2010年03月09日
熾烈な4強争い
4強争いがもつれています。 残り4試合で枠は2つ。 16勝8敗の堺を13勝11敗が豊田合成、 12勝12敗のJTとサントリーが追っています。 今週末、堺が一勝すれば一抜けということに。 目が離せません。 3月13~14日 東レ、サントリー、パナソニック、豊田合成は交野市立総合体育館で。 大分三好、JT、堺、FC東京は別府市立総合体育館と日田市総合体育館で。 勝敗はもちろんセット率もかかわってくる大事な試合。 注目したいと思います。 さて、先日Vチャレンジリーグを見に行った際に、 プレミアとチャレンジの差はなんだろうと考えました。 いちばん大きな差はブロックの戦術だと思います。 基本をリード、勝負どころでコミットを使うチームが多いプレミアに比べ チャレンジはほとんどがコミットです。 そういったチームを相手にするとなれば、おのずと攻め方も変わってきます。 前々節、つくばユナイテッドが富士通に敗れましたが チャレンジの中では(身長的に)高いブロックを誇るつくばが 富士通のセッター、北沢選手のトスに翻弄されていました。 逆に、つくばは大型セッターの王選手が、サイドを中心のバレーで対抗。 ところが、読みで勝った富士通のブロックがその攻撃を阻み 最後、競り勝ったという印象を受けました。 セッターの配球が極めて大きなカギを握るのは、プレミアと同じですが コミットで1枚になる確率が高いであろう相手ブロックを考えると そこで確実に決められる技術を持ったアタッカーを要するチームが チャレンジでは強いのではないかと思います。 そして、逆に考えれば1枚ブロックで決めることに慣れているアタッカーが チームが昇格し、プレミアで戦うことになると、 リードブロックでスパイクの邪魔をしようと手を出してくるシステムに なかなか対応できず、決定力を落とすことになります。 そんな「システムの差」に個々の選手が慣れていないのも FC東京が苦戦している要因のひとつだと考えられます。 今シーズンの結果をチームと各個人がどう受け止めるかという点で わたしは来シーズンこそ彼らの真価が問われるのではないかと感じました。 ちなみに、わたしはチャレンジリーグを見る際に一度、頭の中をリセットするようにしています。 プレミアや国際大会では当たり前だと思っていること… アタッカー1人に対してブロック1枚ならアタッカーが断然有利。 ラリーポイント制では3~4点差を追いつくのが難しい。 そんな概念が必ずしも正しいとは言い切れないからです。 個人の能力のせいでしょうか、1枚ブロックでも捕まるアタッカーは多いですし 逆に1枚でもプレッシャーをかけ、ポイントを取るブロッカーもいます。 ですから、サーブ権を持っていないチームのほうが、 得点が取れるチャンスだという定説も一旦、忘れなければいけません。 ラリーが多く、となると、ラリーでの決定力の高いチームが有利です。 おのずとラリー中のクイックや、コンビ攻撃も必要になります。 セッターにとってはとても重要な勉強の場になると感じています。 上に名前を出したつくばの王選手。 まだそのチャレンジの戦い方に慣れていない印象を受けました。 彼の場合も今季の経験をどう生かすか。注目したいと思います。 さて、チャレンジの順位決定戦も気になりますね。 どちらのリーグにもごひいきのチームがあるファンにとって セミファイナルと入れ替え戦が重なる日程もつらいと思います。 わたしも体がふたつ欲しいです。 ではまた。
posted by 市川忍 |18:00 |
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