2008年07月16日

アマンティーノ・マンシーニ「インテルと共に勝ちたい」

Amantino Mancini: "Inter, vinciamo insieme" (Inter.it)



インテルと4年間契約を結んだアマンティーノ・マンシーニは、
15日の午後に調印を行い、
アンジェロ・モラッティ・スポーツセンター内での記者会見に出席しました。
以下はブラジル人選手のインタヴューの内容になります。 
  
― あなたはモウリーニョ体制下のインテルに初めて参加する選手です。
新監督に対する印象は?
「ポジティブなものです。まだ会ったばかりですが、
非常に穏やかな印象を受けました。
私たちが一緒に重要なタイトルを勝ち取れることを願っています。」 

― ローマの選手だったあなたは、
いつも外からインテルを見ていました。
ネラッズーリは強いチームですか?
「この数年間で、インテルは自分たちの強さを証明してきました。
連続してスクデットを獲得しているし、
どこよりも恐れられていますよ。
最高のクオリティを備えた選手たちが所属しています。
また、偉大な監督もいます。」 

― あなたとローマの関係は、いつ壊れてしまったのでしょうか?
「正直なところ、それは私にもわかりません。
その件に関しては、代理人に任せたいと思います。
ただ、インテルが私に興味を示してくれたとき、
とても嬉しかったとだけ言いましょう。
その他の質問については、全て代理人にお願いします。」 

― ヴェネツィアに到着した時のあなたは、
フルバックとしてプレーしていました。
ローマに移籍してからは、
ウイングやストライカーとして活躍しましたね。
「ヴェネツィアで起こった全ての出来事がポジティブでした。
セリエBでのプレーで、私はいろいろなことを学びましたよ。
ブラジルから到着した時も、何の未練も感じませんでしたね。
ただ、少し寒かったかな(笑)。
40度のブラジルからマイナス6度の北イタリアに来たんですから。
でも、ハッピーでした。
フルバックというポジションは、監督が決定したものです。
私は監督に対して常に敬意を払っていたし、
アスリートとしてだけでなく、人間としても成長したと思います。」 
  
― モウリーニョはインテルでウイングを重要視すると思います。
これについて責任を感じますか?
「ええ。自分とチームメイトの両方に対して。
しかし、私自身、サイドでのプレーは大好きなんで、
監督がウイングを重用するという事実は好都合です。
もちろん他のポジションでもプレーできるし、チームに貢献したいと思います。」 

― インテルには、アドリアーノ、ジュリオ・セーザル、
マイコン、マクスウェルというブラジル人選手たちがいます。
彼らもイタリア人っぽくなるでしょうか?
「どうでしょう。この数年間で、多くのブラジル人がイタリアにきました。
インテルで同胞と一緒になることは、とても嬉しいことです。
ネラッズーリには、他にも多くの南米人選手がいます。
私はもう5年もイタリアにいるので、生活は楽ですよ。」 

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posted by inter18 |15:07 | inter.it |
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2008年07月01日

モウリーニョのインテルはファンタスティックかファンタジーか?

Calcio Debate: Mourinho At Inter - Fantastic Or Fantasy? 
(GOAL.com)

20080701-00.jpg

ジョゼ・モウリーニョのインテル監督就任はサプライズでもあった。
前任者のロベルト・マンチーニは、
スクデット3連覇という偉業を達したばかりだったからである。
しかし、マッシモ・モラッティはモウリーニョを優先。
モラッティは、モウリーニョがインテルにヨーロッパでの成功をもたらすと
信じてやまない・・・。 

The Special One 

マッシモ・モラッティは、ジョゼ・モウリーニョを雇用する動機について、
Gazzetta dello Sport紙に次のようにコメントしている。
「インテルにはモウリーニョさんが適していると思いました。
彼は非常に精力的な男性ですからね。」 

モラッティは、この戦術家の"人間管理能力"と
"細かい部分まで注意する性格"を非常に評価している。
かつてインテルでスクデット3回、コッパ・イタリア1回、
チャンピオンズ2回、インターコンチネンタルカップ2回獲得した名将、
エレニオ・エレーラの名前を挙げて比較するほどだ。 

モウリーニョの監督就任に関するクエスチョンは、
以下のとおりである。
モウリーニョは果たしてインテルにチャンピオンズリーグでの栄光を
掴める監督なのだろうか?
ロベルト・マンチーニの解雇は必要だったのか?
戦術家(=モウリーニョ)は、どれだけの選手を獲得するだろうか?
そして最後に、
彼の戦術は、来シーズンのピッチでどのような形で表れるだろうか? 

モウリーニョの履歴書は次のように語っている。
まず、監督としてのキャリア。
彼がベンフィカで監督業をスタートさせて8年になる。
この短い監督生活で、インテルは彼が率いる5番目のクラブだ。
ミラノの青い方での仕事を始めるまでに獲得したタイトルは、
2ヶ国で4度達成したリーグ優勝。
ポルトではチャンピオンズリーグとUEFAカップを獲得。
その他、FAカップやポルトガル・カップなどの国内タイトルも多数獲得している。 

しかし、タイトル数で言えば、
前任者のロベルト・マンチーニも負けてはいない。
彼はスクデット3回、コッパ・イタリア4回
(フィオレンティーナとラツィオで1回ずつ)、
スーペル・コッパ2回を獲得している。  
インテルにおいては、
先ほども登場した伝説的監督エレニオ・エレーラに次ぐ戦績を残したマンチーニ。
しかし、モラッティはなぜ論争が起こることを覚悟してまで、
マンチーニとモウリーニョを取り換えたのだろうか? 

