2009年06月26日

冒すべきリスク

 非常に今さらなんですが、北京オリンピックの3戦全敗という結果を、みなさんはどう捉えていらっしゃいますでしょうか?
個人的には、反町監督のやられたことを評価しています。
あらゆる状況を考えて、考えて、考えつくして・・・選手の選考や戦い方を決められた。
考えられる穴や欠点、不測の事態にすべて対処された。
云わば、「あらゆるリスクを排除した」戦いであったと。
人事は尽くした上での、全敗という結果であったと思ってます。

 そしてそこから生まれた一つの大事な教訓。
それは、「リスクを冒さなければ勝てない」という当たり前の結論。
リスクを冒さないことが、如何に、格下であった日本には無意味なことであったか。
反町監督が全知力を傾けて教えてくれました。
ここから学ばなければ、いけないと思います。


 さて、日本代表の話。
日本代表が冒すべきリスクは何なのか?

 ①前線における高さの放棄というリスク
日本代表の前線には高さがありません。
矢野選手にしても、決して高さが武器の選手ではない。
高さを捨ててまでも欲しかったもの、それは「地上戦」におけるアドバンテージ。
そこをどう評価するかは、みなさんそれぞれでしょう。
単純な高さや強さでは勝負にならないのであれば、そこの点をリスクを冒してでも突き詰めることを、評価したいと思ってます。
もしここのリスクを打ち壊すならば・・・それは平山選手かな~と思ってますが、それは今回のエントリーからは余談。

 ②SBの裏のスペースというリスク
SBの攻撃参加や組み立てへの貢献を考えるならば・・・必然的に高い位置取りになります。
そしてそのスペースを使われるのは当然。
よく、長友選手や、特に内田選手が批判されますが、システム的にそこを狙われるのは仕方ないことで、一概に批判できないと思います。
誰がSBやろうと、例え世界最高のSBがやろうと、このスペースを狙われて、しかも体勢不利な状況での守備になることには変わりはないでしょう。
変なイメージが付いているのか知りませんが・・・長友選手も内田選手も決して守備が悪い選手じゃないんですがね・・・。
やられた一回のシーンが異常に脳裏に焼きついていらっしゃるんでしょうか・・・。

 このリスクから生まれるメリットは上記にもありますが、SBの攻撃参加と組み立てへの貢献。
これは①の「地上戦」と深く繋がるものであり、どちらかを切り捨てればメリットが成り立たないというものでしょう。


 リスクはすべて、「地上戦」のため。
このリスクが果たして、大きなメリットとなるかはわからない。
でも、私は信じてみたいと思ってます。
「リスクをどう冒すか」
このテーマに対して、「地上戦」というリスクチョイスをされた岡田監督。
高さがないだとか、SBの問題だとかは、なんか視点がズレている批判に感じてしまいます。

 みなさんは、「冒すべきリスク」についてどうお考えでしょうか?
「地上戦」を選択された岡田監督とは違うリスクチョイスの考えをおもちの方、是非ご意見をいただければと思います。

posted by ittyo1 |22:38 | 日本代表 | コメント(19) | トラックバック(0)
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2009年06月26日

~~~悲しいとき~~~

' ~~~悲しいとき~~~
「平山選手の評価」が今シーズンの出来を見ずに語られているのを見たとき~

 ~~~悲しいとき~~~
結果も出していない若手に過剰な評価がされていたとき~

 ~~~悲しいとき~~~
ACLで鹿島アントラーズが負けたとき~

 ~~~悲しいとき~~~
夕~日が沈むとき~・・・'



 はい、ネタ終了。
一番言いたかったのは、一番上の「悲しいとき」です。
得点が少なすぎるという批判なら、まだ納得がいきます。
それは私も感じていること。
大事な場面でペナルティエリアの中にいないことが多い。
でもそれは、それ以外の部分で大きく貢献しているから。
その貢献プラス、さらにペナルティエリアへの進入というのは、かなり難しい問題。
でも、今シーズンの平山選手ならば、彼のもっている素質を考えるならば、そこも期待したい。
期待したいからこその、不満ではあります。

 不満点は確かに、まだまだあります。
でも、どうか、平山選手の今のプレーの質を、ご覧になって欲しい。
できれば、しばらくの間、見続けて欲しい。
どうか、批判するにしても、その上での批判であって欲しいと思います。

 これは余談ですが・・・人間のイメージや先入観って怖いですよね。
それを操るマスコミはもっと怖い。
スポナビ内で、フィンケ監督のマスコミに対する悲しみの声を取り上げられているブログがありました。
非常に素晴らしい内容で・・・読んでいて胸に迫るものがありました。
一度押しつぶされた平山選手が、再度また起き上がっている。
それだけで評価するに値します。
そしてまた、平山選手や過去押しつぶされた選手達のような繰り返されている愚考を、そろそろ止めなければいけませんよね。
ほんと、どうにかならないですかね・・・。

posted by ittyo1 |18:39 | Jリーグ | コメント(5) | トラックバック(0)
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2009年06月25日

代表に呼んで欲しい選手たち

 今回のエントリーは、日本代表に個人的に是非、呼んで欲しい選手たちについてです。
選手個人の能力はもちろんですが、岡田監督のコンセプトに合うという点も考えてのチョイスになっています。


