2012年02月05日
1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には300の異常が存在する
みんな大好きハインリッヒの法則でございます。
なんでいきなりこんなことを書き出したかというと、U-23日本代表の試合で失点の直前には必ず兆候が見られたからですね。
特に1失点目が酷かったですね。
日本代表対シリア代表の一戦。
それはまあ、日本代表の出来は悪かった。
すべてにおいて「自分たちのプレー」が出来なかった。
その原因はメンタルだと強く感じます。
色々な状況はありました。
ピッチ、現在の順位、相手の強さ、審判、監督の指示などなど。
そうした状況に対して、全体的にナーバスになりすぎていた。
もちろん、怖いと思います。
そりゃあ、あんな状況でまともな精神状態になれるかと言えば、俺には無理(笑
でもそこができるかどうかが、世界と戦えるかどうかだと思います。
テクニックやフィジカルといった要素以上に。
今日はほとんどの選手から、
「怖い、怖い!、怖い!!」
という心の声が聞こえるようなプレーが見られた。
ピッチを気にしすぎて短いパスが出せない、消極的で頭が整理できていないから守備の判断が正しくできずに広すぎる間合い&急にパスを恐れて間合いを詰めようと焦って滑る・・・。
きっと「セーフティに」や、「相手の裏を狙って」という監督の指示があったのでしょう。
その指示自体は正しいと思います。
でも選手たちにとっては、腰が引けてプレーしても許される免罪符となってしまった。
消極的な守備は相手のドリブルを許し、消極的なパスは相手にセカンドボールを拾わせた。
ここから少しずつ歪が生まれる。
でもここではまだ歪。
そして山崎選手の負傷。
ここで「守らなきゃ」の意識。
人だけは集まる。
でも人にはいかない。
よって人任せになって棒立ちになる。
その状況で中盤に4人きれいにラインが揃っていながら、相手のドリブルに誰もいかずに侵入される。
焦って急に複数でバタバタと詰める。
そこでファール。
最悪な流れですね。
メンタルの部分でその前にいくつもミスが見られたのに、まったく改善できなかった。
そしてそれが原因となって、FKを与える。
この流れだと、オウンゴールがおきても何らおかしくない。
大迫選手が問題というわけではないことは明白ですね。
2失点目はどうだったか。
前線の選手たちが守備をサボっていたシーンは失点前から見られました。
どこか、このままでいけるだろうという雰囲気。
味方がカウンターを受けているのに、審判にファールをアピールしている選手、逆サイドでたらたら歩いて戻る選手がいたシーンも失点数分前にありましたね。
もちろん、失点シーンは相手のプレーが完璧でした。
でも、その前にいくつか自分たちのボールにできるシーンがあったし、特に前線の選手の一か八かで後ろに負担をかけるプレーが無ければ・・・相手は苦しんでいたと思います。
今日の試合でメンタルの問題が出ましたが、その中で何人かのプレーヤーはメンタルの強さを見せていたと思います。
大迫選手はピッチが悪くても、自分のプレーをしようとしていました。
あの独特の間合いでのキープから、短いパスを出していました。
鹿島アントラーズの選手って、全体的にこうした精神的な図太さがありますよね。
永井選手は、1点を取るまでは微妙でしたが、そこからは気分良く走り回っていました。
シンプルにプレーできていたのはよかったなと。
そして何より、点を取ったら活き活きするのがストライカーらしい(笑
山田選手はよくも悪うもいつも通り。
今日が焦りすぎなんじゃなくて、いつも焦りすぎ。
負けず嫌いで周り関係なく自分のプレーをする。
まあ、でもこれはこれで大きな欠点ですが(笑
逆にメンタル面で残念だったのは、比嘉選手と山村選手。
比嘉選手は周りが自分たちのプレーを取り戻した後もしばらく怖がったプレーを繰り返していた。
山村選手は気負いすぎて、能力以上のプレーをしようとしたり、とにかくプレー速くしようとし過ぎていた。
これはあくまで、メンタル面の強さであり、プレーが上手くいったかどうかではないので。
試合開始から、いつも通りの精神状態でプレーできたかどうかです。
・・・書いているうちに、ハインイッヒの法則から離れていったが(笑
メンタルの部分での小さな問題が、最終的に大きな失点に繋がったというお話でした。
posted by ittyo1 |23:27 |
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2011年09月04日
以前に柏木選手について書いたことがありました。
その時の懸念が・・・やや違う方にではありましたがでておりました(笑)
柏木選手の問題点は難だったのか?
