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杉田の挑戦と錦織の長期離脱について ウエスタン&サザン・オープン2017 2回戦

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ウエスタン&サザン・オープン2回戦、杉田はソウザに3ー6、7ー6、6ー1と逆転勝利とし3回戦へ進出しました。

杉田のテニスを多く観戦しているわけではありませんが、立ち上がりに不思議な感覚を抱きます。杉田の強みは振り抜くフォアハンドの強打にあると思いますが、WBのマナリノ戦でも立ち上がりに慎重さを感じました。この試合でも立ち上がりに慎重さ丁寧さを感じました。悪く言うと思いっきりがありません。一般に丁寧なテニスは必要な要素ではあるはずなのですが、杉田の場合は丁寧さ故に振り抜けないのかバックアウトなどします。杉田のなかにイメージする課題があるのかもしれません。
第1セット、杉田のミスが目立ちます。バックハンドやフォアハンドがロングします。狙いすぎるのかサイドアウトもでます。ソウザにもミスがでてブレイク合戦となり杉田が2つのブレイクを奪い、3つのブレイクを献上し第1セットを落とします。両者とも1stが入りません。杉田の1st確率は47%でソウザは43%でした。スタッツからみるとミスの差が勝敗を分けています。 ポイントの内訳です。ウイナー数+相手のFE数+相手のUE数=ポイント計です。第7コートでありホークアイもなくチャレンジシステムがなく際どい判定もありました。また、スタッツでウイナー数とUE数判定表示もありませんでした。言い訳しますとカメラのアングルが低いので判断しにくいのと、何気なく判断していましたので精度は保証できません。(録画しておらず見直しもしていません)手集計ですので参考までです。FEとUEが微妙と思っていましたのでFE+UEをミスという括りで受け止めて頂ければと思います。
杉田 :2+7+10=19 ソウザ:2+6+20=28
第2セット、杉田は攻撃的な展開としました。それに合わせてソウザも攻撃的になりミスもでます。第7ゲームは杉田のDF2つのミスもあり縺れますが凌ぎます。互いにサービスゲームをキープしタイブレークに持ち込まれましたが杉田がとりワンセットオールとします。 スタッツです。1st確率ー1stポイント獲得率ー2ndポイント獲得率の順です。
杉田 :49ー62ー70 ソウザ:60ー73ー59
杉田は第1セットに続けて1stが入りませんが2ndでは踏ん張りました。ポイント内訳です。

杉田 :10+23+16=49 ソウザ:15+ 9+23=47
第3セットになると杉田のテニスが躍動します。杉田の攻撃的なテニスに精度が加わります。ミスをしません。これを受けてソウザはリスクを取らざるを得なくなりミスが増えます。ポイントを取れません。杉田のリズムで完勝です。ポイント内訳です。
杉田 :8+9+16=33 ソウザ:3+7+ 7=17
杉田は攻撃的なテニスを展開するとショットが振り切れるのと軸がブレすに精度が上がるようです。第3セットのテニスはトップ選手にも通用するものと思います。杉田に輝きを感じます。このテニスが出来れば勝ち上がりも期待できます。集中です。


錦織です。右手首の腱損傷により今季の全試合の欠場を表明しました。全米に向けての調整かと期待する部分もありましたが、覚悟していたものが遂に現実のものとなりました。西岡の長期離脱も相当のショックでしたが、まだ整理がつかない状態です。
錦織をここまで追いかけ続けてきました。2014年の覚醒は驚きでした。メンフィス2連覇、マイアミQFでフェデラーを撃破、バルセロナ優勝に続きマドリード決勝でナダルを追い込みました。全米決勝進出に続きマレーシアOP勝利、楽天OP勝利、パリMSSF進出、初のTFで決勝トーナメント進出。トップ10入したかと思うとランキング5位で終えました。 高まる期待で突入した2015年シーズンは錦織包囲網、2016年シーズンはミス減少への課題とその内容を追求していきました。錦織に対しての戦略について、なぜ錦織はミスをするのか、スタンスのとり方、フォアハンドの球を取ら得る打点、振り切り方、ベースラインキープやポジション取りなど詳細に確認していきました。4時間を超える試合を何度も見直し、ミスのパターンを何度もコマ送りでチェック、振り切るフォアハンドもコマ送りで確認、観戦する全試合のデータを蓄積し傾向を分析するなど、意味のない行為を継続してきました。