石川直宏FC東京
 過去のエントリーで何度も書いているので、日本代表のコンセプトについては割愛しますが・・・サイド選手に求められている中へロングランする動き、この動きが出来ることが最大のポイントです。

 そしてもう一つ、ペナルティエリア付近のサイドから、中へ切り込んで思い切りのいいシュートが打てること。
その精度にも期待が出来ることも然ることながら、チーム全体が下手に持ちすぎて閉塞感を生み出し、つまらないミスを冒してしまうというリスクを打ち消してくれる。
攻守において区切りを上手くつけてくれることを期待します。

 また、ボール回しが上手くいかない場合に、裏を狙う動きも期待が出来ます。
サイド奥深くへのロングボールという困ったときの選択肢は、必ずや必要になる部分でしょう。

 当然、起用することのデメリットもあるでしょう。
一つは、代表の細かいポゼッションサッカーに馴染めるかどうか。
スペースがない状況ではあまり生きてこない選手です。
ボール扱い自体は非常に上手いですが、細かいポジショニングの作業でチマチマと回すサッカーに合うかどうか・・・不安な部分ではあります。

 もう一つは、ペナルティエリアの中で身体を張って飛び込めるかどうか。
FWとしての動きも求められる日本代表のサイドにおいて、そこって結構重要。
怪我も多い石川選手は果たしてそれが出来るかどうか・・・心配になってしまう点です。


FC
 得点が少ないので、FWとしてはどうかとは思いますが・・・日本代表の1トップを任せられる人材は、玉田選手か平山選手か大島選手ぐらいしかいないと思ってます。
ボールを受ける動きが上手く、ボールに寄って行く習性があり、、足元のボールをしっかりと収めてくれて、つなぎに大きく貢献する。
サイドへ流れて繋ぎに参加することが上手い。
これらの点を秀逸にこなせる選手は、上記の3人だけではないでしょうか?

 平山選手のボールを収める上手さ、落とす上手さは本当に素晴らしい。
どうしても過去のことから扱いが悪い平山選手ですが、去年も含めて、起点となる働きは物凄いものがあります。
・・・どうしても得点が取れないから、評価は上がらないんですが。

 玉田選手には無いオプション、「高さ」が平山選手にはあり、押し込まれて苦しい場面のクリアを処理してくれることも期待出来ます。
「速さ」の玉田選手と、「高さ」の平山選手。
状況に応じた起用が考えられるかなと。

 デメリットは、得点が取れてないことと、守備に戻りすぎてしまうことと、前で孤立したときに個人で打開できないこと。
個人で打開できないというのは本来デメリットではないのですが・・・玉田選手という存在がファーストチョイスであることを考えると、そこの違いは大きいかなと。


坂田大輔(横浜F・マリノス)
 得点は2点と寂しい限りですが・・・彼ほど、長い距離を正確に走れる選手はいないのではないでしょうか。
サイドから長い距離を走ってペナルティエリアの中へ・・・。
フリーランの質も非常に高い。
岡田監督、求めれている人材がここにいますよ!!

 デメリットはテクニック(笑)、パス回しにどれだけ貢献できるか不安などでしょうか。

 ただ、坂田選手ほど日本代表のサイドに向いている人材はいないと思います。
技術的なミスさえ少なければ・・・ぜひとも推薦したい素晴らしい素質をもってます。


 個人的にはこんな感じです。
みなさんはおすすめの選手はいらっしゃいますでしょうか?

posted by ittyo1 |19:24 | 日本代表 | コメント(38) | トラックバック(0)
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2009年06月23日

日本の進むべき道

 「日本はもっとリスクを冒してもコロンビアのようにショートパスを繋ぐべきだと思います。ビエルサさんは日本のサッカーを見て、80年代の頃からそう言っていました。」

 またもfoot!からで申し訳ありません。
南米、特にアルゼンチンに精通されている、亘さんが番組終盤に漏らした一言です。
・・・みなさん、この言葉をどう思いますか?

 亘さんの理由としては、
日本人はよく走るといわれているが、実はそうでない部分がある。
日本人は中距離は苦手。
長い距離を走った後で正確なクロスを上げる力や切り替えす力は残らない。(これは民族としての筋力の問題か?)
だそうです。

 亘さんの言葉を裏付けることを、金田さんもおっしゃってました。
それは、横浜Fマリノス対浦和レッズの試合において。
坂田選手のことを、
「日本人の中で唯一、長い距離が走れる選手」
と評していました。
反対に言えば、坂田選手以外に長い距離を走ってプレーできる選手はいない・・・ことも無いと思うので、正確に言えば、少ないと。

 こうした日本人の特性を踏まえた上で、日本代表に対する亘さんとマリーニョさんの評価は・・・あまり興味無さげでした(笑)
興味ないと言うと見捨てているような感じですが、そうではありません。
世界を、過去の日本を、つぶさに見られ知っていられるからこそ、限界もよく見極められているなという感じです。
ちょっと前の日本に比べれば大きく成長していると。
マリーニョさんから言わせれば、
「日本のサポーターは贅沢になった」
だそうです。

