2009年01月05日

さようなら、オシム

今思えば不思議な人であった
モダンフットボールを標榜するヨーロッパ屈指の戦略家であるといわれるオシムが率いる日本代表がどのような変貌見せるかと期待した初陣から約10試合、
オシムジャパンのディフェンスシステムはあのジーコさせ採らなかったマンマークディフェンスであった。
その後はゾーン風に変わっていったがアジア杯で負けたときシステムではなく阿部個人のディフェンス能力を問題にしていたのをきいて驚いたものである。
 「エレガントは危険」
 「エクストラキッカーは1か2人」とか言ってたくせにアジア杯では
中村俊輔、中村憲剛、遠藤保仁の3人を併用
 またオシム戦術を伝えるとかなんとかで山岸、羽生、水本のような
代表未満の選手を繰り返し重用していたのも不思議な感じではあった

 「リスクを冒せ」
 「リスクは管理されていなければならない」
 「それでもリスク・ゼロにはならないもっとも、そんなサッカーは
誰も見に来ないでしょう」
 オシム語録は思えばエクスキューズや矛盾にあふれているようだが
それでも私はオシムJAPANが好きであった
  オシムはリスク・ゼロの面白くなくても勝てばいいというような
実際にはサッカー自体を見ていない日本代表の観衆という存在を絶えず意識し挑発していた
 たとえそれが「絶対に勝たなくてはならない」試合であろうと「いかに勝つか」がオシムのテーマであった。
 いまだに「きたるオーストリア戦には絶対勝たなければならない」
とか言ってる馬鹿がいるが
 オシムが帰国直前のそのテレ朝のインタビューで
「もう日本代表は本大会のことを考えろ」語っていたのは痛快であった
 ロマンチックでいてシニカルな矛盾に満ちたオシム監督とのお別れは残念でならない


 
 


posted by itvosaka |14:53 | コメント(0) | トラックバック(0)
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