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この記事へのコメントコメント一覧

杉田の挑戦と錦織の長期離脱について ウエスタン&サザン・オープン2017 2回戦

tenisufunさん

コメントありがとうございます。
錦織のグリップについては時折話題になっていますが、記事にするまでの力量は残念ながら持ちああせておりません。手首への負担も含めて皆様のご意見をぶつけ合う場があればよいなあと思います。勉強してみます。もしもの際は宜しくお願いします。
返信遅くなり申し訳ございません。

杉田の挑戦と錦織の長期離脱について ウエスタン&サザン・オープン2017 2回戦

massimogucciさん

コメント、ありがとうございます。
返信遅くなり申し訳ございません。
杉田の活躍は驚きです。凄いことです。QFの敗戦は今後の期待に還元できればと思います。西岡は全米後に戻ってこれるかもしれませんね。西岡の才能には大きな期待を寄せています。錦織が復帰したときにトップ50に日本人3人がいるとすると凄いことですね。

杉田のサーブと錦織のサーブ

杉田のゲームお見てストロークでは、外人に劣らないことが立証できます。いわんや、西岡君や錦織君は当然です。島津室内選手権でも外人との差は、明らかにサーブです。彼は圭のようにフラットサーブせず,速いスライスでコース狙いです。身長175センチでフラットサーブが確立の低いことお、わかってるのでしょう。その点圭は、フラットサーブでフリーポイント狙いすぎのようです。しかも、厚目のグリップで手首お前後に使うハエ叩きサーブで。手首腹筋に負担がかかるし、インパクトの微妙なずれで、緊張した大事なゲームで出入らず、セカンドは杉田君のような薄いグリップではないのでスピンがかけにくく、入れに行きダブります。モントリオールの逆転負けが,この2年間の敗戦にサーブに問題があること証明しました。今回の故障は手首の使い過ぎによることは、明らかです。腕力があり、鍛えてたから今まで持ったのです。この機会に薄いコンチネンタルグッリプに変えるべきです。今までのような腹筋、腕、手首主体のサーブからフェデラーやマッケンロー他多くのサーブのように、体の回転から肘お引っ張り上げ、最後に肘お伸ばして内転お使うサーブに変えるチャンスです。彼なら決してむつかしい事ではないでしょう。そしてファーストサーブは高速スライス、200キロ近く出せるでしょう、で十分と考えます。セカンドももっとスピンがかかりよく落ちて入り、よく跳ねるでしょう。以上みなさんが、指摘しないこと、歯がゆく思い書きました。一刻も早くダンテ、チャンコーチに届けばと願っています。薄いグリップチェンジによりサーブさえかわれば、復帰後、まだまだ夢の4大大会のタイトルのチャンスあるとしんじています。

杉田の挑戦と錦織の長期離脱について ウエスタン&サザン・オープン2017 2回戦

すばらしいメッセージです。

錦織が調子が悪い中で杉田が頑張る。ふとデビスカップのウクライナ戦ダブルスを思い出したりしました。別に団体戦やってるわけじゃないんですが、錦織のいないMSを、連日深夜に日本人を応援できることは、もはや奇跡じゃないんですよね。

そして錦織より、もしかしたら一足先に西岡が帰ってきたりして、それなりに戻せたりしたら。2人がトーナメントで活躍する中で錦織が万全で戻ってきたりしたら・・・

芝シーズンまるまるスキップするような2018年以降、その分、デビスカップの出席率UPしたり、ポイントやランキングにとらわれないトッププロテニスの楽しみ方みたいなのもありかもしれません。

ま、ともかくはまず、復帰できるか、ですが・・・

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