それは単純に、「チームのどの部分の歯車か」というのを見誤ったのだと思います。
・・・いや、結果を求めて、気持ちが先走りすぎて、そうして役割を間違えてしまったのではないか。
日本代表の戦い方でトップ下に何が求められるのか。
本田圭佑選手がどんな役割を求められていたのか。
それは、ボランチとの短い距離でのパス交換だったのではないでしょうか。
遠藤選手や長谷部選手とパスを交換してリズムをつくる。
そこから左右に展開したりサイドの味方が中央に寄ってきてさらに短いパスを交換していきながら、SBの上がる時間とスペースをつくる。
さらには、トップ下の選手が下がってパス交換をすることで、ボランチの選手が上がる余裕が生まれる。
前半、ボランチの選手が前に行かなかった、リスクを冒さなかったという指摘がありました。
ただそれは正しい表現ではないのかなと個人的には思います。
トップ下の選手が下がってボランチの選手とパスを交換することで初めて、上がる余裕が生まれる。
そうした状況で無いのに上がるというのは、リスクが高すぎる。
だから正確には、上がって行けなかった。
・・・後半は相手の足が止まり、上がっていってもリスクが少なくなった、またはリスクを冒してでも点を取らなくてはいけない状況になったというだけですね。
柏木選手はまずトップ下に求められる、下がって受けるというプレーがほとんど見られなかった。
下がって受けた場面もありましたが、すぐに上がっていってしまった。
苦笑してしまったのが、時間が経つにつれて組み立ての時にどんどんボールを出してもらえなくなったこと。
ボランチからボールを受ける回数を数えたわけではありませんが・・・いつもトップ下でプレーしている本田圭佑選手に比べると相当少なかったんじゃないでしょうか?
そしてキツイ言い方をしてしまえば、本田圭佑選手のようなプレーヤーよりも、柏木選手のようなプレーヤーの方がボランチとのパス交換の回数は多くなくてはいけないのではないでしょうか?
だって、本田圭佑選手のように身体の強さを生かした無理やりのキープができないわけですから。
だからこそ、パスをさばいて受ける回数を増やさなくてはならない。
じゃあどこにいたか?といえば、その名の通り、トップ下。
FWの近く。
前半にあった、李選手や岡崎選手と横一列に並んでボール欲しそうに手を挙げていたシーンなどを見ると、ゴールやアシストという結果が欲しかったんだろうなぁ・・・と想像できます。
確かに結果は大切。
しかも本田圭佑選手がいないチャンスで、ここでしっかりと結果を残していけばスタメンも見えてくる。
その思いはよくわかるのですが、しかし実際の結果というのは、前線に交通渋滞をつくってしまったこと。
李選手のパフォーマンスはよくなかった。
岡崎選手も簡単なトラップミスや、相手から逃げるようなボールの持ち方をしていた。
香川選手も点が欲しくて中に入りすぎて結局は柏木選手同様、交通渋滞の要因をつくっていた。
でも、それでも、柏木選手が「下がってさばく」という本来の仕事、また、もともとがそういうプレーが得意なのにそうではない部分で勝負しようとしていたことなどを考えると、柏木選手のプレーは非常に悪かったと思います。
・・・シュートを外したのは、枠には飛ばしてとは思いますが、批判するようなものでは無いと考えます。
それよりも、求められていた・・・今までの代表を見ていて、強みとなっていたプレーをしなかった・・・自身の得意なプレーであるはずのプレーを出そうとしなかったことについて、批判されるべきではないかなと。
私はそう思っています。
ちなみに、清武選手は気の利いた位置にいることが多く、今後の活躍をとても期待させるプレーぶりでした。
でも、出てきた時間帯では長谷部選手が一人で、ボランチとトップ下を兼ねるようなことをしていたので、清武選手がトップ下候補として柏木選手より上位にきたとは思いません。
そしてそのことは、トップ下に移った後の香川選手も同様です。
現時点で、トップ下の最有力は本田圭佑選手であり、その他は柏木選手も香川選手も清武選手もほぼ同列で離れて下にいるという感じでしょうか。
それに点を取りたいならば、今の日本代表の戦い方であれば、サイドの方が取りやすそうですしね。
posted by ittyo1 |16:37 |
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2011年04月10日
皆さま、皆さま。
キエーヴォ対インテルの試合をご覧になられたでしょうか?
