2009年07月29日

新しい夢&掲載のお知らせ(追記)

皆様、こんにちは。

今日は加藤陽一選手の移籍記者会見へ行ってきました。

緑色のユニフォーム姿は大学時代から見慣れているせいか
思ったより「移籍しましたよ!」感がありませんでしたが(=_=)
新しい目標に向かう加藤選手の表情はとても生き生きとしていました。

ご健闘をお祈りいたします。

会見の中でつくば市の副市長さんが
「つくば市はバイオ、ロボット、宇宙工学など
日本における研究の最先端を担う町」とおっしゃっていました。

つくばユナイテッドと加藤選手が
その、つくばという都市でバレー界の最先端を突っ走ってほしいと
今日の会見に参加させていただいて痛感しました。

9月12日からのサマーリーグ決勝が公式戦デビューとなるようです。
わたしもぜひ時間を作って見に行きたいと思います。

そして今日の会見へは98年世界選手権当時、
毎日のように現場で顔を合わせていた方と一緒に行ったのですが
その当時のことを思い出して、懐かしくなりました。

まだルールがサイドアウト制だったこととか…
試合後、負けた悔しさで泣き出す選手が大勢いたこととか…
大会が進むにつれて全日本男子の人気が異常なほどヒートアップし
滞在先のホテルの前に大勢のファンが集まっていたこととか…

まだ若かった自分も、勝敗に一喜一憂して
泣いたり笑ったりしていたなぁと。

そんな風に熱くなれる瞬間があることは、幸せだったんですね。

そして、当時からバレーに対する熱が全く冷めていない、
むしろ違った形で熱くなっている加藤選手を見て
時間の経過とともに妙にクールになってしまっている自分に気づきました。

現実を見つめることは重要ですが、理想を抱くことはもっと大事。
理想を持った人の姿というのは
自分の情熱を思い出させてくれますし、夢を見させてくれます。
そんなことを感じた一日でした。

ではまた。

【追記】
掲載のお知らせです。

スポーツナビコラム
【加藤陽一の変わらぬ「挑戦心」】

バレーボールのトップページからも行けます。

posted by 市川忍 |23:42 | バレーボールの未来 | コメント(4) | トラックバック(1)
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2009年07月21日

NECの休部について

皆様、こんにちは。

掲載のお知らせです。

スポーツナビにてNEC休部についての記事を書かせていただきました。

スポーツナビコラム
【54年の歴史に“幕” 名門チームNECの休部】
企業スポーツは生き残れるのか?

バレーボールコンテンツのトップページからも行くことができます。

ファン感謝祭で運良くお声をかけるチャンスのあった選手には
お世話になった感謝の気持ちを伝えることができたのですが
残念ながら直接、お礼を言えなかったかたも大勢います。

ブルーロケッツすべての関係者の皆様に心より御礼を申し上げます。

皆様の新天地でのご活躍を心よりお祈りしています。

posted by 市川忍 |17:45 | メディア掲載のお知らせ | コメント(6) | トラックバック(0)
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2009年07月16日

成果と達成感

前回の記事を書いてから、通勤のモノレールの中で
いろいろと考えました。

「なぜわたしは西武ドームの階段を上るのか」

もし、それが「精神修行だから」と誰かに強要されたり
ただただ、上ることだけが目的だったら
きっとこれほど続かないでしょう。

これまでの体験で、その階段を上りながらお話を聞いたとき
心に響くような言葉が聞けたこと。
そこで聞いた言葉が実際に取材に役立ったこと。
途中でスピードをゆるめてくれる、優しい選手の素顔を垣間見れたこと。

そんな「収穫」を実感できたからこそ、長い階段にも耐えられるのです。

スポーツの練習もそうではないでしょうか。

練習のための練習ほどつらいものはありません。
試合に役立つ練習だからこそ、どんなに長くても、つらくても耐えられる。

達成感を得たいがために人は努力できるのではないか。

などと、たかだか階段をきっかけに、いろいろなことを考えてしまいました。

今日の所沢は35.5度まで気温が上がりました。
涌井投手の涼しげなピッチングに救われました。

ではまた。

posted by 市川忍 |00:51 | ライター業のあれこれ | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年07月14日

