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錦織のマドリード・オープン2017初戦

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マドリード・オープン2017のドローが発表され既に大会が開催されています。 最大の関心事の一つは錦織が出場出来るのかということです。と言うのもバルセロナ・オープンではドロー発表後に錦織は欠場を告げたことにあります。前兆はありました。錦織の公式サイトに動画を掲載したことです。大会前の練習風景でありますがバックハンドを中心とした内容でした。出場に向けて調整しています。しかし、フォアハンドは打てる状況にないですよという隠れたメッセージがあるように受け止められました。あくまでも憶測でしかありませんが、このマドリード大会前の動画を投稿していないところを見ると、大丈夫かなとも思っているところです。どちらにしても不安があるなら欠場を、参戦する限りは頂点を目指すものと受け止めたいと思います。

まず、今大会の意味合いの個人的見解について触れておきたいと思います。マドリード、ローマ、全仏、WBの4大会が今シーズンを大きく左右するという事です。この大会を一つも勝利できない、またはそれに準ずる結果を残せないとすれば今季首位争いに残ることはは難しいということです。2016年シーズンではジョコビッチが独走していましたが、マレーはマドリード準優勝、ローマ優勝、全仏準優勝、WB優勝と凄まじい追い上げをしました。現在、フェデラーがレースランキング首位を走っていますが当然油断は出来ません、2位のナダルは流石にここにきて本領を発揮してきました。大方の予想ではクレー3大会ではナダル勝利ではないかと思います。それだけのテニスをしているからです。不思議なもので2016年シーズンは現在のトップ2がツアーを牽引していたのですが、1年経過したこの時点でこのような勢力図になろうとは想像もしていませんでした。しかし、この二人も黙っているはずがありません。しかしそれにはこの4大会は落とせないということです。マレーはかなりの本気モードを感じさせられます。モンテカルロMSは3回戦敗退、バルセロナハSF敗退ながらもマレーのテニスを取り戻しつつあると思います。しかしまだブレがあるようです。ミスがでます。攻撃的なショットがサイドアウト等しています。精度を上げることです。そのマレーは第1シードでシード通りの勝ち上がりでは3回戦に波に乗りつつあるプイユ、QFではマレーがバルセロナSFで敗退したティエム、SFではワウリンカとの対戦となります。昨年準優勝したこの大会だけに決勝進出を目指しているはずです。 ジョコビッチはチームを解散したという情報であり心配ですが、プライドを投げすてて果敢に前だけを向いて立ち向かう姿を見せて欲しいと思います。順当にいくとQFで錦織と対戦することとなりますが、そうなることを願います。 優勝候補筆頭のナダルですが、今のところ手首の調子など体調面には問題がないように思われ安心していますが離脱だけは回避して欲しいと思います。トップを目指すと言及しているだけあり今季にかける熱い想いがあり、ナダル自身がコントロールしてくれるものと期待するところです。順当にいくと3回戦で好調のキリオス、QFでラオニッチまたはゴファンでしょうか。誰が相手であろうが今のナダルはクレー3大会制覇くらいの覚悟だと思います。ナダルを退けるのは誰なのかというところが焦点かもしれません。

さて、錦織です。錦織に関する情報がないだけに試合当日まで油断はできません。あくまでも戦える状況だという前提で以下記させて頂きます。まず錦織の今季の成績を確認します。15勝6敗です。ブリスベンでは決勝に進出、好調ディミトロフに敗退(脇腹痛でMTO)、全豪では4回戦でフェデラーにフルセットの末敗退。錦織の今季最も良いテニスを見せてくれたと思っています。アルゼンチンOPでは決勝でドリゴポロフの驚異的テニスの前に敗退、リオOPではベルッシに初戦敗退、IWのQFでJ・ソックのヘビースピン等により敗退、マイアミではQFで左膝、手首を痛めフォニーニに敗退。レースランキングでは840ポイントで14位に位置しています。 錦織が現在目指すところは何処にあるのでしょうか。まずが手首の怪我からの復調が第一であるのは間違えないのでしょうが、復調を前提にするとMS初制覇、全仏初制覇なのでしょう。当然に目指すところはあるのでしょうが、その先を考える状況にはないでしょう。まずは目の前の一戦です。

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この記事へのコメントコメント一覧

錦織のマドリード・オープン2017初戦

tomyさん

いつもご意見ありがとうございます。
ラモス=ヴィノラスですね、そうであればよいと思いますが錦織がミスをしないことですね。
バックハンドについてですが、以前の試合を結構見直したのです。確かに偏重になるケースがありますが、よくない時の錦織です。最近は散らしているようです。良くない場合は散らすべきと考えます。バックハンドのクロスにも使い分けを出来るし、時間を奪う攻撃的なクロスです。バックハンドで決めるというよりリードとして使うイメージです。決めのショットはフォアハンドの逆クロスです。クロスからDTLも混じえます。バックハンドの出来がリズムを与えると思います。いつも記事を書くときはそうなのですが、私が考えているというよりは、錦織が陣営がそのような戦略に出てくるのではないかと考えます。試合毎、大会毎、で意識していると思われるポイントを見に行くように心がけています。今回の記事内容はクレーで良い時の錦織をイメージしています。手首に負担をかけない為にもバックハンドを多用するかもしれません。どのような戦略でどのような戦い方をするのか確認したいと思います。

「錦織のマドリード・オープン2017初戦」へのコメント

ラモス=ヴィノラスは確かにモンテ以降調子がいいですけど、オーソドックスなクレーのスタイルで元来さほど番狂わせを起こすタイプの選手ではないので初戦としては手首のチェック等やりやすい方じゃないでしょうかね。必要以上の警戒はいらないように感じます。
バッククロスは確かに得意としているところですが錦織の場合悪い時ほどクロス偏重になることが多いように感じるので、うまいこと散らせることが重要かと。
この初戦を突破して3Rで是非復活の兆しを見せつつあるフェレールとの試合が久々に見たいものですね。なにかを取り戻すことのできそうなドローに思います。

ナダルは耳の炎症でメディアデイを欠席したようで本人は出場の意向ですがどうなるかまだわかりませんね。体力次第ではあるものの前人未到のクレーシーズン無敗も見たいものです。

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