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答えは「 NO 」 錦織のローランギャロスが始まる 全仏オープン2017

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全仏オープン2017がいよいよ開催されます。 GSでは全豪に続き2大会目、MSはIW、マイアミ、モンテカルロ、マドリード、ローマと5大会が終了し主要大会で考えると中間点と言えます。ここでツアーの状況と展望をみていきます。

失効後のポイントで遂にランキング1位が10,000ポイントを切ることになりました。 マレーは今季ドバイで1勝しているものの、全豪では4回戦敗退、IWは初戦敗退、モンテカルロは初戦敗退、マドリードは3回戦敗退、ローマは初戦敗退とここまでらしさのない、強さを見せつけることが出来ないランキング1位の現状です。マレーとともに2016年シーズントップ争いをしたジョコビッチもローマでは決勝進出したものの5,445ポイントと遂に第2集団に吸収された形です。

ここにきて、次なるランキング1位の話題が気になってきました。マレーはWBの2,000ポイント失効が待っています。ナダルが全仏を勝利すると7,285ポイントとなり、WBの失効を考えるとマレーは7,170+全仏ポイントとなります。こんなに早くもマレーの1位陥落の危機がやってくるとは想像もしていませんでした。ナダルは2014年6月23日以来の1位返り咲きを射程に収めることになりました。 レースランキングでもナダルが4,915ポイントとフェデラーの4,045ポイントを捉えて首位に立っています。全仏欠場のフェデラーを考えると更に引き離しにかかりたいところでしょう。ナダルはモンテカルロ、バルセロナ、マドリードと3大会連続優勝をし、ローマでは今季3回目の対戦となったティエムにQFで敗退したものの、ここまでクレー16連勝でした。6月3日で31歳になろうとする流石のナダルにも休養が必要です。ローランギャロス10勝目の優勝に向け余念はないでしょう。

レースランキング3位は2,445ポイントの23歳ティエムです。バルセロナ、マドリードと決勝に勝ち上がりナダルに敗退するも、ローマQFではナダルにストレート勝利をしました。SFではジョコビッチに1ー6、0ー6と惨敗を喫しましたが160kmを超えるパワフルなショットは魅力です。昨年はSFまで勝ち上がっただけに、A・ズベレフにMS制覇を先に越されただけにGS初制覇を狙っていることでしょう。そのティエムはボトムハーフジョコビッチ山に入りました。順当にいくと4回戦では今季2敗しているゴファンと対戦、QFではローマで惨敗したジョコビッチと対戦する厳しいドローとなりました。 レースランキング4位はローマMS初制覇を果たした20歳になったばかりの2,130ポイントA・ズベレフです。ジョコビッチ戦では安定した威力あるショットで、リスクをとるわけではなくズベレフのテニスで勝ち切りました。バックハンドは素晴らしいです。威力があり深くコントロールされます。ジョコビッチの深いショットを更に深く返していました。ローマに続きGS初制覇の可能性もあると思います。トップハーフのマレー山に入りました。順当にいくと3回戦でマドリードで敗退したクエバス、4回戦では錦織との対戦となります。 この新鋭二人がどこまで食い込んでくるのか、トップ5入りを果たすのか注目されるところです。

世代交代が話題となっていましたが、今シーズンは忘れ去られようとしていました。それは35歳フェデラーとナダルの復調とツアーを牽引する活躍にあります。しかし、ここにきてティエムがナダルに完勝し、A・ズベレフがジョコビッチに完勝したことにより一気に世代交代を思い出させてくれました。本来ビッグ4の台頭候補は錦織世代である錦織、ラオニッチ、ディミトロフ、チリッチであったはずですが、彼等を飛び込えてティエム、ズベレフ、キリオス等のポテンシャルがインパクトを与えています。ここは錦織世代がどこまで復権できるか世代間の今後もツアーの見所でもあります。

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この記事へのコメントコメント一覧

「答えは「 NO 」 錦織のローランギャロスが始まる 全仏オープン2017」へのコメント

kanpanmanさん

なるほどですね。勉強になります。

完全和文二重否定で申し上げますと、

錦織の全仏初制覇はなくはないです。

「答えは「 NO 」 錦織のローランギャロスが始まる 全仏オープン2017」へのコメント

初めて投稿します。
いつも楽しみに読ませていただいてありがとうございます。
テニスとは関係ないところで気になったことがありましてお聞きします。

答えは"No"とされていますが、意味が分かりかねます。
change-the-flow様としては優勝できると思っているのか、もしくは期待できないと思っているのか…

英語ではYes/Noはいかなる質問でも意味は肯定/否定で変わりません。
「できないのか?」のような否定疑問系でもNoとなれば「できない」という意味になります。

ブログ主様が錦織選手が優勝「できる」と言いたいのであれば最後の文面は"Yes"とすべきです。

「答えは「 NO 」 錦織のローランギャロスが始まる 全仏オープン2017」へのコメント

fukuさん

コメント、ありがとうございます。
ドローは確かに悪くないと思います。ズベレフですが、ローマを勝利し優勝候補の一角にあげられていますが、初戦のベルダスコ、好調クエバスも気を抜けない相手です。錦織も一戦一戦が勝負です。いつもGS第1週は恐怖心、緊張感に包まれています。
1st確率については、あまり触れないのですが、大変重要です。Geneve、M・ズベレフ戦ではセット毎に低下していったのが気になりました。おっしゃる通り、まずは確実にサービスゲームをキープすることですね。
錦織のこの大会にかける想いは、強いものがあると思うのですよ、ほんとに、ローランギャロスには魔物が住んでいるので、何が起きるか分かりませんから、期待というか、応援しましょう、共に。

「答えは「 NO 」 錦織のローランギャロスが始まる 全仏オープン2017」へのコメント

ravegoodさん

ケルバー、初戦敗退してしまいましたね。奮起を期待します。
この全仏でナダルに勝てるか、と言うことは、決勝進出を前提ですね。まずは、一戦一戦の勝ち上がることを期待しますが、錦織が決勝に勝ち上がることが出来る状態であれば、マドリード以来のファイナル決戦であり、全くわからないと思います。真面目にです。
コメント、ありがとうございます

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