もしご覧になっていらっしゃらなかったら、心より
『はぁ〜〜〜ぁぁぁ…残念ですねぇぇぇ〜〜〜(鼻声で)』
とお悔やみ申し上げたいです。
と、おかしくなってしまうくらい、長友エキス(大量の男汁成分配合)が滲み出た試合だったと思います。
第一に、守備。
寄せの速さと相手への密着度は異常。
インテルの左サイドでボールを受けた瞬間、うなじに感じる長友吐息。
あまりの近さに、
『まさか長友、そっちのほうも覚醒したか!?』
と疑ったほど。
イタリアのゾーンの意識が強いサッカー文化ではリスキーに感じるほどの胸筋と背筋がこんにちはのマンツーマン。
でも、危険なゾーンにいる人に対するマンツーマン(ん?なんか変な言い方だな…)ができる長友は、見た目と反して決して崩れていない。
と、そろそろ真面目に。
インテルの守備の課題を埋めれる数少ない選手が、長友選手。
相手に攻められてズルズル下がるところを長友選手の寄せでストップし、ラインを上げて守る事ができている。
前がかりになってゾーンがスカスカになったり、相手に飛び込んで交わされたりする選手がいる中で、ゾーンを捨てて危険な選手へ長友選手がカバーに入っている。
こうしたことを90分間フルに出来て、しかもスピードがある。
守備における有形無形の貢献度は半端じゃない。
もちろん、判断の悪さや対応の悪さが見られる場面もある。
実際、昨日も一度、寄せすぎて裏を取られかけたシーンがあった。
今はスピードで誤魔化しがきく部分があるが、疲れてくれば、スピードが鈍り誤魔化せないこともでてくるだろう。
でもそうした点を差し引いても、長友選手の守備がチーム全体に与える影響は多大だなと感じる。
で、実はここまでが前フリです。
本題になに一つ入ってない。
長友選手はこの試合、攻撃面で貢献できる形と貢献てきない形をハッキリさせました。
長友選手がもっとも光ったのが、
「インテルのFW(パンデフかな?)が左サイドで倒れながら相手2人からボールをキープしてしているときにトップスピードで駆け上がってきた長友選手が相手を置き去りにしてクロスを上げた」
シーン。
トップスピードの長友選手が縦に仕掛けたとき、止めるのは容易ではない。
中に切れ込むこともできるため、相手の裏へ出して長友選手を走らせると何かを起こすことが期待できる。
また、トップスピードではなかったが、ペナ内でボールをスルーする形で反転して受けた場面もボールのスピードを利用して自身も加速した素晴らしい場面だった。
反対に、止まってボールを受けた場面では何もできていなかった。
止まった状態から相手を抜くテクニックがあるわけではない。
メッシ選手や宮市選手のような、ゼロからトップスピードまで一瞬に加速するタイプのスピードスターではない。
つまりは、止まっている状況での長友選手は、手札が少ないため、安全策のプレーが大半になってしまうということである。
これらの点から導き出される答え・・・それは、
「動きながらボールを受け、少ないタッチ数でパス交換をして前へ進出し、味方の裏へのボールにトップスピードで駆け上がって後は、縦でも中でも自由に仕掛けて行く」
ことではないか。
日本代表だけでなく、インテルにおいても左サイドの選手と連携して動きながらのパス交換を増やすことが攻撃面での貢献度を増していく要因になると感じる。
だから無理に自分で運んでいく必要はあまりない。
また、こうすると運動量が増えるが、マイコン選手が攻めているときに上がるのを減らせばその問題は解決されるのかな、という気もする。
基本、マイコン選手にボールが渡れば、そちらサイドだけで攻撃は完結する。
長友選手が上がっているときが見られるがそこを省エネすれば、いいのかなと。
長友選手がもっと動けばというのはそういう意味です。
では反対に、柏木選手は何故、動かない方がいいのか?
それは、動きすぎて敵味方密集地帯をつくってしまう点にあります。
彼は動きながら短い距離でのパス交換をしてリズムをつくるタイプだと思っています。
でもそれが、だんだんだんだん近づきすぎて、本当に狭いスペースで敵味方ごちゃごちゃしてしまうことが多く見られる。
こないだのチャリティマッチで後半の代表組が低調だった理由がここにあるのかなと。
遠藤選手なんかが非常に上手いな~と思うのが、運動量が非常に多いのを感じさせない受け方をしていること。
それは、ほどよい距離で相手と相手の隙間に入り込んでパスを受けているから。
ポジショニングの良さって言葉にしてしまえば簡単ですが、それを正確にできることは偉大。
あえて動かないで程よい距離でボールを受けれるようになれば、柏木選手はもう一皮剥けるのかなと。
そしてペナルティエリア付近の場面では、得意とする走りながら短い距離でのパス交換する能力を生かしてプレーすればいいと思います。
組み立てのときにあんなに寄ってって自分たちのパス交換を苦しくする必要はないですよね。
余談ですが、そういった面では、小野選手や中村俊輔選手などは非常に上手い。
程よい距離感で、しかもピッチを広く使うパスを出すことができる。
でも彼らは反対に、動きながらのプレー、特にトップスピードでのプレーを・・・しなかったのか出来なかったのかはわかりませんが、そういうことがなかった。
その点が本当にもったいないな~と思います。
走ることも才能ですね。
この二人があと少し変われば、日本代表はさらに大きく進化するのではないでしょうか。
というところで、眠くなったので今日はこれで終わります。
posted by ittyo1 |23:54 |
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2011年04月10日
コパ・アメリカですよ!コパ・アメリカ!!
