2012年02月05日

今シーズンのJ1優勝予想

 あまりのネタの無さに今までやってこなかったJ1優勝予想という企画を!!
さて、書こうと思っている今現在で、ネタも情報も少ないが大丈夫か!?

 今シーズン、優勝する可能性があると考えるチームは、
柏レイソル
名古屋グランパス
ジュビロ磐田
ガンバ大阪
の4チーム

 選んだ基準は単純です。
①得点を取れるエースがいるか
②劣勢で耐え切れる守備力があるか
③拮抗した状況で個の力を発揮できる選手がいるか
④セットプレーが大きな武器となるか
⑤ビッグセーブができるGKがいるか

 選手層やら中盤での展開力やらいろいろとほかにも要素はありますが・・・他がどんなに優れていようとも、この5点が欠けているチームでは優勝には手が届かないかなと。


 名古屋グランパスの場合
戦力的にはNO1の名古屋グランパス
基準を照らしてみても、
①絶対的なエースのケネディ選手の存在
②トゥーリオ選手と増川選手、ダニルソン選手に、新加入のダニエル選手の存在
③玉田選手をはじめ、アタックできる選手が何人も
④セットプレーは言わずもがな
⑤楢崎選手
と、非の打ち所が無い。
・・・どうしよう、欠点がねえや(笑

 といいつつも、昨シーズンは怪我人に苦しんだように、怪我しやすい選手が多いことも事実。
また、ダニルソン選手のサイドが空きやすく、バイタルエリア付近が大きな弱点となっていたので、そこを狙って仕掛けられると脆さをみせると思われます。
あと、トゥーリオ選手が万が一移籍したら、守備陣は大打撃でしょうね。
たぶん無いですが。


 柏レイソルの場合
ここも優勝候補の筆頭格
①レアンドロ・ドミンゲス選手にジョルジ・ワグネル選手、リカルド・ロボ選手とちょっと助っ人選手が強力すぎ
ここいらの選手は名古屋の前線を凌ぎますね。
②ここは個人的に疑問符がつきます。
近藤選手は素晴らしいパフォーマンスでしたが、今年も同じくらいのパフォーマンスを見せれるかというと?ですし、何より増嶋選手はでき過ぎだったと思います。
FC東京や京都のときから大きく成長したんだ!今年も鉄壁だ!!とはならないかな~と。
まあ、大谷選手が獅子奮迅の活躍をして、また今年も安定した守備になるのかもしれませんが・・・。
那須選手が加入したことを加味しても、ここは名古屋と比べるとちょっと足りないなと。
③助っ人選手がどんな不利な流れも壊す。以上。
④直接の場面は強力。CKでどれほど得点できるかですね。そこはちょっと微妙かな、今年は。
⑤菅野選手はときどき神になるからね(笑


 ガンバ大阪の場合
正直、ここは迷いました。4チームの中に入れべきか入れないべきか。
でもやはり、前線の攻撃力を考えるとちょっとはずせないかなと。
①ラフィーニャ選手は草津のころから見ていまして能力の高さは十二分に知っていましたが、こんなに早くガンバに適応できるとは・・・と驚いております。
この選手は今シーズンも点を取るでしょうね。
さらに、ほかにも点を取れる選手たちもいますし。
②ここは弱点であり、特に高さにおいてどうかな?とも思います。
今野選手が入っても安定しきれないものは安定しきれないでしょう。
いくら最終ラインがの守備力が大事ったって、その前のフィルターが弱かったらね・・・。
③問題なし。ラフィーニャ万歳。
④問題なし。遠藤万歳(蹴れたらだけど)。
⑤ここは問題あり(笑
トータル的に見ると、上記2チームには劣りますね。
ただ、それを補う攻撃陣の爆発があるかも。
この何が起こるかわからない爆発力を秘めた選手たちが多いのが、ガンバ大阪の魅力ですね。


 ジュビロ磐田の場合
さて、最後には我らがジュビロ磐田。
世間様の評価はここまで高くないかもしれませんが・・・今年の補強は近年には見られないほど的確。
①前田遼一選手と、金園選手。
正直、得点という一点のみを期待するのであれば、金園選手は前田選手を凌ぐ。
ボールの受け方、味方を使うプレー、守備等々はまだまだだし、棒立ちのシーンも少なくはない。
でも、点は取る。
②千代反田選手とチョ・ビョンビク選手の加入は大きい!!
名古屋ほどのクオリティは無いが、それでも上記の2チームには勝るメンバー。
問題は連携と、どの選手と組み合わせるか。
序盤のうちに安定した組み合わせを探し出したい。
③駒野選手。
Jリーグでは夏以降圧倒的なパフォーマンスをみせる。
その時期までは、山田選手、山崎選手、ペク選手などが活躍しそう。
④ここは課題。
キッカーが他チームに比べるとね。
⑤衰えても川口選手。
たまにポカもするが(笑

 苦境にたたされたときに流れを破壊できる、駒野選手が残留してくれたことが何よりも大きい。
前田選手の代わりとなれる選手はいるが、駒野選手の代わりとなれる選手は、Jリーグを見てもいない。
昨シーズンブレイクした柏レイソルの酒井選手だって、レアンドロ選手がいるから上がれ、そしてクロスをあげられる。
駒野選手の様に、突破や味方との連携を組み合わせて自ら上がる機会をつくりだせるSBはJリーグでは稀有ですね。
・・・そのぶん、守備ではポカもしますが。


