2009年04月12日

ジャッジ in foot

 foot!
という番組をご存知でしょうか?
スカパーでやっているサッカー番組なのですが、毎回内容が濃いこと濃いこと・・・。
私ごときでは、話についていけないこともしばしば。
MCを私が最も敬愛する実況である倉敷さんが務めております。
毎回ゲストを呼ばれていて、原博実さんなんかも以前はよく出演されていました。

 今回のfoot!ですが・・・私の中で、伝説の放送となりました。
ゲスト、上川徹さん!!
素晴らしい実績を残された上川徹さんに対し、相変わらず倉敷さんは恐ろしい切り口で質問攻めをしておりました(笑)

「ご自身が今までで一番悪かったジャッジ、もしくはその試合は?」
「誤審は認めるべきですか?認めないべきですか?」
「選手が審判を囲むのは見苦しいですよね?」
「審判が高圧的なのも見苦しいですよね?」
「海外の審判は誤審を認めるのに、日本の審判は何故認めないのですか?」
「Jリーグの審判のレベルはここ10年で上がってます?」

などなど・・・上記とまったく同じ言葉で倉敷さんが質問していたわけではないですが、意味合いは同じです。
これ以外にも、まだまだ際どい質問をたくさんしております。

そして笑ってしまった質問がこれ、

「プレミアの審判のレベルって低いですよね?」

それに対し、上川徹さんは苦笑されて一つ間を空けてから、

「不思議ですよね」

と。

倉敷さん、それは上川徹さんも言いづらいって(笑)
それで最後に、
「すみません、あまり質問できなくて。」
いやいや、めちゃめちゃしてるから(笑)
ものすごく上川徹さんが困ってましたし。


Jリーグの審判に不満を持っている方、たくさんいらっしゃるかと思います。
私自身もその一人です。
ただ、この番組を見れば、多少見方が変わると思います。
審判の大変さや、ジャッジの難しさについて、ほんの一部ではありますが、知ることができます。
(だからといって、審判に文句を言ってしまうのは変わらないでしょうが。)

上川徹さんの言葉ですが、
「お互いに尊重する心があって始めてゲームが上手くいく」
選手と審判の関係について述べた言葉ではありますが、サポーターと審判と置き換えても同じことが言えるでしょう。

現代のネット社会であれば、どこかにこの放送が眠ってるかもしれません。
審判に不満のある方、審判についてもっと知りたい方、なによりJリーグを愛する方々、どうかこの放送をご覧になって下さい。
そして、foot!という、隠れた名番組を一緒に応援していきませんでしょうか?
別に番組関係者なわけじゃないんですが、今回の放送があまりにも良かったので、このブログでfoot!の宣伝を勝手にさせてもらいます(笑)

posted by ittyo1 |19:49 | Jリーグ | コメント(6) | トラックバック(1)
このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをはてなブックマークに登録 newsing it! このエントリを Buzzurl に追加

トラックバックURL
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.plus-blog.sportsnavi.com/ittyo1/tb_ping/128
この記事に対するトラックバック一覧
04/13のおすすめ 【おすすめエントリー集】

石川遼のマスターズインタビュー 意識一つで・・・【ブログ】スポーツ!マスターズに挑戦した石川遼のコメントに、あらためて気付かされた事とは?ジャッジ in foot【ブログ】サックスブルーと共にJリーグの審判について、あるテレビ番組を見て感じた筆者の思いVリーグ男子ファイナル観戦記【ブログ】スポーツビジネス・フィールド試合リポートとは“ひと味”違う、バレーボール生観戦記!桜の季節に・・・サクラ散る【ブログ】I’m Just Looking!!桜花賞の日、89歳の名伯楽が旅立った……

2009-04-13 18:25 | 続きを読む
この記事に対するコメント一覧
(事務局では、サービス全体の雰囲気醸成の為、全コメントをフィルター/目視チェックし、削除等しております。見逃し等も有りますので、ご不快な思いをされた場合は、事務局宛 support@plus-blog.sportsnavi.com にご意見頂けると幸いです。)
ジャッジ in foot

コメント投稿者ID :