いや~すごいですね~、参加できる幸せってありますよね~。
絶対でるべきですよね~!!
え?何ででるべきかって?
だって、南米の選手とガチンコで戦えるわけですよ!!
そんな機会ってないじゃないですか!!
・・・ん?海外にいる選手は南米の選手とガチンコで戦ってるって?
ま、まあ確かに、そういう選手もいますねぇ・・・。
そういう選手が出る意味はあるのかって?
いや、あるでしょ!!サッカーは個人と個人の戦いだけじゃないんですから!!
組織とか、システムとか、戦術とかってあるでしょ!!
それを成熟させなきゃ!!
・・・え?それは他でもできるし、W杯に間に合えばいいって?
う、うん、そうだね・・・じゃあ、海外にいる選手は出る意味ないかな~・・・。
で、でもさ、Jリーグにいる選手たちは普段戦えない選手たちと戦えるわけだからメリットは大きいでしょ!?
・・・何?遠藤選手とか経験豊富なベテランが出る意味はあるのかって?
あるんじゃないかなぁ・・・?システムとかは・・・まあ、いいとして、経験も・・・ちょっとは積めるから意味あるんじゃないかな・・・?
って、ベテランに経験は本当に意味があるのって?
そこはあれだけど・・・じゃあ、若手がいいのかな・・・?
名古屋の永井選手や金崎選手、ガンバ大阪の宇佐美選手、浦和レッズの原口選手、山田選手などだと意味があるよね!!
・・・今度は何?クラブ側のデメリットはどうするかって?
そこはほら、サポーターの頑張り次第だって!!
コパ・アメリカに出ろ!って言うサポーターのみんなは、ちゃんとクラブのことも考えてるって!!きっと!!
観客動員だって、主力選手がいなくても落ちないように知り合いを誘ってたくさん来るだろうし、主力選手がいない穴はサポーターの声援でカバーするって!!
コパ・アメリカに出ろ!!って言う人たちは、クラブだけにデメリットを押し付けることはしないって!!
これだけちゃんとデメリットを無くせば、絶対行く意味あるよね!!
やっぱり、コパ・アメリカに出るメリットは大きいよ!!
posted by ittyo1 |22:56 |
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2011年02月10日
日本代表が抱える3つの難問。
1、高さ1対1に強さのあるCBの不在
2、日本の頭脳である遠藤保仁の後継者
そして3つめが、FW・・・1トップに適した選手がいないこと
今日はその中でも3つめ、
1トップに適した選手について
ちょっと感じた部分があったので書きたいなと。
アジアカップでの日本代表の特徴。
それは、点を取れる形をもった選手が多くいること。
香川選手であれば、敏捷性と狭い場所を見付け生かせる技術の高さから、ペナルティエリア内で得点が取れる。
本田圭佑選手であれば、ペナルティエリア外から自ら仕掛けミドルを打ったり、最近は落下地点に素早く入り込んでのヘディングに怖さを見せている。
長谷部選手はバイタルエリアからミドルもドリブルで進入してからのシュートもある。
遠藤選手は・・・まあ、FKがある(笑)
長友選手も精度はまだあれだが、サイドから中に切り込んでシュートというパターンをもっている。
岡崎選手にしても中盤のサイドとして使われることが多く、抜群のタイミングから裏への抜け出しと、シュートの上手さと飛び込むタイミングの巧みさがある。
まだまだ書き続けることはできます。
フル代表に選ばれてはいないが、宇佐美選手などは仕掛けもミドルも非常に素晴らしい。
藤本選手はこの間の試合は出来が悪かったですが、本来はあんなもんじゃないテクニックとシュートセンスがある。
こうして得点を期待できる、この形になったら「おっ!」と思わせる選手たちが中盤に増えている。
以前の代表であれば、技術の高さ、パスの正確さはあったが得点の形と言えるものをもっている選手は少なかった。
得点を取れる能力はあっても、チャレンジするプレーの少なさや、シュートや得点が選択肢の2番目3番目であり仕方が無く打つ、という場面の多さがあった。
中村俊輔選手や小野伸二選手なんかはその代表格かなと。
両選手共にシュートに関して非凡なものがあったのに・・・という感じです。
そうした選手たちと今の選手たちを比較すると、これはポジティブな変化だと思います。
ではこうした状況で、FW・・・特に1トップの選手に求められるものは何か?
