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4強が出そろう ウインブルドン2017

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ウインブルドンはベスト4が出揃いました。 受けるイメージは「苛酷」です。勝利を期して限界を掻き消し、ギリギリの闘いが繰り広げられています。

大会は一戦一戦確実に消化されていきます。全ての試合を観戦したいところなのですが身体が持ちません。追い討ちを食らったのがナダルとミュラーの一戦です。生活のリズムが狂いました。

ビッグサーバーに有利とされる芝での闘い、死闘となりました。193cmのミュラーが繰り出すサーブは精度が高くサービスゲームを譲りません。ナダルもチャンスを迎えるのですが捉えきれません。ウイナー数7、UE数0のナダルは第1セットを落とします。第2セットも落とし2セットダウンとなります。しかし、ナダルはナダルのテニスを展開していましたし、ナダルは勝利を自身のテニスを信じているように感じられました。昨年のフェデラーとチリッチ戦と重ねました。錦織のバウティスタ=アグート戦とも比較していました。ナダルは第3・4セットをとり2セットオール、ファイナルセットに突入、GSでは全米以外の大会ではファイナルセットは2ゲームの差がつくまで試合は永遠と継続されます。クエリーのサービスが先なのでファーストポイントを落としがちのナダルのサービスゲームは緊張が走ります。互いに譲りませんでしが、ゲームカウントはナダルの13ー15で決着しました。流石のナダルもパワーのあるショットを放てなくなっていました。ナダルのブレイクチャンスは16回のうちブレイクは2回でした。両雄とも死力を尽くしたわけですが、それでも負けは負けとして受け止めなければならないところが残酷です。ナダルはベスト8にも手が届きませんでした。記憶に刻まれる一戦となりました。

チリッチとバウティスタ=アグート戦はチリッチが6ー2、6ー2、6ー2のストレート勝利としました。試合は観戦していませんが、錦織が接戦のうえ敗退した相手を結果だけみると簡単に退けたチリッチは好調と受け止められると同時に錦織との力量の差も感じさせられました。

ティエムはベルディヒにフルセットの末敗退となりました。芝でどこまで対応できるかと思って見ていましたが、芝を得意とするベルディヒの前に散りました。

若手2強の一人A・ズベレフもラオニッチにフルセットの末敗退です。この日はTVとオンデマンドの同時観戦をしていましたが、ラリーでもラオニッチは負けていませんでした。ズベレフ有利に見えましたがラオニッチの意地を感じられました。

錦織世代のディミトロフとフェデラー戦はフェデラーが6ー4、6ー2、6ー4のストレート勝利で返り討ちを果たしました。ディミトロフの前半戦は見事な精度の高いテニスを展開し、全豪ナダル戦では緊張感溢れる試合を展開しましたが、この日のディミトロフは軸がブレていたように感じました。ミスが多かったようです。フェデラーの完勝でした。

ベスト8の戦いにはナダルの姿はありませんでした。ビッグ4のベスト4が見られるのかと感心を抱いていましたが夢はかないませんでした。

マレーとクエリー戦です。完全観戦しました。マレーは6ー3、4ー6、7ー6、1ー6、1ー6で敗退し連覇の夢は叶いませんでした。クエリーのサービスとフォアハンドは素晴らしい精度を見せ付け、スーパークエリーでした。クエリーは初のGSベスト4です。マレーに勝機があったとしたならば第2セットをとりストレート勝利だったのでしょう。第4セットに入るとマレーに異変を感じました。出先で記事を書いているためデータが手元にありませんが、マレーはサービスポイントが取れません。速度も115マイル(185km)ほど、第5セットは110マイル以下となっていました。最期は顔を歪めていましたが、身体の異変を感じさせないプレーぶりは立派です。これを「無気力試合」と呼ぶ人はいるのでしょうか。

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この記事へのコメントコメント一覧

「4強が出そろう ウインブルドン2017」へのコメント

pryumharuさん

すいません、ナダル戦です。訂正させて頂きました。
錦織だけではなく、他の選手も怪我との戦い、調整をしながら臨んでいるのですね。今日は4強対決です。楽しみです。
ご指摘、コメント、ありがとうございます。

「4強が出そろう ウインブルドン2017」へのコメント

ディミトロフの精度の高い全豪というのは、ナダル戦では?

記事の内容は概ね賛同ですねぇ。
今のツアーがいかに過酷かを物語る状況ですが、個人的にはそれを含めて楽しもうと思います。
ハイレベルな戦い故に空前の人気で過酷になっているのですから、その時代に居合わせている事の幸せも感じないと、と思うこの頃です。

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