 日本代表でもJリーグでも、ショートパスを繋ぐサッカーの欠点や問題点があふれ出している現状です。
そのことについて、様々な識者から、様々な意見が出ます。
どれを信じるかも、人それぞれ。
今回のfoot!のこの言葉にしても、受け入れる人、受け入れない人、いらっしゃるでしょう。
ただ、もう一度、日本の進むべき道を考えるきっかけにはなるかもしれない。
どのようなサッカーを目指し、どのように足りない部分を補っていくか。
その点をもっと深く考えていきたいですね。

posted by ittyo1 |21:11 | 日本代表 | コメント(7) | トラックバック(0)
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2009年06月22日

これからが・・・

 ジュビロ磐田の本当のスタートはここからです。
去年から引きずっていた「恐怖心」を山形に見事に突かれて崩壊した開幕戦。
崩壊を立て直せないままに過ごした序盤戦。
そこに現れた救世主イ・グノ選手
イ・グノ選手の活躍が、チームを上へ上へと押し上げたその後の戦い。
そして救世主は去り、直視しなければいけない現実が残りました。

 イ・グノ選手には感謝しても感謝しきれません。
互いの利益が一致したとはいえ、イ・グノ選手は、勝負への強い意思を、前へ突き進むことの大切さを、自分で決めるという責任感を、チームに与えてくれた。
それだけの強い想いで、戦ってくれた。
ジウソンと共に、「絶対負けたくない」という気持ちを体現してくれた。
8試合6得点という結果以上に、チームに気持ちを与えてくれたことを、何よりも感謝したい。
イ・グノ選手ならば、必ずや活躍してくれるでしょう。
能力以上に、彼がジュビロで見せてくれたそのハートが、成功を雄弁に語ってくれていると思います。
頑張れ!イ・グノ!!

 さて、ジュビロの選手たちと言えば・・・そろそろ、自らの判断でのプレーの質を高めて欲しいなと思っています。
①まずは前線、特にイ・グノ選手を見る
②少ないタッチでまわす
柳下監督はこの二つをチームに指示として与えていたと思います。
それ自体は悪くない。
ただ、選手達はあまりにも指示に忠実過ぎた。
してはいけない場面でも、指示に忠実であり、結果として多くのミスを重ねてきた。
イ・グノ選手という頼るべき存在はいなくなりました。
そろそろ、自分たちの頭で考え、行動する段階に入って欲しい。
それができるのは、ほんの一部の選手だけです。
ここ数年、これだけ似たようなミス、展開を繰り返してきた。
本当にそろそろ、自分たちで状況を判断したプレーができるようになって欲しい。

 そして前田選手。
あなたの背負っているものは大きく、多くの足かせを強いられています。
負担を軽減できていに他の選手にも当然、非はある。
でも、あなたが得点を重ねなければ、チームは勝てない。
得点以外の部分を背負い続けて、いくら貢献したとしても、あなたの得点がなければジリ貧で最後の最後で押し負けてしまう。
それはここ数年、ずっと続いていることでしょ?
すべてに貢献する力は、アベレージの高い力はいらない。
一つの部分に特化した力が、昔のような一瞬の高い集中力があなたには欲しい。
そうでなければ、ジュビロはこのままジリ貧で降格するか、スペシャルな助っ人選手頼みの二つの道しかなくなってしまう。
どうか、仲間を信じて、今すぐは信じれなくとも、仲間の成長を信じて、プレーして欲しい。

 これからがまさにスタート。
どこまで主体性をもって戦えるか、責任感をもって戦えるか、チームの問題を自分の問題として戦えるか、を選手達には求めたい。
チームの状態が悪いときに、ゲームの流れが悪いときに、ボールをもっていないときに、どこまでチームのために走れるか。
どれだけ鼓舞するために声を出したか、仲間にボールを要求したか、確認のために話し合えたか。
ボールにどこまで執着できるか、最後まで足を伸ばせるか、身体を張れるか。
そういった細かい部分をどこまでも厳しく見つめ、そしてできたときには最大級の賛辞を送っていきたい。
這い上がって行くためには、今、意識をかえなければ。
これからが・・・まさにスタート。

posted by ittyo1 |23:06 | ジュビロ磐田 | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年06月18日

foot!を見て、日本サッカーを憂える

 オーストラリア戦をご覧になって、みなさんどうお感じになったでしょうか?
失望・絶望、様々だったと思います。
そういう私も、多くの失望と絶望感を味わいました。
果たして日本代表は、日本のフットボールは大丈夫なのか?

 ただ、日本代表に関してはまだ1年間という時間がある。
失望を重ねても、絶望を積み重ねても、ひたすら耐えて明日への希望を失わなければ、きっと大きく成長してくれるでしょう。
今はまだ、打たれ倒れてもいい時期です。
欠点、弱点、問題点がどんどん出てきていい時期です。
膿を出し尽くしましょう。
岡田監督はW杯出場を決めてから、「ここからがスタート」だと言いました。
まさにここからがスタート。
生みの苦しみを抜けなければ、鳳へと成長はできない。
この失望・絶望を餌として、前向きに問題点・改善点を出し尽くしていきましょう!!


