2008年07月12日

ワールドリーグ5週目

皆さま、こんにちは。
暑い日が続いていますね。

さて、WLも第5週目を迎えています。
中継がないため数字でしか試合内容を知ることができませんが、
昨日の試合では山本選手と福澤選手、越川選手という3名のアウトサイドの打数が
すべて20本台と、サイドに関して、ほぼ均等にトスが上がっているので
トスを散らすという点では概ね、うまくいっていると見ていいのではないでしょうか。
ポーランドのブロックは、東京で対戦した試合を見る限りバンチリードでしたから
1枚になりやすいサイドに振るという点ではセオリー通りの戦い方だと思います。

そんな中で富松選手の打数が12本と、2ケタ台に乗っています。
これは全日本の課題を考えると喜ばしい兆候だと感じます。

では敗因はなんでしょうか。
レセプションの返球率を見ると越川選手が64%、酒井選手が38%。
FIVBの会見記事を見ても、レセプションが悪かったというようなことが書かれています。
具体的に何が悪かったのかは、このコメントだけでは知ることができませんが
山本選手の決定率が低いことを考えると、レセプションが返り、
コンビが使える際は越川選手や福澤選手が確実に決めるものの、
乱されると山本選手がマークに合い、決め切れなかった
…という見方もできるかと思います。

レセプションで福澤選手の受数が少ないのは、越川選手、酒井選手両名が
守備範囲を広げ、福澤選手をカバーしているのではないかと推測します。
今回のスタメンは守備的WSのいない布陣ですから
リベロの受け持つ負担は非常に大きいでしょう。
酒井選手の返球率は確かに低いのですが、リベロの負担を考えると
いつも荻野選手、ないし石島選手が隣を守っている津曲選手と
単純に「個人の能力」を比較することはできないと考えています。
ぜひ国内の大会で酒井選手のプレーを見てみたいと思います。

そういえば小牧大会の記者会見で荻野選手がこんなことをおっしゃっていました。
「サーバー1人に対し2人や3人で守っているにも係わらず、
それを忘れて1対1で守っているかのような重圧を自分で自分に与えてしまっている」

レセプションの成功率はそのほとんどがメンタルによるものと
レシーブを得意とする選手はよく言いますが、
そういう意味では荻野選手が入るのは、技術以上に
隣を守るレシーバーにも大きな安心感を与えているのだなぁと感じます。
今後、石島選手が荻野選手の域まで達してくれれば嬉しいのですが
彼の成長と同時に、もう1~2名は守備的WSの台頭がないと
オリンピック後の代表チームにとっては厳しいかもしれません。

さて、今日の試合はどんな結果になるのでしょうか。
それにしても観客が9500人とは!
ポーランドのバレー人気は相変わらずすごいですね。

ではまた。
不安定な気候が続いています。
皆さまも、夏バテなどしませんように。

posted by 市川忍 |19:00 | コメント(13) | トラックバック(0)
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