2009年09月30日
アジア選手権は2連勝でスタートしたようです。
記録を見ると、清水選手と福澤選手でチーム総アタック打数の
約7割を占めているんですよね。
サイドアタッカー3名を平均的に使うという課題や
センターの打数を増やすという課題はどこへ?
今後の戦いにも注目したいと思います。
先日のNumberの記事がWebにも転載されました。
こちらです。
ではまた。
posted by 市川忍 |18:37 |
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2009年09月26日
皆様こんにちは。
アジア選手権がいよいよ今日、開幕しました。
日本は明日、インドと初戦を戦います。
今回は山村宏太選手が右ひじ痛のため、不参加。
越川優選手も所属チームの活動を優先させるため参加しない旨が
協会から送られてきたプレスリリースにしっかりと記されていました。
素晴らしい試みだと思います。
というのも、以前からこのブログでは、選手の故障に関しては
「ファンの皆さんは心配しているのだろうな」と感じていても
公式に発表されていないことに関しては発言を控えていました。
記者会見や試合後のミックスゾーンなどの公の場で
本人やスタッフが明かしたこと以外は伏せてきました。
故障というデリケートな問題を、公式発表がないうちに
勝手に漏らしてはいけないという暗黙の了解が存在していたからです。
プロ野球の場合、たとえば試合中にデッドボールが当たり退場すれば
すぐさま球団広報から「打撲、アイシングで様子を見ます」とか
「病院へ行って診断結果待ち」などという内容の公式リリースが出ます。
それをもとに新聞やWebの記者は記事に故障についての情報を入れます。
よく皆さんが新聞紙上で見かける選手の故障状況を伝える記事は
ほとんどが球団がきちんと発表しているものなのです。
今まで、バレーにはそういったシステムがなく
メンバーを外れると「もしかしたらけケガをしたんじゃないか」
「どこか具合が悪いのではないか」と憶測が飛び交いました。
事実を知っている、わたしを含めた報道も黙っているしかありませんでした。
知りたい人がいることを、JVAが発信地となって伝えるのも
大切なファンサービスだと思います。
今回の試みは情報開示という意味では、
とても大きな一歩ではないかと感じています。
さて、アジア選手権での戦いの見どころです。
アジアのチームのブロックはシステム化されていない場合が多く
多彩な攻撃を心掛ければ、試合の主導権を握れることは
先に行われた世界選手権アジア予選でも証明されました。
あとはオーストラリアのような、高さがあり、
リードブロックを取り入れているチームに対してどのような戦いができるか。
わたしはその点に注目して見てみたいと思います。
リベロは田辺選手ではないんですね…。
安定感バツグンの選手をなぜ変えたのか。
ちょっと気がかりです。
ではまた。
posted by 市川忍 |20:40 |
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2009年09月25日
皆様、こんにちは。
以下のサイトに記事がアップされております。
どうぞよろしくお願いします。
Sportiva Web
【ロンドンで勝つために――越川優がイタリア移籍】
イタリアリーグの開幕、もう来週なんですね。
ご健闘をお祈りします。
posted by 市川忍 |01:04 |
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2009年09月21日
ワールドリーグ、プレーオフにて日本が敗れ
来季のWLへの出場が不可能になりました。
そもそもプレーオフが導入された詳しい経緯も伝わってきませんし
世界選手権アジア予選の会場では、協会関係者も報道陣も
「プレーオフの正式な日程はいつ出るのか」と
情報収集に奔走していましたので
おそらくチームにとっても、モチベーションの持ち方が
非常に難しい大会だったことと思います。
「何を目的に闘うのか」という部分で協会と、チームと、
選手の間の意志が統一されていたのかどうかが気になります。
勝利に徹底的にこだわるのであれば、
無理をしてでも世界選手権アジア予選のメンバーで臨んだはずです。
次のアジア選手権にピークを持っていくために
「なんとか乗り切ろう」「乗り切れるのではないか」という
甘い考えがあったのではないでしょうか。
もちろんアジア選手権で結果を残すことは重要ですが、
自国開催のグラチャンは、すでに出場権を手にしていることを考えれば
まずはこのプレーオフに全力を注いで、
アジア選手権は行けるところまで
ベストメンバーで闘うという手段もあったのでは。
選手選考の時点から、チームに迷いが垣間見えた気がします。
…と終わったことを悔やんでも仕方ありませんね。
とにかく出場権を失ったという現実と向き合って
協会には、すぐに来季のテストマッチでの国際試合増加を
検討していただきたいと思います。
posted by 市川忍 |00:28 |
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2009年09月16日
掲載のお知らせです。
Number 737号 文藝春秋
9月17日発売号