 さて、ここからが本題。
先週のfoot!をご覧になった方はいらっしゃいましたでしょうか?
またもや、目からうろこが溢れ出る放送でした。

 鈴木良平さんのドイツ紀行の後編。
前編では、ギドさんがブンデスリーガについて、様々な選手について(日本人選手についても!)語ってくれていました。

 今回は、ケルンにいらっしゃるヘリングスさんというGKコーチにGKレッスンを見せてもらうという内容でした。
この、ヘリングスさん、かなり凄い方らしく、ドイツで最初のGKコーチとなられた方だそうです。
過去に代表GKを育てられたそうです。

 レッスン内容は結構今回部分が多く、私ごときでは深く理解できなかった上に、文章に直すと物凄い分量になるので、気になった言葉だけを書こうと思います。

 気になった言葉、それは、
「選手が練習して下さいと言うと、私は明日にしようと言う。」
「GKの練習は量ではなく質だ。多くの場合、何本も繰り返しシュートを受ける練習をどこでもやっている。ただ、その練習は無駄だ。」
「GKに求められるのは集中力。だから毎日練習をする必要はない。短い時間に集中して練習を行うことが大切。」
言葉はまったく同じではなく、ニュアンスなのはご了承下さい。

 「明日にしよう」というのは、選手にもっと自分で考えて欲しいからだそうです。
自分で問題点・修正点を考えさせる。
「教える」という行為には限界があります。
だからこそ、自分で考える力を身に付けさせたいのでしょう。
GKという孤独なポジションでは、試合中、すべてを自分で判断しなければいけない。
だからこそ、自分で考えて行動する力は何よりも大切だと言えます。

 「繰り返しシュートを受ける練習」については、「安易な練習方法」と批判されていました。
GKの練習方法がどこでも軽視されていると。
たいていの場合が、コンディション調整程度の練習をひたすら繰り返しているに過ぎないというようなことをおっしゃってました。
GKの練習がどんなものかわからないので、ヘリングスさんのおっしゃることが正しいのかどうか判断はできませんが・・・。
ただ、別の競技ではありますが、テニスにおいて、反復練習について疑問をもっていました。
反復練習が無意味だとは思いません。
反復練習をやるべき時期、段階はあります。
ただ、反復練習はあくまでもつくられた場であって、現実の試合のリアルからは程遠い。
反復練習というつくられたシチュエーションと、現実の試合展開を繋ぐモノを見つけない限り、反復練習に意味はない。
また、反復練習よりも、集中した短期間の練習の方が遥かに効果が高いというのもあります。
・・・この辺は私の感覚なので、みなさん同じというわけではないでしょうが。

 「毎日練習を行う必要は無い」、この言葉を補足しておきますと、GKはフィールドプレーヤー練習にも参加しなければいけないため、まとまった時間、決まった時間の練習を毎日組むことが難しいそうです。
そのため、そんな集中できない環境で練習するくらいならば、決まった日にち、決まった時間に練習時間をしっかりと組んで、そこに高い集中力をもって練習するようにする、ということです。
この言葉は、上記の二つに繋がることばでしょう。
毎日GK練習を行わないことで、考える時間、悩んで自ら答えを出す時間を与える。
その上で、高い集中力をもってしてその考えたもの、自ら答えを出したものを実行する。
そしてまた出てきた課題について、自ら考え・悩み、自らの答えを出して行く。

 ヘリングスさんの指導法は、選手の自立心を高めるものです。
決して、安易に答えを与えたりはしない。
とことん考えさせることに終始している。
どこか、オシムさんに通ずるところを感じていまいます・・・。


 さて、この放送のテーマはあくまでも「GK」でした。
ただみなさん、感じませんでしょうか?
すべて「FW」にも通じることだということに。
GKの話ながら、日本人FWの問題点を指摘されているような気持ちになり、様々な日本人FWの顔が脳裏に浮かんでは消え、浮かんでは消えを繰り返していました。

 FWだけではありません、すぐに正解を求め、その正解を正確な状況認識も判断もせずに愚直に行ってしまう、多くのサッカー選手。
いや、サッカー選手だけではなく、私だってそういう行動をしているのかもしれません。
私以外の多くの日本人だってそうだと思います。
これは、日本人の国民病とも言えるかもしれませんね。
・・・少し話が逸れましたね。

 どうぞみなさん、一度今回のfoot!をご覧になって下さい。
GKのことだけではなく、他のポジションの選手のこと、果ては人生のことについても考えさせられます。
foot!非公認サポーターの一人として、今回の放送は特におすすめしたいと思ってます。
いや、いつもおすすめしたいくらい素晴らしいんですけどね!!

posted by ittyo1 |23:14 | 日本代表 | コメント(6) | トラックバック(0)
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2009年06月11日

日本代表の数的優位について考えてみる

 今回のエントリーは短めにします!
ボランチについて~が長くなりすぎてしまったので。

 皆さんは、数的優位という考え方をどう捉えていらっしゃいますでしょうか?
まあ、この考え方を否定的に捉える方は少ないと思いますが。
そういう私も、
「数的優位?いいじゃん!」
という肯定派であります。
ただ、この数的優位という考え方が、ウズベキスタン戦とカタール戦において、日本代表のサッカーを邪魔しました。
数的優位が生み出すリスクについて少し考えてみたいなと思います。


