2008年06月09日
北京へ
男子バレーを応援する皆様、 バレーボールに携わるすべての方々、 オリンピック出場、おめでとうございます。 いまだ執筆の最中なのですが、煮詰まったので気分転換を、と思い更新します。 振り返ると長かったような、あっという間だったような、不思議な9日間でした。 「終わったんだな」とホッとすると同時に (いや、まだ原稿があるのでホッとしている場合じゃないのですが) なんだか寂しい気持ちもあります。 試合展開を見ていて、これほど楽しいと感じ 体が震えるような思いを味わった大会はありませんでした。 スポーツを書く仕事をしていると、当たり前なのですが その競技自体を「楽しむ」ということを徐々に忘れていく気がします。 試合中は展開に集中し、試合が終わったあとは 次は誰それの取材、あの選手のコメントも取らなきゃと 自分の課題をクリアしていくことでいっぱいいっぱいで 試合を楽しんでいる余裕はありません。 しかし今大会は少し、違いました。 自分が取材を続けてきたテーマが、試合の中でひとつひとつ 結実していく様子を見るのが、 これほど楽しく、嬉しいことなのかと、初めて知った気がします。 一方で、選手がなにを課題に取り組んでいるのか、 何に悩み、迷っているのか、 知っていたがゆえに、味わう苦い思いもありました。 結果を出せない選手に対しては どんなに歯がゆいだろう、どれほど辛いだろうとも思いました。 しかし、やはり記者は「伝えること」でしか、彼らに係われません。 この9日間で自分が目にしたものを どんなかたちであれ、徐々に記していければと思います。 オリンピックに出場すると世界が変わる、と荻野選手はおっしゃっていました。 とりあえず、資料が散乱した自分の部屋と 持病によって回らなくなってしまった首を見る限り わたしの人生は全く変わっていませんが(苦笑)。 すべてがこれからの努力次第ということなのでしょう。 キモに銘じて、まずは目の前の仕事に全力で。 ではまた。
posted by 市川忍 |11:38 |
コメント(13) |
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この記事に対するコメント一覧
北京へ
市川様、9日間お疲れ様でした。
出場枠が少なかったのと試合展開から、私は勝っても「いや次がある」と言い聞かせてたので、アルゼンチン戦が終わったあと喜びが爆発しました。
試合前の公開練習の皆さんのコメントを観ていると大丈夫かな?とばかり思ってたので・・・
今回試合で思うように結果が出せなかった悔しい選手もいらっしゃいますが、その悔しさはワールドリーグや北京で晴らしてもらいたいですね。選手やスタッフ皆さんがオリンピック出場が目標ではなく、通過点として努力されてることと思います。市川様の言うとおり努力次第ですね。
市川様も回らなくなった首お気を付けて。
posted by のの | 2008-06-09 13:12
Re:北京へ
市川サンお疲れ様です
これからが大変なんでしょうが、いい大変さでは?(笑)と勝手に思っていますし、充実したお仕事をされているのが羨ましくも思います。
植田監督の歓喜には、さまざまな見解があるようですが‥‥
私は、低迷期から阪神を優勝に導いた星野監督の「あ〜しんどかった」
リレハンメルの大失敗ジャンプから長野オリンピックでの復活を遂げて「ふなき〜」と解放された原田選手を思い出しました。
人間ておもしろい!
スポーツて楽しい!
バレーボールは最高!
オリンピックを目指したいと思った人が選手を含めて、どれだけ増えたかを視聴率より気になります(笑)
市川サンのアップをまた楽しみにしております。
posted by すばらしい日々 | 2008-06-09 14:04
北京へ
市川様、お疲れ様です。
バレーボールに係り、そして応援された皆様に
『おめでとうございます』と伝えたいです。
バレー人気に再び火がつく事も願いたいです。
まさに【復活】ですね。拝読後のOQTは結果もさることながら色んな感情も最高でした。鳥肌は立つし、ドキドキもハラハラもするし、決まった瞬間は全て真っ白になりました。
ダブルヤングのお二人の活躍も、とても楽しみになっています。ワールドリーグは、会場で応援したいです。
市川様、益々お忙しくなられますね。
湿度の高い時期や気温の低い日は特に首のご機嫌が悪いのでは・・・と心配ですが、メンテナンスをなさって、上手くお付き合い頂けたらと思っております。
これからも市川様のお仕事、拝読したいです。
失礼しました
posted by ポジティブ | 2008-06-09 15:40
北京へ
おめでとうなのは、しー様!!!貴方もですよ!