 と、とりあえず、以上、基準をもとにしたチーム分析を行いました。
では果たして、どこが優勝するのか?
私の優勝予想はズバリ!!
名古屋グランパス


 ・・・はっはっは~、面白味がねぇ~。
でも正直、何かアクシデントが無い限りこの牙城が崩れることは考えずらいですね~。


 ちなみに番外編としまして、
なぜ、FC東京とヴィッセル神戸と鹿島アントラーズは優勝候補に入っていないのか!?
を、今度暇があったら考えて書きます(笑
やるかやらないかは気分次第です(笑


 後半になるにつれ、エントリー内容が雑になったのは、疲れてダルくなったからじゃないですよ(汗

posted by ittyo1 |17:12 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年05月11日

無関心サッカーに羽が生えた!!

  
FC東京の戦いっぷりを見ていると、こう名付けたくなります。

 もうほんとびっくりするくらい、
空けたスペースを使おうという意識が低い
鈴木選手や高松選手が動いてボールを引き出します。
その空いたスペースを使おうとする選手がまったく見られない。

 この前の試合で言えば、鈴木選手が右に流れてボールを受ける。
そのサポートに椋原選手が素早くサポートに入る。
クロスを素早く上げられる状況になったわけです。
しかしここで、ニアに誰も入ってこない。
鈴木選手が開いてあけた場所を誰も使わない。
みんなシステム通りの位置で待ってるんですよね。
左サイドの選手は左サイドのまま、中央にいる選手は中央のまま。
相手選手の待ち構えている場所にわざわざ入っていってそこでボールを待っている。
それじゃあ、得点は生まれませんよね。

 別にこのシーンだけがそうだったわけではありません。
基本、自分の持ち場の周辺でチョロチョロしているだけです。
スペースがどうなっていようと、関心はあまりないようです。

 もちろん、すべての選手がそういうわけではありません。
鈴木選手や高松選手は本当に、よく動いている。
特に鈴木選手は素晴らしい動きをするなと感じています。
でも彼らが動いてつくった価値を他の選手は手にしようとしない。
ほんと、鈴木選手の頑張りに対して無関心。

 これが選手の判断力の問題なのかと問われると、違うかなという気がしています。
だって、城福さんの頃はそこができていたから。
今の監督になって・・・自分のポジションに縛られるサッカーに変わってしまったのかな、と。

 皮肉なことに、この前の試合で結果を出したのが、空いたスペースを突いた羽生選手の動きからのゴール。
羽生選手だけが唯一、仲間が空けたスペースを使うという、仲間の頑張りに関心をもったプレーをしていました。

 この問題点を改善していかない限り、いくらFC東京の飛びぬけた戦力とはいえ、J1に上がるのは難しいでしょう。
大熊監督は改善することができるのか?
それとも監督を変えるのか?
どちらもできずに、来年もJ2のままなのか?
FC東京の今後が気になります。


 追伸
書き忘れました。
無関心の部分は、ゴール前だけではない。
笑っちゃうくらい、多くの場面で最終ラインがパスを出せる選択肢が少なかった。
ボランチの片方が行方不明になるんですよね。
もう一人は相手の後ろに隠れているし。
さらに前線の選手の下がってくるサポートもチンタラしていて遅い。
SBしかパスコースがないときが多すぎやしませんでしょうか?

 もし、J1のチームに組織的にプレスを掛けられたら、どう対応するつもりなんでしょうね?
また平山選手のポスト頼みですか?
今は怪我でいませんから、それもできませんし。
そもそも、後ろから蹴って何とかするチームにつくってないでしょうし・・・。
このままで運よくJ1に上がれても、またすぐにJ2に戻るだろうな・・・というビルドアップの能力しかないですよね。
戦力だけ見れば決してそんなことないハズなんですけどね・・・。

posted by ittyo1 |23:48 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2011年03月19日

できることをそれぞれやることが大切

 私の知り合いに物流会社で働いている人がいます。
その人は毎日、夜遅くまで仕事をし、物流の流れを途切れさせないために必死に戦っています。

「この状況だと、やっぱり支援物資が多いの?」

「うん、そうだね。
支援物資を毎日トラック一杯につんで何台も送っているね。
私も何かできないかって、自分の毛布を支援物資に入れて送るようにしたよ」


 ・・・停電がおきれば、物の流れも止まります。
人の流れだって止まります。
震災で海の近くは映像で流れているような状態。
陸路は被災者の方々を救う命の道。
その道の光は、たとえ一部であっても消すべきではない。

 そう考えるならば、ドーム開催やナイターゲームの実施には反対の意見しかでてきません。
NPB側がどこまで判断してどこまで実行するかわかりません。
ですが、現状だけを見るならば、できること以上のことをしようとしているセ・リーグの開幕は失望としか考えられないのではないでしょうか。