夏バテ対策

皆様、こんにちは。
暑い日が続きますね。

日本が12年ぶりにロシアに勝った…というニュース。
純粋にうれしかったです。

ファンの皆様もそうだと思いますが
いろいろと厳しいことを言うのは期待の大きさゆえ。
バレー記者になりたての頃は、
国際舞台で勝つことすら期待していない時期もありましたので(^^ゞ

見ている人のハードルが上がるということは、
それだけチームが強くなっている証拠だと思っています。

さて、最近は野球のお仕事でずっと西武ドームに通っています。

西武ドームはすり鉢状の球場なのですが、
すり鉢の底にあるグラウンドから、最上部にある選手ロッカーまでの間を
100段ほどの長~い階段がつないでいます。

練習終了後、または試合のあと
その階段を上りながら選手にお話を聞くわけですが
これが、キツい。。。

それを多い日では10往復くらい繰り返します。

ただし、この階段トレーニングは夏バテ防止にも役立っているようで
OQTと北京五輪のため野球の取材に行けなかった昨年は
春先からの蓄えのないまま、夏場にいきなりこの階段に直面したため
立ちくらみを起こし、連日の取材に疲れ果て食欲も落ちてしまいました。

あれほどバテてしまった夏は初めてでした。

よくアスリートの皆さんが、「トレーニング期の蓄えが大事」と言いますが
その言葉を身を持って実感しました。

今年は春先から階段を上りまくっているので
健康な夏を過ごせるのではないかと思っています。

今日も暑い一日になりそうですね。
皆様も体調管理に気を付けて。

ではまた。

posted by 市川忍 |08:14 | 近頃思うこと | コメント(2) | トラックバック(0)
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2009年07月08日

ブルガリア戦雑感

初戦は1対3で敗戦、2戦目はなんとかフルセットで勝利しましたが
ブルガリアは新しい監督の戦略に対応中なのか、
世代交代の真っただ中なのか、WCや北京オリンピック時の
圧倒的な強さは感じませんでした。
アウェイの試合でも感じましたが、ミスが多く、
こんなに相手がミスをしてくれているのに、
それでも初戦を落としてしまったことのほうが問題です。

日本はカジースキ選手のサーブ対策のため2戦目は、
初戦とはスタートローテーションを変えて臨みました。
米山選手のサーブから始まるローテだと、
ちょうどカジースキ選手がサーブを打つ際に
彼のいちばん得意なクロスのコースに福澤選手がいることになり
初戦は何度かサーブポイントを奪われました。

そこで、2戦目は米山選手と福澤選手の位置を交換し
カジースキ選手のサーブの得意なコースを米山選手が守るローテに。
カジースキ選手は福澤選手をねらって
ストレートのコースにサーブを打ちましたが
クロスに比べ、威力が落ちる分、受けやすかったのではないでしょうか。
2セット目からはブルガリアが3ローテ分を回して、
再び初戦のマッチアップに変えようと試みていましたが
カジースキ選手のサーブは初戦ほどの威力がなかったように感じます。

国際大会のP2表にはスタートローテーションが載りません。
バレーにおいてマッチアップは極めて重要な情報だと思いますので
今後、なんとか改善してもらえないかなぁと願っています。

さて、日本の勝因についてですが
ニコロフ選手が記者会見で真っ先に褒めたのは
最多得点を挙げた越川選手ではなく宇佐美、阿部の両セッターでした。
特に第二戦ではBパスからの攻撃に翻弄されたと話していました。

実際、阿部選手に交代したとたん、
相手MBがサイドの攻撃に遅れていたのを見ると
アウェイでの試合での阿部選手のデータ(Bパスでもクイックを使う)が
相手の動きを一瞬でも遅らせていたことは確かです。
伏線はその試合だけではなく、次の対戦にも生きる。
それが証明された戦いでした。

