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世代間覇権争いの結末は 全仏オープン2017SF

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ローラン・ギャロスもいよいよ山場、SFを迎えました。ここで、世代間の覇権争いを3グループに分けるとします。

①ビッグ4世代:マレー、ジョコビッチ、ナダル、フェデラー、ワウリンカ

②錦織世代:錦織、ラオニッチ、チリッチ、ディミトロフ、ゴファン、等

③ティエム・NEXT GEN世代:ティエム、A・ズベレフ、キリオス、プイユ、等

QFベスト8勝ち上がりは、①はマレー、ナダル、ジョコビッチ、ワウリンカ、②は錦織、チリッチ、カレノブスタ(25歳)③は、ティエム

SFベスト4勝ち上がりは、①マレー、ナダル、ワウリンカ、②はなし、③はティエム

と錦織世代はベスト4進出なしです。いつしか谷間世代とも言われ始めました。③ではローマでズベレフがMS初制覇を果たし、ティエムはマドリードで決勝進出、ローマ、全仏とベスト4進出、今季マレー、ナダル、ジョコビッチに勝利し、存在感を示しています。果たして全仏フアィナルはどうなるのでしょうか。

決勝のカードは、マレーVSワウリンカ、ナダルVSティエムのカードとなりました。

対戦成績はマレーの10勝7敗で、2016年全仏は同じくSFで対戦しマレーが3ー1で勝利しています。ワウリンカもチリッチにストレート勝利し好調のようです。この一戦も楽しみです。どちらに転ぶのかわかりません。どちらが勝ち上がってもおかしくないと思います。

ナダルとティエムの対戦成績は、ナダルの4勝2敗で今季4回目の対戦となります。 ティエムは全試合ストレート勝利で勝ち上がってきています。QFはこれまで5戦全敗のジョコビッチを撃破しました。ローマでは6ー1、6ー0と完璧に封印されていました。これを、7ー6、6ー3、6ー0とジョコビッチを翻弄したのです。ティエムのドローは厳しいものとみていました。順当にいけば4回戦では今季2敗のゴファン、QFではこれまで全敗のジョコビッチとティエムの勝ち上がりは厳しいと思っていましたが大したものです。いよいよ注目のナダル戦です。今期の対戦成績です。ティエムからみます。

バルセロナ:4ー6、1ー6 マドリード:6ー7、4ー6 ローマ :6ー4、6ー3

ナダルとしてはモンテカルロ、バルセロナ、マドリードと連戦による疲労はあったかと思います。しかし、大会毎にティエムのテニスがよくなり、遂にはローマで勝利したのでした。

ティエムの武器はフォアハンド、バックハンドと160kmを超えるショットにあります。しかし、その強打はバックアウト、サイドアウトします。ナダル戦においてはこのミスが勝利を呼び込みませんでした。しかし、ティエムは修正します。特にサービスからの3打目です。1stよりキックサービスによりナダルを下げ、3打目を叩き込みます。打点を高くすることによりロングするミスのリスクを下げるのです。ティエムの強打を活かす展開力です。

ナダルとしてもローマの敗戦の要因は既に理解しています。浅くなるとティエムの強打を受けてしまいます。ティエムのミスを誘発しつつも、攻撃的なテニスを要求されるものと思います。ナダルとしても10度目の全仏制覇、それとNO1復権に向け、負けてはならい一戦となるでしょう。どの様展開が待っているのか、楽しみです。

《 追記です 》 ティエムのキックサービスはマドリードの戦略であり、ローマでは真正面から強打を打ち込んできました。真正面からの強打とは、リスクをとるわけではなく、ウイナー狙いではなく、サイドアウト、バックアウトしないコースに打ち込んでいき、ミスを誘う強打です。ナダルと言えども、160kmのフォアハンドを打ち込まれ続けられると押されます。ミスを誘発されます。ティエムはミスが増えると勝利を手繰り寄せることは出来ません。リスクを取らないロングしないショットを打てるかでしょう。ナダルとしてはティエムの強打をさせない、深いショットや左右に振ることが要求されると思います。

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