僭越ながら、
>「お互いに尊重する心があって始めてゲームが上手くいく」
>選手と審判の関係について述べた言葉ではありますが、
>サポーターと審判と置き換えても同じことが言えるでしょう。
の部分に関して、私感を。

ジャッジに疑問を呈する監督の発言が規制検閲され、また結果的にジャッジの妥当性を示す可能性もあるに関らず問題場面をリプレイしない等、中継もそれら“隠蔽”に追従するかのようなJリーグの現状がある限り、我々周囲に「審判のジャッジを尊重して下さい」と言われても、そうそう都合良くはいかないでしょう。

プレミアでは試合後に、責任ある機関によりジャッジが再検証され、その情報は公開されます。しかし誤審など存在しないかのように「審判の聖域化」を図る本邦では、中には倉敷さんや野々村さんの様にこれら問題を敏感に察知し、意図的に切り込んで下さる方は居られますが、サポーターにも「誰かが声をあげなくては隠されてしまう」という危機感が芽生えて当然で、時に彼らの過敏とも映る反応も止むなしと感じます。

大変さや難しさを理解した所で、しかし「組織としてのチェックが機能している」と感じさせてくれる前提無くしては、尊重もへったくれもありません。どうかより良いサッカーを求める皆様には、安易に「尊重」という言葉を用いて、目の前にある問題から視線を反らさないでいただきたいと思います。

長文失礼しました。

posted by もうもう | 2009-04-13 01:27

ジャッジ in foot

コメント投稿者ID :

クラッキーの突っ込みの一つで”誤審を認めるべきですか?”という問いに上川さんは少し詰まって”文化の違い・・・”なんて濁してましたねぇ。奥ゆかしき日本人。

もうもうさんの仰られる信頼・尊重に足る前提があって然るべきだと思いますが、協会にその辺のシステム構築は期待出来ないし、マスコミがやると締め出されるからなー。

そのあたりもひっくるめて今の日本サッカーの限界なのかな。

posted by やま | 2009-04-13 02:01

ジャッジ in foot

コメント投稿者ID :

日本人って総体としてたぶん、「勝ち組を増やすこと」よりも「負け組みを作らないこと」に価値を置いているんですよね。
そのために、「敢えて白黒をはっきりさせないことにより、黒を覆い隠す」というやり方で一貫してきた。
そういうところが(サッカーには)よくない、というのは簡単ですが、そういう主張をする人たちも、それを自覚しているかどうかは別として、多くは「負け組みになることへの潜在的な恐怖」を抱え、「白黒はっきりさせないことの恩恵」を享受しながら生きているんだと思います。
こういった中で、サッカーの審判にだけ、厳しい状況を強要するというのも、いかがなものか。
もちろん、良い審判と認められれば年棒1億、みたいな見返りが期待できるのならば話は別ですが、今のままでは審判になることのデメリットばかりが増えて、現状以上に人的資源の枯渇が進行するのではないか。

ということであるならば、前のエントリで管理人さんが示唆されているように、「ジャッジミスなんてものが存在しないかのような態度を取るのではなく、それを認めることにより名誉は守られる」という価値観を少しずつ浸透させていくことが、遠回りのようで、実はジャッジ改善への最も近道なのかもしれません。

posted by ニートーリエ | 2009-04-13 15:25

ジャッジ in foot

コメント投稿者ID :

 みなさん、コメントありがとうございます。

>もうもうさん
  おっしゃることの意味はよくわかります。
気持ちとしては、半分理解できます。

 ただ、私たちサポーターも審判を尊重するところからはじめないと駄目なのかな?と最近思い始めました。

 審判の立場や大変さ、難しさを理解することは大切です。
何故大切か?
それは、審判にできることとできないことを、サポーターが理解することにつながるからです。

 >>「組織としてのチェックが機能している」と感じさせてくれる前提無くして

 と書いておられますが、これは審判の役目でしょうか?
協会の役目ですよね?
この事例だけでなくその他にも、審判の役目以上のことまで我々サポーターは非難してきたのかもしれません。

 また、審判の役目であったとしても、人間では必ず穴がでてしまう部分まで批判してきたかもしれません。

 例えば、カウンター合戦の試合展開で散々走らされた後半ロスタイムに審判が走れなくなって、遠くのペナルティーエリア内でミスジャッジがあった場合。
foot!の中で、審判は平均8~10キロくらい走っているとありました。
カウンター合戦ならば、運動量も走るスピードも通常の試合よりも多く求められます。
これを「誤審だ!」と非難すべきでしょうか?
(審判の質という安易な結論の出し方ではなく、もっと他に整備する部分があるとは思いませんか?)

