2008年08月24日
皆様のご質問に対して。
皆さま、こんにちは。 オリンピックも、気づけば、もう最終日。 個人的には男子バレーに続き、野球の結果にもへこみ 切ない思いを抱きながら通常業務をこなしています。 それにしても、あっという間の2週間だったように思います。 今日は、皆様のいろいろなご質問にお答えしたいと思います。 まずは、五輪におけるバレーの報道の少なさについて。 わたしにわかる範囲でお答えしたいと思います。 五輪の取材規制は厳しく、会場のアリーナ、ミックスゾーン、記者会見など プレスエリアに入ることができるパスは各社に1~2枚しか回らないと聞きます。 それですべての競技を賄うわけですから、当然、ニュースになるであろう メダルを期待される競技に力が入るわけです。 新聞、テレビでの情報が少ないのには、そういう理由があると思います。 バレーを書くことを専門としているライターさんにも、現地でお会いしましたが 皆さん、なんとかチケットを入手し、スタンドから観戦しています。 当然、試合後の記者会見などには出ることができません。 そこで、専門的な記事を書けるライターは、間近で取材ができないという 切ない図式が成り立ってしまうわけです。 そして、わたしのようなフリーランスの記者は、依頼される原稿だけではなく もちろん自分からも「記事にしたい」と出版社に営業をかけるわけですが 試合結果や内容によっては、他の企画にページ数を奪われ どんなに書きたいことがあっても、取り上げてもらえないことも多々あります。 今回は……。非常に厳しい営業状況です。 皆さんのご期待には副えないかもしれません。わたしとしても残念です。 次にご質問にあった「山本選手のブログについて」。 こちらで皆さんのコメントを読み、初めて知りました。 そして拝読しました。 どんな風に波紋を呼んでいるのか、よく知りませんので 日記を読ませていただいて、わたしが受けた印象だけを記します。 皆さん、ご存じのように山本選手はプロ契約選手です。 結果が出なければ減俸、解雇というのもあり得るのがプロ契約のしくみで 山本選手は結果を出すことに対して人一倍、危機感を抱いている選手だと思います。 そんな彼の言葉ですので、わたしには「言い訳」ではなく 結果が出せなかったことへの「事情説明」と思えました。 同感だったのは、オリンピックは若手の育成の場ではないということ。 もし日記につづられていたように、監督が 4年後のために今回のオリンピックを戦っていたのだとしたら 「監督続投」という保身のために、オリンピックを 利用したと判断されても仕方ありませんね。 誤解なら一日も早く、会見等を開いて解くべきだと思います。 そもそも自ら奪ったのではなく、与えられたポジションで活躍しても、 それは、若い選手のためには絶対にならないと思います。 それから越川選手の故障についてのご質問もありましたが 半月板の損傷といっても内側の半月板なのか、外側なのか 軽度なのか、重度なのかで治療方法もリハビリ期間も変わります。 正確な情報がないので現段階ではなんともお答えしかねます。 ご心配なお気持ちはわかりますが わたしは医師ではないので、診断結果を取材した情報をお待ちください。 そして、中国の会場の雰囲気についてご質問がありましたね。 ブーイングはすごかったのですが、なんというか スポーツ観戦に慣れていない人たちが、その場のノリで 周囲の人をマネして楽しんでいるという印象で怖さは特別、感じませんでした。 最後に、メンタル面の強化について。 わたしはメンタルというのは、確かな技術力や この攻撃なら確実に得点が取れる、この守備陣営であれば 確実にレシーブが上がるといった、信頼できる戦略を持つかどうかで 変わってくるものだと考えています。 そして痛みやコンディション不良を心配することなく戦える。 そういった経験の中で徐々に自信が生まれ 強化されて行くものだと考えています。 メンタルトレーニングの重要性もわかりますが、 まずはコートに立つときに、すべての不安が取り除かれているよう、 技術を磨くことや、コンディショニングの重視、 選手を万全の状態でコートに送り出そうという 首脳陣の気配りが大事なのではないでしょうか。 日本の試合が終わってから、本当にいろいろなことを考えました。 VTRも何度も見直しました。 まだまだ消化できていないことのほうが多いのですが。 ともかく、オリンピックは終わってもVリーグは続きます。 これからも少しでもバレーをメディアに露出できるよう、 こつこつと営業を続けたいと思います。 またいろいろとご意見をお聞かせください。
posted by 市川忍 |02:01 |
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