それは、
攻撃の起点となるためのボールを引き出す動き出しの巧みさ
身体を張ってボールを収めるプレー
ワンタッチ、ツータッチでフリーの選手にボールを渡すことのできる判断力の高さ
競り合いにおいて身体をぶつけて負けない強さ
90分走り身体をぶつけ続けられるフィジカル
などではないでしょうか。
得点を取ることは非常に大切です。
ただ、得点を取れる選手や取れる形をもった選手が多くいるチームにおいて、FWの役割はチームの中で一番厳しい場所、相手のプレッシャーの激しい位置で味方のために犠牲となり続けることなのではないかと思います。
そう考えた場合・・・あなたならどの選手の顔が浮かんできますか?
私は、
巻誠一郎選手
鈴木隆行
柳沢敦
の3選手の顔が浮かんできました。
上で上げた要素すべてを備えている、巻選手と鈴木選手。
高さに弱点があるが、ボールを呼び込む動きが芸術的な柳沢選手。
彼らが今、全盛期として代表に選ばれプレーしていたら、どんな日本代表となったのか。
巻選手の1トップ、左に香川選手、トップ下に本田圭佑選手、右に岡崎選手。
・・・個人的には、間違いない!って言いたくなる攻撃力を秘めていると感じます。
(香川選手と本田圭佑選手は逆でもいいかもしれませんが)
これは決して前田選手批判ではありません。
現状は前田選手がベストでしょう。
それに、巻選手や柳沢選手が第一級戦で活躍する時代は過ぎ去ってしまった。
でももし、こうした選手がキャリアのピークとして今いた場合、周りの選手を生かすチームの起爆剤となったのではないか。
そう感じずにはいられません。
Jリーグを見ていても、巻選手のようだ!と感じさせる選手は見付かりません。
どこかにいないかな、チームのために盾となり壁となり戦い続けられる戦士が。
posted by ittyo1 |19:22 |
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2011年02月01日
アジアカップの前田遼一選手について少し。
前田選手がもっとも活躍した試合、それは韓国戦でした。
何故韓国戦という難しい試合で輝き、その他の試合で目立たずに終わってしまったのかを少し考えてみたいと思います。
本田圭佑選手という存在
前田選手と同様に韓国戦で輝いた選手として、本田圭佑選手がいます。
この試合の本田圭佑選手は、自由に動き、ボールを引き出し、素晴らしいキープにパスと、縦横無尽の活躍でした。
その中でも、自由な動きというのがポイントだったかなと思います。
本田圭佑選手が自由に動く。
するとあらゆる場所にスペースが生まれる。
本田圭佑選手が2人、3人と引き連れてくれますから、スペースはポコポコと生まれる。
前田選手、実は生まれたスペースを使うのが上手いんです。
ジュビロ磐田においても、ジウシーニョ選手や西選手が自由に動いてそこのスペースを使うことに長けている。
イ・グノ選手がジュビロ磐田時代なんかはこのスペースの使い方が顕著であり、そこが得点源となっていました。
イ・グノ選手が裏へ飛び出したりサイドに流れたりと相手を引っ張る。
そこの空いたスペースに前田選手が後から入ったり、逆サイドのスペースを突く。
そして最後に中に進入して相手の視界から消える動きで得点を取る。
なんと言うか、
後出しじゃんけんに強い選手。
本田圭佑選手は決して1トップ向きの選手ではないですが、この試合では特に、1トップかのように動きの基点となり真っ先に動き出し、相手を背負ってボールを受けるというプレーを再三していました。
だから、1トップのはずの前田選手はいつもの2トップのときのような動きで、後出しじゃんけんで良い位置を見つけ、利用していた。
こういうことだと思います。
では他の試合ではどうだったか?
