2010年01月15日
幕張からアメリカへ
※文章、表中の数字はすべて2009年シーズン終了現在 昨年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(以下、WBC)で、大会2連覇を果たした日本を最後まで苦しめ続けたのが韓国だった。 今季から千葉ロッテに入団する金泰均は、韓国代表として全9試合に4番で出場すると、大会ベストナインに選出される大活躍を見せ、韓国の準優勝に貢献した。果たして日本でもその力を発揮することができるのだろうか。まずは通算9年間所属したハンファ時代の成績から振り返ってみたい。 高卒ルーキーだった2001年には20本塁打を放ち新人王に選ばれた。その後、若干の伸び悩みを見せるも、最大の武器である長打力に加え、勝負強い打撃でハンファの4番を任されるようになった。そして2008年には31本塁打を放ち、念願の本塁打王を獲得した。
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次に2009年WBCでの成績を見てみよう。上は大会全体を通しての成績、下は日本戦に限っての成績である。大会を通して4番で出場した金泰均は、その名に恥じない見事な成績を残し、大会ベストナインを獲得した。 一方で日本戦だけに限って見てみると、全体の成績に比べると際立った成績を残していないことが見てとれる。第1ラウンドでは、東京ドームの看板に直撃する特大ホームランや決勝タイムリーを放ったものの、それ以後の日本戦では快音が鳴り響くことはなかった。特に、今後同リーグで何度も対戦するであろう岩隈に対しては、5打数1安打と打ち崩すことができなかった。
これは同大会での金泰均の高低別打撃成績である。 短期決戦であるが故に打数が少ないのはご了承願いたいのだが、表を見て分かるように低めの打率が極端に低い。大会を通して素晴らしい成績を残しているにもかかわらずだ。高めの投球にはめっぽう強いが、低めを攻められると抑えこまれる可能性も高いことが分かる。
最後に、韓国人助っ人の先輩ともいえる李承ヨプと比較をしてみたい。 李承ヨプは三星(韓国)時代の2003年にアジア最多本塁打の新記録となる56本塁打を放ち、鳴り物入りで千葉ロッテに入団。2004年の開幕戦では4番で出場し、当時西武のエースだった松坂(現・レッドソックス)から初打席初安打初打点を記録するなど好スタートを切った。しかし、各チームからの研究が進んだ開幕1カ月で二軍落ちを経験するなど、日本での1年目は結局14本塁打に終わり、前評判通りの成績とはならなかった。 WBCのベストナインにして、2008年の本塁打王の金泰均。左右の打席こそ違えど、金泰均もWBCでは日本人投手との対戦成績は比較的良くないということが見ることができた。早めに日本の野球に適応できなければ李承ヨプの二の舞となってしまうかもしれない。 入団会見では「日本に多くいるいい投手と対戦することで自分のレベルも上がる。日本でしっかり成績を残してメジャーに行きたい」と語り、米大リーグを最終目標としている金泰均。 韓国国内では李承ヨプに負けず劣らずの人気を誇っており、国民の期待も高い。それもあってか、外国人選手としては珍しく新年早々に来日し、精力的に汗を流しているようだ。 先輩の李承ヨプが未だ成し得ていない“日本球界を経由してのメジャーリーグ行き”は実現するのだろうか。今季は金泰均のプレーに注目である。 ■データスタジアム株式会社アルバイト募集
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posted by 渡辺 佑希 |21:07 |
日本プロ野球 |
コメント(3) |
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幕張からアメリカへ
コメント投稿者ID :
四球数と出塁率は無いですか
今までの韓国の選手は制球のいい日本の投手の
ボール攻めに苦労してる印象がある
待てないタイプだと苦しみそう
posted by あー | 2010-01-15 21:45
幕張からアメリカへ
コメント投稿者ID :
Hのイボムホのほうが苦しみそうです。
posted by Fファン | 2010-01-15 21:56
幕張からアメリカへ
コメント投稿者ID :
最初の二試合でマークが厳しくなってたんでしょうね。
とはいってもあの試合以降は対戦した投手がコロコロ変わったこともありますし、日本の投手との相性については何とも言えないでしょうね。
低めが打てなくても辛抱強く待てることが大事になってくると思います。
逆に低めが打てる打者というのはボール球を待ちきれない傾向が強いですから…。(特に阪神のブラゼルとか)
何よりもフォアボールが多くて三振が少ない打者というのが魅力ありますね。
posted by 3 | 2010-01-16 11:15
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まずは通算9年間所属したハンファ時代の成績から振り返ってみたい。
高卒ルーキーだった2001年には20本塁打を放ち新人王に選ばれた。その後、若干の伸び悩みを見せるも、最大の武器である長打力に加え、勝負強い打撃でハンファの4番を任されるようになった。そして2008年には31本塁打を放ち、念願の本塁打王を獲得した。
次に2009年WBCでの成績を見てみよう。上は大会全体を通しての成績、下は日本戦に限っての成績である。大会を通して4番で出場した金泰均は、その名に恥じない見事な成績を残し、大会ベストナインを獲得した。
一方で日本戦だけに限って見てみると、全体の成績に比べると際立った成績を残していないことが見てとれる。第1ラウンドでは、東京ドームの看板に直撃する特大ホームランや決勝タイムリーを放ったものの、それ以後の日本戦では快音が鳴り響くことはなかった。特に、今後同リーグで何度も対戦するであろう岩隈に対しては、5打数1安打と打ち崩すことができなかった。
これは同大会での金泰均の高低別打撃成績である。
短期決戦であるが故に打数が少ないのはご了承願いたいのだが、表を見て分かるように低めの打率が極端に低い。大会を通して素晴らしい成績を残しているにもかかわらずだ。高めの投球にはめっぽう強いが、低めを攻められると抑えこまれる可能性も高いことが分かる。
最後に、韓国人助っ人の先輩ともいえる李承ヨプと比較をしてみたい。
李承ヨプは三星(韓国)時代の2003年にアジア最多本塁打の新記録となる56本塁打を放ち、鳴り物入りで千葉ロッテに入団。2004年の開幕戦では4番で出場し、当時西武のエースだった松坂(現・レッドソックス)から初打席初安打初打点を記録するなど好スタートを切った。しかし、各チームからの研究が進んだ開幕1カ月で二軍落ちを経験するなど、日本での1年目は結局14本塁打に終わり、前評判通りの成績とはならなかった。
WBCのベストナインにして、2008年の本塁打王の金泰均。左右の打席こそ違えど、金泰均もWBCでは日本人投手との対戦成績は比較的良くないということが見ることができた。早めに日本の野球に適応できなければ李承ヨプの二の舞となってしまうかもしれない。
入団会見では「日本に多くいるいい投手と対戦することで自分のレベルも上がる。日本でしっかり成績を残してメジャーに行きたい」と語り、米大リーグを最終目標としている金泰均。
韓国国内では李承ヨプに負けず劣らずの人気を誇っており、国民の期待も高い。それもあってか、外国人選手としては珍しく新年早々に来日し、精力的に汗を流しているようだ。
先輩の李承ヨプが未だ成し得ていない“日本球界を経由してのメジャーリーグ行き”は実現するのだろうか。今季は金泰均のプレーに注目である。
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