【SCORE CARD】にて
世界選手権アジア予選の記事を書かせていただきました。
どうぞよろしくお願いします。
posted by 市川忍 |22:40 |
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2009年09月16日
皆さん、こんにちは。
グラチャンの抽選会が行われたようです。
あいにく締切前で会場には行けませんでした。
行った方の情報によると…
日本テレビの上重聡アナが会場にいらしたようです。
実況か、ベンチリポートをされるのでしょうか。
上重アナはご存じのかたも多いと思いますが
高校時代、PL学園のエースとして甲子園に出場した経験があります。
横浜高校と延長17回の死闘を繰り広げたとき
途中からマウンドに上がり、決勝の本塁打を打たれました。
その後、立教大に進み、大学でも完全試合を達成した名投手です。
わたしは昔、「輝け甲子園の星」という雑誌で記者をしていて
当時、注目されていた上重さんを何度も取材させてもらったことがあります。
とてもシャイな青年で、そんな彼がまさか「話すこと」を生業に選ぶとは
当時は夢にも思いませんでした。
そして奇偶にも…
大学のときに上重さんが完全試合を達成したニュースを
直後に発売した「Number」で書かせていただいたのですが
それがわたしのNumberデビューでした。
そこから、現在のような一般誌へと徐々にフィールドが広がった
きっかけともいえる、思い出深い選手でした。
こんな形で(しかもバレーボールで)現場で会うかもしれないとは
本当に人の縁って不思議ですよね。
元アスリートならではの仕事ぶりを期待しています。
ではまた。
posted by 市川忍 |01:27 |
思い出話? |
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2009年09月11日
皆様、こんにちは。
ワールドリーグ、プレーオフマッチの日程とエントリーが発表され
明日はサマーリーグの決勝ラウンド。
早く世界選手権アジア予選の総括を記そうと思いつつ、
このタイミングになってしまいました。
世界選手権アジア予選、日本の収穫は何だったのか。
遅ればせながら…という感じですが
振り返ってみたいと思います。
まずは攻撃の幅が広がったことだとわたしは感じています。
「幅」というのは単純な攻撃の数ではなく、
前衛と後衛を組み合わせたコンビプレーのことで
ワールドリーグでは未完成だった、
クイックとパイプを組み合わせた時間差攻撃が
クイックを多く使えたことで、うまく機能したのではないでしょうか。
全日本のクイックにはA、B、C、D(Dはあまり見られませんが)と、
他にもアタッカーがAの位置からトスの上がったBの位置へ動いて打つとか、
同じようにAからC、BからAといったようなバリエーションで
クイッカー自身が動いて相手を惑わせる攻撃が数種類、存在します。
そして今ではすっかり耳慣れたと思いますが、
パイプ攻撃と呼ばれる、後衛からの速いスパイクが3種類あります。
コートの中央から打ち出すパイプ。
真ん中よりややレフト側の位置から打ち出すパイプ。
そして真ん中よりややライト側から打ち出すパイプです。
この3種類のパイプ攻撃の違いは、エンド側から試合を見ると
かなり分かりやすいので、すでにお気づきの方も多いと思います。
たとえばミドルブロッカーがBクイックを決め続けた際、
相手のブロッカーの意識はどうしてもこちらから見たレフト側に行っています。
そこでBクイックをオトリにして、真ん中か、
真ん中よりライト寄りのパイプを使うことで、
ちょうどブロッカーのいない、もしくはボールの行方を見て反応しても
ブロックが完成しない攻撃が組み立てられます。
逆にAクイックが決まっているときには、Aをオトリにして、
真ん中よりややレフト寄りか、ややライト寄りの位置から打ち出すことで
相手ブロッカーの手薄な場所から攻撃することができます。
こうして、こちらのクイックを布石として、
その攻撃に対応しようと位置取りや意識を変えた相手のブロックを見て、
何種類かのパイプ攻撃の中から
最も有効なスパイクを仕掛けられるようになりました。
センターを多く使うことで、そうやって、
バックアタックも含めたコンビバレーが実現可能になったのだと感じます。
3種類のパイプは昨今のVリーグでは
ほとんどのチームが取り入れている戦略ですが
やっと、代表でも機能するようになったという印象です。
今大会で対戦した3カ国とは違い、今後、
アメリカや欧州などバンチリードブロックのシステムが
しっかりと完成しているチームを相手にしたときには
さらにバックアタックのスピードと精度が求められると思いますが
まずはクイックとの連携プレーがしっかりしたことで
今後の展望も明るくなった気がします。
さて、冒頭でふれたワールドリーグPOに敗れると
来年度はWLに出場できなくなります。
12試合もの国際試合が減るのは強化にとって非常に痛いです。
ぜひとも勝って、来年度の出場資格を得てほしいと思います。
ではまた。
posted by 市川忍 |19:40 |
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2009年09月06日
最近、ライターになりたい、ライターに必要なことって何ですか?
