2010年02月14日

チェルシー効果

チェルシーFCと提携し、年間を通して同チーム所属コーチが指導を行なうことになったLJJFC.

早速、顕著に効果が現れたのが、指導にあたるコーチサイドである。

指導陣は、元々がイギリス人コーチ1人に日本人コーチ8人~9人体制(5グループで書くグループ二人ずつ)であったが、現在は主にチェルシーコーチ3人+日本人コーチ5人。有資格の私と同僚が中心となりコーチ陣マネージメントを行なっていたが、チェルシーコーチのルーク氏がヘッドコーチとなり、現在は彼が中心にトレーニングメニューを決めている。

以前書いたが、このルーク氏が、コーチとしてだけでなく、チームをまとめるヘッドコーチとしても優秀で、キャプテンシーを発揮している。そのお陰で、他コーチ達にも刺激となり、一つのチームとしてまとまり指導を行なえるようになった。選手のレベル向上という命題を達成すべく、日々のコーチミーティングにも熱が入る。

今回のチェルシーコーチ導入に際し、気づいたことがある。それは、冷静で的確な指摘を含む、「外部からの活力」が、組織改革には非常に有効的である、ということだ。

一組織には、方針ややり方が歴史的にあるわけだが、年月が経つにつれ、それに依存してしまう傾向が、大小はあれ、生まれてしまうものである。方針ややり方の安定化は、組織として活動していく上でたいせつなことではあるが、「馴れ合い」になると負の要因を生みかねない。

例えば、時を長くして共にすると、理解するが故、間違いも流してしまうことがある。外部から来たとしても、その人間が一時的な存在であると、すでに定着しているやり方にはなかなか口を出せない場合もあるし、そういうものなのだろう、という理解をして済ましてしまうこともある。

その点、今回のチェルシーコーチ、特にルーク氏においては、ある意味冷めた目でLJJを見、意識することなく改善点を指摘し、改革に乗り出した。そして、プラスの効果を生み出した。今の所、誰もが納得する形で。

内部に入ると見えなくなってしまうもの。組織が大きくなればなるほど、その見えないものがより大きな問題を生む可能性があるだろうから、例えばJクラブなどは、外部に冷静に視察してもらい、改善点を指摘してもらうことを喜んで受け入れるべきだと考える。あるいは、そのような立場でいられる第三者的な役割を、クラブに置いてみたらどうだろうか。

posted by janbomasa |09:17 | コメント(0) | トラックバック(0)
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