宇佐美選手の場合は未だ、Bパスからでもセンターが使えたから勝てた
使えなかったから負けたという「その日の調子による」勝利であって
というのでは、以前、このブログにも書きましたが
「偶然の勝利」になってしまうわけです。

偶然はあくまで偶然なので、いつまた「使えなかったから負けた」に
戻りかねなません。

なぜ使えたのか、なぜ使えなかったのかという
根本的な原因と向き合わない限り、ずっと偶然の勝敗が続きます。

と書くと、宇佐美選手を責めているかのように感じるかもしれませんが
課題が克服できないのは、もちろん選手だけの責任ではありません。

たとえばセンターとセッターのコンビネーションを合わせるためには
当事者ではなく、客観的に見られる人物のアドバイスというのも大切です。
そして選手から信頼されている指導者ほど、そのアドバイスや指摘は
とても短くて、簡単です。

どんなチームを目指しているのか、初戦のロシア戦で少し見えたビジョンが
日を追うごとに、おぼろげになっていきます。
選手の疲労のせいもあるかもしれません。
全日本の選手の皆さんは自分が成長している実感があるのでしょうか。

posted by 市川忍 |00:38 | 試合の感想 | コメント(4) | トラックバック(0)
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2009年07月01日

キューバ戦雑感

皆様、こんにちは。

ご存じのとおり前節のキューバ戦は連敗で終了しました。
この時期は試合内容を重視すべきだと思いますので
勝敗についてはあまり言及したくないのですが
それにしても会場で応援したかたには、何とも言い難い
残念な内容だったのではないでしょうか。

キューバは確かに高さのあるチームです。
ただし、ブロックシステムは各アタッカーの正面に1名ずつを配置する
スプリットコミットと呼ばれるシステムだったように感じます。
日本が攻撃を仕掛ける際は1対1になるチャンスが多いシステムです。
攻撃する側からすれば、相手の高さは言い訳になりません。

そのシステムを見据えて、初戦の序盤はセンターのクイックが中心。
その後、相手のブロックマークを振ろうとMBを動かしたり、
サイドの選手もコートの中央に走り込んだりと
機動力を使った攻撃で得点を重ねました。
定石通りだったように感じます。

ところが第一セット、21対21と競ったサイドアウトの場面で
日本は清水選手のバックアタックをシャットアウトされ
キューバに引き離されました。

マンマークのブロックですから
相手のMBはクイックを警戒して日本のMBの正面にいます。
サイドへのトスに対しては若干遅れ気味になりますので
ブロックが2枚、きれいにそろう可能性は低いと思います。
ところが清水選手が選択したコースはストレート。
正面にいるブロッカーに止められました。

結果論になるかもしれませんが
1対1のシステムでMBが遅れることを想定すれば
ストレートより、クロスのコースを選択するなど
「より得点を取りやすい」攻撃があったのではないか。
そんな風に感じました。

2試合を通じれば6セット×25失点(第2戦は27失点していますが)。
清水選手のシャットアウトは150失点中のたかが1点です。
ですが、その1点を取れるか取れないかで
そのセットはもちろん、次のセット、次の試合にも影響を及ぼします。
とても重要な1点だということを、感じながら戦ってほしいと感じました。

勝負強い選手というのは、たとえトータルでのスパイク効果率が低くても
「ここで点を取れば流れが変わる」という勝機では確実に得点を取ります。
そして、そんな選手こそが「エース」と呼ばれる資格があるのだと思います。

清水選手はストレートにも、クロスにも、高いトスも速いトスも
器用に打ち分ける能力のあるアタッカーです。
だからこそ、ここぞの1点にもっとこだわってほしいと感じました。

今週末のブルガリア戦を楽しみにしたいと思います。

posted by 市川忍 |10:59 | 試合の感想 | コメント(7) | トラックバック(0)
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