2009年11月12日
「もうちょっと詳しく知りたい」人へ
皆さま、こんにちは。 消してしまった記事のコピーをスポナビ編集部の担当さんが ありがたいことに、わざわざ送ってくださいました。 (アップされると編集部にも記事が転送されるようで) 助かりました~ 以下が一度、消えた記事です。 記者になってからずっと不思議に思っていたことがあります。 バレーのファン層というのは ①国際大会で注目したファン。 全日本の選手の顔と名前はわかるけれど、 所属チームや、Vリーグについてはあまり詳しくない人。 ②Vリーグの各チーム、各大学、それぞれの選手、バレーの戦略、 ときには対戦国のことまでとても詳しい、コアなファン の二つにハッキリ分かれている気がします。 このたびのグラチャンの放映でまた①が増えているかもしれませんね。 1年に約一度の国際大会(テレビ放映)で増えたファンのうち 数パーセントは②へと進化(?)していくのだと思うのですが では、そこで圧倒的な数の①が消えていくのはなぜなのでしょうか。 ひとつに、①から②へ向かう際に必要な 情報量の少なさが挙げられると思います。 FIVBのHPを翻訳して詳しいニュースを探したり 専門書をひも解いてルールや戦略について調べるほどの情熱はなくても もし、ささっと目に飛び込んでくる「もうちょっとだけ詳しく知れる情報」があれば よりバレーボールの面白さに気付いてもらえるはずですし、 ①から②へ向かう人はとても多くなる気がします。 日本のバレー報道で圧倒的に足りないのは この、「もうちょっとだけ詳しく知りたい」に応える媒体ではないでしょうか。 そのために適役なのは、スポーツナビ等の インターネットメディアだとわたしは思います。 テレビを見て気になったことについて、検索ひとつで情報を得られる手軽さは 「専門誌を買うまでには至っていない」ファン層に 競技のおもしろさをアピールするには持ってこいだと思うのです。 ただし、ここで問題が発生します。 JVAやVリーグの取材申請についてのお知らせには 以下のような文が明記されているのです。 なお、インターネットメディア(携帯サイトを含む) 単体での取材申請は、原則として受け付けていません。 取材結果や映像等を報道以外の目的や個人のホームページや ブログ等への使用はお断りいたします。 営利目的などのための取材(有料)については、 Vリーグ機構までご連絡ください。 また、取材結果や撮影素材を申請された媒体以外で 許可なく使用された場合は、以後の取材をお断りすることがあります。 未だにバレーボールの世界でインターネットは 報道の手段として認められていないのです。 そのためテレビを含めたどの媒体も①に向けた記事や話題であふれかえり ①向けの記事であれば、さほどバレーの知識がある記者でなくても済むので 専門的な知識のある記者へ仕事の依頼はありません。 同時にバレーを報道する人材も育ちにくいという悪循環に陥ります。 「もうちょっとだけ詳しく知りたい」と感じているファンは欲しい情報が得られず、 「もうちょっと(それ以上に)詳しい情報を持っているバレー専門の記者は せっかく持っている情報を書く場がありません。 なんだかとても不条理を感じますが、それを解消する手段として もっとインターネットを活用してもいいのではないかと感じます。 まずはバレーボール界がインターネット文化に門戸を開かない限り 上記の①から②への進化はなかなか難しいでしょう。 そもそもバレー界は報道を「ロイヤリティを得るための手段」と 考えているふしがあるように感じます。 放映権料が協会の運営を担ってきたという長い歴史がありますので その考え方自体は決して間違いではないと思います。 ただ、インターネット等で人目に触れることによって 得られるメリットの多さははかり知れません。 デメリットばかりではなく、メリットにももっと目を向けてほしいと思います。 人の心を動かすには、その人の視界に こちらから飛び込んでいかなければなりません。 グラチャンのページからたどり着いたかたに、 バレーの戦略に関する過去記事のリンクを貼っておきます。 【手持ちのカード】 【組織で戦う】 【効果率】
posted by 市川忍 |13:58 |
近頃思うこと |
コメント(10) |
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「もうちょっと詳しく知りたい」人へ
コメント投稿者ID :
市川さん、こんばんは。
お久しぶりです。
えー、ワタクシは1→2へと変化した者です(笑)
確かに、圧倒的に情報量が足りませんね。
これだけ、インターネットというものが普及している中で
バレーに関してはゴールデンタイムに放送されるのに
インターネットで知りたい情報があまりないのが不思議でなりません。
勝った、負けた
は知ってます。
では「なぜ勝てたのか」や「なぜ負けたのか」という事を知る術は皆無に等しい。
もう一歩踏み込んだ情報を、簡単に手に入れる事が出来るのがインターネットというツールなんだと思いますけどね〜。
誰でも簡単に調べられる手軽なツールになった今、
それを使わない手はないと思うのですが。
その情報を元に、もっと知りたければ書籍等に行くと思うのですけれど。
簡単で難しい問題なのでしょうか?