 また、目の前に(故意の場合もあれば偶然の場合もあるでしょう)急に選手が視界を塞いだ場合。
これも「誤審だ!」といえるかどうか・・・?
(上川徹さんは、「見てないものは吹けない」とおっしゃってました。それはその通りです。では、見てないものまで吹けるようになるためには、何をするべきでしょうか?これも審判の質という安易な答えの出し方では100年経っても解決しないでしょう。)

 これは審判を批判する範囲の問題ではないと。
Jリーグを良くしたい方々であるならば、怒りの方向性は審判ではなく、協会やその他の関係先でなければならない。
でも現状は、審判が多くの冤罪をも被っている。
これでは、いくら怒っても、良くしようと願っても良くならないでしょう。

 ただし、審判の役目の範囲内で犯したミスジャッジに関しては、今まで以上に怒りを持っても良いと思います。

 こうした、「何が審判の責任で何が他の責任か?」という判断をするために、まずは審判を尊重し、大変さや難しさを知ることが大切だと思います。

 ですから、尊重とは甘やかすことであったり、問題を曖昧に隠すことではありません。


>やまさん
 ”文化の違い・・・”
は笑ってしまいましたね(笑)
私はどちらかと言えば、その文化の違いをも乗り越えて欲しいのですが。

 システム構築の一つの方法は、多くのサポーターがそれを願い、訴えていくことでしょうね。
時間もかかるし、人も必要。
遠回りなやり方な気はしてしまいますが、地道だし、何よりもやり方が王道。
そして、こうした機会があってこそ、サポーターも多くを学び成長できるかもしれない。

 とりあえず、米粒のような存在ではありますが、私はブログでその辺を訴えていければと思っています。


>ニートーリエさん
 ・・・内容が難しい(笑)
私が書いたエントリーはそこまで深く考察していたわけではなかったので、いや、賛同していただきまして、なんかこちらが恥ずかしい思いです(笑)

 日本人の潜在意識に、
「負け組みになることへの潜在的な恐怖」
というのはあると思います。
私も実際、そうした気持ちはありますし、多少別の話になって恐縮ですが、私がJリーグの放映権の分配に賛成し続けている理由も、そこにあります。
負け組みになりたくないし、負け組みになった人を見たくもないですから。

 こうした感情を日本人の多くの方が持つ中で、審判にだけ判断の強要、責任の過重、等々の荷物を背負わせるのはアンフェアでしょう。

 どこかでサポーターもその荷物の一部を引き継がなければいけません。
その荷物が例え、「失敗や責任」というものが入っていたとしても。
(それがサポーターが一番しなければいけない、意識の変化なのかもしれません)
・・・大変嫌な作業ですが、必要なことなのでしょうね。

posted by 管理人 | 2009-04-14 23:32

ジャッジ in foot

コメント投稿者ID :

すいません、舌足らずでしたね。蛇足だとは思いますが補足をば。


微妙なジャッジを公開して検証する

正確なジャッジとミスジャッジが明確になる

良い審判と実力不足な審判がはっきりする

スッキリするが、勝ち組と負け組が明白もになる


原則的に微妙なジャッジについて、世間向けには議論しない

ジャッジの当否は灰色のまま

誰が良い審判で誰が実力不足な審判なのかが判然としない

うやむやは残るが、少なくとも、審判に「実力不足(=負け組)」のレッテルが貼られることはない

という図式のうち、ヨーロッパではAのプロセスを取り、事の当否をクリアにしようとする。日本ではBのプロセスを取り、負け組が発生しないように工夫する、それが上川さんのいう「文化の違い」なのではないかと。

