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フェデラーとA・ズベレフの今季2度目の頂上決戦のゆくえは ロジャーズ・カップ2017決勝

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余談から始めさせて頂きますが、松山英樹がメジャー初制覇まで、あと一歩のところまできています。3日目トップタイでスタートし1バーディ3ボギーで、一時はトップと4打差まで離されましたが、終わってみれば一打差で最終日を迎えます。錦織のGS制覇が先か、松山がメジャー制覇が先か議論に決着が着くのでしょうか。この日3:00にスタート、この間フェデラー戦を観つつ、ホールアウトしたのがほぼ9:00、引き続きズベレフ戦の観戦となりました。最終日の松山英樹のスタートは3:35、フェデラーとズベレフの決勝は5:00開始予定です。とちらも見逃せません。

ロジャーズ・カップSF、フェデラーはハーセを6ー3、7ー6のストレート勝利で順当に決勝進出を先に決定し、続くSF2戦目はズベレフが18歳のシャポバロフを6ー4、7ー5のストレート勝利をおさめ、ハレ決勝に続く今季2回目の頂上決戦となりました。

SF注目のカード、20歳と18歳の初対決は見応えのある試合内容でした。両者ともサービス力があり、立ち上がりはサービスゲームをキープし合いました。シャポバロフが苦戦した理由の一つが、得意のアドコートからのレフティ特有の逃げるサービスをよまれて対応されたことでした。この返球の3打目をシャポバロフは強打しサイドアウト等のミスをします。徐々にこのコースを攻めるは余地を失った感が漂います。第9ゲームにシャポバロフはDF、サイドアウト、ネットにかけるミスでブレイクを奪われ第1セットを落とします。ウイナー数は両者とも8、FE数は両者とも10、UEはズベレフが10、シャポバロフが18とUE数の差8がそのまま勝敗を分けました。これは第2セットも同じで、ズベレフは17、シャポバロフは25、その差8がポイントの差そのものでした。 シャボバロフの武器は振り切るフォアハンドにありますが、逆クロスのミスやネットにかけるミスが目立ちます。強打をせずに冷静にストローク戦に持ち込めば、むしろシャポバロフが優位に展開できていたようにも思えました。第2セットは第1、第2ゲームを互いにブレイクし合い、第11ゲームに、シャポバロフは2つのDFなどでブレイクを奪われ、第12ゲームはシャポバロフは粘りをみせブレイクバックのチャンスを握るもののズベレフが逃げ切りました。 シャポバロフは、デルポトロ、ナダルら強豪を破ってのベスト4進出は立派です。今後の活躍も大いに期待できるポテンシャルを感じます。この両雄の闘いは今後とも続くでしょう。

さて、決勝のカードはフェデラーとズベレフの対戦となりました。想定内の、期待通りのカードとなりました。対戦成績はフェデラーの2勝1敗、今季ハレ決勝に続く2回目の対戦となります。 兎に角楽しみな一戦です。何が楽しみかというと両者の戦略です。

まずは前回の内容を確認しておきます。6ー1、6ー3でフェデラーの完勝です。 ポイント内訳です。ウイナー数+相手のFE数+相手のUE数
<第1セット> フェデラー:7+11+10=28 ズベレフ :4+ 6+ 3=13

<第2セット> フェデラー:15+13+2=30 ズベレフ : 8+ 7+5=20
第1セットは打ち合いを避けます。フェデラーのバックハンドはスライスです。ズベレフのバックハンド側ボディ付近に球を集めます。深いスライスの後はスライスをドロップショットとして放ちます。ここはズベレフは左右の動きは強いが前後は弱いこと、左右に移動しながらのショットは得意としていますが、足を止めた場合はミスをすること等にあります。また緩急をつけての早い攻撃もみせます。これによりズベレフはミスを多発することに合わせてズベレフの攻撃的なテニスを封印されてしまいました。

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「フェデラーとA・ズベレフの今季2度目の頂上決戦のゆくえは ロジャーズ・カップ2017決勝」へのコメント

toshibou0509m さん

うまいこと言いますね。フォアが強い左版ガスケみたいです。あのバックハンドは不思議ですね。引きつけて打つのですが、よく返球できるなと観つづけるうちに惹きつけられている自分に気づきます。若いので、長所を伸ばすが先でしょうか。おっしゃる通り、あの回り込みフォアハンドはいらないかもです。かえってミスをしています。強みはバックハンドかもしれません。
コメント、ありがとうございます。

「フェデラーとA・ズベレフの今季2度目の頂上決戦のゆくえは ロジャーズ・カップ2017決勝」へのコメント

死ぬまでに日本人のGS制覇を願う老人 さん

素敵なコメント、ありがとうございます。
錦織をさげて、踏ん張れ錦織選手!ですね。とってもグッドです。松山英樹、勝てなかったですね。なかなか勝負は厳しいものだと感じさせられます。たえる時間帯があり、ひたすら我慢と冷静さが必要だと感じました。松山がコースをあがった後の練習風景を先日(全英時)みていましたが、自然と応援したくなります。錦織の才能と実力をもってすればとれると思います。おっしゃる通り、今は踏ん張るとき、踏ん張り続ける先に結果が待っていると信じるしかないですね。
踏ん張れ、錦織!

「フェデラーとA・ズベレフの今季2度目の頂上決戦のゆくえは ロジャーズ・カップ2017決勝」へのコメント

シャポバロフ凄かったですね。確かにミスは多いんですが、まだ18歳の若武者、少々の荒れはOKでしょう。フォアが強い左版ガスケみたいな感じで、結構バックハンド強力だと思いました(回り込みフォアにしなくてもバックで十分優位とれた場面も)。片手ジャックナイフとかも打ってましたし「若いなぁ〜」と(笑)。

フェデラーとA・ズベレフの今季2度目の頂上決戦のゆくえは ロジャーズ・カップ2017決勝

松山選手の活躍は爽快ですね。それと比べてわれらの錦織選手は・・・。悲しくなります。松山選手の練習熱心に他の大物選手は押しなべて賛辞を送っていますね。誰よりも遅くまで練習しているとの記事を見て、「嗚呼、何故だ~」とため息がでます。あなたの収入や女性問題、ラケット破壊などどうでもいいです。せめてマスター1000を1回獲ってくれ。そうすればみ~んなすべて忘れて拍手喝采します(できればGSも1回獲って・・・)。勝てばすべて元通り。リセット。プロは勝たなくちゃ。たったGS1回のイワニセビッチにノーチャンスと言われても何も反論できないのです。あなはとんでもない選手です。みんな分かっています。だから怒りと落胆、やるせなさにファンは沈んでいるのです。意地と才能の違いをはっきりと示してほしい。踏ん張れ錦織選手!

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