 選手たちはどうか。
選手は野球が仕事であり、そのプレーが勇気を与えてくれるものです。
同時に、その言動は一般人とは比べ物が無い影響力がある。
今までと同じように練習する姿をファンに見せているだけでも、意味はあるでしょう。
メッセージを送り続けていくことも大切でしょう。
土日に有料の野球教室を各地で開いて募金活動することもできるでしょう。

 プロですから、試合を見せることが大切です。
けれどこうした現状では、試合に変わる何かで多くの人に勇気を与えることが大切なのではないでしょうか?
もちろん、この状況でも本当に試合を行ってもいいならば試合をすべきだとは思いますが。


 さて、ここからはサッカーの話題に。
Jリーグ及びナビスコカップの3月中の開催中止は妥当な判断だったと思います。
また、各チームがチャリティマッチを行っている状況はとても嬉しい。
スポーツを通しての社会貢献というものを、しっかりと考えながら、サッカー界が一つになって頑張ろうという意志を感じます。

 でも各チームはお金のあるところばかりではない。
正直、財政的にかなり厳しいクラブだって相当あるでしょう。
乗り切れないクラブも出てくるかもしれない。

 この忍耐が無駄にならないために・・・サポーターはどうすべきか?
私は、多くの人にサッカー界の努力や社会貢献の姿勢を伝えていきたい。
そのことが、長期的に見ればサッカーを愛してくれる人が増え、サッカー界全体の飛躍に繋がっていくのではないかと。
そう思います。


 野球やサッカー以外の各スポーツも本当に厳しい状況の中、それぞれの人が頑張っています。
でもその姿を見せることが、とても大切なのではないかと思います。
試合する姿を見せることができる人は、そのプレーで勇気を与えて欲しい。
試合する姿を見せることができない人は、メディアを通しての訴えかけや、地道な活動、または練習する姿から勇気を与えて欲しい。
できることをそれぞれやる、とはそういうことなのではないかと思います。

posted by ittyo1 |10:36 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年10月17日

浦和レッズvsセレッソ大阪のジャッジ

 さて今日のこの試合、主審は扇谷さん。
何かと言われることの多い方ですが、この試合に関しては素晴らしかったのではないかと思っています。
若干のミスは散見されました。
でも、不穏な空気を打ち払った。
そこを何よりも評価したい。

 この試合の序盤、サポーターの熱気がピッチの選手たちに悪影響を与えていたように感じました。
接触プレー、特に倒れるようなプレーで両チームのサポーターが大きく騒いでいた。
正当なものも、正当でないものも含めて。

 すると選手たちにもその熱気が悪いほうへと伝わり、接触すれば倒れて審判に過剰にアピールする。
倒れた選手だけでなく、周りの選手たちも寄ってたかってアピールする。

 さも、
「何故、明らかなファールなのに取らないのか!?」
と言わんばかりに。
でもその倒れたプレーの大半は、問題の無いものばかりでした。
その倒れたプレーを見て、またサポーターが騒ぎ出す。

 また、選手たちも故意に倒れこんでアピールをしていた。
身体をぶつけられたら取り合えず倒れてファールをアピールする。
自分たちでよいサッカーを築き上げて点を取ろうというよりも、怒りの感情に流されて相手を陥れてやろうというプレーになっていたように感じる。

 正直、この展開では
「このままラフプレーが増えて、カードを連発するような試合になるだろうな」
と思いました。

 でもこの日の扇谷さんは冷静であり、毅然とした態度をとり、一定の基準を守ったジャッジングをし続けた。
選手がアピールしても
「それは違う!」
とすぐさま態度で示し、プレーが止まればコミュニケーションを取って自己のジャッジを伝えていた。

 その結果、荒れる要素のあった試合が、激しくもクリーンな試合へと徐々に向かっていった。
後半はいい試合だったと思います。


 最初に書きましたが、細かい点でミスジャッジはいくつもありました。
でも大事なことは、ファールを正確に取ることではなく、ゲームが魅力的に行われる流れを審判がつくること。
そういう意味では、扇谷さんの今日のジャッジは大変素晴らしかったと思います。

 いいジャッジはいい試合をつくります。
審判の方々には、今日の扇谷さんのようにいい流れを生み出すジャッジングを期待したいですね。

posted by ittyo1 |02:06 | Jリーグ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2010年08月13日

夏か冬かではない?

春秋制の是非を問うエントリーではありません。
ただ夏場の試合に関して少し語りたいなと。

関東でクラブ問わず何試合か観戦にいきましたが、
「こりゃ無理だな」
と。

このままではそのうち死者がでるかもしれない。
選手サポーター問わず。
そのくらいの危険性を感じました。

横浜Fマリノス対名古屋グランパスの試合を見に行ったとき、会場2時間前から長蛇の列でした。
人は密集し、大人でも頭がフラフラして倒れそうになる中、1歳くらいの子どもがお父さんに抱っこされてました。
その顔は真っ赤で大量に汗をかき、疲れてグッタリした様子。

汗をしっかりとかいているので水分はこまめにあげていたのでしょうが、他人事ながら心配を通り越して怖くなりました。

こんな光景が夏場のスタジアムの至る所で見られます。
日本の夏の暑さはもう以前の暑さをこえている。
ここ数年の暑さは異常であり、我慢や多少の対処でどうにかなるレベルではないと思います。

雪国で冬場の試合が無理なのと同次元で、夏場の試合も無理なのではないでしょうか?


