ndを叩かれての完敗。物疑を醸したカナダMS。そしてデビス杯の激闘。今年度のジョコビッチ、マレーとの対戦においては錦織の成長を感じ取れるものでありました。 ナダルとの初勝利は2015年カナダMSのQF、6-2、6-4で完勝し8戦目でした。しかしこの時のナダルも怪我から復帰後のものです。 この試合のナダルのスタッツは1st確率:56%、1stSPW:67%、2ndSPW:38%と2ndを取られています。この2nd攻撃を踏まえた錦織対策は当然1st確率を上げることにありました。

今回IWのナダルのスタッツです。 第1セット 1st確率:88%、1stSPW:60%、2ndSPW:60% 第2セット 1st確率:90%、1stSPW:67%、2ndSPW:33% MATCH   1st確率:89%、1stSPW:63%、2ndSPW:50%

今回の2ndSPWは50%で高いイメージがありますが、2ndは8本のみなので3/8となれば前回同等であり、あまり参考になりません。1stに関して言えば逆に落としています。よってストローク戦の優劣はナダルの1st確率にあったと言えます。しかし昨年の1st確率は56%、career69%ですので昨年の対戦はナダルの不調であったことが要因だと考えられます。この試合1st確率はMATCHで89%と驚きの数値であり、2ndは70本中8本しかありませんでした。 錦織はナダルに勝てなかったのですが、敗因がよくわかりません。勝てていてもおかしくないとも思えます。時折感じさせる油断の様なものがあったかもしれません。確かにスタッツからみるとナダルのものであり、ナダルの復調を感じました。錦織はショットが浅くはいりネットに掛けるなどUEも目立ちました。第2セットの第5ゲームからのストロークは振れていてブレイクバックにも繋がり錦織ペースとなりましたが、最後は力みがあった様に感じました。この様な流れでも勝ち切ることが求められます。

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