…というような質問を受ける機会が何度かありました。
基本的な文章力は必要。
そして、取材という作業を円滑に進めるためには
ある程度の社交性も必要ですし、企画を通すためには
営業能力やプレゼン能力も必要です。
もちろん、自分にすべてが備わっているとは言えませんが。
その場ではそんな風にお返事をしたのですが
あとあとじっくり考えてみると、もうひとつ
非常に重要な能力が必要なことに気づきました。
それは「バランス感覚」です。
ライターというのは取材対象の思いや姿を伝える仕事ですが
そこに至るまでには読者の要望や、出版社の思惑など
(利益とか、旬の話題であるかなど、そういった商業雑誌としての事情)
自分と取材対象以外の、この件に深く関わっている人たちの要求にも
きちんと答えなければいけない仕事です。
そこで最も危険なのが、立ち位置に偏りが出ることです。
たとえば、読者の要望だけに着目したのでは
出版社の気持ちを無視しかねない結果になりますし
出版社の気持ちを優先し過ぎると
今度は読者の要望とズレが生じる恐れがあります。
自分が何を書きたいのか。
そればかりを強引に押し付けてもうまくいきません。
独りよがりの記事になる可能性が高いからです。
そして、取材対象には「忙しくて取材時間が取れない」とか、
「本業(競技)で精いっぱいで
取材を受ける精神的余裕がない」時期もあります。
そういった、すべての人の立場を頭に入れつつ、
場面に応じて今日は読者寄りに立って、疲れている選手にも
無理をお願いしてでも取材に応じてもらおうとか
今日は出版社に我慢をしてもらい、取材対象の要求を優先しようとか
その場その場で最もバランスの取れるポイントを探して
右へ行ったり左へ行ったりしているような気が、わたしはします。
相手の気持ちなどお構いなしで、何が何でも取材するんだ、という
強引さも時には必要なのかもしれませんが
長い目で見ると、出版社の要望ばかりを優先すれば
結局のところ取材対象との関係を悪くし、
出版社に不利益をもたらす恐れもありますので
状況を見極めながら、今はどうすべきかと瞬時に判断するのも
ライターの重要な仕事のような気がします。
私ごとですが、ここ数か月、
気にはなっていたものの、その選手を取り巻く環境の変化や
置かれている状況のデリケートさに遠慮して
なかなか、言葉をかけることができない選手がいました。
土曜日はその選手と久しぶりに会話をかわすことができました。
本来なら、ちゃんと話を聞かなければいけないのですが
つい遠慮して、しかもすぐさま掲載する媒体もなかったため
なんとなしに避けて通っていたような気がします。
あれこれと考え過ぎているのは自分だけで
実は取材相手はそれほど気にとめていない場合もあります。
声をかけてみなければわからないこともたくさんあります。
なんだか一人で空回りしているなぁと感じることも多いので
わたしにはまだ十分なバランス感覚は
備わっていないのではないかと反省する毎日です。
これからも、どちらか一方に傾かない、
ちょうどいい地点を探して左へ右へとウロウロしそうです。
ではまた。
追伸
近畿総合を初めて観戦しました。
黒鷲旗並みの慌ただしさでしたが、楽しかったです。
全日本組も合流していました。
世界選手権予選の総括も近日中に記したいと思います。
posted by 市川忍 |01:21 |
ライター業のあれこれ |
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