じゃあどうすればいいか?
春秋制も一つの案ですが、確かなビジョンがない現状では、不利益を被る人が多過ぎます。
といって私も良い意見なんかないんですけどね(笑

無理にスケジュールをいじって問題が複雑化するくらいなら、チームをささえる都市を二つにしてもいいんじゃないかとかも考えています。
まあ、問題は山積み、反対はめちゃめちゃ多そうと、春秋制よりもダメなんですけどね…。

東京在住のジュビロ磐田サポなんで、拘りが薄いこともあるんですが、
「暑けりゃ涼しい場所で、寒けりゃ暖かい場所でやればいい。」
って考えで、ホームタウンを二つもたないか、というものです。

簡単なイメージで言えば、ジュビロ磐田函館(笑
半期涼しいときを磐田で、半期暑いときを函館でというイメージでしょうか。
…夏の函館も暑そうなんで、そこはどうしよう…。
ま、まあ、イメージなんで、なんとなく伝わっていればありがたいです。

人の問題、場所の問題、施設の問題様々あります。
夏の暑さと雪国の厳しさをどう回避するかの考えとしての案です。
二次的なメリットとしては、クラブチームの過剰な増加を防ぎながら、地域密着を図る方法の一つとしても考えられますが…こじつけでしょうね。
もっともっと煮詰めていかなければ、春秋制との比較論にもなりませんが…。

posted by ittyo1 |14:54 | Jリーグ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年07月18日

大久保嘉人はW杯で何を学んだのか!?

 管理人が好きなだった選手の一人として、ヴィッセル神戸の大久保嘉人選手がいます。
彼が国見高校時代、騒がれましたが・・・そこではファンにならず(笑)プロに入ってから彼の姿を見てすぐに虜になりました。
アグレッシブでスピーディ。
野性味を感じさせるプレーから量産されるゴール。
時に行き過ぎたラフプレーや意義からカードも量産しましたが、それもまたご愛嬌の愛すべき突貫小僧でした。

 そんな彼が徐々に野性味を薄れさせてゆき・・・丸くなってバランスを重視した選手へと変わっていきます。
己の限界を知ってしまったのか・・・チームのためにリスクよりも安全の方を選んでしまったのかはわかりませんが、とても悲しかったことを覚えています。
そして彼への愛情は冷めていき・・・。
いつしか彼がリーグ戦で得点を取ったかどうかは気になりますが、彼を見るためにスタジアムに行くこと、テレビ放映を彼が出てるからといって見ることはなくなりました。

 そんな彼が紆余曲折を経て迎えたW杯。
チームのために眠っていた野性味を溢れさせて走り、戦っていた。
ゴールへ向かう機会こそあまり与えられなかったが、それでも一対一で負けるものかとファイトを繰り返していた。
「戻ってきた・・・俺たちの大久保嘉人が戻ってきた・・・」
こう感じたのは私一人だったでしょうか?

 翻って今節のヴィッセル神戸対FC東京の一戦。
W杯の大久保嘉人を見て、どれだけ彼元来のプレーが見れるかと期待していました。
でもその期待は裏切られ・・・。


 大久保選手はどうしてしまったのでしょうか?
彼は王様になりたいのでしょうか?
ガンバ大阪でいうところの遠藤選手になりたいのでしょうか?
確かに、大久保選手は上手かった。
ミスもほとんど無く、ピッチ全体を見渡して効果的な場所にパスを散らし、周りの選手を上手く使いながらチームをコントロールしていました。
でも、それが彼の仕事でしょうか?

 W杯では、左サイドという仕事場で命を懸けて戦っていました。
上手いプレーよりも強さと相手に向かう意志でチームを救っていました。
自分の持てるものを発揮しなければいけない場所に注ぎ込んでいた。
しかしFC東京戦ではピッチ広く浮遊し、俺のチームだと言わんばかりのプレー。
ファイトよりも優雅さ、怖さよりも上手さの光るプレー。
そこをW杯で学んできたわけじゃないだろう!!
がむしゃらさ、必死さで分厚い壁を突き破ったのがお前のプレーだろう!!
何故、上から目線ならぬ上からプレーで仲間を信用しない!!
やるべきことと任せるべきことを明確にし、やるべきことに没頭したからこそのW杯の成功であり、任せる信頼しあうというチームワークをW杯で学んだんじゃなかったのか!!

 大久保選手に言いたい。
「君には・・・君のチームにはボッティがいるじゃないか。彼にチームのコントロールは任せて、君には君にしかない怖さを出して欲しい」
彼がW杯で発揮した力、学んだものはこんなもんじゃないはず。
次の試合からの大久保選手に・・・まだまだ期待していきたいと思います。

posted by ittyo1 |22:01 | Jリーグ | コメント(10) | トラックバック(0)
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2010年07月18日

だらだらとボールを回せ!!