 ウズベキスタン戦は・・・審判のジャッジが日本代表が相手に触れるとすぐに笛を吹いてしまい、取るに取れないという状況だったため、人数をかけて囲まなければ守備もままならないということで、かなり悲惨な中戦っていました。
いつもよりも1人多くプレス・・・というか、囲みに行っている状況で、ボールホルダーに強く当たれないとどうなるか。
それを教えてくれる試合でした。

 カタール戦は不用意に有的優位をつくろうとしたため、逆サイドががら空きになったり、交されて裏(主にSBの)を取られるという場面が数多くありました。
守備の連動性やらプレスのかけ方やらも問題でしたが、攻撃時に片方のサイドに固まってしまい、コンパクトさが窮屈さに変わってしまったことで、奪われた瞬間のファーストディフェンスがギュウギュウ詰めになってしまったと。
数的優位をつくって攻撃というのが、逆に奪われて開かれた瞬間の数的不利をつくってしまったと。


 攻守における数的優位が生み出すリスクは以上です。
でも、日本が世界と戦っていく上で、「数的優位」という考え方は必要不可欠。
1人ですべてを打開できる選手が現れれば話は別ですが。

 人数をかけるときはどの程度かけるのか?
逆サイドに振られた場合のファーストディフェンスはサイドの選手かボランチの選手か?
ファール覚悟で止めるのはどこまでか?
相手DFがボールホルダーの際、トップの選手が相手を追い込むためにどこまでも追って行くべきなのか?
高い位置のプレスをかいくぐられて中央に出されたときの決まり事(ボランチが行く?サイドのケアもあるのに?SBが高い位置でプレスをかけている場面も多々ありますから。)をどうするのか?
等々考えることは数多い。

 そもそも、有的優位なんか滅多な場面以外やめちゃえ!!
という考え方も究極的にはありかと思いますが、みなさんはどうお考えでしょうか?
これは、プレスのかける位置や、取る位置と囲む位置と追い込む位置、ゴール前に引きこもるのは相手がどこまで来てからか?といった問題にも繋がることです。
その辺も含めて、何かコメントいただkればと思います。
よろしくお願いします。

posted by ittyo1 |22:51 | 日本代表 | コメント(8) | トラックバック(0)
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2009年06月11日

日本代表のボランチについて考えてみる

 日本代表のボランチについて、問題点等々を多少書いてみようと思います。
本来は、もっと広いテーマで書こうと思っていたのですが・・・ボランチだけで結構な量になってしまったので、他の書きたいことはまた次回のエントリーに回し、今回はボランチにテーマを絞って書いております。


「ボランチのお仕事について」
 阿部選手は周りを気にし過ぎたと試合後コメントしていました。
うん、その通りだと思います。
具体的には、
・ボールホルダーが奪われた場合のフォロー
・ボールホルダーがパスを出した先のフォロー
の二つに気にし過ぎたかなと。

 ボランチの選手が一番やらなくてはいけない仕事が、
真ん中での中継地点
だと思ってます。

 サイドでSHやSBがボールを持つ。
カタール戦ではここで蓋をされました。
この状況での選択肢は二つ。
どうしようもなくなって前線に放り込むかドリブルでなんとかするか。
ボランチに遠藤選手と長谷部選手であれば、
相手と相手の間にあるスペースを素早く見つけてフォローに入り、的確に受け、素早く他の選手に渡す。
日本代表の地上戦パスサッカーをやっていくためには、これってかなり重要です。
これが出来ないと、同サイドに縛り付けられてしまいます。
橋本選手は徐々にその役割をこなしていました。
阿部選手は最後までそれが出来ずに、もらわなければいけない場面で消えていました。

 余談ですが、日本代表がサイドを変更するには3つの方法を用いる場合が多い。
1つ目は、単純に低い位置からのサイドチェンジの長いパス。
中村俊輔選手や闘莉王選手がやることが多いが、そもそも回数自体が少ないですね。
2つ目は、上記にあるように、ボランチの選手が中盤で受けて逆サイドに展開する。
これが一番頻度が多く、日本代表の地上戦パスサッカーの要だと思ってます。
3つ目が、トップの選手が引いて受けて散らす。
これが岡田監督のサッカーの肝だと思ってます。
主にトップには玉田選手が起用されますが、玉田選手のスピード、テクニック、ボールをもらいたがる習性を生かし、前線で受けてそれをサイドの高い位置で散らす。
これがあるから、攻撃に人数はかけられるし、ペナルティエリア内に多くの選手が入って行けるし、相手のプレスをかいくぐることができる。
玉田選手がトップで起用されるすべての要因はここだと思います。
では、何故、カタール戦の玉田選手のプレーが上手くいかなかったか?
・・・それはまた以下で書きます。

