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課題?(2016バーゼル500)

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フィジカル面なのか、メンタル面なのか。 その両方なのか?(普通、体力が削られると気力も下がります…。) 疲労感がありありと…。

2016バーゼル 決勝 錦織圭 vs M・チリッチ 1-6 6-7

錦織は、最初から、ちょっと表情に覇気が無かったような気がします。 ステップも少し重そうな気配。 QFでも目立ちましたが、バックハンドのエラーは多かったですね。 しかも、最重要なポイントでミス。

チリッチはというと、1stセットは良い時の彼。 2ndセットは平均的な彼。 ただ、全体的には、ツアー・ファイナルへの切符を手に入れるべく、気迫はみなぎっていました。

本文冒頭でも掲げましたが、 トップランカーに名を連ねて以来、この時期の錦織は、全体的に疲労感を引きずっている印象があります。 ただ、無理もありません。テニスプレイヤーは、強くなればなるほど試合数が増え、更に上位プレイヤーとの試合も増えるという大原則があります。 恐らく、錦織も、フィジカル、メンタルの両面で、難しい局面にあるのだと思われます。

彼は、大舞台にあって、恐らくは伝説に名を連ねるような超人たちに勝利し、3年連続でツアー・ファイナルに出場するような選手です。もはやその才能と実力は疑うべくもありません。 しかし、このレベルまで来て、やはり、フィジカル面には常に不安が付きまといます。

鍛えに鍛えて強くなったとはいえ、身体能力(耐久性含む)の上限値は、欧米人のそれには届かないことは、現実を冷静にみると、残念ながら明らかです。 複数のビッグタイトル(具体的にはGS、MS)をもぎ取り、且つ、故障も無しにランキングでもトップをキープし続けるような、「BIG4」(のような選手たち)を目指すということは本当に並大抵のことではないと、改めて思います。

果たして、これを「課題」と言えるのか?

いきなり乱暴な結論に持っていきますが、 「適宜休息をとって、S・ワウリンカや女子のS・ウィリアムスなどをお手本に、とにかくビッグタイトルにターゲットを絞る。」 こんな選択肢は無理なんでしょうか。

そんな簡単なものでもないでしょうね…。

すみません。ちょっと弱気になっています。論理も破綻してます。

何度も奇跡を見せ続けてくれている青年に、応援と言って、これ以上彼にムチを入れることに、少々罪悪感すら覚えている今日この頃です。



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課題?(2016バーゼル500)

色々なご意見、ご感想をいただきありがとうございます。
読ませていただき、また、パリMSが進むにつれ、私自身、少し落ち着いてきました。

また、かようなネガティブ投稿にご賛同?いただいた皆様、
具体的で貴重な提言ばかりで大変興味深かったです。

ただ、少し落ち着いてみて、ちょっと勇み足の投稿だったかとの思いもあります。

そもそも、錦織圭のアイドルは、昔からR・フェデラーですから、
今までのところ、「優れたテニスプレイヤー」を目指しているだけなのかもしれません。

方向性はともかく、彼が、着実に進歩し続けているのは事実です。
全てのピークはまだ先と信じたい。
もう少し、今の彼を単純に応援しなければいけないのかな、と。

ホント、ブレブレで申し訳ありません。



>鍛えに鍛えて強くなったとはいえ、身体能力(耐久性含む)の上限値は、
>欧米人のそれには届かないことは、現実を冷静にみると、残念ながら明らかです。

上記本文中の表現は、ちょっと極端過ぎました。

ジャンルは違えど、野球の大谷翔平くんをはじめ、体操、水泳、レスリング等々、
今や欧米人に引けを取らないフィジカル数値を持つ日本人も少なくないです。
平均値はともかく、上限値は決めつけるべきではないですね。

「課題?(2016バーゼル500)」へのコメント

GSやMSを制覇する事だけが目標なら、こういう考え方は有りでしょうね。もちろんそれを一つの目標にしている事は確かでしょうけど、本人は単純に「優れたテニスプレーヤー」を目指しているような気がします。その過程でGSやMSのタイトルがあるという感じでしょうか。見ている側としては分かりやすい実績を求めてしまいますが、頑なまでに自らのスタイルの完成形を求めている姿や参戦スケジュールを見る限り、少し見ている絵が違うところにあるような気がしてなりません。個人的にはテニスプレーヤーの新しいジャンルを開拓してくれているようで、単純に見ていて楽しいです。ゴファンの様に系譜を引き継ぐ選手も出てきてますし。

疲れやすさはプレイスタイルに起因していると思う

日本人と欧米人で体力の優越があるのかは正直何とも言えませんが、錦織選手のプレイをみて思うのは、ラリーの球速が速いな~ということです。

おそらく、ジョコビッチやマレーのようにコースをついて攻めるのではなく、フェデラーやナダルのように球威で攻めていくタイプなのでしょう。

フェデラーの場合は、隙あらばネットダッシュをしていたので、ラリー回数は少なく抑えられましたが、錦織やナダルの場合はえげつないスピードで腰の回転を、一回のラリーで何回もしています。

そりゃ、体力奪われるし、怪我しますよ。

しかも、戦術面でも少し自滅している感があります。

ナダルの場合は球威をボールの回転量に昇華させラリースピードは抑えることで、球威と粘り強さを兼ね備えた凶悪ストローカーになりましたが、錦織の場合はとにかく早い球を打つがために相手のリターンに間に合っていないんです。下位選手とも【良い】試合をするのはこれが原因ではないかと思っています。

とどのつまり、錦織選手のプレイスタイルに体が追い付いていない感があります。

課題?(2016バーゼル500)

仰るとおり錦織選手の最大の敵は怪我と連戦の疲れだと思います。ランキングを維持しつつGS、MS優勝も狙う今のスタイルだとこれ以上は無理だと思います。私見ですが自分なら(仮病を使ってでも)シーズン中の7月頃に長い休みを取ってしまいます。そう、芝(グラス)シーズンを全て休むのです。例年ウインブルドンとハレの二試合だけで、それほどポイントも取れていませんし、現に芝シーズンで怪我をして後半に影響が出る事が多いです。錦織選手がウインブルドンに出ないのは寂しいですが、逆に全米オープンは体力充分でチャンスになります。シーズン前半の疲れを取り、後半戦に向けて調整できる素晴らしい休みになると思います。サーブが強くない彼がウインブルドンで勝つのはほぼ不可能なのでそこは捨てるのです。それくらい思い切って休まないとGS、MSは取れないのでは?と思います。

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