 はぁ~・・・FC東京と浦和レッズの試合を見ていると悲しくなりますね。
あれだけいいプレーを見せていたチームが・・・特にFC東京の前半のプレーなどは今シーズンのどのチームよりも美しく、そして素晴らしかったのに、結果が出ない。
これだけいいプレーをしているのに結果が出ないとなると・・・どうしても堅守速攻の方向性へと流れていきますよね。
やはり中途半端なポゼッションよりも堅守速攻の方が効率がいい。
ジュビロだってほぼ堅守?速攻になってます。

 堅守速攻のチームがあったっていい。
でもこのままでは、ポゼッションを志向するチームがだんだんと淘汰され・・・もしくは強豪と言われるチームだけのものとなりえないかという不安があります。
ジュビロなんかパスサッカーを標榜しながらね・・・。

 FC東京と浦和レッズのサッカーを見ていて思うのが、休む場面が少ないということ。
前線から守備を仕掛け、攻撃では連動した動きからパスを細かく回し、フィニッシュまで辿り着く。
一人一人の動きや役割を細かく明確化することで効率化を図っているのでしょうが、それでもこのサッカーを90分続けること非常に難しい。
夏場に7連敗した昨年の浦和の例の様に、この季節にこのサッカーをし続けることは困難というよりも不可能に近い。
日本のサッカーは気候の問題によって、堅守速攻に傾いてしまわないか、少し心配もしています。

 日本のポゼッションサッカーを衰退させないためにはどうすればいいか?
バックパスと横パスの重要性をもう一度見直す必要性があると考えます。
一時期、バックパスと横パスについて過剰な非難が出ていました。
犬飼会長も禁止令だとか何とかおしゃっていましたね・・・。
でも90分間、ポゼッションの高い試合、前線からのプレスを含めた攻撃的な試合展開を望むのであれば、意図的に休む時間を創る必要性が絶対的に必要になってくる。
最終ラインでの横パス、ボランチに軽く当ててのバックパスに固められて攻め手の無い状態で前線から戻ってくるバックパス・・・etc。
速攻で攻められない場面や無理をしなくてもいい状況で意図的に創る休む時間というのは、ポゼッションの攻撃的サッカーを90分もたせるためにも、夏場の日本の茹だる様な暑さをしのぎながら戦っていくためにも、必要なものではないでしょうか?

 だからこそ、浦和レッズ対ガンバ大阪の宇佐美選手のゴールシーンなどは(宇佐美選手を応援していますから、嬉しい気持ちもあるのですが・・・)、無駄以外の何者でもない。
山田選手があの時間帯、あの場面で何故縦へのパスを入れたのか?
カットされるされないの問題ではなく、縦にパスを出すこと自体が誤りであると思います。
横、横と繋ぎ、苦しくなればGKへのバックパスでも良かった。
山田選手がパスを出した瞬間、
「なんでそこで縦へ?」
と思わず叫んでしまった。
それまでは前線から選手がゆっくりと下がり、パスコースをいくつか確保してから一番安全なコースへと送っていた。
コースが無ければエジミウソン選手が長いボールを受けるために少し下がったり、サイドに開いたりしていた。
無意味な時間帯の無意味なパスから、浦和レッズのリズムが崩れ、攻撃の急ぎすぎを生み出し、危機的状況に何度も陥っていました。
前掛かりは中盤と最終ラインにぽっかりと穴を作りました。
その穴目掛けて遠藤選手が多少走ればフリーになれるのですから、そりゃあ決定的な仕事をしますよね。
私は山田選手のオウンゴールよりもレッドカードのシーンよりも、前半終了間際に縦へパスを出したプレーを非難します。
たとえあのパスが通っていたとしても・・・。
(オウンゴールの場面なんかは触らなければいけない場面ですから、そもそも非難すること自体がおかしくはありますが)

 さて、FC東京について。
FC東京は90分ポゼッションを実行しようとはしていなかったと思います。
2点取ってからは多少守備の位置を下げ、前線へ飛び出す人数を減らした。
ポゼッションから堅守速攻へと少し重心をズラすことで、90分間戦いきろうとしたのではないかと思います。
平山選手、石川選手という昨シーズンに速攻から得点を量産した組み合わせを投入したことからも、シフトチェンジをしたかったのではないかと想像できます。
しかし、結果としてはこれが裏目に。
前から守備を仕掛けることを得意とする選手が並んでいた中で、急に引いて守備をするようになりますから、徐々に押し込まれる。
そうすると速攻要員であった平山選手、石川選手も下がりすぎて意味を為さなくなる。
これでは駄目でしょう。
ポゼッションから堅守速攻へとシフトチェンジすること自体は効果的であり、非常にいいことだと思います。
鹿島アントラーズなんかは、こうした戦い方が非常に上手い。
FC東京が今のポゼッションをスタイルとしながら強豪となっていくためには、理に適った方向性だと思います。
でもここに、バックパス・横パスを絡めて体力を蓄えながら時間を使う、ということをしなくてはいけない。
平山相太という高さのある選手がいるわけですから余計に、後ろでゆっくりと回して、相手に詰められたら平山選手に当てるぐらいの余裕ある試合運びをして欲しかった。
神戸が前から守備をしてガンガン来るようになればもっと、平山選手と石川選手が生きてきたのに・・・。
非常にもったいない戦いをしていましたね。