 阿部選手の実力を考えた場合、このボランチのお仕事が出来ないわけがない。
これは阿部選手の意識の問題でしょう。
先の展開を数多く予想できるが故の過剰なリスク管理意識が生み出す弊害。
浦和レッズにおいて、長い間CBの仕事をし過ぎていた影響かな?とも思います。
ここのお仕事が出来ない限り、阿部選手が今後ボランチでスタメンを取る機会はない。
いや、ボランチの控えとしての立場も無いし、そうなれば他のポジションも控えが複数いる状況では代表落ちも現実としてあり得る。
能力、個性はお仕事が出来た上で初めて発揮されるもの。
どうか、もう一度代表でのお仕事を見つめ直し、代表に残ってもらいたいです。


「ボランチの選手の個性」
 ボランチは上記のお仕事をこなした上で、更に個性が求められます。

 長谷部選手ならば、縦への推進力と豊富な運動量、攻撃だけでなく守備への高い貢献などがありますが・・・一番は、速い楔のパス!
玉田選手がカタール戦で生きなかった理由・・・それは、長谷部選手の不在でしょう。
玉田選手が受けれる状態になった瞬間に、長谷部選手が楔のパスを入れる。
この縦の関係があって、玉田選手は自由を手に入れる。
そこから日本代表は連動性を発揮することが出来る。
玉田選手を生かすことの出来る数少ない選手として、長谷部選手は非常に重要です。

 遠藤選手ならば、他の選手に空間的・時間的ゆとりを与えるパス。
現在の状況で、誰に渡すのが一番効果的か、誰が一番自由にプレーできるか、を瞬時に判断して渡すことができる。
また、DFラインやボランチとの細かなパス交換によって、前線の選手が動く時間と余裕を与えている。
「緩急と休憩」
遠藤選手のパスは、この二つをチームにもたらすことができるため、重要だと思います。

 中村憲剛選手ならば、縦への推進力。
長谷部選手同様に、速い楔のパスも入れられますが、何よりも評価したいのは、前線において前を向くプレーが出来ること。
カタール戦においても、中央の高い位置にあるスペースを素早く見つけ、そこで前を向いてボールを受けるというシーンがありました。
それこそ、中村憲剛選手の真骨頂!
ボールも持った瞬間に前を向こうとする姿勢など、縦への推進力という攻撃の流れをつくる意味では、中村憲剛選手の存在は非常に貴重で重要!
ただ、ボランチよりももっと前で使いたい選手ではありますが。

 なんだか中盤のスタメン選手を褒めているだけになってきましたが(笑)、問題点はこうしたパスと動きの質が非常に大きな要素として求められる中で、上記の3人(中村憲剛選手は実質トップ下なので除外すると2人)以外にこの要素を持ち合わせている選手がいないということでしょうか。

 橋本選手は・・・この要素を持ち合わせていると個人的には思いますが、その力をまだ発揮していません。
非常に高いパスセンスと精度をもっていますが、上記3人のような違いをつくるという異質なまでのものはありません。
となると動きの質。
「気の利いたところにいる!!」
というプレーを数多く見せてくれることを期待したいですが、そのためには何より、自己犠牲になってくれる相方も必要になってくる。
遠藤選手ならば使い使われる関係が上手く行きそうですが、長谷部選手だとお互いに動きすぎて上手くいかなそう・・・。

 阿部選手も橋本選手と同様、要素を持ち合わせていますが・・・橋本選手以上に力を発揮できていませんので、どうしても?マークを感じてしまいます。
阿部選手がボランチで生き残っていくには・・・お仕事をこなした上で、相方を高めの位置に押し上げて1ボランチ状態になるという、他の選手では出来ないやり方をアピールするしかないかなと思います。
でもそれならば、鈴木啓太選手もいるわけで・・・。
阿部選手が生き残っていくためには、全体的なパフォーマンスの向上がないと厳しいのでしょうね・・・。


「ボランチの選手の命の危機」
 ボランチの選手を見ていて、いつも思います。
「こんなに走っていて、倒れてしまわないか!?」
SBが裏を突かれればそこをケアしに走り、SBが上がれない状況ならば敵陣奥深くまで走り、攻撃の枚数が足りていなければペナに入り込み、挙句の果てにはセカンドボールを拾えと走らさせる。
・・・さらには的確な位置でのフォロー、正確な繋ぎのパスが求められて神経も大変!
ボランチの選手は命の危機にさらされながらプレーしています。
(当然、他のポジションだって大変ですが)

 どうにか、ならないか?
正直、名案など浮かびませんでした。
これは次回のエントリーに書こうと思っていたことですが、日本代表が本気で世界に勝って行こうとするならば、
「どこかで決定的なリスクを背負いながらプレーしなければいけない」
と思っています。
日本の力で、すべてリスク管理された中で勝って行こうなんてのは虫の良過ぎる話です。
岡田監督は決定的なリスクの一つとして、前線の高さという選択肢を外したと思っています。
「苦しい場面をロングボールで逃げて、前線の選手の高さや強さに任せてキープし、あわよくばそのまま独力でゴールまで!」
高さも速さも、という選択肢が日本にない以上、すばしっこい小兵という武器にも最大の弱点にもなるものを選んだことを、私は非常に評価しています。
他の国と同じような選択、同じような基準でサッカーを考える、では絶対に勝っていけない。
岡田監督はいわば、「常識との戦い」に挑んでいるわけであって、今後1年間でそれがどこまで達成されるか楽しみでなりません。
これから今以上の変革を・・・個人的には祈っています。