本田圭佑選手の動きが少ない試合、動いていても1トップのような動きをしていない試合では、前田選手は使うべきスペースを見つけられずに苦しい体勢でのプレーを強いられてしまっていた。
つまりは、
自らの動きでスペースを作り出す選手ではない
ために1トップでは仕事ができなかった。
これは前田選手の非常に大きな問題点であると同時に、そういうスタイルなのだと諦めなければいけない部分かもしれません。
この問題とどう折り合いをつけながら前田選手を起用するか。
そこを考えないと、いつまで経っても前田選手は時々活躍するだけの選手となってしまうのだと思います。
ちょっと追記を
本田圭佑選手はアジアカップでほとんど個を出せませんでした。
その理由が、本来1トップの選手がやるはずの前線で動いて受けて、相手の厳しいマークに耐えて余裕のある選手に落とすというプレーをさせられてしまったこと。
もちろん、1トップほど前線で動き回ることも再度に開くこともありませんでしたが、チームの役割としてそうした部分を担わされてしまったところが大きかったかなと。
それは、前田選手が1トップ向きの選手ではなく、1トップとしての動き出しができなかったためのしわ寄せではなかったかなと思います。
本来の本田圭佑選手こそ、空いたスペースを使うのが巧みで、自らの得意とする位置から仕掛けて個を発揮していました。
個を発揮する場所を突ける状況ではなかったこと、そもそも前向きでプレーさせてもらうこと自体が少なかったこと、その2点が本田圭佑選手の「俺が決める」という意識を削いでしまったかなと。
大会を通じての印象は、遠藤選手との短いパスの交換が非常に多かったこと。
そこに、いい状態でボールをもちたい!という抑圧された本田圭佑選手の感情が滲み出ていたように思います。
苦しい役割、損な役割を担う中での一服の清涼剤が遠藤選手からのパスであったのではないでしょうか?
posted by ittyo1 |21:46 |
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2011年02月01日
前回のエントリーを書いていて気になったこと。
それは、
岡崎選手の最後のファールはうやむやにしてしまっていいのか?
ということです。
コメントを読んでいて、
①そもそもファールではないから
②誤審であった
③アグレッシブにいった結果だから
④それまでの頑張りがあったのだから仕方が無い
などと擁護する意見が多く見られました。
まるで私の意見と違ったので、かなり戸惑っているのが本音です。
コメントを読んでいて、非常にわかる部分もある。
特に、心情として岡崎選手に同情的になるのはとてもよくわかる。
でもそれでいいのか?と問われれば、答えはNO
しっかりと批判すべき場面だと思っています。
まず第一に、あそこでボールを持たれてもシュートコースもパスコースもなかったこと。
身体をしっかりと当てて前さえ向けないようにしておけば相手の自由はなく、後ろに下げるか無理な体勢からのパス・シュートしかなく、確率としては非常に低かったこと。
第二に、岡崎選手がもし奪えずに相手をフリーにした状態でボールを持たれたら、非常に危険であったこと。
前を向かれたらいくらなんでも怖い。
対応に誰かが行かなければならず、必然的にシュートコースもパスコースも空く。
第三に、体勢として岡崎選手は斜め後ろから走りこんでボールをカットしに行った。
相手選手が右に反転しようとしたために岡崎選手はボールに先に触れることができました。
もし、相手選手がボールと岡崎選手の間に素早く身体を入れていればどうだったか。
確実にファールですね。、
ハンド関係なく、ファールでした。
そしてああいった場面では、そうしたプレーを狙いにいく選手は世界に数多くいる。
ハンドがたまたまであったならば同様に、身体を入れてファールを誘うプレーを相手選手がしなかったのもたまたま。
ボールを奪いに行かなかったとした場合の危険性としては、
①、身体を寄せていれば相手はゴールに向けない体勢であったこと
②、8人がゴール前に密集しており、シュートコースもパスコースもなかったこと
③、数的には同数だが、マークはしっかりとついていたこと
④サイドにしてもフリーな選手はおらず、サイドに一度逃げて深い位置からクロスを上げることもできなかったこと
⑤日本のラインは揃っており、しかも高いラインを築けいたこと
を考えると、ボールに無理に行かなくても危険性は低かった。
以上の理由からして、ボールをカットできればそれで試合を終わらせることができるというリターンの大きさもわかりますが、
チャレンジがリスクとなる可能性が非常に高かった
そしてまた別の見方をすれば、
あえて奪いに行かなくても、対処できるだけのシーンであった
だからこそ、
いくべきではなかった
という結論に至りました。
ちなみに、補足ですが、決して岡崎選手だけの問題ではありません。
気持ちが焦って軽率に行ってしまうプレーというのは、代表のほかの選手でもJリーグの選手でもよく目にします。
日本全体の問題
として捉えた方が正確だと思います。
ですから今回のエントリーは、
どこかの頑張り屋のO選手が、大事な場面で気持ちが焦ってしまって相手に突っ込んでいいった。
果たして、その突っ込んだプレーは正解だったのかどうか?