バレーは「閉鎖的」というイメージが未だに拭えない部分があります。
もう少しオープンにしていってもいいのでは??
と常々思っていました。
長文失礼しました。
posted by 奏 | 2009-11-12 20:16
「もうちょっと詳しく知りたい」人へ
コメント投稿者ID :
奏さん、こんにちは!
> その情報を元に、もっと知りたければ書籍等に行くと思うのですけれど。
同感です。ネット媒体と紙媒体は住み分けられるとわたしも思っています。
閉鎖的…まさにそうですね。隠せば隠すほど、余計に噂(嘘)ばかりが先行し、混乱すると思うのですが。
posted by 市川忍 | 2009-11-14 09:33
「もうちょっと詳しく知りたい」人へ
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はじめまして。
バレーボールにハマった当時から、コアなファンになったいま現在まで
ずっとこの競技の情報量の少なさ、上の方が仰ったような閉塞感を憂いています。
いまやほぼ誰でも利用できるインターネットは、
うまくいけばバレーボールファンを増やす強い武器になりえるはずです。
今の状態は、せっかく掴んだファンを自ら逃がしているように見えて
勿体無いというか、残念で仕方ないです。
市川さんがこの事について触れてくれて、非常に嬉しく思います。
今後の更新も楽しみにしています。
失礼致しました。
posted by あか | 2009-11-14 15:36
「もうちょっと詳しく知りたい」人へ
コメント投稿者ID :
私もめちゃくちゃ詳しくはないですが、富士フイルム全盛期時代から男子バレーファンだったり、ちょっと遠ざかったりを繰り返し今最高にはまってるものです。
市川さんのおっしゃるとおりです。まさしくJVAは、本当にプレーヤーのこと考えてくれてるのだろうか?裾野を広げる努力をされているのだろうか?と常々思っていました。誰とは言いませんが、プレーヤの中にも露骨に批判してる方もいらっしゃいますよね。ブログとかで。私もバレー応援してる者として、もう少し開かれたそして選手第一のJVAへの改革を期待しています。
posted by sarah | 2009-11-14 21:01
そのとおりですね
コメント投稿者ID :
まったくです。
もっともっとバレーの素晴らしさを
末端まで落として考えてもらいたいですね。
これは、サッカーなど他のスポーツにも
いえることですね。
バレー(特に男子バレー)は、
メキシコ・ミュンヘンのときの松平監督がマスコミを上手に使って、人気を盛り上げた歴史があります。
マスコミの影響力・チカラを良く知るスポーツ団体です。
以前は、全日本人気=実業団人気 に結びついていました。でも、今は・・・
マスコミでの取り扱い以外も含めて、
よく検討いただきたいものです。
ひとつには、みなさんがよく言われる
国際大会での必要以上のショーアップです。
今回のグラチャンは、ジャニーズがいないだけでも
進歩ですが、例のタレントも必要ないです。
選手たちの真剣さ、必死さが伝わりにくいです。
ファンの方が共感しづらいです。
また、テレビ局の関係もあるのでしょうが、
解説の方の工夫も、もうひとつほしいです。
以前の松平氏のような
ファンを増やす工夫を入れた解説がほしいです。
33年のバレーファンとして、
お願いですから現状を打破して欲しいものです。
posted by ヒロリン | 2009-11-15 13:16
「もうちょっと詳しく知りたい」人へ
コメント投稿者ID :
mixiでは、テレビ観戦用トピが、それなりに人が
集まるようです。
中には、家族の介護やいろいろな問題で直接応援に
いけない方もいるでしょうし、そういう中で、他の人たちと
いっしょに盛り上がっている・・・という感覚が楽しいのでは