 ・・・話が多少、逸れました。
ボランチにおける決定的なリスクは何か?
1つは、ぶっ倒れるまで「走れ!」という選択肢。
もう1つは、相手の猛攻の中でも2人、3人くらい前線に選手を残し、相手の後ろの選手の飛び出しを牽制するようにする。
そうすれば、ボランチの選手が飛び出してきた選手のケアにまで追われる心配は減ります。
・・・当然、失点のリスクは増えますが、セカンドボールを拾われ続けるというジリ貧という状況から抜け出すことも可能ですし、何よりもボランチの選手の負担が軽くなる。
ボランチの選手はそこまでする価値があるくらい、日本代表にとって大切だと思います。


 ひたすらに長いエントリーになってしまいました・・・。
皆さんは日本代表のボランチについてどう、お考えでしょうか?
特に、守備における問題点は、日本代表の目指す方向を考えると、解決の糸口がなかなか見つからないものだと思っています。
なにか妙案があれば、是非教えていただきたいです。
どうぞ、よろしくお願いします。

posted by ittyo1 |16:37 | 日本代表 | コメント(13) | トラックバック(0)
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2009年06月07日

「ベスト4」を目指すために俺たちがすることは?

 日本代表のW杯出場が決定し、本格的にW杯で戦う体制を整える段階に入りました。
岡田監督の目標は、「W杯ベスト4」
この目標の達成は、現段階ではほぼ無理。
無理なことは当然、岡田監督も承知の上でしょう。

 では、無理と分かっていながら、どうして「W杯ベスト4」という目標を掲げたのか?
それは、「それだけ(最大)の努力をしてみよう」という日本サッカーを愛する人たちへの提言に他ならないと思います。
ベスト4の可能性がどうだとか、現在の実力ではどうだとか、監督の能力がどうだとか、そんな無価値な議論を盛り上げるための提言ではない。
サッカーを愛する人たち一人一人が今何をするか?
を求めている。

 言い方を変えるならば、岡田監督は元気玉をつくっている。
「オラに元気をわけてくれ!」
ですよ。
「どうせ勝てないよ」
「もっと現実を見ろよ」
では、ベスト4という名の魔人ブゥを倒せないんですよ!
達成できるかできないかが問題なのではなく、気をおくることが大切。


 あなたは日本サッカーのために何をしますか?
私はブログでサッカーのことを書き続けることと、どうしても行ける回数は少ないですがJリーグを観に行くことをします。
Jリーグで戦う選手たちのモチベーションを少しでも高めて、質の高い試合をつくる僅かな一因になれれば、それが日本サッカーのためだと言えるのではないかと思います。

 そうした「自分ができる最大の僅かなこと」を多くの人が行うことで、元気玉が世界を破るエネルギーを得るかもしれない。
ごちゃごちゃと何の役にも立たない議論をするよりも、まずは信じてやってみることが大事な時期に入ったのではないでしょうか?


 岡田監督の提言は、日本サッカーの力を赤裸々に暴露してしまうかもしれない。
選手が、監督が、クラブが、サポーターが、協会が、全力を出し切った上での結果はもしかしたら残酷なものかもしれない。
でも、それが今後の成長にとって何よりも大切になるのではないでしょうか?
どんな優秀な監督を呼ぶよりも、日本サッカー界の限界を知ってしまう方が、遥かに発展のもとになるのではないでしょうか?

 ですから私は疑うよりも嘲るよりも先に、信じてみたいと思います。
信じるのみにあらず、努力をしてみたいと思います。
この1年のちに日本代表がW杯のピッチに立ったとき、どれほど選手達は逞しくなっているでしょうか?
私たちがどれほど、逞しく育てる努力をできたでしょうか?
もし、選手達や監督がまったく現在と同じ力しか有していないとしたら・・・それは私たちサポーターの敗北以外の何ものでもありません。
サポーターが何をできたかは、W杯の結果がどうというのではなく、W杯のピッチに立った選手達の表情ですべて決まるのだと思います。

 最後にもう一度、お尋ねします。
あなたは日本サッカーのために何をしますか?

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posted by ittyo1 |23:24 | 日本代表 | コメント(15) | トラックバック(0)
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2009年06月02日

岡田JAPANって?

