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モンテカルロMS ベスト16の激突

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モンテカルロMS、マレーの初戦は過去5戦無敗のミュラーと対戦し、7ー5、7ー5とストレート勝利しました。

以前の強いマレーの姿ではなく、苦戦したとの表現が一般的には正確なのかもしれません。第1セット、第2セットも先にはブレイクを奪ったのはミュラーであり、マレーが追う展開ではありました。 そもそも、マレーはクレーを得意とはしていなかったものの、2016年シーズンはマドリード、ローマ、全仏と決勝進出しています。

手首の故障明けの大会であり、まず確認したのは1st速度でした。最高速度は198kmでした。立ち上がりは不安な安定感のないマレーでした。フォアハンドが浅く入ります。深くコントロールしょうとはするのですが、バックアウトします。バックハンドのロングが目立ちました。ウイナー数とUE数は、第1セット12ー14、第2セット16ー7でした。

驚異的なテニスを見せつけているフェデラーは別格です。2016年シーズン全豪後に膝の内視鏡手術を受けたにも拘らずWB等、フェデラーのテニスを当たり前にやって抜けていました。マレーは腰の怪我で不調、12位までランキングを落としました。ナダルも怪我からの復調には時間がかかりました。今回のマレーの怪我の程度は分かりませんが、以前のマレーの強さを期待するのは我儘かもしれません。

気になっのはドロップショットの多さです。普段はそんなに使用しないマレーですが、この試合多用します。しかも、よく決まります。戦略なのか手首の影響なのかと考えてしまいます。ショットは立ち上がりは浅かったのですが徐々に対応してきます。第1セット中盤以降はマレーの振り抜くようなフォアハンドが深く、またはコースにコントロールされていきます。これをみて安心しました。第2セットのウイナー数は16とマレーにとっても多い方です。強打する訳ではなく、コースを丁寧に抜いていきます。サービス速度が出ないのはクレーだからなのか、無理していないのか今後の内容を確認したいと思います。

ナダルはエドモンドに6ー0、5ー7、6ー3で初戦を突破しました。ランキング45位のエドモンド22歳はNEXT GENの一角で英国の3番手です。1回戦は英国2番手の26歳45位のエバンズと対戦しました。エバンズはIWの初戦に錦織が対戦した相手です。マレーに次ぐこの若手2選手の対戦に注目していました。マレーも観戦していたのが印象的でした。エバンズも持ち味の粘りを見せていたのですが、エドモンドのフォアハンドが決まります。下半身が安定して重い感じのショットです。このフォアハンドはナダル戦ではネットに掛けたり等ミスします。力が入りすぎていたようです。第1セットはベーグルで落としましたが、第2セットはこのフォアハンドが徐々に威力を増してきます。善戦でしょう。英国のこの2人は楽しみです。一方のナダルは赤土ではやはり強さをみせます。フォアハンドは浅く入ることもありますが、弾み伸びるのでしょうか、浅くてもハードコートほどのダメージはないようです。しかし、徐々にエドモンドに合わされた感があります。ナダルの圧力は感じられました。もう少し見ていきたいと思います。

ディミトロフは3大会連続の初戦敗退となりました。チリッチは3大会連続の初戦敗退を脱出です。西岡と同身長170cmの41位シュワルツマンが、アグートにストレート勝利です。ベルディヒ、ワウリンカも順当に勝ち上がっています。

3回戦注目のガードはティエムとゴファンの一戦も見ものですが、やはり好調A・ズベレフのナダルへの挑戦です。対戦成績はナダルの2勝無敗です。2016年IWはナダルの6ー7、6ー0、7ー5、2017年全豪はナダルの4ー6、6ー3、6ー7、6ー3、6ー2とファイナルセットに縺れています。ナダルのショットが浅く入るようだと、ズベレフの安定感のあるフォアハンドに押されるかもしれません。楽しみです。

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「モンテカルロMS ベスト16の激突」へのコメント

まさか、マレーが負けるとは、、
ジョコビッチも3Rは随分良くなって来たと思いましたが、初戦はボールが浅く入ったり、バックアウトしたりで、本来のジョコビッチではありませんでした。

これで、トップハーフはマレー、ワウリンカが居なくなり、チリッチかプイユが決勝まで行きそうです。
ボトムは、ジョコビッチ、ナダル、ゴフィン。
クレーコートですから、プイユ辺りが、大きなインパクトを見せそうな気がします。
それにしても、錦織選手もこの大会に出て欲しいと思いませんか?
まぁ、今年は長めの休みを取れて良かったと思いますが、、

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