2007年06月26日
ヨーロッパ→アジアの動き
先日書いたように、私は現在ISA(↓)にて「サッカー留学を志す日本人」のためのサポートを行なう仕事に携わっている。我々が特に力を注いでいるのが「コーチ」のための留学プログラムだが、サッカー留学の中にはコーチのみならず選手、監督、審判、フットボールビジネス等、様々な分野が存在している。実際、フットボールに関わる上記のような事柄を海外で学び、日本で活躍されている日本人の方々の数も増えてきているようだ。 アジア→ヨーロッパ、ヨーロッパ→アジア、そしてアジア⇔ヨーロッパという動きは活発化しており、それは個人レベルにとどまらず、クラブやあるいは組織レベルでも盛んに行なわれている。ヨーロッパフットボールクラブのアジアツアーなどは、その顕著な例の一つであろう。 先日、レアルマドリッドがフットボールアカデミー創設のための(3.5年分の)ライセンス契約を、インドネジアのバリ観光協会と交わしたという記事を読んだ(↓)。バリ側も、観光業界に良い影響をもたらすのではないか、として推進しているプログラムのようだ。 これもヨーロッパ→アジアの1つの「形」である。このプログラムにはスペインに強いコネクションを持つインドネジアのビジネスマンが関わっているということだが、彼のような間に入る人間が現れることによって、このようなビジネスはいくらでも立ちあがることと考えられる。 我々ISAも含め、アジア→ヨーロッパやヨーロッパ→アジアをベースにフットボールに関わった仕事を行なう人間はたくさん存在する。そしてこれからもさらに増えていくことは容易に想像できる。それだけフットボールがグローバルに広がっているということだ。 ただ、アジア人の一員として考えるのは、この動きがアジアのフットボール発展にとってプラスになり、そしていつかフットボールのすべての分野において、ヨーロッパと方を並べる日がくることを望まずにはいられないということである。
ISA http://www.maedagakuen.barnet.sch.uk/isa/ 関連記事: Real Madrid Academy in Bali starts in controversy http://footballdynamicsasia.blogspot.com/2007/06/real-madrid-academy-in-bali-starts-in.html
posted by janbomasa |17:23 |
フットボール in Europe |
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Re:ヨーロッパ→アジアの動き
う~ん・・・。悪いけど単なるアジアの植民地化にしか思えないな。レアルやバルサがアジアツアーしてアジアサッカーが発展?ありえないでしょ。ますます自国のサッカーをないがしろにした海外厨がのさばるだけかと。
posted by zz | 2007-06-26 18:30
Re:ヨーロッパ→アジアの動き
僕はスポーツビジネスにちょっと詳しいけれど、この交流によってアジアのサッカーが発展する素地はとても小さいものです。なぜなら選手の交流がアジア→ヨーロッパのみだからです。中田英寿のように個が伸びることはあってもアジアのサッカー全体としてはそれほどではありません。むしろヨーロッパの伸び率が圧倒的に大きいです。
そして、ビジネスについてですがスポーツビジネス先進国アメリカに見て取れるように、日本も含めたアジアはスポーツ先進国の経済的植民地として扱われています。アメリカ4大スポーツのマーチャンダイジング、放送権の売り上げのうち、とても多くの割合を国外、特にアジアで上げています。
ヨーロッパのクラブがわざわざオフシーズンにアジアツアーをするのは100%プロモーションのためにです。交流なんてことは恐らく微塵も考えていないでしょう。
そう考えれば、今の現状は日本のサッカー界にとってよいこととはいえません。なぜならすでに起こっておるようにレベルの高い試合を見ようと国内を蔑ろにし、ミーハーなヨーロッパサッカーファンを作ることになるからです。
海外のスポーツチームが日本で試合を行うときになぜ各スポーツ協会から許可を取り付けなくてはならないのか考えれば、おわかりでしょう。
posted by bang! | 2007-06-26 21:52
Re:ヨーロッパ→アジアの動き
追記:あ、スポーツビジネスに興味がありましたらアメリカのシステムを研究してみてください!とてもすばらしいシステムがたくさんあります。でも、MLBはいい加減ですが・・・
posted by bang! | 2007-06-26 21:58
To zzさん & bang!さん
アジアの植民地化 その通りだと思います。
ヨーロッパの各クラブのアジアツアーなどは顕著な例で、彼らがアジアサッカーの発展に意識をおいてるとは思えませんね。実際それをサポートするアジアの企業や個人にもそのような考えは薄いと考えられます。あくまでビジネスということで
しかし私が考えてるのは、それを「利用する」ということです。例えば、日本サッカー協会などの管理する側。あるいはその他Jリーグのチームなど。彼らが現在の「アジア植民地化ブーム」を同利用できるか、それが大切だと思っています。
Jリーグ発足時のブーム。この当時確かに「ミーハー」なファンがたくさん現れ、そして消えていきました。しかし、それをわかって(うまく?)やったのがJリーグ創設に携わった人たちだと思います。例えば観客動員数を考えたとき、ブームで築いた驚くべき動員数は、見事なばかりに数年後沈んでいき、現在落ち着きを見せている状況です。その「落ち目」だけをみたら、やはりミーハーなファンが現れ消えていっただけ、となってしまいますが、Jリーグ発足前の状況と比較してみれば、一目瞭然。現在の状況、あるいはブームが終わった停滞期ですら、信じられないような観客動員数や盛り上がりです。
これは日本のフットボールの歴史だけでなく、アジアのほかの国々の状況をみてみても、現在までの短期間、あるいはブーム発生から停滞着そしてある程度落ち着きを見せた時期の超短期間でなしえた、奇跡的な革命だったと思います。
話は少々それてしまいましたが、現在見られるアジア植民地化ブームも、利用次第では、十分化けれる素材だと私は思っています。大切なのはどう活かせるか。ということで、その状況はマイナスではないと考えます。
posted by janbomasa | 2007-06-28 00:38