が、趣旨としては正しいかなと。
そういう意味合いで、皆さんの意見をお聞きできればなと思います。
私は絶対的に、日本人選手がこれから成長していくための冷静さとして、今回のプレーについては批判したいな、という派であります。
ご意見ある方、反論したい方はぜひともコメント下さい。
posted by ittyo1 |00:19 |
日本代表 |
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2011年01月30日
岡崎選手、危なかったですね。
最後の最後でハンドでセットプレーを献上する。
あと少しで勝てる!という気持ちの高ぶりは見ている方にも伝わってきましたが、危うく軽率なプレーですべてを台無しにするところでした。
苦しい場面ほど、一発で何とかしてやる!ではなくてじっくり腰を据えて粘りこむこと。
・・・韓国戦で同じような場面があったので、この点は学ばなければいけなかったのかな?と思います。
ドイツでそれをやったら干されるぞ。
ちなみに本田拓也選手も韓国戦でファールの種類は違えど軽率で安易なプレーに走ってミスをしましたね。
これは穿った見方かもしれませんが、何故、清水エスパルスがここ最近強いのにも関わらず、タイトルを取れていないかという一因が見え隠れしているように思います。
藤本選手に関しては、まったくもって存在が消えていた。
慣れない環境、かつてない場面、想像を超える相手・・・。
様々な要因はあるのでしょうが、彼がいつもしているプレーも、彼が求められているプレーも何一つできなかった。
これは能力の問題ではなく、メンタルの問題だったのでしょうね。
岡崎選手や香川選手、本田圭佑選手もそうでしたが、代表戦で初めから自分のプレーをできていたわけではない。
むしろ、岡崎選手や香川選手は相当批判されていた。
今では考えられないくらい、ボロボロにいわれてましたね。
「何でこいつらが代表なんだ?他にもっと良い選手がJリーグにはいるだろ?」
という感じでした。
・・・批判していた人たちを見返すまで、よく努力をし、結果を出し続けてきましたよね。
そう考えると、藤本選手もこれから。
今日は酷かったですが、まだまだ明日があるので、代表の先輩たちのように結果を出し続けて、代表でも戦える選手になって欲しいですね。
おっと、岡崎選手の話から逸れてしまった。
愚か者になりかけた場面がもう一つ。
決定的なヘディングシュートを外した場面。
もし李選手の芸術的ボレーが無ければ、岡崎選手は愚か者として批判の的になっていたかもしれません。
岡崎選手に求められているものは、やはり得点。
動き出しで相手を引っ張る、意識を引き付ける、動き回って攻守に貢献するとかありますが、岡崎選手は得点を取れるから代表にいる選手。
得点に対するパーセンテージは代表の中でもっとも高い。
他のFWよりも、得点を求められている。
そう考えると、あれを外したのはね・・・。
本人が一番わかっていることでしょうが、
「それはダメだぁ・・・」
ですね。
ドイツに行ったら、あれはしっかりと決めて下さい。
posted by ittyo1 |12:54 |
日本代表 |
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2011年01月30日
後半3分・・・李選手の美しすぎるボレーが決まる直前、オーストラリア代表背番号3番カーニー選手が李選手を置き去りにして何故かニアに走りました。
この不可解なランニングは、決して延長戦まで戦った疲労からの判断ミスだけが理由ではない様々な要因が隠れているのではないでしょうか?
何故カーニーはニアへ走ったか?・・・要因①
【李選手のニアへ走ろうとする動き出し】
朝の番組で福田さんも言っていましたが、李選手は一瞬ニアへ走りこもうとする動きが見えた。
その動きに釣られるようにカーニー選手は動き出している。
李選手のニアへ行くフリをして外に開いた巧みな動き出しによって、カーニー選手は先手を取られまいとニアへ猛然と走り出したのかもしれない。
・・・でも百戦錬磨、オーストラリア代表カーニーですよ?
動き出しで一瞬裏を取られることがあっても、
ニアのスペースに後ろも振り返ることなくただ走りこむ
なんてことをするでしょうか?
このカーニー選手の判断ミスに、この試合の日本の攻撃の積み重ねがあったのではないか、いや、大会通じての積み重ねがあったのではないか?と思います。
何故カーニーはニアへ走ったか?・・・要因②
【ニアへの速いクロス】
この試合だけではなく、それまでの試合でも顕著でしたが、内田選手が意図的にGKとCBの間に低くて速いボールを入れていました。
また、遠藤選手もこの試合のコーナーキックで低くて速いボールを入れていた。
そして何より今日の長友選手のクロスがそうしたボールが何回かあったこと。
縦に突破して低くて速いクロスを送る。
オーストラリア代表自体にハイボールに対する絶対の自信があったこともあるでしょうが、意識が完全に、
低く速いボール
にいっていたのではないか。
ちょっと余談ですが、遠藤選手のコーナーキックが2回続いた場面だったかな?
