2009年12月03日
さくらジャパンの挑戦―高校生さくらジャパン・FW山田明季選手(羽衣学園高校)-
大阪の女子ホッケー名門校である羽衣学園ホッケー部は、1937年(昭和12年)に創部された西日本で最も歴史のある女子ホッケー部です。インターハイには21年連続48回の出場、過去9度の優勝実績(2009年大会までの通算)を誇る文句なしの強豪校です。 現在のさくらジャパンでキャプテンを務めるMF駒澤李佳選手や、若手成長株のFW新井麻月選手もこの高校の卒業生。全国の大学強豪校にも、数々の優秀なホッケー選手を輩出しています。 高校生さくらジャパンのFW山田明季選手は、羽衣学園高校の2年生。注目の若手新人選手です。そんな山田選手ですが「羽衣学園がホッケーの名門とは知らなかった」と、羽衣学園中学校に入学したときの体験入部で初めてホッケーと出会います。 「最初はテニス部に入ろうと思っていたけど、初めてスティックを握ったとき、珍しさもあってすごく楽しかった」。 持ち前の運動能力とヒットの強さで、やがて頭角を現し、中学1年の時からレギュラー入りを果たします。 「最初はPCのヒッターに憧れて練習を重ねて、結果が出るようになってきました。それから試合に出たい、得点をもっと挙げたい、ユースに参加したいと、自分の中でいつも目標を立てて練習してきました」。 高校1年の時に念願のユース国内強化合宿に参加。高校2年になってユース五輪の予選大会に出場し、初めて外国人選手と相まみえました。 「自分と同世代なのに身体が大きく、ストロークも強くて、とにかくびっくり!自分とは比べものにならない選手を目の当たりにして、ものすごく刺激を受けました」。 この時から山田選手は、体格で負けている分、当たり負けしないようにと、普段から足腰をしっかり鍛えるように意識しはじめたと云います。また周囲を敵に囲まれている状況でも「積極的に前へ出て、ボールを受け取りに行く」ことをいつも心がけ、「リバースヒットとかを使ってどんなところからでもシュートを狙っていく」。そんな積極的なホッケースタイルが「ゴール前で面白い存在」と、安田善治郎代表監督の目にとまり、この夏の強化合宿から代表入りとなりました。![]()
南アフリカで体験した初めてのシニア国際大会(チャンピオンチャレンジⅠ)。 「本当に舞い上がってしまって、相手から全然プレッシャーも受けてないのに、ボールを持っただけで慌ててしまって、自分のプレーがまったく出来ませんでした」。 自分のレベルの低さ、世界との差を痛感し、いまではそういう状況下でも自分のプレーを引き出せる力、活躍していけるだけの実力を身につけることが目標になった、と山田選手は云います。 さくらジャパンとして過ごす時間は、合宿、国際大会とハードな日程が続きますが、代表選手の先輩達と過ごす大変貴重な経験となります。 「国際大会は期間も長いし、どんどん疲れもたまってくるのですが、最後の方になればなるほど大事な試合がやってくる。その時に自分の最高のプレーが出来るように、大会期間中のコンディショニングに気を配る方法とか、自分は全く知らなかったのですが、岩尾さんとかベテラン選手の皆さんのやり方を見ているだけで、ものすごく勉強になります」。 海外での生活リズムの作り方、日々の食事への気配り、オフの日のボディケアや自主トレなど、まだ若い山田選手にとって学ぶべきことも多いようです。![]()
「自分はまだまだサブのメンバーですが、いつでも出られるように、常に万全の状態でスタンバイしておくことが大事だと学びました。試合に出たときはしっかりと自分のプレーをして、落ち着いて決められるようにしていきたい」と山田選手。目下最大の課題は「自分は切りかえが下手なので、失敗するとすぐに悪い方へ入ってしまいます。気持ちの切りかえがコントロール出来るようにすること!」。 さくらジャパンの新しい蕾が新たな開花に向かって、序々にふくらみ始めました。高校生さくらジャパン・FW山田明季選手。今後の成長に注目しましょう。
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posted by garfy |11:50 |
【女子代表】 |
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