 岡田監督のやりたいことって何でしょうか?
戦術は?コンセプトは?
様々なブログを見せていただいている中に、
「岡田監督は無策」
「岡田監督ではW杯はダメ」
といったものをいくつか目にしました。
果たして、本当に無策であり、将来性のないものなのか?
私自身の考えをまとめる意味も込めまして、これを今回のエントリーとします。


 ①岡田JAPANの要点
「地上戦」
私は、これが岡田監督の目指すものの要点だと思っています。
その説明は以下で徐々に示していきます。

 ②岡田JAPANのシステム
4-2-3-1の3の部分の真ん中を、田中達也選手にするか中村憲剛選手にするかで意味合いが変わってしまうのですが・・・個人的には、中村憲剛を真ん中においたシステムの方が好きです。
岡田監督がどのような選択をするかはわかりませんが・・・今回はその方向で話を進めたいなと思います。

 以前のエントリーでも書きましたが、岡田JAPANのシステムは、
「1フリーマン、2ワイドシャドー、トライアングルCMF、2WB、2CB」
ではないかと。
(簡単な説明は、以前のエントリーをご覧下さい)
肝は1トップに位置する、1フリーマン。
とにかくボールに寄って行く。
足元で受けて、スピードやテクニックを駆使して、なるべく前のフリーの選手に渡したり強引に前を向くのが役目。
また、サイドに流れてサイド攻撃に参加する。
ゴールよりも「繋ぎ」に重点が置かれている。
その繋ぎも、ハイボールではなくて足元のボール。

 1トップの選手がボールに絡みに行くわけですから、ペナルティエリアにはサイドの選手がロングランしながら入っていく。
ベルギー戦で言えば、直接ゴールしたわけではなく間接的な関わりですが、岡崎選手がゴールした場面での、本田圭佑選手の斜めのロングラン。
右サイドで受けて、形を作って任せて、本人はゴール前に入り込んでいく。
このシーン以外にも、以前の試合などで岡崎選手が得点を匂わせるパターンとして、サイドからゴール前に走りこんでのものが多く感じられる。
何か、攻撃の話が混じってきてますので、次に行きます。

 ③岡田JAPANの攻撃
上記にも書きましたが、すべての肝は1トップ。
彼の動きで他の前線の選手の動きは決まってくる。
連動性のスイッチといったところでしょうか?

 速い攻撃の配給係としては、主に長谷部選手。
長谷部選手の速いグラウンダーのボールを前線、特に1トップに入れることが速い攻撃を生み出しています。
遅い攻撃の配給係としては、主に遠藤選手。
フリーでボールを持てる選手を探し出し、時間と余裕を与えている。
攻撃のカタパルトを長谷部選手(中村憲剛選手も入るか)としたら、相手のプレスを交わすサスペンションが遠藤選手。

 SBは高い位置で上下運動を繰り返す。
繋ぎに絡み、フリーランニングで味方を自由にさせることが役目かなと思ってます。
クロスについても・・・本当は大きく求められているんでしょうね。
難しい問題ではありますが、両サイド共にもっと精度やクロスの質を求めたいところです。

 ④岡田JAPANの守備
まず第一に、前線からのプレス。
ボールホルダーの近くの選手がプレスをかけにいく。
理由は、奪うことよりも、自由に蹴らせないこと。
守備においても、地上戦をなるべく展開したいわけですから。
相手が繋いでくれば、ハーフウェイライン付近で人数をかける第一包囲網をつくる。
そこを突破されれば、サイドに追い込んで奪う第二包囲網。
相手がロングボールを蹴る場合では、なるべく前線からのプレスでいいボールを蹴らせないようにする。

 たぶんこんな感じではないでしょうか?
人数のかけ方や追い込み方は、だいぶ上手くいっていると思います。
コンパクトに戦っているので、一人二人抜かれても、フォローが速い。
攻守共に大切なのが、そのコンパクトさ。
高い位置でプレスをかける理由のもう一つとして、時間をかけさせてコンパクトさを保つ意味合いがあるでしょう。

 問題点は、SBが上がったサイドの奥のスペース。
SBが急いで戻ることと、ボランチが急いで駆けつけることで処理しています。
でも、このやり方だとボランチが死ぬ(笑)
毎試合へろへろになる長谷部選手を見ていると心配になります。
特に長谷部選手は核となる選手。
SBの上がりを控える、CB能力のあるSBを起用してCBの選手がサイドの守備に回っても不安が減るようにする、SHをペナ付近に入れる回数を減らして純粋なSHのようにする、といったことが対処法として考えられます。
ただ、どの考えも岡田JAPANのコンセプトから外れてしまう。
運動量が多く繋ぎの上手いSBが高い位置取りを取り、繋ぎに多く貢献することで「地上戦」は可能になります。
ここは最大の欠点でありながら、岡田JAPANの長所でもある。

 日本代表の実力からして、埋めることのできない欠点も塞ぎきれない穴も存在してしまうのうは仕方のないこと。
その中で、どう戦うかがポイントです。
解決策は岡田監督が言われたように、
「運動量の増加」
しかないかなと。
特に、前線(1トップ)の選手。
いや、今でも十分動いているんですが・・・裏を狙われる危険を減らすためにも、高い位置で奪うための陣形を整えるためにも、ボールを高い位置で繋ぐためにも、前線、特に1トップの選手は走り回らなければいけないでしょう。
本当に割りの合わない役割でね、1トップの選手は・・・。


 まとまりのない文章になってきました。
言いたいこと、考えていることって中々形にならないですね(泣)
異論・反論ありましたらコメントをいただければと思います。
また、「これ意味がわかんない」という質問から、「こういうこと言いたかったんでしょ?」という解説までお待ちしております。
しっかりとまとまったら、また再エントリーしたいなぁと思ってます。

posted by ittyo1 |16:28 | コメント(6) | トラックバック(0)
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