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錦織の芝シーズン 最近では最もよい状態で突入

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錦織が覚醒した2014年の象徴の一つにナダルとのマドリード決勝があります。MS初制覇というところで残念ながら怪我により棄権となりました。その影響を受けてローマMSは欠場、全仏は初戦敗退となりました。芝シーズンには回復しハレではSFでフェデラーに敗れ、WBでは4回戦でラオニッチに敗退しました。 2015年はマドリードMSはSFでマレーに敗退、ローマMSはQFでジョコビッチに敗退、全仏は4回戦にガスケに敗退、ハレではSFセッピ戦でふくらはぎの炎症で棄権、WBは3回戦でWO。 2016年はマドリードSFでジョコビッチに敗退、ローマMSはSFで再びジョコビッチと肉薄した内容でフルセットの末タイブレークで敗退、全仏は4回戦でガスケに敗退、ハレは2回戦を脇腹怪我の影響でWO。WBは脇腹の怪我で棄権。 こうして見ると2014年以降で今シーズンはフィジカル的には最も恵まれた状態で芝シーズンを迎えることになりそうです。

前半戦を終え現状の勢力図はレースランキングによるところでしょうが、やはり2トップでナダルとフェデラーが復調し牽引しています。続いてワウリンカとティエムが好調です。ランキングでは5位でローマMSを初制覇したA・ズベレフですがリコーOPSFでミュラーに敗退しました。昨年ハレでは準優勝しているだけに芝では強さを発揮するのではないかと思っていましたがどうでしょうか。6位は全仏QFでティエムに惨敗のジョコビッチ、全仏でSFまで勝ち上がり徐々に調子を取り戻しつつある7位のマレーが実質5番目にいるように思えます。チリッチもリコーOPSFでカルロビッチに敗退しましたが徐々に復調しつつあるように思えます。レースランキング8位は不運による負傷でWBまで欠場を発表したゴファン、9位は全仏QFのナダル戦で棄権したカレノブスタ、10位は全仏初戦敗退のツオンガ、11位はメルセデス・カップ初戦敗退と不調のディミトロフです。 こうして見ると、錦織の現状のポジションはそんなに悪くはないのではないかとも思えてきます。

サーフェイス別でみると錦織は芝を苦手にしているように思えます。キャリア勝率では、クレイが71.6%、ハードが68.4、グラスが59.6%です。しかし、2016年シーズンではグラスが80%でトップ勝率(内棄権1試合)、2015年シーズンはグラスが80%(内棄権1試合)とクレー83.3%につぎます。2014年も75%となっています。そもそもグラスの大会への出場が多くて2大会であり、勝率の回復速度が遅いことにあると思います。

ゲリー・ウエバー・オープンはウインブルドンの前哨戦です。錦織陣営はこの大会をどの様に位置付けているのでしょうか。レースランキングでは1,560ポイントと12位で物足りなさを感じます。ATP500以下の大会では390ポイントであり、ポイントを意識するところでもあります。ドローも決して楽ではありませんが、芝での感触を確かめるには十分な相手だとも言えそうです。

錦織は脇腹や臀部の怪我、手首の怪我から回復し、2016年全米以降で最も状態は良いのではないかと感じています。2016年のWBや今季クレーの戦いぶりからみて期待が持てるのではないかと思います。あくまでもハレはWBの前哨戦です。まずは内容を確認したいと思います。



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