たまには自分のことも労ってあげてくださいな。
だって長かったじゃんよーー。
よくぞ信じ抜きましたね。
放り出さなかったですね。
16年ぶり五輪出場、おめでとうございます。
バレーと西武。今年はどっちも胴上げじゃー!!
posted by かしも | 2008-06-09 16:29
北京へ
市川様、激務誠に御苦労様です。首が回らないそうですが、体でとても重要な部分ですよ。空き時間を利用なさって整体に通って下さい!!体が資本ですよ!!実は私もアルゼンチン勝利の瞬間、感情が大爆発して壁に手首をぶつけてしまい、全治一週間の捻挫をしてしまいました・・・
競技は違いますが、ラグビーの早大の名伯楽でした故大西監督が【データや戦略も勿論大事だけど、一番大事なのは目に見えないものをどれだけみんなで信じられるかだ!!】という言葉を今大会の戦いを観戦していて思い出しました。
ともすれば折れそうな心を、自分を信じ、仲間を信じ、監督を信じたからこそ勝利へと結実したのだと思いました。
ここまでの選手を育てた植田監督の人間教育には感服するばかりです。
PS そういえばバルセロナ五輪の予選リーグ・カナダ戦の勝利の瞬間も監督はコートにひっくり返って喜びを爆発しておりました。素直な感情表現、私は大好きです!!!
posted by DEN | 2008-06-09 21:23
北京へ
市川さん、お疲れ様です。 本当におめでとうございます!
男子バレーと共に歩き、我々の想像もつかないご苦労があったと思いますが、報われましたね。。
私は、最後の優勝決定のシーンの時だけ仕事で、泣く泣くビデオを撮りました。結果は後でと思ったら、「日本勝ったぜ!」 と先輩の雄叫び。。 思わず天を仰ぎました。(なんでいうんだ。。。)
最後の植田監督のうつ伏せのシーンは、誰かに吹き矢でやられたのかと思いました(笑)
そして、昨日のテレビの終わりに、優勝が決まった時の、応援席で子供がハンカチで大泣きしてるシーンで胸が熱くなりました。植田ジャパンは今の時代に薄れ掛けてる何か素敵なものを我々にくれましたね。
市川さんの更なるご活躍、期待しています。失礼します。
posted by pino | 2008-06-09 22:11
北京へ
市川さん、お疲れ様です!私は、アジア三連戦は東京観戦して、まさに夢のような日々でした。植田ジャパンという一つのチームが、夢に向かって少しずつ強くなっていく過程を見る中で、嬉しいこと悲しいことたくさんありました。夢が目標になり、そして北京出場権獲得という現実となった時、身体の奥底から熱いものが溢れ、涙となって頬を伝っていきました。ファンは「応援」することでしか係われませんが、心からありがとうと言いたいです。こんなにも想い入れてしまうのは市川さんの著書のお陰でもあります、感謝です。お身体には、気をつけて下さいね。
posted by yu-ka | 2008-06-10 00:26
北京へ
おはようございます!
市川さん、本当にお疲れ様でした。
北京行きが決まった時、その場にいました!
選手のみなさんと一緒に泣きましたよ。
市川さんの「復活」を読んでからの観戦は切ない思いで観戦しましたが、北京決まって本当に良かった!
願掛けで9日間の禁酒をして飲んだビールはちょっと苦かったです。
宇佐美選手と越川選手の思いが切なくて・・・
でも北京!ですよね!
お二人の活躍を北京で!
市川さん、お忙しいとは思いますがお身体ゆっくり休めて下さいね!
posted by RYO | 2008-06-10 08:13
北京へ
ののさん、こんにちは。首の心配まで、ありがとうございます。
> 試合前の公開練習の皆さんのコメントを観ていると大丈夫かな?とばかり思ってたので・・・
わたしも正直、不安でした。今、思えばケガをしていようと、チームとして完成してなかろうと「もうやるしかないんだ」というムードはあったかもしれません。
すばらしい日々さん、こんにちは。
>人間ておもしろい! スポーツて楽しい! バレーボールは最高!
本当に、そうですね。喜びや興奮が極限に達したときこそ突拍子もない言葉や行動が出るものだとわたしも思います。演技や演出ではないから余計におもしろいのでしょうね。
ポジティブさん、こんにちは。これまた首の心配、ありがとうございます。少しずつ、振り返る動作ができるようになりました。
> バレー人気に再び火がつく事も願いたいです。
競技人口の増加は最重要課題ですね。それにはまず底辺拡大のための環境整備も必要だと思います。あ、このへんに関してはまたいずれ親記事で。
かしも様、コメントありがとう。
昔昔、ジャーニ(元イタリア代表)の記者会見に行ったら記者が1~2名しかいなかった(!)という、バレー暗黒の時代を知るかしも様(笑)。野球といっしょに北京に行けるのがうれしいです。
DENさん、こんにちは。そうですね、首は重要な部分ですね。大切にしなければと自分でも思い、最終日は2段ばかり階段を上って、見上げる角度の少ない場所から山本選手に話を聞きました(笑)。DENさんのお怪我は大丈夫ですか?
