2009年08月25日

サッカーで世界が一つになる

「サッカーで世界が一つになる」 ブログ内容

7月26日から8月1日の1週間、イギリス南部にある海沿いの都市Brightonの近く
Burgess Hillに、前田学園グループ傘下Berlitz Brighton主催のサマーキャンプに
参加した。

このサマーキャンプは毎年7月~8月にかけて(春季・秋季・冬季コースもあるが)
行われており、私がマネージャーを勤めるLJJFCの特別コースと題し、通常のアクティビティー
にサッカートレーニングをプラスしたスペシャルプログラムもそのサマーキャンプに
オプションとして提供されている。その特別コースに今年もコーチ兼帯同者として参加した。

サッカー特別コースといっても、普段は他の参加者と一緒にアクティビティーに参加する。
サマーキャンプには世界中から子供達が参加している。今年はほとんどがヨーロッパから
の参加者で、LJJ特別コースが開かれた上記期間には、スペインとイタリアからの大きな
団体さんがいて、それ以外にオーストリア、ロシア、トルコからの参加者が何人かいる
ような状況で、LJJ特別コース参加者を含めた日本人グループは、スペイン・イタリアに
続く第三勢力とでもいおうか。

ご存知の方も多いとは思うが、スペインやイタリアの人、このサマーキャンプでは13歳
~16歳の子供達ではあるが、日本人とは生活テンションが異なる。付き合ってみれば
もちろん普通のかわいい子供達なのだが、まつりごとに限らず、普段からテンションが
高い。毎年のことながら、日本人参加者達は少々引け目を感じてしまう状況で、特に
日本からの参加者(LJJ特別コース参加者はロンドン在住)にとっては見事なまでの
カルチャーショックで、即行でホームシックに掛かってしまう子多々いる。

そんな状況の中、今年も心から感じたのは、サッカーというものの国際性。国境を
超えた「共通項」として活躍する、すさまじいパワーを秘めた「ヒーロー」、といっても
過言ではない。

LJJ特別コース参加者は、サッカートレーニング以外にも自由時間になるとサッカーをする。
サマーキャンプ地のBurgess Hill Schoolには、サッカーグラウンド以外にもテニスコート、
体育館、バレーボールコートなど多くのすばらしい施設があり、子供達は自由時間になると
こぞってその施設でスポーツを楽しむのだが、ダントツの人気といえばやはりサッカー。
LJJ特別コースの彼らがサッカーをする姿を見たからだろうか、ヨーロッパからの参加者が
「サッカーをやろう!」と声を掛けてくる。ほぼ毎日。

サッカーを始めてみると、LJJ特別コースの子供達は活躍するものだから、チームメイトの
子供達から称えられ、普段から声をかけられるようになる。とはいっても彼らは彼らなので、
ヨーロッパの子供達の中に中心となって溶け込む、というわけにはいかないのだが、それでも
仲間として話をしたりアクティビティーを一緒にしたりということには容易になる。

サッカーを一緒にする以外にも、ヨーロッパの子供達の話題にサッカーは多く登場するし、
私も各国のサッカーやチャンピオンズリーグの話を、彼らと多々する。どの選手が好きで、
どの選手がどこのチームに移籍したなど、いうなれば私が友達とする話と何も変らない。

人とのコミュニケーションには、「共通項」が必要となる。この「共通項」を共有することは
とても大切でかつ難しく、これは同じ国の人でももちろん言えることだが、異国の人との
コミュニケーションとなると、より重要になる。というか共有することがより難しくなる。
単純に、文化が違うのだから。

サッカーは、その「共通項」としての働きに関していえば、私がサッカーを好きであるという
ひいき目を差し引いても、まさに「ヒーロー」であると言える。初めに必要なのは「サッカーをやろう!」
の一言だけ。あとはサッカーを通してコミュニケーションがとれる。サッカーをしている間も、
その後も。

そしてなんといっても驚きなのは、サッカーを好きな子の多いこと。今回のサマーキャンプ参加者で
サッカーをチームで真剣に行っている子ははほとんどいなかったと思う。しかし、みんな好きなのだ。
本当にたくさんの子が好きなのだ。2年前のサマーキャンプでは中東からの参加者が多くいたのだが、
彼らも本当にサッカーが好きだった。


私は、23歳の時オーストラリアにいた。私が23歳の時と言うのは、2002年日韓ワールドカップの時だ。
仲間とも、パブでも、町を歩いている人とも、ワールドカップのことばかり話していた。皆がワールドカップ
に熱狂していた。国柄、オーストラリアには多国籍の人たちがいるが、皆がその大会に注目し、騒いでいた。
その時、私は初めてサッカーの国際性を体験した。それまでもサッカーが大好きだったが、サッカーという
ものの「存在価値」を感じた。

今、サッカーに携わり、また世界中の子供達と接する機会を得、サッカーというものの「存在意義」が見えた。


「サッカーで世界が一つになる」


一つのボールがあれば、世界は一つになれるのだ。

本当は、それくらい単純なものなのかもしれない、世界ってもんは。




posted by janbomasa |03:46 | フットボール | コメント(0) | トラックバック(0)
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