初めはあえて、吉田選手と岩政選手を狙ったハイボール勝負を挑んだ。
結果は、GKにとられる。
そこで遠藤選手はシュウォーツァー選手が出てくると読んだのでしょうね。
次のキックはインゴールを狙ったかのようなキックだった。
まあ、なんなくGKに取られてしまったのですが、こういった状況ごとにキックの質や狙いを変えているところに、日本代表の判断としての成長が見られるかな、と思います。
岡田さんの頃はよく言えば忠実、悪く言えば指示に言いなりだった。
岩政選手の交代場面にしても、選手が自分たちで判断してプレーしている。
その辺りに成長が感じられます。
何故カーニーはニアへ走ったか?・・・要因③
【岡崎選手の裏への動きの継続】
いくら低くて速いクロスを試合を通して送っていたとしても、そこに誰も選手がいなければ、カーニー選手はニアへ走りこまなかったでしょう。
大会を通して、裏への抜け出しで常に相手の脅威となっていた存在。
岡崎慎司
最高のクロスを外してしまった場面もありましたが、あのプレーにしても、低くて速いボールに対する反応が素晴らしく、相手の見えない位置から猛然と走りこんでいた。
また、コーナーキックをニアサイドから後ろに反らそうとしていた場面もあり、
岡崎選手に対して、ニアのスペースを空けると危険だぞ
という意識があったように感じます。
外しているとは言え、ヘディングシュートが3つくらいあり、ケーヒル選手同様動き出しの上手さとタイミング・ポジショニングで相手CBの高さを無効にしてしまうわけですから、最終ラインとしては怖いですよね。
延長戦でも衰えない運動量
ニアへ反応する速さ
マークを振り切る動き出しの巧みさ
岡崎選手に対する警戒心から、カーニー選手はマークを捨ててでもニアを潰しにいったのではないかと思います。
もしかしたら他にも要因があるのかもしれません。
私が感じられる目立った要因としてはこんなものかなと。
それにしても、いくらフリーとは言え、よくもまああれだけ美しいボレーを決められますね。
李選手の執念と技術の高さには驚かされました。
「俺がヒーローになると自分に言い聞かせてた」
は名言です。
私が本田圭佑選手に対して、それまで以上に活躍を確信するようになった言葉、
「1試合シュート5本がノルマ」
「目標は曲げずにやること」
に近いくらい賞賛をしたいコメントですね。
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ittyo1/article/134
でも具体的な話じゃないから、このコメントからは本田圭佑選手ほど今後の活躍に対する期待感はもてませんが(笑)
李選手がこれからどれほど活躍していくか、コメントと共に見ていきたいですね。
posted by ittyo1 |11:58 |
日本代表 |
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2011年01月21日
サウジアラビア戦でも顕著でしたが、相変わらず柏木選手は評価が難しい。
周りの選手次第な部分が大きく、周りがダメなら柏木選手もダメ。
前半は周りの動きも多く、パスコースがたくさんあった。
少ないタッチでテンポよく捌ける柏木選手は周りが動けば、非常に優秀な潤滑油としてチームのエンジンをグングン回す。
周りが生きること生きること。
テンポが速いこと速いこと。
ハイテンポになればようやく香川選手が生きてくる。
サウジアラビア戦のテンポで戦えば、SHでも生きてくるでしょう。
これは本田選手には無いプレー。
香川選手を生かすテンポのプレーを本田選手はなかなかしないでしょうね。
彼のリズムはゆったりですから。
ただ反対に、周りが止まれば柏木選手は消える。
個人技で何人も抜き去る技術は無いですし、相手をぶっちぎるスピードやぶつかられても負けない身体の強さも無い。
一人でなんとかする力は無い…というよりは、そういうタイプではない。
だから周り次第。
問題は、強い相手と戦う際、つまりは周りの選手が潰されてしまい兼ねない状況で活躍できるかどうか。
相手が強ければ強いほど、プレッシャーが厳しければ厳しいほど、奪われないという強みがある本田選手は不可欠になってくる。
本田選手と違いを見せながら、チームに同等のプラスを与えなければ、代表から遠ざかってしまう危険性がある。
そこが彼の問題点ですね。
周りを動かす術、周りを生かすパス、正確な状況判断。
つまるところ、柏木選手の将来はこの3点にかかってるのかなとと個人的には感じます。
posted by ittyo1 |20:18 |
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