> そういえばバルセロナ五輪の予選リーグ・カナダ戦の勝利の瞬間も監督はコートにひっくり返って喜びを爆発しておりました。
Vリーグで優勝したときの中垣内監督も確か大の字でしたね。鉄のDNAなんでしょうか。
pinoさん、おつかれさまです、おめでとうございます。
> 最後の植田監督のうつ伏せのシーンは、誰かに吹き矢でやられたのかと思いました(笑)
吹き矢!!!(大爆笑)確かに、選手にも気づかれず、静かにやられた感が。
翌日、その姿をイラストにした応援ボードを持っている人がいて、それを見て何度も笑いました。楽しませてもらいました。
yu-kaさん、初めまして。応援、観戦おつかれさまでした。
> ファンは「応援」することでしか係われませんが、
その応援パワーがいちばん必要なのだと思います。あのアルゼンチン戦の競り合いの中、1本決まるたびに起こる会場の歓声を聞いたとき、わたしのような部外者ですら心強かったですから。選手も同様だと思います。
RYOさん、こんにちは。観戦お疲れ様でした。
同じ喜びを、同じ空間で味わえるのは幸せなことですね。
> 願掛けで9日間の禁酒をして飲んだビールはちょっと苦かったです。
> 宇佐美選手と越川選手の思いが切なくて・・・
北京後はおいしいお酒が飲めることと思います。それにしてもRYOさんの願掛け、効果抜群ですね。
posted by 市川忍 | 2008-06-10 11:39
北京へ
市川様。
一番最初に書き込みさせて頂いてから
数々の失礼な書き込みをしたことを深く反省しております。
選手の方々のご苦労も見ながら、
素人がなんて大それた事を発言してしまったのか・・・
この場をお借りして謝ります、すいませんでした。
16年の・・・と簡単に言いますが、
荻野さんの苦労は並大抵ではありませんよね、
ほんとに報われてよかったです。
石島選手のひたむきなプレーと,気迫あるスパイクに
あらためて、自分自身
『どこ見てたの???」と情けなくなりました
本当にごめんなさい。
posted by サチ | 2008-06-10 23:35
Re:北京へ
思えばわたしの中での北京への序奏は市川さんの「復活ALLFORVICTORY」からはじまりました。
16年の空白期間の全日本を知らない私は、監督や選手たちの苦悩を市川さんの書籍で知ることとなります。
OQT開始前、市川さんのブログで合宿の様子を書かれた内容を拝見し、正直不安を覚えました。
やはら北京への道はだめなのかと、、、
イタリア、韓国、オーストラリア、アルゼンチン戦を観戦したわたしは、全日本の観戦デビューながら一生の思い出となる数々の感動場面に立ち会うことができました。
中でも植田監督の大の字に倒れ込んだ姿は違う意味で衝撃のシーンです(笑)
全ては市川さんの「復活」本があったからこそよりいっそう感動することができたのです。
本当にありがとうございました。
市川さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
長いコメント失礼しました。
またまだ多忙な毎日かと思います。
まわらなくなった首?!お大事にされてください。
雑誌や書籍等への執筆情報楽しみにしています。
posted by こず | 2008-06-11 00:07
北京へ
サチさん、こんにちは。お久しぶりです。
失礼だなんて、とんでもないですよ。
石島選手はVリーグでも不調でしたし、見ているかたが不安を抱かれるのは仕方なかったと思います。わたしは仕事柄、ほんの少し、皆さんより選手の近くにいるので、そのおかげで石島選手の不調が肩の痛みによるものだと知っていました。ですから、それさえ治れば本来の力を発揮してくれるのではないかと思っていました。
記者というのは、いつも「自分の見ているものは正しいのかな」と、自分の目を疑わなければいけない職業です。なので、物事を真っ直ぐに見られない歪んだ性格になってしまいました(笑)。サチさんのように見たこと、感じたことを素直に口にできるのは素晴らしいことだと思います。
またいつでも書き込みしてくださいね。
こずさん! お久しぶりです!
> 中でも植田監督の大の字に倒れ込んだ姿は違う意味で衝撃のシーンです(笑)
吹き矢ですからね(笑)。もう、どんなに辛いことがあっても、あと4年間はこのネタで笑えそうです。
わたしの著書がお役に立って何よりです。OQTの前後の皆さまの書き込みを拝読したときには、わたし自身、自分の発する一言にとても責任を感じました。いろんな意見をうかがうことができて、勉強にもなります。このブログを始めて本当によかったと思っています。
これからもよろしくお願いいたします。
posted by 市川忍 | 2008-06-11 00:22
北京へ
市川さん、ようやく【復活】が現実のものとなりましたね。失礼ですが、私は購入はまだしていなかったんです。不安も感じていたので・・・。でもこれで心おきなく購入できます。
初めての全日本観戦試合があのオーストラリア戦で、自分はホント幸せものだなと感じています。そしてあのアルゼンチン戦は今でも見ると涙腺が緩んでしまいます。植田JAPANおめでとう。よりもまさにありがとう。と言ってしまいました。各選手や監督についてもいっぱい書きたいことがありますが、ここでは控えさせていただきます。
でもこれでようやくスタートラインですよね。これからの将来性豊かな選手たち、そして市川さんの取材にも注目しています。どうぞ引き続きよろしくお願いします。
posted by まめもっこり | 2008-06-12 20:47