 上記の理由があったとしても、それでもFC東京は勝たなければいけなかったと思います。
その勝利を潰したのが、森重選手。
あのハンドは擁護しようがない。
完全に軽率なプレー。
今野選手だったかな?
W杯の参加国の選手の印象について語ったとき、
「メンタルが違った」
と発言していました。
あの時間帯、あの状況は非常に苦しかったと思います。
意地でも失点したくない。
気持ちがこもっていた結果だとは思います。
だとしても、
「冷静さを保ち続ける」
というメンタルの強さは一切感じなかった。
攻撃性が野蛮性となり、責任感が一か八かのギャンブルに変わってしまった。
期待している選手だからこそ・・・FC東京の浮上の鍵を握る選手だと思っているからこそ・・・ああいった責任を放棄するような軽率なプレーだけはして欲しくありません。

posted by ittyo1 |20:06 | Jリーグ | コメント(0) | トラックバック(0)
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2010年03月16日

流麗なパスサッカーには機能的な守備組織が必要?

 ジュビロ磐田対アルビレックス新潟の試合を見ました。
・・・なんとジュビロ磐田の守備組織は崩壊していたことでしょうか。
いくつも原因はあると思います。
その中で特に気になった点が一つあります。

 スペースという意識がジュビロ磐田の選手たちには圧倒的に欠けているのではないか?

 ボールを持っている相手選手にフラフラと何人か近寄り、空いたスペースを使われるというシーンが序盤から目に付きました。
「何でそこを空けるのか?」
叫ばずにはいられませんでした・・・。
スペースを空けて使われ、そこにまたフラフラと寄っていてスペースを空けて使われる・・・負の連鎖以外のなにものでもなく、その結果として、去年までと同様に守備ラインが下がってしまって、全体が間延びする。

 去年は高さを怖がってしまい守備ラインが下がり間延びしたのに対し、この試合は前線や中盤の選手が無計画・無連携でボールを持った選手に寄って行った結果、スペースを使われ仕方がなくゴール前のスペースを消すために守備ラインが下がって間延びした。
・・・去年よりも同じ間延びながら前進したと言えなくもないですが、結果が変わってないのが、悲しいですね。

 
 翌日にはFC東京浦和レッズの試合が行われました。
結果として負けはしましたが、FC東京の守備は、ジュビロ磐田は見習うべき点が多かったと思います。

 徳永選手が声を出して上手くコーチングしながら、全体が上手くスペースやパスコースを消した守備をしていました。
印象的だったのは、前線の選手が後ろの選手の位置取りを気にしてチラチラと振り返りながら自らのポジションを細かく調整していたこと。
徳永選手のコーチングは大いに評価して良いプレーだったと思います。

 結果として、開始10分くらいまでは非常に良い守備をしていました。
FC東京の選手たちが網を張った中での浦和レッズの選手たちのパスワークは完全に寸断され、奪われて危ないシーンがいくつも出来ていました。

 この辺の守備は見習わなくてはいけない。
いい守備のポジショニング・・・危険なスペースのケアとパスコースの限定は、奪う位置の明確化と攻守が入れ替わった瞬間に今度は相手の背後を突いて危険なスペースを突けるメリットが生まれます。
空いたスペースにすぐに入り込み受けて溜めをつくる選手がいなければ、パスサッカーは出来ませんから。

 そのFC東京の守備を上回ったのが、エジミウソン選手。
この試合のエジミウソン選手は素晴らしかったですね。
セオリー通りに固められた中央からサイドに流れ、サイドの深い位置で、キープして溜め、ワンタッチでFC東京の守備陣の背後にパス、と後ろから走りこむ選手を生かすプレーで完全にペナ横の危険なスペースを制圧していました。

 後ろの選手が裏へ侵入した場合にどう守備組織をスライドしたり、カバーに回るかまではまだ守備組織が成熟していないFC東京ですが、これから積み重ねていけばよくなりそうな雰囲気はあったので、今後に期待がもてるのではないでしょうか?

浦和レッズはエジミウソン選手のキレ、運動量がこのまま続き、それをサポートする選手たちの運動量や飛び出していく勇気がこの試合のようにできれば、非常に面白いと思います。
・・・田中達也選手の裏への抜け出しは相当、FC東京のDF陣を混乱させていましたからね。
ああいった動きが続いたことで、前半の途中からFC東京の守備組織をバラバラにすることができたのでしょうね。
・・・後半は、まあ、なんてもったいないという感じでしたが。


 さて話は戻って、ジュビロ磐田。
守備の組織がバラバラだから、間延びはするはボール際に人は密集するはで大混乱。
ボールを奪ってもまともに繋げる位置に人はおらず、イ・グノ選手と前田遼一選手の個人能力頼みで蹴り上げるしか方法は無し。
原点回帰やらパスサッカーを目指すやらをする前に、守備の組織を整備し、奪う位置の明確化を行うべきだと思います。
光に群がる虫のごとくフラフラとボールホルダーに寄って行ったり、そのために防戦が続き、ごちゃごちゃ人数だけかけて守るという人海戦術を取っているうちは、いくらパスサッカーを掲げたところで何一つ信用はできません・・・。
(最終ラインで何人に囲まれてもキープできる選手や、いくらでもアップダウンができて奪った瞬間にどんなに遠くても空いたスペースに走り続けられる選手が2~3人いるならば、話は別ですが)

posted by ittyo1 |00:23 | Jリーグ | コメント(4) | トラックバック(0)
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2010年03月15日

