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日中両国首都頂上決戦 キリオス・マナリノ・ゴファンの躍動

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209kmのズベレフの1stサーブをキリオスはベースラインより前に出る、リターンしたとみるやそのままネットをとりボレーを決めた。第2セット第1ゲーム、ズベレフの最初の1stサーブをフェデラーの奇襲攻撃SABRで決めたのでした。キリオスに言わせると最初にSABRをしたのはキリオス自身だと言及しています。キリオスにしてみるとSABRと言われること自体に不満があるかもしれません。SABNとでも言うべきでしょうか。
東京と北京でベスト4の激突4試合が行われました。4試合とも熱戦が繰り広げられました。どの試合も興味深い内容ではありましたが、まず取り上げるとしたらキリオスとA・ズベレフ戦でしょうか。
22歳のキリオスは将来のNO1候補とは言われながら、現時点のランキングは19位です。キャリアハイは13位であり未だトップ10に入っていません。一方の20歳のズベレフはマスターズ大会を2勝するなどし4位としています。背景はあるにしてもキリオスの心情には複雑な想いがあるかもしれません。サービス力には定評のあるキリオスですがストローク戦となるとリスクを抑えて繋ぐイメージがあります。強打もしますがミスをしがちです。このテニススタイルにその上に上がりきれない要因があるのかもしれません。
両者の対戦成績はキリオスの2勝1敗、直近のカナダMSではズベレフが勝利しぞのまま優勝しました。この日のキリオスは超攻撃的なリスクを恐れないテニスを展開します。第1セットのサービスエースは4でしたが、ウイナー数11のうちサービスウイナーが9です。こんな数値は見たことありません。キリオスのサービスゲームから始まりますがいきなりエース3つなど215kmを超えるサービスを叩きつけます。ストロークもリスクを恐れず強打します。リターンはベースライン上で対応します。キリオスは球際の感性に優れてるいるのだと思います。ズベレフの210km前後の1stに対応できていました。第8ゲームにズベレフのDFでブレイクを献上し第1セットをキリオスが先取します。

第2セットはキリオスのSABRから入り15ー40としますがズベレフが凌ぎます。第11ゲーム、キリオスは一転して丁寧に繋ぐショットを見せます。悪童とも言われ荒々しさを感じさせるキリオスが意外と冷静な試合展開をするところが不思議な感じがします。キリオスの30ー15から丁寧なラリーからドロップショットをみせズベレフは拾うも決められます。ズベレフは第1セットのブレイクと同様に2つのUEの後にDFを犯します。ズベレフはラケットを叩き壊します。何度も何度も叩きつけ最後はフェンスに投げつけます。最後はキリオスが2つのサービスエースを含めラブゲームキープし、昨年の東京に続き決勝進出を決めました。
ズベレフですが、マスターズ大会を連覇したカナダMS以降は精彩に欠けます。シンシナティMSは初戦敗退、全米は2回戦敗退、深センOPは2回戦敗退、そして北京はSF敗退。フェデラーとの2回の対戦の影響を感じています。ハレでの完敗に続きカナダMSでの完勝です。このキリオスとの敗戦を気にすることはないと思います。マスターズ大会連覇したときのようにズベレフのテニスを追求して確立させて欲しいと思います。焦る必要はありません。
QFのルブレフ戦に少し触れておきたいと思います。若手同士のこの試合に注目していましたが、ズベレフが6ー2、6ー3のストレート勝利となりました。ルブレフは積極的な攻めのテニスを展開しますが、ズベレフの地力が上回っていたイメージです。全米QFでナダルに完敗し自身の力量を知らしめられたルブレフですが、まだ19歳(10月20日に20歳)、焦る必要はないでしょう。
決勝の相手はランキングNO1のナダルです。ナダルのSFは過去8勝1敗と得意とするディミトロフでした。第2セットをとられ一時はペースを奪われそうになる場面もありましたがファイナルセットは6ー1として勝ち上がってきました。キリオスとの対戦成績は2勝2敗です。ナダルの2勝はいずれもクレーです。今季のシンシナティMSのQFではキリオスがストレート勝利をしています。果たしてどのような試合展開となるのか楽しみです。

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日中両国首都頂上決戦 キリオス・マナリノ・ゴファンの躍動

みみさん

内山君&勉君の優勝なんて、あり得ないですよ。超大偉業です。内山が2月のデ杯での勝利に期する想いを語っていましたが、ここまでの日本テニス界の盛り上がりもあり得ないことです。高橋など若手の成長もめざましく、ますますジャパンの盛り上がりを感じます。来季のデ杯も楽しみです。

ゴファンの連勝もお見事です。上海MSへの疲労感とフィジカル面は心配です。マナリノは戦略ミスのように感じました。第2セットのバックハンドストレートの切り返し合戦は見応えありました。マナリノは頑張っているだけにツアー初制覇をさせてあげたい想いが強まります。

次はキリオスですね。SFのキリオスは凄かったですね。キリオスのストローク強打へのスタイル改革は可能な気がします。注目です。マイアミSFのフェデラー戦は盛り上がりましたが、このナダル戦も期待します。ナダルも負けられない一戦です。共感できて嬉しいです。

日中両国首都頂上決戦 キリオス・マナリノ・ゴファンの躍動

ゴファン、楽天オープンも優勝できましたね!!!そして、何よりもすい星のように現れた日本人ペアの内山君&勉君の優勝が、本当に嬉しいです!!!隣国中国でのキリオス対ズベレフ、キリオスはズベレフがラケット破壊している姿を見て、学習したかもしれませんね。ズベレフは嫌いではないですが、キリオスを応援していたので、私的には嬉しい結果となりました。あとは決勝。キリオスが冷静&集中してプレーできれば、ナダルにも勝機はあると思っています。

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