2007年09月30日

浦和レッズACL準決勝進出!

という出来事からすでに数日が経過しているが、とりあえず書こう。

前回の覇者全北現代モータースを破っての準決勝進出、大変価値あるものであり、この快進撃から思うことが多々ある。

その中でも特に、ACL及びクラブワールドカップを盛り上げるのに欠かせない日本のクラブの活躍という面で、彼らが先頭に立って実践しているということである。ご存知の通り、これまで日本のクラブはアジアでの活躍に乏しく、ACL自体も注目度の低い大会であった。アジア全体で見られる傾向として、クラブよりも代表への熱視線が上げられる。あるいは、海外のリーグを好んで見るといったものも傾向の一つであろう。クラブへの興味を活性化させることは、リーグを盛り上げるだけにとどまらず、その国のフットボールを盛り上げレベルをアップさせる要員になりえる。ACLというアジアを舞台にした大会は、その実現を助ける重要な要素になるだろうことは、想像に容易い。

例えばヨーロッパでは、もともと絶対的な地元のひいきクラブがあり、そのクラブが自国のリーグでどう活躍するか、がファンの最も根本的な注目点であり、そこにヨーロッパ単位でクラブが多国の強豪チームとどう戦っていくか、という新たな応援要素が加わる。現在ではUEFAチャンピオンズリーグの盛り上がりがとんでもなく大きいため、チャンピオンズリーグでの活躍を一番の焦点としてあげるファンも多いこととは思うが、基本は前述のほうであろうと考える。

しかしアジアの状況を考えると、アジア単位での活躍からクラブへの興味が湧き、自国リーグでの活躍も応援する、という流れも一つの「道」として十分考えられ、むしろ各国のクラブやリーグを盛り上げていく手段として、重要な要素であると私は考える。

日本勢がACLで活躍しさらにクラブワールドカップ出場ともなれば、大会はきっと例年以上の盛り上がり見せることだろう。その盛り上がりはさらなるファンを惹きつけ、大会の価値があがってくる。そして各クラブがACLへの出場を重要なものとして位置づけることにより、さらにその価値が高まっていくというプラスの循環が生じてくる。その循環が発生しクラブ・リーグ・管理団体がその流れを活かせば、急激なフットボール振興もありえることだろう。

アジアのフットボールはゆっくりとした流れでこれから成長していく。いつかはヨーロッパや南米と肩を並べてクラブや国単位でそのNo.1の座を争う日もくることだろう。しかし今の状態ではそれがいつになるか想像もつかず、きっとずーっと先のことだろうとやっと言える程度。いつか来るだろうがそれがいつかは想像もつかない、という状況を打破するような大きな波。この波の発生のために、ACLは重要な要素となりえるだろう、と私は考えている。


関連記事:
浦和の勝利に見る進歩と課題(1/2)ACL準々決勝 全北現代戦
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/column/200709/at00014795.html

ISA
http://www.maedagakuen.barnet.sch.uk/isa/


posted by janbomasa |01:52 | フットボール in Asia | コメント(0) | トラックバック(0)
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