日本サッカーが世界に羽ばたくために・・・その4 『ストライカーはエゴイストであるべきか?』

 ストライカーはエゴをもっていなければならない。
私は以前こう思っていました。
理由は、エゴイスティックな部分が無ければいざという場面でシュートを打てないと考えていたからです。
「俺が決める!」「俺が点を取る!」という気持ちは、エゴから生まれるのではないか、と思っていたからです。

 でも果たして、これは本当なのでしょうか?
エゴイストでなければ、得点への気持ちが足りないのでしょうか?
いざという場面でシュートを打つことができないのでしょうか?
今日はこの点について私なりに考えていたことを書きたいと思います。
そのために、ちょっと野球とサッカーの比較を入れます。


 私は以前から、大きな疑問をもっていました。
何故、野球選手はチャンスに強い(外国人選手や海外の選手に比べ、チャンスでの強さがある)のに、サッカー選手はチャンスに弱い(いざという場面から逃げる)のだろうか?と。

 野球とサッカーは違う、ということは理由にならないと思います。
むしろ、その違いを探っていって「サッカーにおいて何が、何の原因がチャンスに対する弱さに繋がっているか」を見つけ出すことが大事になるのではないでしょうか。


 ここでざっとではありますが、相違点のいくつかを挙げたいと思います。

 ①静から動の野球と基本的に動が続くサッカー
野球はピッチャーが構えて投げてバッターが打つ、と必ず静が入ります。
前のバッターが打って野手が取ってからそのままピッチャーがいきなり次のバッターへの投球にはなりません。
つまりは「状況を整理して考える時間が置かれる」ということでしょう。
・・・日本の競技は、剣道にしても相撲にしても空手にしても、必ず始め・止めがあります。
形としては野球に近く、きちっきちっと区切られている。
サッカーは結構アバウトでだら~と進む競技です。
その辺は日本人の競技文化からするとアジャストするのが難しいのかなと。

 ②一人一人の役割が少なく明確な野球と目まぐるしく状況が変わり役割が多いサッカー
野球においては、守備をしていた選手がいきなり走ってバットをもって打席にそのまま入るということはありませんよね。
必ず、3アウトでチェンジしてから攻撃になる。
しかしサッカーはどこでもどこからも守備・どこでもどこからも攻撃になる。
一人一人の役割が非常に多大・・・というよりも状況の変化を捉えて行動する、即断即決が求められる。


 私はこの②が日本サッカーの問題点ではないかと思います。
役割が多すぎて日本サッカーは物事を整理できていないのではないか?

 例えば、日本代表岡崎選手の役割を野球で考えてみます。
・前線からの真っ先のプレス・・・野球の守備の花形、ショートの役割をやらされ(しかも宮本慎也選手ばりの!!)
・攻守に渡って運動量を求められる・・・足でかき回す盗塁を常に求められ(足遅いのに・・・)
・攻撃では繋ぎの一番打者の役割と四番のホームランの役割を状況に応じて求められる

 ・・・こんな選手、プロ野球においているでしょうか?
多村選手か?いやでも岡崎選手は身体も強いし・・・昔で言えば秋山さんでしょうか。
いやいや、これはいくらなんでも無理でしょう。
岡崎選手が可哀想です。

 何か代表批判みたいになってますが、これは代表だけでなくJリーグにおいても状況は同じです。
我がジュビロ磐田の前田遼一選手なんかも、走り回らされ、守備に身体を投げ出し、攻撃では点を入れろと言われております。
この前の新潟戦においては、後半の最後の方では完全にガス欠を起こしておりました。
イ・グノ選手の素晴らしいスルーパスにもまったく反応・・・どころか走るために足を踏み出すことさえ出来ていませんでしたから。


 どうでしょう?
もっと役割の明確化を行いませんでしょうか?
もちろん、現代のサッカーでは、守備だけ・攻撃だけという選手は不要になります。
世界最高峰の選手ですら・・・ルーニー選手なんか走りまくって守備をしておりますが。

 役割の明確化をFWに限定して話を進めるならば、
「守備はどこまでを限界とするか?」
ということ他なりません。
そして同時に、
「FWが相手ボールを奪う役割を負わなくてはいけないのか?」
ということにもなると思います。

 サッカーは流動的なスポーツであり、野球のように状況ごとに形が決まりません。
ですから、いくら「限界はここ!」と決めたところでその通りにはいかないことは重々承知しています。
ですからここでは、ベースの部分での話しができればと思います。


 と、だいぶ長くなってしまったので、今回はここで切って次回への続きとします。
なんだか話の流れがバラバラになってしまったので、一応次回予告?しておきますと、
私は役割がエゴに勝つ・・・役割を細分化し、限定的に絞ることによってその一つの役割に対する責任感が強くなり、結果としてその責任感がエゴイズムよりも日本人に適したFWとしてのメンタリティになるのではないか?と考えます。

 その説明のためには、守備のことに触れ、中盤や守備陣の選手の役割について触れ、FW同士の関わり合いについて触れ・・・と話を広げなくてはいけないので、続編にしようと考えました。
・・・自分でもきちっとまとめられるか不安ですが・・・。

 お読みいただいた方で、FWについてお考えがある方はどうぞコメントを残していって下さい。
是非、他の方がどう考えているのか知りたいので、よろしくお願いします。

posted by ittyo1 |22:41 | Jリーグ | コメント(8) | トラックバック(0)
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2010年03月09日

平山のゴールは防げなかったのか?