ないでしょうか・・・。
ただ録画放送なので、結果を先に知ってしまうのを嫌い
見ない人もいます。
(もちろんテレビだけに集中したい方も多いでしょう)
スポーツナビでも、チャットのようなものを導入してみては
どうでしょうか・・・。
試合の予測やどの選手が何で一番か?とか
そういう内容に、私個人は全く興味がなく・・・。
コラムぐらいしか、読みません・・・。
特に、山口選手についてのコラムはとてもよかったと
思います。
市川さんのブログも素晴らしいですが、やはり
気持ちが強く入っていないと、読む気にはなれません・・・。
イモトさんが、海外の選手に質問する内容は、とても
的を得ていて、あれはアナウンサーでは無理かと
思うので、この先他局に移っても、サポーターは
継続し、他局間でも情報を継続し、外国の情報を伝えてほしいです。
posted by マルベリー | 2009-11-16 14:35
「もうちょっと詳しく知りたい」人へ
コメント投稿者ID :
あかさん、sarahさん、ヒロリンさん、マルベリーさん
コメントありがとうございます。
ネットメディアへの誤解を解いてもらえるよう、これからも働きかけていきたいと思います。メディアだと認めてもらえるまで、やはりコツコツと仕事ぶりを見せていくしかないかと思っています。
いよいよ開幕ですね。
posted by 市川忍 | 2009-11-18 12:47
「もうちょっと詳しく知りたい」人へ
コメント投稿者ID :
お久しぶりです。
①→②、あー私のことだ~と思い、思わず書き込んでます。
私の場合はまず女子のお気に入りの選手が見つかったことからはまり、男子を見たときそのスピードとパワーが面白いと、今では男子の方が面白くなってしまいました。
最初は世界大会を見、ネットでその選手を検索しているうちに自然とバレーボールを知ることになっていきました。
いくらネットで読んでも、やっぱり試合を観ないと文字ではわからない。ということで、地上波では見れないのでケーブルに加入し、観戦もするようになりました。
試合を観れないと、自然と遠ざかっていきます。
世界大会以外の試合もテレビで観れる→ファンが増える→観戦者も増える→選手の競争激しくなる→選手層も強化される→全日本も強化される
でも、この元のテレビ放送の部分がねぇ。。。
誰でもわかってることなのに、市川さんの力でなんとかなりませんか?(笑)
posted by M | 2009-11-19 23:40
「もうちょっと詳しく知りたい」人へ
コメント投稿者ID :
Mさん!お久しぶりです。
試合を見るチャンスを増やすためには、もっと情報の開示が必要ですね。現状ではテレビで見られない上に、どこで試合をやっているのかすら、こっちが血眼になって捜さないとわからない状態です。
わたしの微力ではどうにも(笑)。ただ、直接働きかけることができるという意味ではペンの力は大きいと思います。これからも書き続けます。
posted by 市川忍 | 2009-11-20 00:23
バレー人口は増えないですよねぇ
コメント投稿者ID :
初コメです
楽しく考える男子バレーの記事から飛んできました
JVAのやることが見えないなぁと思って数年になります
どうにも理解できないんですよね
日本で試合があるときなど
ライスコ観戦が出来ないですし・・・
テレビ放映が無いときくらいライスコ観戦できるようにして欲しいなぁとよく思っていました
時代は変わっているのだからネットをもっと利用して競技人口を増やす努力をして欲しいです
JVAへの個人登録もどうかと思いますしねぇ・・・
県から全国に抜けない限り関係ないですからねぇ。。。
posted by 未曾有 | 2009-11-21 00:16
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