モラッティは、このエレニオ・エレーラの名前を挙げることにより、
ジョゼ・モウリーニョに対するインテリスタのイメージをアップさせようとした。
しかし、インテルにおけるマンチーニの印象はもはや絶大であった。
というよりも、インテリスタにとって、
他の誰よりもマンチーニこそが"次のエレーラ"だったのだ。
もしモラッティが"次のエレーラ"をベンチに置きたかったのだけならば、
この元チェルシーの戦術家を雇う必要はなかった。 

A New Nerazzurri 

モウリーニョのインテル監督としてのインストールにあたり、
その戦術や新加入選手など、新たな関心が生み出された。
インテルは多くの才能を抱え、さらに毎シーズン補強を行うクラブである。
しかし、ミラノにおける最初の記者会見の席で、
この"Special One(モウリーニョ)"は次のようにコメントした。
「新聞には、私がヨーロッパ中の選手を買い取りたがってると
書いてありましたが、競争力を上げるためには2~3人の選手を獲得すれば
十分でしょう。これが私の選手たちに対するメッセージです。
私はこのチームが好きです。彼らのメンタリティはとても素晴らしい。
だから私は彼らを信じます。」 

Window Shopping 

モウリーニョがポルトやチェルシーにおける戦術を採用すると仮定すると、
インテルは4-3-3を起用することになる。
そう考えれば、彼はチームの現有戦力に満足しているはずだ。
マンチーニが作り上げたゴールキーパーを含む守備陣、
ミッドフィルダーからストライカーにかけても、
それぞれの役割が用意されているだろう。 

ポルトガル人戦術家が核とするミッドフィルダーは、
パトリック・ヴィエラ、エステバン・カンビアッソ、
デヤン・スタンコヴィッチ、ルイス・フィーゴ、ルイス・ヒメネス。
このポジションにはその他、サンティアゴ・ソラーリ、
オリビエ・ダクール、セーザル、ペレなどもいる。
また、マクスウェルやハヴィエル・サネッティ等、
中盤で起用できるウイングバックの存在も重要だ。 

しかしこの層の厚さは、
それイコールでクオリティを意味するものではない。
ソラーリ、ダクール、セーザル、ペレといったメンバーたちは、
来シーズンも出場機会が少ないのは否めず、
今後の移籍も十分にありうる。
そして、心配なのは負傷がちなパトリック・ヴィエラの存在。
昨シーズンのパフォーマンスは、
彼がアーセナルやユヴェントスで見せていたそれとはかけ離れている。
以上の理由からも、
最も修正が必要なポジションが、このミッドフィルダーである。 

フランク・ランパードの名前は、
この夏のインテルの移籍市場に最も関連するものだ。
ユーロ2008の期間中に休暇を過ごした同選手は、
モウリーニョとチェルシーの三者で交渉を開始している。
事実、モウリーニョは最初の記者会見で、
同選手の獲得をほのめかした。
ランパードはインテルの中盤で必要不可欠な存在になるだろう。
4-3-3が使われる場合、現在のメンバーのままでは、
中盤はスタンコヴィッチ、ヴィエラ、カンビアッソの並びが予想される。 

ヴィエラの負傷やスタンコヴィッチの移籍のウワサ
(ユヴェントスやマンチェスター・シティにリンクされている)
を考慮すると、ランパード獲得の重要性は増す。
彼が30ヤード先の前線に供給する正確なロングボールは、
来シーズンのインテルの驚異的な武器になるだろう。
2003年以降のデータを見ても、彼がブルーズ
(=チェルシーの愛称)で作りだしたチャンスの数は計り知れない。
西ロンドン(チェルシー)時代のモウリーニョにとって、
なくてはならない存在だった。
3人の中盤はランパードとカンビアッソを軸とし、
これにパトリック・ヴィエラ、ハヴィエル・サネッティ、
ルイス・ヒメネス、そしてルイス・フィーゴがオプションとして加わる。
チャンピオンズリーグ獲得を目指すチームとして、これは十分すぎる戦力だ。 

Flanking The Opposition 

次は、インテルの獰猛(どうもう)な攻撃最前線に注目してみよう。
昨シーズンの彼らは、69ゴールを記録している。
セリエA全体で見れば、
これは72得点で並んだローマとユヴェントスに次ぐ3位の成績だ。
中心選手はズラタン・イブラヒモヴィッチ、エルナン・クレスポ、
そしてフリオ・クルスの3人。
これにマリオ・バロテッリやアドリアーノといった名前が加わる。 

インテルが4-3-3を形成する場合、
典型的なセンターフォワードであるクレスポとクルスが外れる可能性がある。
彼らはウイングとしてはプレーできないからだ。
しかし、イブラヒモヴィッチやアドリアーノは、
十分なテクニックと創造性を持ち合わせており、
バロテッリに関しても、
その年齢から、ウイングとして成長する可能性を秘めている。
それでもこの3人が、
伝統的な意味でのウイングとして活躍するとは考えにくい。
彼らの仕事は、1トップのアシスト的な役割が求められることになると思う。
ということで、クレスポとクルスのどちらかが1トップを張り、
イブラヒモヴィッチとバロテッリが、
少し引いた位置からのサポートをするのではないだろうか? 

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posted by inter18 |20:40 | その他インテル関連 |
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