 おすすめ頂いていた、「世界が指摘する岡田ジャパンの決定的戦術ミス」と何故か一緒に買った「戦術クロニクルⅡ」の2冊の本を読み終わりました。
疑問も多かったが、納得した部分も多かった。

 守備における対人よりも有効スペースを消すことの重要性は感覚としてわかっていたが、理論的にどうして必要で、そのためにどうポジショニングするのが大切か、というのは勉強になりました。

 そんな勉強(?)をした私に、早速宿題が出されました。
それは、FC東京横浜F・マリノスの一戦における、平山選手のゴールシーン


 皆さんは、あのシーンにおいて、横浜F・マリノスの守備のどの部分が問題だったと思われますでしょうか?
これは決して、マリノス批判ではありません。
1つのシーンの分析を多くの方としたい、そして私が読んで感じたものがどの程度噛み砕けているかを知りたい、という欲求によって書いています。

 あのシーンにおいて一番の問題は、石川選手にスライディングをした選手だと思います。
スライディングは成功した、失敗したという問題ではなく、スライディングという選択肢自体が間違いであったと。

 スライディングが交わされた結果、石川選手のマークに赤嶺選手をマークしていた選手が、赤嶺選手のマークに平山選手の前にいた選手が、それぞれマークする選手を変えて平行移動しています。
そして平山選手のマークは2番の選手・・・サイドバックかな?が、後ろからマークのために必死に追いかけている。
でも本来はこの選手がマークすべきが平山選手ではないと思われるため、この選手に責任を押し付けるのはかわいそうかと。

 あの場面ですべきプレーは、スライディングにいった選手はスライディングせずに内へのコースを切りながら距離を少しとり、判断を迷わせながら結果的に縦へ仕掛けさせる。
そこで時間をかけさせることによって、マリノスDFは本来マークする選手をしっかりと見て自由を奪う。
そして平山選手の後ろにいた2番の選手は、他のDF陣がつくってくれた時間を生かして守備体系に入り、平山選手を挟み込んで空中戦に備える、もしくはDF陣で三角形を築く。
(赤嶺選手と平山選手をマークしている二人の間、少し上がり目の位置にポジショニングして、FC東京の三人目がペナ内に進入してくるスペースを埋める)
ということではなかったのかな?と思います。


 さて、もしあの試合をご覧になった方は、平山選手のゴールシーンをどう防げば良かったのか、意見をいただけるとうれしいです。



 P.S 戦術クロニクルⅡを読んでいて、バルサの哲学というものが書いてありました。
このこと自体は有名であり、特に目新しいことはなかった(クライフの哲学、オランダの美意識が強く反映しているという点)のですが、「Jリーグはどうだろう?」というのを考えされられました。
これはバルサと同じように「攻撃超重視、ポゼッション志向」という範囲ではなく、Jリーグにおいて、誰かの哲学が色濃く反映しているクラブってあるでしょうか?

 第一に思いついたのが、鹿島アントラーズ
ジーコイズム、ブラジル流儀が色濃く出ていますね。
中盤における選手のタイプがそうそう変わらず、選手の獲得も育成も同じ方向を向いている。

 第二に、ジェフ千葉
期間は短いですが・・・オシムさん色を継続しようとしている気がします。
いろいろ方向性はブレたりしていますが、結局はこの路線でいくぞ!と江尻監督になったように思います。

 第三に、川崎フロンターレ
関塚監督から高畠監督にバトンタッチという印象。
クラブとして、今の方向性の持続を打ち出しているのは良いことだと思います。
・・・何より、獲得を狙う助っ人選手にブレがない。
強味ですよね。


 鹿島アントラーズ以外はクラブとして継続しているか・・・と言われると少し疑問ですが、そうした流れをつくろうとしているのはすばらしいと思います。
ガンバ大阪やサンフレッチェ広島も哲学やスタイルは持ち合わせていますが、現状では監督一人の哲学やスタイルでしかありません。
西野監督やペドロビッチ監督が退いても、同じような哲学、スタイルの監督を招聘し続けられるようならば、そのとき初めて、クラブとしての哲学やスタイルとなるのでしょうね。
・・・といっても、Jリーグでは、鹿島アントラーズがようやく、片足を踏み入れたぐらいで、ジェフ千葉や川崎フロンターレも指先が浸かるか浸からないかですが。

 ・・・我がジュビロ磐田はどこへ行く(泣

posted by ittyo1 |17:49 | Jリーグ | コメント(19) | トラックバック(1)
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