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錦織のグリップについて

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先般、錦織のグリップに関するご意見を頂戴しました。熱い想いのご意見ご提議と感じとられましたので、記事にすべきと受け止めました。また、以前より錦織のグリップやサーブに関するご意見等の声もきかされていましたので、グリップやサーブに関する知識はありませんが、皆さまのご意見等を頂ければ幸いと思い記事にさせて頂きます。
<提議の内容> 錦織のグリップは厚目。1stでフラットサーブ狙いではあるが、2ndではではスピンをかけにくい。DFが多い。手首腹筋に負担がかかる。薄めのグリップとすべき。薄めのグリップであっても200kmちかく出せるはずだし2ndでもスピンをかけやすいはず。薄いコンチネンタルグリップに変えるべき。
まず、グリップについて整理します。

<サーブのグリップ> 1.コンチネンタルグリップ:薄いグリップ   ラケットを地面に垂直になるように持ち、利き手で握手をするようなイメージで握る持ち方。 2.イースタングリップ   ラケット面を垂直に立て、面にあててグリップまでもつていき握る持ち方。 3.セミウエスタングリップ   イースタンとウエスタンの中間のグリップ。 4.ウエスタングリップ:厚いグリップ   ラケットを地面におき、上からまっすぐグリップを握る持ち方。

薄いグリップの選手:フェデラー、ジョコビッチ、マレー 厚いグリップの選手:ナダル、錦織
〈フォアハンドのグリップ〉 薄いグリップ:フェデラー、ナダル 厚いグリップ:ジョコビッチ、マレー、錦織

フォアハンドの打ち方は大きく分けて2つ。

1.ダブルベント:肘を曲げてスイングする打ち方         選手:ジョコビッチ、マレー、錦織 2.ストレートアーム:肘を伸ばしスイングする打ち方         選手:フェデラー、ナダル、デルポトロ

錦織のサーブは相対的に威力はなく改善と進化を唱えられていました。2014年にマイケル・チャンが新コーチとして就任し、最初に指導強化したのが、サーブとフォアハンドでした。それまで錦織のサーブはエース数よりDF数の方が多かったのです。

2013年    A:140、DF:150 2014年    A:286、DF:186 2015年    A:306、DF:168 2016年    A:255、DF:179 2017年    A:140、DF:101
 トップ選手として進化するためにはサービスポイントを取ることが出来るサービスの取得が条件と捉えたのだと思います。そして錦織のサービスは改善しました。1stサービス速度は190km戦後です。 それでもサービスを改善すべきとの声は引き続き聞こえてきました。しかし、小柄の錦織がこれ以上の劇的な進化は期待できないのであり、精度をあげるほどのものと受け止めていました。また、陣営を含めてサーブに対しては最大の課題として取り組み現在に至っているのであり、錦織の適性に合わせたサービスの形が現在のものとの解であったと思います。

確かに、錦織はDFからミスが続きブレイクを献上することらが多くみられ、今回のキャリア最大級の怪我は、ウエスタングリップの厚いグリップが要因の一つであるかもしれません。また、左脇腹や左臀部の負傷も厚いグリップによる影響も考えられます。

錦織の怪我は右手首の小指側の腱ということです。これは錦織のグリップの握り方や使い方の問題も要因としている可能性があり、ウエスタングリップより、コンチネンタルグリップに変更することにより手首への負担が軽減するのか、また、変更によりスピンをかけやすくなりサービスに安定感と幅を持つことができるのかということが課題となります。

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「錦織のグリップについて」へのコメント

「錦織のグリップ2」として、改めて記事にしたいと思います。全米後くらいですかね。錦織のグリップはご指摘の通りコンチネンタルグリップより、やや厚め、イースタングリップくらいのようです。皆さまコメントありがとうございます。

錦織のグリップ再確認

前回錦織君のサーブグリップチェンジの件ですが、手のひらがラケット面の後ろ側のイースタングリップ的です。グリップに遊びがありません。ナダルはコンチネンタルです。手のひらがラケット面の上側で、金ズチで釘お叩く用に先が効きプロネーションのスピードアップになります。厚目のグリップは、昔のベッカーのファーストぐらいでしょう。セカンドは薄いグリップだったと思います。もう一つの問題は、トロフィーポーズで手首が体から離れ、肘の曲がりが少ないことです。体の回転より腕主体になり、インパクト直前の肘の伸展が小さく、手首の前後動作で強打しています。ファーストサーブミスのあと、いつもおじぎおし、腹筋もよく使うサーブです。故障の原因や、スピードが出ない要因がこの厚目のグリップにあることは、間違いありません。手首お前後に使うのは、オーバーヘッドスマッシュか、遠くのボールお何とか返球するときくらいです。ファーストサーブでの使い過ぎです。以上長々書きましたが、サーブグリップお変えない限り、一番の弱点のサーブは良くならないと考えます。そして彼の今後の活躍に、不安お感じざるお得ません。あのボルグはサーブ改良に1年かけたそうです。錦織君には今が絶好のチャンスと考えます。彼なら決してむつかしいことではないと考えます。ネットで「アンジームラカミの分析2」に錦織君のサーブ解析があり、見てください、納得されることでしょう。

錦織のグリップについて

たくさんのご意見やコメントを頂きありがとございました。また、記事の内容へのご指摘を頂きました。グリップの判断誤り等については再度確認等させて頂きたいと思います。この判断についてのご意見が多く、前提が定まっていないこともあり、錦織の今後への対応についてのご意見は多くなかったようです。提議頂いた方としてはグリップの変更により手首への負担軽減とサーブの進化を得られ、錦織の復帰後の活躍を強く期待する内容でした。しかし、変更は簡単ではないとのご意見を頂いています。果たして、錦織が復帰した際のサーブに変更があるのか、急ぐ話ではありませんが、関心事の一つであります。このサーブやグリップについての記事についてはあまり取り上げられてこなかったようですが、以降改めて検証する機会を持てればと考えております。
コメントを頂いた皆さまへ個別に返信させて頂くべきところ、一括にさせて頂くことにつきましてご了承下さい。

「錦織のグリップについて」へのコメント

ニシコリくんのサーブとフォアの写真を載せてみては
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