で、負け組を発生させないという枠組みを維持しつつ、ジャッジの質を向上させるためには、「勝ち組と引き分け組にする(以前のエントリーでコメントしたやり方)」か、「ミスジャッジがあるからといって、負け組になるわけではない、という考え方を浸透させる」の2つのあり方が、さしあたり思い浮かんだのです。

西が丘で栃木と徳島の試合を見てきました。ミスジャッジらしきものも少なくありませんでしたが、審判が、割と対話をされる方でしたので、荒れずにゲームが進行していたように見受けられました。

posted by ニートーリエ | 2009-04-16 21:19

ジャッジ in foot

コメント投稿者ID :

>ニートーリエさん
 コメントありがとうございます。
そして解説が分かり易い!!
ようやく理解ができました(笑)
(理解力が乏しくて申し訳ないです!!)

 私個人的には、
「勝ち組を作りつつ、ミスジャッジを許す文化」
という、ニートーリエさんの2つの考えが合わさったものが理想かなと思います。
ただミスジャッジを許すと言ってもそこはプロでありますから、「君ならもっと素晴らしいジャッジが出来るはずだろう!」といった叱咤激励での許す行為でなければなりませんが。
そしてそのためには、「審判の絶対性」という建前を排除して、「審判だってミスをする。そのミスによって立場を失うものではないし、名誉を失うものでもない。選手もサポーターも節度と互いを尊重する心を忘れずに、言い分を主張し理解し合う関係を構築していかなければならない。それがあって始めて素晴らしいゲームは生まれる」という考えが浸透しなければならないと。

 また、今回のエントリー内容で書きましたが、ミスジャッジの定義もはっきりとさせなければいけません。
「このミスジャッジは審判の問題なのか?システムの問題なのか?ミスが避けられなかったものなのか?」
などなど、現状ではすべて審判一人に押し付けられているものを分別して判断できるようにすると。
そうでなければ、一部に過剰な責任が押し付けられてしまいますから。

 ・・・おお、前回のエントリーと今回のエントリーが繋がった(笑)
ニートーリエさんへの返信を考えるうちにようやく私の思考が一つに繋がりました。
ありがとうございます(笑)


 西が丘の話、いい話ですね。
選手には不満が、審判には不安があったでしょう。
でもお互いが我慢し、相手を尊重し、何よりいい試合にしたいという思いがあったのでしょう。
私の書いた内容は「ミスジャッジは・・・云々」ばかりでしたが、こうした「ミスジャッジ後の対応」も審判の実力を見るいい場面です。
この審判は、コンディションが良くなかったのかもしれないし、判断力や洞察力が多少足りていなかったのかもしれない。
しかし、それを上回るコミュニケーション能力や人間性を持って試合に臨んだと。
ジャッジの正確性で勝負する審判だけではなく、こういう審判もいてもいいと思います。
審判にジャッジに優劣を付けるだけや、ミスジャッジを排除するだけの考え方ではこうした審判は増えてこないでしょう。
「いいゲームを作る審判とはどんな審判なのか?」
について、もう一度考え直さなければなりません。
・・・このことについて考えて、またエントリーに書きたいと思います。

posted by 管理人 | 2009-04-17 17:03

コメントする

「他サービスID/メールアドレス」で投稿する場合は、そのID/メールアドレスは表示されず、当サービス専用の固定のコメント投稿者ID「英数+連番」に変換され表示します。

※コメント投稿手順
(1)上記リストから希望のIDを選択する。
  例: Yahoo! JAPAN IDでコメント投稿
(2)Yahoo! JAPAN上の本人確認画面でIDとパスワードを入力する。
(3)スポーツナビ+blog側のコメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」

※コメント投稿手順
(1)上記リストからログイン/メールアドレスのどちらかを選択する。
  例: ログインしてコメント投稿
(2)plus-blogのアカウントとパスワード/メールアドレスを入力する。
(3)コメント入力画面が表示される。
(4)コメント本文を記入し、投稿ボタンをクリックする。
(5)コメント投稿者IDとコメントが表示される。

詳しくは以下2ページをご覧下さい
【仕様変更】PCからのコメント投稿について
ブログ利用マニュアル「コメント投稿方法」